MBT3グランツリー中戦車

MBT3グランツリー中戦車(Grantree Medium-Battle-Tank)はUSUの戦闘車両。

概要[]

MBT3グランツリー中戦車はUSUが混乱期末に開発した中型戦車である。

混乱期後期に大国としての覇権を確立し、今後予想される大国間恒星系間戦争に備えた重火力重装甲の重機動陸戦兵器が必要と考えたUSUだったが実用に足る主力戦車の開発、生産や運用の経験に乏しく不安があるために経験作りとして開発されたのがMBT3である。本命の中型主力戦車が開発される事を前提に設計が行われており、あくまで繋ぎの車両だったために多少の問題点はMBT3の設計では改善されず、現場での改修で対応され、設計の改良案は本命のMBT4シェルマン中戦車の設計へ反映された。MBT4の生産開始と同時にMBT3の生産は終了し、MBT4へ交換され前線での運用はされなくなった。一部が訓練や派生車両に改造されるか、同盟国へ輸出されたが残った車両はMBT4に使える部品を回収してからスクラップにされている。

MBT3は砲安定装置の開発の遅れから主砲のM275電磁投射砲が安定性の高い車体に備えられ、副砲のM637電磁投射砲を車体上部の遠隔操作式砲塔MRWS1に装備していた。A1型以降は主砲が当時開発中だったMBT4の為に開発されたM375リニアガンランチャーに変更されている。

搭乗員は車長、砲手、副砲手、操縦手の4名である。

USU以外での運用[]

大戦期においてはUSU軍よりもUSUから提供を受けた同盟国や輸入した国家、組織で多く活躍した。

生産型[]

MBT3

MBT3A1

MBT3A3

MBT3A5

派生型[]

MBT4A5 レム巡航戦車(Rem Cruiser-Tank)

MHMC7 プリーステス自走榴弾砲(Priestess Howitzer-Motor-Carriage)

MSLC10 自走探照灯(Search-Light-Carrier)

MHGMC12 ビッグコング自走重砲(Bigkong Heavy-Gun-Motor-Carriage)

MTRV31 戦車回収車(Tank-Recovery-Vehicle)

MAPM33 装甲牽引車(Armored-Prime-Mover)

関連項目[]

• MBT1ノックス中戦車

• MLT2スチュアート・リトル軽戦車

Behind the scenes[]

M3グラント/リー。

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