トラブル・バスター

ページ名:トラブル・バスター

テンプレート:基礎情報 書籍

テンプレート:文学テンプレート:漫画『トラブル・バスター』とは、景山民夫によるハードボイルド小説。雑誌『ブルータス』に連載後、マガジンハウスで単行本刊行。続編が徳間書店から。1990年に漫画化されて、1996年8月に映画化されている。

目次

概要[]

『トラブル・バスター』は、景山民夫によるハードボイルド小説で、テレビ局の裏側で起こる様々な揉めごとを処理する係となった元テレビディレクターの奮闘を描く小説。

  • 雑誌『ブルータス』に1986年12月1日号から1988年2月1日号まで連載。単行本1988年5月刊行。
  • 続編が『ブルータス』に1989年2月1日号から同年10月1日号まで連載。単行本1989年12月14日刊行。
  • さらに徳間書店に移り、雑誌『グッズプレス(GoodsPress)』1991年6月号から1992年5月号に連載し、単行本『国境の南 - トラブルバスター3』1992年8月31日刊行。
  • 雑誌『グッズプレス(GoodsPress)』1993年11月号から1994年11月号に連載し、単行本『九月の雨 - トラブルバスター4』1995年1月31日刊行

1990年7月に高寺彰彦の作画で漫画化され、主婦と生活社の雑誌『コミックGiga(ギガ)』に連載した。小説第一巻の部分に相当する。また同文書院から1996年3月に単行本コミック(Dobun comics)で刊行された。

1996年8月に松竹で、「さすらいのトラブルバスター」の題名で映画化されている。

景山自身による自作解説によると、「小説でTVの現状をある程度知っていただきたいのと、本当の方向性みたいなものを多少示唆したい。」「あくまでもフィクションであるという前提に立っていますから、20年間の放送作家時代の恨みつらみを全部ここに出してる。」「この小説のテレビ化の話もずいぶんいただいたけど結局最後の詰めの段階でうまく話がまとまらない。」[1]、とコメントしている。

登場人物[]

宇賀神 邦彦 (うがじん くにひこ)東京にあるテレビ局、関東テレビの「総務部総務課制作庶務分室」所属になった元ディレクター。元いた部署第二制作局の直属の上司、田所局長にいまだにこき使われている。テレビ局の裏側で起こる厄介な揉めごとを処理する係として走り回る。彼に対して「トラブル・バスター」という新語が出来て既に関東テレビ局内で定着してしまっている。まだ40歳前なのに薄くなり出した髪の毛を隠すためかアポロキャップを持ち歩き、レイバンのサングラスが必需品。妻とは離婚し独身。愛車1975年型マスタングに乗り都心の裏道をくぐり抜ける。田所局長宇賀神を事あるごとにこき使う元上司。関東テレビの制作局長。宇賀神のいる庶務分室プレハブを見下ろす新社屋5階から四六時中彼を監視しながら、面倒事が起きるたびに彼を呼び出して、お決まりのセリフで怒鳴りつけて仕事を言い渡す「宇賀神か?!バカヤロー!」[2]

漫画[]

トラブル・バスター
漫画
原作・原案など景山民夫
作画高寺彰彦
出版社雑誌連載:主婦と生活社、単行本:同文書院
掲載誌コミックGiga(ギガ)
発売日単行本コミックス1996年3月28日
発表号1990年7月10日号 - 1991年1月22日号
巻数全1巻
その他ISBN 4-8103-9206-6
テンプレート使用方法 ■ノート

漫画版『トラブル・バスター』 は、高寺彰彦の作画で製作され、主婦と生活社の漫画雑誌『コミックGiga(ギガ)』に連載した。1990年7月10日号(創刊号)から同年9月11日号まで前半部分掲載。後半は1990年11月13日号から1991年1月22日号まで掲載。この前半部分が総集編として『コミックGiga(ギガ)』増刊号1990年11月5日号に掲載。また同文書院から1996年3月に単行本コミック(Dobun comics)で刊行された。

内容は小説第一巻の部分に相当する。

  • ISBN 4-81039206-6単行本コミックスの巻末に、原作者の景山民夫による「宇賀神とK氏」と題する2ページの裏話がのっている。宇賀神のモデルになった実在の人物のことが書かれてあり、テレビ局のデレクターでゴールデンタイムのバラエティーショーを4回も、ことごとく失敗し仕事を干されていたとのこと。ところが『トラブル・バスター』の第一巻の単行本が書店に並ぶのとほぼ同時に、なんとK氏はプロデューサーとして現場復帰して、視聴率30%を超す大ヒットのバラエティー番組を生み出し、宇賀神とは別の人生を進むことになったという[3]

