ニーズ

この表は刑務所経営の指針となる。

このニーズの表が、受刑者達の不満を示している。この表を見るには精神分析医を雇用する必要がある。

不満が溜まった受刑者は次のような問題行動に走る。

• 労働や更生への意欲が低下する。
• 他の受刑者や看守を含むスタッフを攻撃する。
• たとえ確実な脱出ルートが見当たらなくても脱走を強行する。
• 暴動の発端となる。

従って、プレイヤーはこの表を見ながら受刑者達の要望に応えなければ受刑者らをコントロールできない。

各ニーズの横棒は、そのニーズを必要としている受刑者の数である。食事や睡眠等、全ての受刑者が要求するニーズもあれば、信仰や読書等の一部の受刑者しか望まないニーズもある。

色はそのニーズが満たされてた受刑者、あるいは満たされていない受刑者の数を示している。緑色はそのニーズが満たされ不満に至っていない。不満がたまると黄色、重度となるとオレンジや赤色のバーに変わっていく。当然赤色のバーが伸びっぱなしの場合ニーズが満たされておらず、上述の問題行動の原因となる。細い半透明の青いバーはその不満を解消中の人数を示している。。原因探しの手掛かりの一つになるだろう。

ニーズ一覧[]

トイレ（小）（Bladder）尿意。トイレに行くと解消される。解消できず最大になるとその場で漏らし、その不潔さで衛生、衣服の欲求が増える。トイレ（大）（Bowels）便意。こちらも同じくトイレに行くと解消される。解消できず最大になるとその場で漏らし、その不潔さで衛生、衣服の欲求が増える。睡眠（Sleep）眠気。ベッドもしくは2段ベッドで眠ると解消される。受刑者は時間割の睡眠のみならず夜間の自由時間、独房時間であっても睡眠を取る。食事（Food）食欲。食堂で食事を取ると解消される。死刑囚ないし永久独房や隔離の受刑者は通常の受刑者と同じものが運ばれるが、有限時間の独房送りや隔離中の受刑者は看守が質素なスープのようなものしか運んできてくれない。長すぎる処罰は餓死させる可能性がある。100%喫食を果たし、量や質を高く設定していれば、1人当たり1日1食でもよい。1日3食で種類も豊富な、十分な食事は囚人の健康状態の評価を上昇させ、再犯率を下げる効果がある。食事がとれないと後述の飢餓（Starving）のゲージが伸び、最終的に餓死する。安全（Safety）身の安全の欲求。たとえ本人は満たされていても周囲の不満から身の危険を感じるとこのニーズがさらに事態を悪化させる。ごく一部の囚人を除く全ての囚人が持っている。････持ってない囚人は、命は投げ捨てるものだと思ってるのだろうか？自分の身を守るために武器となる禁制品を盗むようになる。大規模な暴動が起こるとこの項目のおかげですぐに再発したりする。戦闘能力を持つ職員が多ければ、このニーズを抑える事ができる。特に武装警備員の存在は大きい。衛生（Hygiene）自身の身体を綺麗に保ちたい欲求。シャワーを浴びると解消される。一部の囚人は持ってない。（きたない････睡眠中は急速にこのニーズが増加していくので、起床したらまずシャワーを浴びさせるとよい。独房内にシャワーを設置しておけば、特に考えなくても満たされるだろう。運動（Exercise）体を動かしたい欲求。運動場で走ったりウェイトベンチを使うと解消される。一部の囚人は持っていない。運動は囚人の健康状態の評価を上昇させ、再犯率を下げる効果がある。家族（Family）シャバにいる家族などと接触したがっている。電話ボックスで会話したり面会で面会させたり郵便室で手紙を配ると解消される。ごく一部の身内が居ない囚人は持っていないが、ニーズを持つ囚人は頻繫に接触したがる。電話ボックスを食堂かシャワー室に置き、自由時間外にニーズを満たしてもらうのが良いだろう。あなたが慈愛に満ち溢れた刑務所設計士なら、隔離房にも置いてやるとトラブルが減るだろう。家族の存在は再犯率に良い影響を与えるが、身内が居ない囚人に対して我々は何もしてやれない。娯楽（Recreation）退屈していて楽しみを求めている。