空中甲羅ジャンプ

この項目では、空中で壁無しで甲羅を踏むテクニックについて説明しています。空中で壁に甲羅を当ててその甲羅を踏むテクニックについては壁当て甲羅ジャンプを参照してください。

空中甲羅ジャンプとは、マリオのアクション、テクニックである。実機ではほぼ行う事が不可能でTASが行うことが多かったためTASジャンプと呼ばれることが多い[1]。海外ではMid-airとも呼ばれている。

概要[]

ノコノコやメットなどを踏み、甲羅を持っている状態でジャンプする。そして最高度直前で、一旦進行方向逆を向き、一瞬で元の方向に戻って甲羅を離すと、逆方向になった時の甲羅の場所から進行方向に投げられ(以下TAS投げと呼ぶ)、それをマリオが踏み、通常より高く飛べる、といったアクションである。(公式が認めているとの情報があるが元のソースが分かっていない為真相は不明。)

この技はマリオメーカーとそれ以外で意味合いが変わるので、それぞれ分けて解説する。

本編マリオにおけるTASジャンプ[]

本編マリオはこのような技を使うことなくクリアできる。つまり、このような技をわざわざ使用する意味はほとんどない。

しかしながら、より最速を目指すTASにおいては重要視され、このような技を行うことで時間短縮を図っていた。このような様子はYoutubeなどで話題になり、技が知られることになる。それでも、やはり難易度が非常に高く、行う人はいないに等しかった。

改造マリオ・マリオメーカーにおけるTASジャンプ[]

改造マリオでは、このような技を使ったコースが多く出回った。この技を使わないと上に上がれず、クリアできないコースなどが出回った。

特にItem abuse等の改造では頻繁にTASジャンプが使われた。

また、それが実機に比べて格段に成功しやすくなったマリオメーカーではより出回ることになった。マリオメーカーでも改造マリオにあったような、TASジャンプを使わないとクリアできないコースが多く投稿されている。このようなコースは上級者に人気があり、日本人も外国人も多数投稿している。又、TASジャンプの派生も増え、通常とは逆の方向でTAS投げをする「逆TAS」や、三段中にTAS投げをする「三段TAS」等がある。

方で、このようなコースが多く出回ったことで、TASジャンプができるということだけで大きく評価されてしまうという問題にもなっている。

しかし、スーパーマリオメーカー2では遂に修正がかかり、TASジャンプを行えなくなった。TASジャンプを必死に覚えたユーザーからは驚愕の声があがっていた。(しかし一部では喜ぶ声も)

マリメ1の時に作られたコースを再現したコースではTASジャンプが入っている所を2で実装された坂を利用する事によってTASジャンプに近い挙動を行う疑似TASジャンプが使われる事が多い。

追記[]

同じTASと名付けられているTAS乗りとは大幅に違うので間違えないように。(この技は2では修正されていない)

注釈[]

1. ↑ 空中バネジャンプや空中Pジャンプを含めてTASジャンプとも言う。しかし甲羅を使ったものが最も有名だからか、甲羅ジャンプのみを指すことも多い。

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