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頂上戦争での白ひげの戦死後海賊に狙われたが、海軍が島の沖に基地を作ったことで治安を維持。その後新たに赴任したビリッジ准将の恐怖政治が敷かれると住民たちは基地から飛んでくる大砲の脅威に怯える生活を強いられていたが、ルフィやコビーの活躍でビリッジが更迭されたことで、島に平和が戻った。
ネブランディアアニメオリジナル。詳細はONE PIECE 〜アドベンチャー オブ ネブランディア〜#用語を参照
ONE PIECEの地理(ワンピースのちり)では、尾田栄一郎の漫画『ONE PIECE』、ならびにそれを原作としたアニメなどの舞台となる場所について記述する。
この世界の海は、世界を一周する航路「偉大なる航路(グランドライン)」とそれに対して直角に世界を横断する大陸「赤い土の大陸(レッドライン)」によって4つに分けられている。まず「赤い土の大陸」を境に前半球と後半球に分け、それと垂直に偉大なる航路を引けば分かりやすいだろう。
偉大なる航路は左右から「凪の帯(カームベルト)」に挟まれており、赤い土の大陸に二分された後半の海(後半球側)は「新世界」と称されている(前半は「楽園(パラダイス)」と呼ばれるが、これは新世界側から見た場合の呼び名であり、「前半の海」「前半(ファーストハーフ)」と称されることも多い)。「偉大なる航路」「赤い土の大陸」により東西南北に区切られた海はそれぞれ前半球側に「東の海(イーストブルー)」「南の海(サウスブルー)」、後半球側に「西の海(ウエストブルー)」、「北の海(ノースブルー)」と呼ばれる。上空には「空島」(「白海」、「白々海」)がある。シャンクスとバギーの会話によると、北極と南極も存在するようだ。
レッドラインとグランドラインで区分される4つの海の中でも最弱と言われており、賞金首の平均賞金額も300万ベリー程度である。しかし凶悪な賞金首がいない故に、平和の象徴ともされている。物語序盤における舞台。
出身者などの詳細は登場人物一覧#東の海を参照
ドーン島ゴア王国東の海で最も美しいといわれる国だが、異常なまでの隔離社会が築かれている。ドラゴン、サボはここの出身で、ドラゴンは「未来の縮図」、サボは「人間の腐った臭いがする」と表現している。フーシャ村ルフィの故郷。赤髪海賊団のかつての活動拠点であり、彼らの出立の際にルフィはシャンクスから麦わら帽子を預かった。村の人々は宴が好き。ゴア王国の辺境に位置しているため、半ば忘れられたように王国に属している。コルボ山フーシャ村の裏にある山。山賊ダダン一家が根城としている。ルフィとエースが育った場所。不確かな物の終着駅(グレイ・ターミナル)コルボ山を北に抜けた場所にある巨大なゴミ捨て場。犯罪と病期が蔓延する無法地帯。日光による自然発火でいつも煙を挙げている。ここに住む人々はゴミを漁り生活している。10年前、貴族たちはゴア王国に世界政府の天竜人ら視察団が来ることを期に「汚点」をすべて焼き払うことを決定し、住人を含めて焼き尽くされた。しかし、ドラゴン率いる革命軍が救出したことである程度は生き延びた模様。その後、再びゴミ山に戻った。モデルはフィリピンにかつて存在していた「スモーキー・マウンテン」。町ゴア王国の中心。グレイ・ターミナルからさらに北にある。巨大な石壁が周囲を囲んでいる。グレイ・ターミナルとは大門のみで通じている。高町町の中心にある、貴族や王族が住む場所。さらなる石壁に囲まれている。高町に住む貴族たちは貴族以外を人間と思っておらず、その者達が死んだところで何も思わない。このため、不確かな物の終着駅が住人ごと焼き尽くされると知っていながら、「貴族に生まれなかったのが悪い」と素知らぬ顔で平然としていた。中心街高町と端町の間に位置する場所。端町石壁に近い場所。チンピラが屯している。ゴート島アルビダ海賊団のアジトがある島。シェルズタウン海軍第153支部がある町。モーガンによる恐怖政治が行われていたが、彼の失脚後は治安の良い町となった。ルフィがゾロと出逢い仲間にした街であり、ここでコビーは海軍に入隊した。
