MLT24チャーピー軽戦車

MLT24チャーピー軽戦車(Light-Tank Chappie)はUSUの戦闘車両。

概要[]

MLT24チャーピー軽戦車はUSUで大戦期中期に開発され、USU惑星地上軍とUSU宇宙海兵隊で運用されていた軽戦車である。MLT5スチュアート・リトル・ジュニア軽戦車を更新する目的で開発されたMLT7ブリス軽戦車が失敗作になった事からMLT7の優れていた車体構造、MLT7の改良の為に作られた発動機、MLT5の走行装置、新たに開発された小型軽量の電磁投射砲を組み合わせて新たな軽戦車の開発が行われた。

完成した試作車TLT24は様々な評価試験で優れた性能を示し、即座にMLT24としてUSU惑星地上軍とUSU宇宙海兵隊に採用された。量産されMLT5に替わって配備されるようになったが前線においてMLT5の旧式化から既に偵察任務はCTが中心となっており偵察用軽戦車の必要とされる場面は少なくなっていた。結果的にMLT24はもっぱら偵察ではなく機動力のある火力支援車両として運用されていた。また、優れた機動性から舗装道路の多い都市部で有用である為、中戦車に代わって人口の多い惑星の制圧作戦に主力装甲車両として投入された。

後継車両の配備が始まると順次、前線から引き上げられたが稼働に問題のない車両は同盟国や友好国に供与されたり、敵対関係でない組織や集団へ売却された。これらの車両の一部は大戦が終結するまで現役だった。

構造[]

MLT24はUSU宇宙海兵隊とUSU惑星地上軍の機甲部隊の要望から”装甲で攻撃に耐えるのではなく機動力で攻撃を受けなければ良い”という方針で設計されたが、大戦での実戦データの充実と新素材や新装甲構造の実用化からMLT7よりも優れた防御力が実現されていた。砲塔にはM675リニアガンランチャー、砲塔上部にはMHMG200ブローニー電磁機関砲とMLLI943軽レーザー迎撃砲、マルチディスチャージャーを搭載した遠隔操作式銃塔MRWS4A2が装備された。このMRWS4A2はレーザー防御システムとして運用が可能になっており自動で接近する飛翔物を迎撃する事が出来た。砲塔には最新の砲安定装置が備え付けられており最高速度での砲撃精度がMLT5よりも向上していた。

車体構造はMLT7を継承しているが装甲厚や走行装置の改良から内部空間は確保され居住性は問題なく、搭載する弾薬と燃料の量も十分な量となった。重量が軽量である事と信頼性の高いMLT5の走行装置を継承した事から機動力はMLT5と同等となり、更に操縦性と機動性は向上している。

生産型[]

MLT24 チャーピー軽戦車量産型

初期型。高い完成度から最も多く生産された。

MLT24A1 チャーピー軽戦車改良型

改良型。砲塔がステルス性を考慮した形状となり、銃塔がMRWS4A3に、放熱装置が熱感知されにくい位置へ変更された。

派生型[]

THMMGMC77 試作高機動多連装自走砲(High-Mobility-Multiple-Gun-Motor-Carriage)

6門の軽フォイザー砲を搭載した自走砲。行間射撃による戦闘を前提にしていた。

関連項目[]

• MLT41ウェイカー・ブルホッグ軽戦車

Behind the scenes[]

M24チャーフィー軽戦車。

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