小説第二巻『トラブル・バスター2』の部分も、藤原カムイの作画で漫画化された[4]が単行本化は不明。

映画[]

さすらいのトラブルバスター
監督井筒和幸
製作松竹
日本テレビ放送網
出演者鹿賀丈史
山城新伍
久本雅美
宍戸錠
秋野暢子
音楽藤野浩一
THE THRILL
撮影浜田毅
編集冨田伸子
配給松竹
公開日本の旗1996年8月10日
上映時間90分
製作国 日本
言語日本語
allcinema
キネマ旬報
 ・話・編・歴 

映画『さすらいのトラブルバスター』 とは、景山民夫の小説「トラブル・バスター」を原作とする日本映画。松竹配給にて1996年8月10日に公開された。テレビ局の裏側で起こる様々な揉めごとを処理する係となった元テレビディレクターの奮闘を描くコメディ作品。「釣りバカ日誌8」と併映された。

景山の小説「トラブル・バスター」が原作となっているが、映画の脚本は、西岡琢也と井筒和幸によるもので、基本的な人物設定を流用したまったくの別物と言っていい。

キャスト[]

  • 鹿賀丈史:宇賀神邦彦
  • 村田雄浩:小林ひかる
  • 小林恵:春風環
  • 山城新伍:田所局長
  • 久本雅美:秀子
  • 宍戸錠:日の丸プロ社長
  • 九十九一:福村
  • 白石ひとみ:ケバい久美子
  • ブラザー・トム:司会者の古賀
  • 秋野暢子:宇賀神の元女房
  • 小木茂光:チーフデレクター
  • 螢雪次朗
  • 笹野高史
  • 木下ほうか
  • 金井大
  • 柴田理恵
  • 大神いずみ
  • 魚住りえ

スタッフ[]

  • 監督:井筒和幸
  • 製作総指揮:坂田信久、武井英彦、佐生哲雄
  • 製作者:奥山和由、漆戸靖治
  • プロデューサー:塩谷憲昭、榎望、藤本鈴子、矢島孝
  • 脚本:西岡琢也、井筒和幸
  • 原作:景山民夫
  • 撮影:浜田毅
  • 美術:細石照美
  • 照明:渡辺孝一
  • 音楽:藤野浩一、THE THRILL
  • 音楽プロデューサー:佐々木麻美子
  • 録音:鈴木肇
  • 編集:冨田伸子
  • 助監督:小笠原直樹
  • スクリプター:湯田恵美子

メディア[]

  • 『さすらいのトラブルバスター』(VHS)販売元:松竹ホームビデオVHS発売日:1997年5月18日時間:91分画面サイズ:1.78:1規格番号:SF-9474JAN:4988105912434ASIN:B00005G2V8

脚注[]

  1. 「景山民夫自身による自作品解説」『途中で、ごめん。』p97、マガジンハウス、1998年6月、ISBN 4-8387-1031-3
  2. 『トラブル・バスター2』p4「宇賀神解体新書」より
  3. 漫画版『トラブル・バスター』同文書院p204-205
  4. 「景山民夫自身による自作品解説」『途中で、ごめん。』p99

関連項目[]

  • クイズダービー
  • はらたいら
  • 居作昌果 - テレビプロデューサーで、登場人物である田所局長のモデルとされている。
  • 星方武侠アウトロースター - ジーン・スターウインド
  • PSYREN -サイレン- - 雹堂影虎(ひょうどう かげとら)
  • 特命係長・只野仁


テンプレート:Lit-stub テンプレート:Manga-stub テンプレート:Movie-stub



特に記載のない限り、コミュニティのコンテンツはCC BY-SAライセンスの下で利用可能です。

シェアボタン: このページをSNSに投稿するのに便利です。


最近更新されたページ

左メニュー

左メニューサンプル左メニューはヘッダーメニューの【編集】>【左メニューを編集する】をクリックすると編集できます。ご自由に編集してください。掲示板雑談・質問・相談掲示板更新履歴最近のコメントカウン...

鼠小僧次郎吉_(大佛次郎)

テンプレート:基礎情報 書籍テンプレート:Portal 文学『鼠小僧次郎吉』(ねずみこぞうじろきち)は、大佛次郎が1931年(昭和6年)に発表した時代小説であり、同作を原作とし、1932年(昭和7年)...

麗人_(映画)

麗人監督島津保次郎脚本村上徳三郎原作 佐藤紅緑製作松竹蒲田撮影所出演者栗島すみ子主題歌『麗人の唄』配給日本の旗 松竹キネマ公開 1930年4月26日上映時間118分製作国日本の旗 日本言語 日本語al...

