MODT22ローカスタス空挺戦車

MODT22ローカスタス空挺戦車(Locustas Orbital-Drop-Tank)はUSUの戦闘車両。

概要[]

MODT22ローカスタス空挺戦車はUSU宇宙海兵隊が開発した軌道降下作戦用軽戦車である。

USU宇宙海兵隊は大戦期初頭に敵の制宙制の惑星軌道上におけるCT部隊の強行的な強襲軌道降下作戦に随伴できる小型戦車の開発を要求した。従来のMLT2スチュアート・リトル軽戦車やMLT5スチュアート・リトル・ジュニア軽戦車も車両用の軌道降下ポッドを用いれば強襲作戦に随伴できるもののより小型のCT用の軌道降下ポッドの方が迎撃される可能性は低く、また秘密裏に降下する隠密作戦なども可能である事からCT用軌道降下ポッドに入る容積と重量で従来軽車同等の性能の戦闘車両として要求仕様を提示した。

これらの要求に基づきMODT22は厳しい容積制限に応えるために可変機構を取り入れ、収納形態でCT用軌道降下ポッドに収まり着地展開後に変形して戦車となる事でこれを実現した。しかし、この変形には時間がかかり着地して即座に展開し戦闘する事が出来ないと言う欠点があった。また、この可変機構の為に整備性が低下していた。

試作車は装甲や搭載砲はMLT5と同等であり、機動性も問題なく要求性能に見合った為、評価試験後にMODT22は正式採用されたものの、採用された頃には既にCTの携帯用として軽戦車並の火力を持つ対装甲火器が実用化されていた事や従来車両の車両用軌道降下ポッドでも十分に強襲作戦が実行できた事などから存在意義がなくなっていた。結果的に先行量産された8300両で生産は中止された。生産された車両のほとんどはUSU外へと売却されたがMLT2やMLT5の提供や売却がされていたために軽戦車は十分市場に供給されていた。そのため破格で売却され軍備費が少ない辺境領域の勢力や小規模な軍事組織などが購入し運用していた。

Behind the scenes[]

M22ローカスト軽戦車。

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