Tvやビリヤード台、アーケードゲーム機で解消される。ラジオでも少しずつ解消される。食堂にラジオかTvを置くのが手っ取り早い。一部の囚人は持っていない。快適さ（Comfort）ちょっと座って休みたがっている。長椅子や椅子、ソファに座ったり、Tvを見させたり、自分の独房のベッドで睡眠すると解消される。受刑者は地べたには座らないのでこれらがないと寝るまで立ちっぱなしとなってしまう。極一部の囚人は持っていない。運動場やシャワー室にBenchを置いてもいいが、最も確実なのは食堂のBenchに座らせる事。つまり、頻繫に食事をとらせる事である。環境（Environment）綺麗な環境にいたい。庭師や清掃員、屋内清掃の囚人労働によって刑務所内を綺麗に保っていればこのニーズに困ることはないだろう。一部の囚人は持っていない。プライバシー（Privacy）少しの時間だけでも独りでいたい。留置場や寮に複数人で入っていると解消できずこのニーズが溜まる。独房を与えるか隔離房に入れる他に方法はない。おおよそ半数の囚人は持っていない。自由（Freedom）たとえ刑務所の中でもある程度の自由を欲している。スケジュールにて自由時間を与える他、アーケードゲーム機、運動場での運動や、ショップでの買い物も若干の効果がある。自由時間を与えることによるメリットは、このニーズ以外にも娯楽などの他の満たされていないニーズを自主的に満たし行く点もある。例によって一部の囚人は持っていない。このニーズが高いと、脱走を試みやすくなる。衣服（Clothing）きれいな服に着替えたい。新しいユニフォームが支給されないと溜まっていく。ここがオレンジになる前に洗濯室を機能させ、ニーズに答えたいところ。薬物（Drugs）コカインやヘロインなどへの欲求。実物を使用するか、麻薬中毒者のための薬物療法によって減少する。一部の囚人だけが持っている。薬物への依存は健康状態への評価にマイナスであり、再犯率を上げてしまう。プログラムに合格すれば欲求が消える可能性がある。アルコール（Alcohol）アルコールへの欲求。実物を使用するかアルコール中毒者のグループ療法によって減少する。ごく一部の囚人だけが持っている。薬物同様、依存は健康状態への評価にマイナスであり、再犯率を上げてしまう。どれだけプログラムを重ねても、この欲求を完全に抑制する事はできない。信仰（Spirituality）3分の1の受刑者が持っている、信仰に対する欲求。祈祷用マットや信者席で解消する。チャペルを設け、宗教的アドバイスを受けさせれば自身と周囲の受刑者を落ち着かせる効果がある。識字能力（Literacy）3分の1の受刑者が持っている、読書に対する欲求。図書館で本を借り、読書することで解消する。もしくは、本棚を利用させてもいい。読書の際には着席する必要があるので、一緒に快適さのニーズも満たされる。贅沢（Luxuries）3分の1の受刑者が持っている、買い物をした欲求。ショップで商品を購入させることで解消する。禁制品の「贅沢品」を使う事で満たす囚人もいる。ショップがあれば贅沢だけでなく他のニーズも一緒に満たすことができ、労働意欲も促進させる。温かさ（Warmth）天候や気温がオンになっている時のみ不満が発生する欲求。囚人の行動圏内の気温・室温に留意しよう。（特に冷える夜中）

状態[]

ニーズには表示されないが、受刑者を直接選択すると確認できる不満。

飢餓（Starving）

Starvingは受刑者にカーソルを合わせると確認できる。

食事を長時間摂らない場合にのみゲージが蓄積し、最大まで貯まると時間経過でダメージを受け続けやがて死亡する。最大までおよそ10日。一口でも食事をすれば即座に完全回復。暴露天候や気温がオンになっている時に、氷点下に晒し続けると蓄積し、最大まで溜まると即死(凍死)する。寒さが酷い時には1日経たずに凍死してしまう。温かさのニーズが満たせる環境になれば、自然に回復する。

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