魚影の群れ

テンプレート:Portal『魚影の群れ』(ぎょえいのむれ)は、吉村昭による小説、及びそれを原作とした日本映画。目次1 概要2 映画2.1 概要2.2 スタッフ2.3 キャスト概要[]1973年、「小説...

鬼畜_(映画)

鬼畜The Demon監督野村芳太郎脚本井手雅人製作野村芳太郎野村芳樹出演者岩下志麻緒形拳音楽芥川也寸志編集太田和夫配給松竹公開日本の旗1978年10月7日上映時間110分製作国 日本言語日本語all...

鬼平犯科帳_劇場版

鬼平犯科帳 劇場版監督小野田嘉幹脚本野上龍雄製作村上光一櫻井洋三出演者二代目中村吉右衛門音楽津島利章編集園井弘一製作会社松竹フジテレビジョン配給松竹公開1995年11月18日上映時間105分製作国日本...

鬼平犯科帳

テンプレート:Redirectlistテンプレート:文学『鬼平犯科帳』(おにへいはんかちょう)は、池波正太郎の時代小説。略称は鬼平。「オール讀物」に連載された。火付盗賊改方長官・長谷川平蔵を主人公とす...

風花_(1959年の映画)

『風花』(かざはな)は、1959年公開の日本映画。木下惠介監督による。製作は松竹。キャスト[]名倉春子:岸惠子名倉強之進:永田靖名倉トミ:東山千栄子名倉勝之:細川俊夫名倉たつ子:井川邦子名倉さくら:久...

風の視線

テンプレート:Portal 文学『風の視線』(かぜのしせん)は、松本清張の長編小説。『女性自身』1961年1月3日号から12月18日号に連載され、1962年8月に光文社(カッパ・ノベルス)から刊行され...

顔_(松本清張)

テンプレート:Portal 文学『顔』(かお)は、松本清張が1956年10月に出版した短編集。及び当該短編集に収録された表題作の短編小説、またはそれを原作とする映画、テレビドラマ。目次1 短編集『顔』...

霧の旗

テンプレート:Portal 文学『霧の旗』(きりのはた)は、松本清張の長編小説。『婦人公論』1959年7月号から1960年3月号に連載され、1961年3月に中央公論社より刊行された。1965年・197...

雲霧仁左衛門_(映画)

『雲霧仁左衛門』(くもきりにざえもん)は、1978年7月1日に公開された日本映画。池波正太郎の同名小説が原作である。キャスト[]雲霧仁左衛門:仲代達矢七化けのお千代:岩下志麻安倍式部:市川染五郎 (7...

闇の狩人

テンプレート:文学『闇の狩人』(やみのかりうど)は、池波正太郎原作の時代小説、及びそれを原作とした映画・テレビドラマ(時代劇)。目次1 概要2 登場人物3 映画3.1 キャスト3.2 スタッフ4 その...

開化異相

開化異相監督犬塚稔脚本大須賀満原作 玉田喬士製作阪東妻三郎プロダクション太秦撮影所出演者阪東妻三郎森静子配給日本の旗 松竹キネマ公開 1928年10月20日上映時間133分 / 現存 25分製作国日本...

鏡獅子_(映画)

2]現存 22分 英語版製作国日本の旗 日本言語image:テンプレート:Country flag alias UK|border|25x20px|テンプレート:Country alias UKの旗鏡...

鉄拳_(1990年の映画)

『鉄拳』(てっけん)は1990年公開の日本映画である。キャスト[]菅原文太(中本誠次)大和武士(後藤明夫)桐島かれん(田村君子)ハナ肇(筒井専務)原田芳雄(滝浦勇)大楠道代(志津子)藤田敏八(池田医師...

金環蝕_(久米正雄)

]金環蝕監督清水宏脚本荒田正男原作 久米正雄出演者藤井貢川崎弘子音楽江口夜詩 (サウンド版)主題歌作詞 高橋掬太郎作曲 江口夜詩歌唱 松平晃、江戸川蘭子編集清水宏製作会社松竹蒲田撮影所配給日本の旗 松...

野良犬_(1949年の映画)

野良犬ファイル:Nora inu poster.jpg監督黒澤明脚本黒澤明菊島隆三製作本木荘二郎出演者三船敏郎志村喬木村功音楽早坂文雄撮影中井朝一編集後藤敏男配給東宝株式会社公開1949年10月17日...

野良犬_(1929年の映画)

野良犬監督悪麗之助脚本悪麗之助原作 悪麗之助製作市川右太衛門プロダクション出演者市川右太衛門高堂国典配給日本の旗 松竹キネマ公開 1929年3月2日上映時間78分製作国日本の旗 日本言語 日本語 表・...