鏡獅子_(映画)

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現存 22分 英語版製作国日本の旗 日本言語image:テンプレート:Country flag alias UK|border|25x20px|テンプレート:Country alias UKの旗

鏡獅子
Kagamijishi
監督	小津安二郎
製作	国際文化振興会 松竹大船撮影所
出演者	六代目尾上菊五郎
配給	日本の旗 国際文化振興会
公開	1936年6月29日 試写会
上映時間	19分[1] 現存 24分 日本語版[ 英語 日本語
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表・話・編・歴

『鏡獅子』（かがみじし）は、1936年（昭和11年）に製作された、福地桜痴作の新歌舞伎舞踊『テンプレート:Smaller春興鏡獅子』の舞台を記録した日本の短篇ドキュメンタリー映画[2][3]。小津安二郎監督。主演の役者名を冠した『菊五郎の鏡獅子』（きくごろうの かがみじし）の通称でも知られる[1]。

同監督の初のトーキー劇映画『一人息子』に先立って撮影されたトーキーであり[3]、同監督唯一のドキュメンタリーである[2]。日本国内での公開をしない条件で製作された[3]。

略歴・概要[]

国際文化振興会は、1934年（昭和9年）に設立された団体で[4]、歌舞伎を世界に紹介するためにトーキーで撮影することを企画、六代目尾上菊五郎に日本国内での公開をしないことを条件に承諾を得、小津安二郎に監督を依頼した[3][4]。小津はトーキーの経験がなく、映画として構成することだけを引き受け、撮影現場に立ち会った[3]。

撮影は、1935年（昭和10年）6月25日、東京・歌舞伎座で行われ、徹夜でクランクアップ、編集を経て完成、翌1936年（昭和11年）6月29日、国際文化振興会の主催による試写会が東京・内幸町の帝国劇場で行われた[3]。

本作の上映用ポジプリントは、東京国立近代美術館フィルムセンターが22分の上映尺を持つ英語ヴァージョンによる16mmフィルムを所蔵しており[2][4]、松竹大谷図書館が24分の上映尺を持つ日本語ヴァージョンによる35mmフィルムを所蔵している[2]。後者は、2003年（平成15年）12月25日、松竹がリリースした『小津安二郎 DVD-BOX 第四集』に収録され、初めてビデオグラム化された。

スタッフ・作品データ[]

• 監督 : 小津安二郎
• 撮影 : 茂原英雄
• 原案 : 守隨憲治[5]

• 製作 : 国際文化振興会、松竹大船撮影所
• 上映時間 （巻数 / メートル） : 19分 （2巻 / 530メートル）/ 現存 24分 （日本語版）[2] / 22分 （英語版）
• フォーマット : 白黒映画 - スタンダード・サイズ（1.37:1） - モノラル録音
• 公開日 : Flag_of_Japan.svg 日本 1936年6月29日
• 配給 : 国際文化振興会[3]
• 初回試写 : 内幸町・帝国劇場[3]

キャスト[]

• 六代目尾上菊五郎 - 舞（弥生、獅子の精）
• 尾上琴次郎 - 胡蝶[2][5]
• 尾上しげる - 胡蝶[2][5]
• 松永和楓 - 唄
• 柏伊三郎 - 三味線
• 望月太左衛門 - 太鼓
• 増田順司 - 朗読（声の出演）[5]

註[]

1. ↑ 1.01.1 菊五郎の鏡獅子、日本映画データベース、2010年3月3日閲覧。
2. ↑ 2.02.12.22.32.42.52.62.7小津安二郎の藝術、東京国立近代美術館フィルムセンター、2010年3月3日閲覧。
3. ↑ 3.03.13.23.33.43.53.63.7 『日本映画発達史 II 無声からトーキーへ』、田中純一郎、中公文庫、1976年1月10日 ISBN 4122002966, p.300-302.
4. ↑ 4.04.14.2日本の文化・記録映画選 : 芸術を記録する、東京国立近代美術館フィルムセンター、2010年3月3日閲覧。
5. ↑ 5.05.15.25.3 Kagamijishi, Internet Movie Database, 2010年3月3日閲覧。

外部リンク[]

• IMDb_favicon.png鏡獅子 (映画) at the Internet Movie Database （英語）
• 菊五郎の鏡獅子 - 日本映画データベース
• 菊五郎の鏡獅子 - allcinema ONLINE

テンプレート:小津安二郎監督作品

zh:鏡獅子 (紀錄片)

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