「フハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!」「フハッ(息継ぎ)」 「ハーハッハッハハッハ!!!!」「今深夜2時ですよ」 「ッハーーー(小声)」 |
■現実の設定
名前:グリド・フーゴ
年齢:43
身長:181㎝
性別:男性
瞳の色:碧
髪の色:黒(栗毛から染めた)
所属:夢の使者-リングホルダー-フーゴ家
キャラクター設定:フーゴ家の現頭領でありリングホルダーのスプリームの一角に座る男。
アンチエイジング医療や整形手術を受けているため実年齢に比べて若々しく、30代前半の青年のような容貌を備える。
地位の高さに反して人当たりがよく紳士的だが、正面から取り合うには鬱陶しいくらいハイテンション。しょっちゅうやかましいくらいに高笑いしている。一見して見本のような快男児に見えるが、他者を切り捨てることへの躊躇がない冷酷さや後述する経歴を鑑みてそれだけが彼を表しているとは言い難く、二面性がある。
典型的な成金趣味で、むやみやたらに華美な服飾や高価な宝石、食に関しても「とにかく高いやつ(ゲテモノであっても)」を好む。ケバケバしい彼の趣味嗜好は周囲の殆どの人物から顰蹙を買っているものの、それに相応して羽振りも非常によくそれを目当てに近寄る者も多い。彼らのことは彼自身としてはむしろ好ましいものであるらしく、積極的に手元に置きたがる。
人間というのは飢えてこそさ。それに、そういう人間のほうがよく私の言うことを聞いてくれるだろう?‐グリド
フーゴ家は血統の維持に固執した羽羽都家と異なり文化の維持を主体とする集団であり、外部から優秀な人物を取り立てていくことに躊躇いがなく、また個人の優秀さに相続権が優先される。この「優秀さ」の証明の方法は家系内から最も支持を受ける・資本的な繁栄を助けるなど多岐に渡るが、最も単純な方法の一つは対抗馬を皆殺しにすることである。
貧民窟からグリドを取り立てた男は彼の力を存分に発揮させる形でそれを実践し見事に相続権を獲得したが、処分することを惜しむ間にしきたりに倣った叛逆を受け、息子ともども死亡。家系が保有する黒曜石アルマスの継承の成功を以て、その地位は彼に簒奪されてしまった。
ハッハッハ!君達は本当に幸せ者だよなぁ。 酒に溺れるとはよく言うが、ロマネ・コンティに溺れて死ねたのは君達くらいなものだろう? |
■夢の姿の設定
名前:アルマス/カニバル
武器:剣、穀物と酒/顎
外見:不死者/多種の昆虫の群体(恐らく宿主の認識に依存)
夢の姿の設定(アルマス):本体であるの夢の姿。王冠を被り襤褸切れを羽織ったミイラのようにみえる。酷く湾曲した猫背でも人型個体の大半の背丈を超えることから、全長はおおよそ3m弱程度。襤褸で普段は見えないが、全身の至る箇所に牙の生え揃った口と、胸部に大きな孔と空洞がある。
彼の夢の姿の固有性質は「彼が踏みしめた土地或いは彼の開口部から」「農作物及びその加工食品を生み出す」というだけもの。ただしこれは摂食したからと言って瓶詰の夢のような何等かの恩恵にあずかることはできない。本当にただ食べられるだけである。全く以て戦闘に不向きなこの能力は、彼単体においては有り余るスプリーム相当のリソースに任せた圧倒的大規模質量の生成として専ら使用される。つまり実質的な障壁や陣地作成、あるいは水流放出能力である。
なんで出てくるのが食べ物なの?ってよく尋ねられるんだがね、そりゃ出てきたら嬉しいからに決まってるだろう。‐グリド・フーゴ
私もまったくもってその通りだと思います(早口)‐サー・マルゲリータ
これでは決め手に欠くため、多くの夢の使者がそうしているように一般的な刀剣の生成・使用も習熟しているが、その技量は深層級の彼らと比較すれば見劣りする程度のもの。当人曰く、護身術さえできれば十分なのだという。
人物相関
現行契約者の一名。オーストラリア貧民街での塩の柱照射災害の生存者であり、慰霊に立ち寄った彼の財布をスったところを拾われ、ダイバー適性の検査後、保有クオリアの一つを貸与しエドガー教会に派遣。定期的に任務を委託している。タメ口でいい、気さくに話してくれ、と要望してみたところ次の瞬間には呼び捨てにしてきたので本人としてはかなり気に入ってる人間の一人。当人間の関係は良好なほうだが、横に居る熊山がいつも胃を痛めている。
元契約者の一名。アパレル企業の元資金を目的にダイバー活動していたため、目標金額の到達後に契約満了し穏便に派閥から脱退した。普段の様子からは想像つかない任務中の勇猛さや、その目的から来る金銭面での強かさ、必要であれば自身への意見を具申する振舞いなどを高く評して信頼しており、今でも時々彼に任務を委託することがある。
家系としていくつかの企業を経営しているノウハウを個人的に教えることもあるようだ。
先代が消滅させた家系の所持していたクオリアの生ける夢。彼女が無欲でやや卑屈であったためしばらくの間興味がなかったが、前述したドラグ・クイーンとの契約後徐々に様々な欲求を示すようになり少しずつ関心が湧いてきた。契約満了によって彼女のクオリアが返還された現在は、彼女とドラグクイーン双方のやる気のために彼女自身のクオリアの所有権の買い取りを特別に許可している。これはクオリアの死守を何よりも旨とするリングホルダーの中ではかなり稀有な事例である。
ちなみに当時どれくらい興味がなかったのかというと名前も覚えてなかった。
現行契約者の一名。彼女が夢現災害に被災し三度熱傷によって死に瀕していたところを、災害を起こした生ける夢の同意によりそのクオリアを加工した指輪を緊急で提供し助命した。
「”蝗が額に神の刻印がない人々を五か月間苦しめる”」 「君たちにも喇叭の音色が聞こえるかね」 |
夢の姿の設定(カニバル):アルマスと契約する悪夢であり、フーゴ家の保有する最古のクオリアの一つ。夢界物質を消費して成長及び自己増殖する群体型の蝗型悪夢で、出現時の『幼虫』は10㎝大程度の十数匹程度の群れだが、最大で十数mにまで成長し、アルマスがばら撒く穀物を喰らって急速かつ際限なくその数を増やしていく。
その捕食対象は契約者であるアルマスを除く全てで、カニバル自身もその例外ではない。ひとしきり周囲一帯を食い荒らし切ると同族食らいを始めていくようになる。初期状態の個体は辛うじて境界級でも討伐できるほど弱小だが、この同族食らいで群全体で蓄積したリソースを急速に圧縮していくため、短期決戦で殲滅する必要がある。
なお、最後の一個体になったカニバルは付近に餌がないことを認識すると、しばらく荒れ狂ったのちに飢餓に耐え切れず自分自身を消費し始め自壊する。この悪夢がフーゴ家の手に渡る以前の出現記録を資料から参照してみるに、討伐したダイバーの名前が存在しないことからこの自殺によってクオリア化し回収されたものだと思われる。
敵味方を識別しない大量破壊兵器的な性質のはかの"マリーゴールド"を思わせるが、戦闘区域に深刻な汚染を残さない代わりに即効性がない点で夢界より夢現領域での戦闘に向くと言えるだろうか。尤も防衛側で使用すると実質的に焦土作戦になるが……。なんにせよ、彼らの出る戦場に居座るのが賢明な行いでないことだけは確かだろう。
言うまでもないことかもしれないが、ダイバーネームは習性の「共食い」より。
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