MLT2スチュアート・リトル軽戦車

MLT2スチュアート・リトル軽戦車(Stuart-Little Light-Tank)はUSUの戦闘車両。

概要[]

MLT2スチュアート・リトル軽戦車はUSUが開発した軽戦車である。USU宇宙海兵隊の発足に伴い、即応戦力と惑星降下の橋頭堡確保の為の偵察用の戦闘車両が必要と考え開発された。またUSU惑星地上軍もMBT1ノックス中戦車が不要だった事を踏まえて散発的な軽度戦闘や都市部での戦闘を想定した高機動軽戦闘車両としての要求仕様を提示して開発に参加している。

MLT2の砲塔にはM537電磁投射砲と同軸機銃としてMMG192ブローニー電磁機関砲を装備していた。MLT2A2からはM537を改良し小型軽量化したM637電磁投射砲を主砲として装備し、MLT2A4ではMBT3グランツリー中戦車で採用された新型砲安定装置が装備された。車体には遠隔操作式MMG192電磁機関砲が2門装備されていたが、これはMLT2A3では廃された。搭乗員は車長、砲手、操縦手の3名である。走行装置には生産性と整備性から装軌式が採用されたがディパルサードライブによるホバー走行装置への換装も想定した設計になっている。しかし、実際にホバー型が生産される事はなかった。

MLT2は装甲や火力よりも機動力を重視した車両となったが組織だった敵対勢力の少ないUSU周辺領域では十分な戦力であり、USUの領星拡張を支えた。また、数少ない組織的な敵対勢力であったレムナントも重装甲兵器を多く持たなかった事から砲兵による対処で間に合っており大きな問題にもならなかった。しかし、ながら混乱期末には各領域に大きな星間国家が台頭しており、USU惑星地上軍は将来的に起こるであろう大国との戦争での大規模な陸上開戦を想定した中型主力戦車の開発を計画した。この中型主力戦車開発計画による技術の進歩を受けて大戦期初頭にMLT2をベースに発展改良を行った後継車両としてMLT5スチュアート・リトル・ジュニア軽戦車が開発された。

生産型[]

MLT2

MLT2A1

MLT2A2

MLT2A3

MLT2A4

関連項目[]

• MBT3グランツリー中戦車

Behind the scenes[]

M2軽戦車、M3スチュアート軽戦車。

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