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クソコとは、スーパーマリオメーカーシリーズで、主に低年齢層や初心者、実況者などによって作られる、コンセプトなどがなく適当に作られたコース(いわゆる「クソコース」)を指す語である。
地形が滅茶苦茶だったり、敵キャラやアイテムを狭いところにぐちゃぐちゃに配置していたり、開始数秒でゴールできるようなものだったり、タイトル画面のテンプレコースそのままだったり、つまり「面白くないコース」のことである。スーパーマリオメーカー2では「ダメ!」を押される対象にもなる。
残念ながら投稿されたコースの約半数はクソコであり、一種の社会問題となっている[1]。中には言語として成り立っていないコース名が付けられたものもある。そういったコースは低年齢層に多いので投稿者は「クソコキッズ」と呼ばれる。
コースが適当に選ばれる100人マリオチャレンジやどこまでマリオチャレンジ、「2」におけるマルチプレイ(みんなでクリア、みんなでバトル)がプレイしづらくなる一番の要因でもある。また、「2」のクソコースは、クソコキッズがわざわざ「みんなでバトル」タグをつけて投稿していることが多く[2]、みんなでバトルでレート8000を目指しているプレイヤーにとっては単なる障害となりかねない。
また、新着コースはよくクソコで埋め尽くされている。「オフラインでやれ」「投稿するな」「マリメやめろ」といった罵倒やアンチコメントの対象になることも多い。
「2」における不平等なバトルコース、意地悪コースもクソコに含まれる。ただし、クソコ全般が必ずしも意地悪という訳ではない。
実況者によって作られたクソコースも、嫌われるのは他の職人と同じ。しかしながら、実況者の場合は視聴者がいて、その視聴者が無条件でいいねをつけることも多い。そのため、コース内容に関係なく人気があるように見えてしまう。
クソコースは勿論評価が下がるため任天堂によって人気がないと判断されて削除される。しかしながら、クソコキッズからすればコースを消されたくないという願望もあり、なんとか存続させるべくいいね要求や交換を行ってしまうパターンも多い。
Miiverse等ではいいね交換のトピックを立てた瞬間削除されていたためあまり問題にはならなかったともいえるが、リアルで友人といいねの交換を申し込むユーザーも少なからずいたといえる。
非常に簡単である。30秒もかからずに作ることだってできるし、何なら目をつぶってでも作れる。パーツを選んでぐちゃぐちゃに配置すれば完成。誰でも作れる。
中には、2歳児が作ったというようなクソコースもあり、そのようなタイトルで投稿されることもある。そのようなコースはもともとクリア不能なことも多く、無理やりクリアルートを制作していることが多い。
まず、スーパーマリオシリーズがどういったゲームであるかといった前提知識が必要になる。ただ一度もマリオやったことないけど店頭で見つけて衝動買いしたとか、流行ってるから買ったなどという購入動機の人は特にマリオ原作そのものを一度プレイする必要がある。たとえ金欠でも、Switch Online加入者ならファミコンとスーファミのマリオが特典で遊べるのでそれらを少しでもプレイしておくべきである[3]。また、収録コースをクリアしてからコース作りを始めるのもよい[4]。どうしても他人の作ったコースを参考にする場合は、いいねランキングや職人ランキングの上位者のコースを遊ぼう(実況者職人は参考にしないほうが良い)。
次に、ヤマムラ道場を全て履修しよう。これは任天堂公式がコース作りを教えてくれる機能なのでとても参考になる。自分が作ったコースを客観視するのにも役立つ。
さらに、家族や友人に自分の作ったコースを遊んでもらって率直な感想を訊こう。相手目線で自分のコースを捉えることで改善すべき点が浮かび上がり、コースがより良いものになるはずだ。遊んでくれる家族や友人がいない場合はSNS上でフレンドマッチを募集しよう。フレンドマッチではまだ投稿していないコースをフレンドに先行体験させることができるぞ。
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