MLT5スチュアート・リトル・ジュニア軽戦車

MLT5スチュアート・リトル・ジュニア軽戦車(Stuart-Little Jr Light-Tank)はUSUの戦闘車両。

概要[]

MLT5スチュアート・リトル・ジュニア軽戦車はUSUが大戦期初頭に開発した軽戦車である。MLT2スチュアート・リトル軽戦車をベースにMBT3グランツリー中戦車やMBT4シェルマン中戦車の開発で培った技術で発展改良を行った高機動偵察軽戦闘車両である。

MBT3およびMBT4の開発により国内自動車メーカーの工作精度が向上し複雑な機構の量産が可能になった事や軽戦車が先行、偵察し、CTによる主力部隊が侵攻し、火力支援を中戦車が行うと言う新しい戦術が採用された事などを受けて再設計が施されMLT2以上に完成された戦闘車両となった。一方で対装甲目標との戦闘能力が求められなくなった事から搭載砲はMLT2後期型で採用されていたM637電磁投射砲のままであった。

車体の構成はMLT2と変わりがないが車体は大型化され居住性の向上と燃料や弾薬の搭載量が増加した。装甲の強化も行われ重量も増加したものの新型発動機と新型懸架装置により機動性は向上していた。また、砲安定装置にはMBT4に採用されたものから更に改良された物が搭載された。これは機動戦を想定したものであり最高速度での行間射撃による高い精度が実現している。

砲塔にはM637電磁投射砲と同軸機銃としてMMG192ブローニー電磁機関砲が装備されていた。砲塔上部にはMHMG200ブローニー電磁機関砲を搭載した遠隔操作式銃塔MRWS2が装備され、車体にも遠隔操作式のMMG192電磁機関砲が装備されている。

大戦期の中頃にはMLT2から変わっていない搭載火器の火力不足から後継車両のMLT24チャーピー軽戦車が開発された。余剰となったMLT5は同盟国や非敵対組織へ支援として提供されたり、売却され大戦末期まで運用されていた。

生産型[]

MLT5

MLT5A1

派生型[]

MLT5A1E7(F) スチュアート・リトルJr火炎砲戦車

MAB5 スチュアート・リトルJr装甲ブルドーザー

MCLT5 スチュアート・リトルJr軽指揮戦車

MHMC8 スコッティ自走榴弾砲

関連項目[]

• MLT7ブリス軽戦車
• MODT22ローカスタス空挺戦車

Behind the scenes[]

M5スチュアート軽戦車。

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