オルガン諸島オレンジの町40年前に海賊に襲われたある町の者達が、町長のプードルらを中心に一から立ち上げた町。バギー海賊団のかつての活動拠点で、ルフィがバギーを倒してからは再び平和が訪れた。珍獣の島トサカを持つキツネのような珍獣や、ウサギの耳を持つヘビのような珍獣など、珍しい動物達が棲息する島。島の中央にある大岩には宝箱があり、仲間に置き去りにされた元海賊ガイモンが20年間守り続けていた。ゲッコー諸島シロップ村ウソップの故郷。ルフィ達がクロネコ海賊団の野望を阻止し、カヤからゴーイング・メリー号を貰った。コノミ諸島8年前から魚人海賊団・アーロン一味の支配下にあり、村人たちは毎月「奉貢」という貢ぎ金を納めなければならなかった(大人10万ベリー、子供5万ベリー。納められない者は見せしめとして処刑される。ナミ、ノジコの養母であるベルメールがその例)。麦わらの一味によってアーロン一味が倒された後は活気を取り戻している。ココヤシ村ナミの故郷(生まれたのは別の島)。みかんが主要産物。ゴサの町ココヤシ村の隣の町。モームによって破壊された町。アーロンパーク魚人海賊団・アーロン一味のアジト。アーロンタワーという五重の塔がある。麦わらの一味によって壊滅した。ローグタウン海賊王ロジャーの故郷であり、22年前に処刑が行われた、「始まりと終わりの町」(ロジャーの処刑前は始まりの町と呼ばれていた)。グランドラインの入り口であるリヴァース・マウンテンには比較的近い場所にある。以前は海賊達の巣だったが、海軍本部大佐スモーカーの管轄になってからは、島に攻め入った全ての海賊(麦わらの一味、バギー・アルビダ海賊団の2組は除く)が捕らえられている。ロジャーの処刑台は観光名所であったが、雷が落ち崩落した。ミラーボール島『ジャンゴのダンス天国』に登場。東の海の流行の発信地。ダンスコンテストが開催される。人気ブランド「DOSKOI PANDA」本店もある。シモツキ村ゾロの故郷。コウシロウが師範を務める「一心道場」がある。テキーラウルフ橋の上にある国。700年前から現在まで、全世界から犯罪者や世界政府への加盟を拒んだ国の国民達などが集まり、島と島をつなぐ巨大な橋を作らされていた。ロビンがくまによって飛ばされ、脱出を図る最中、革命軍により奴隷たちが解放された。出身者などの詳細は登場人物一覧#西の海を参照。
オハラロビンの故郷。考古学の聖地で、樹齢5000年もの大樹に作られた世界最大の図書館「全知の樹」がある。22年前、クローバーを始めとするオハラ考古学研究所の考古学者達が「歴史の本文(ポーネグリフ)」を研究していたことが発覚し、当時のCP9長官スパンダインが発動した「バスターコール」によって海軍の猛烈な集中砲火に遭った。結果、ロビンを残してオハラは壊滅し、その翌年の地図からオハラの名前は消えた。イリシア王国タラッサ・ルーカスが国王の国。『BLUE』では「イルシア」、『YELLOW』では「イリシア」と書かれており、どちらが正しいかは不明。なお「世界会議(レヴェリー)」に向かうこの国の船の帆には「ILISIA」とあり、「イリシア王国」が正しいと思われる(原作・アニメ版共通)。トロア人間オークションに出品された「海賊音楽家」バイロンの故郷。花ノ国八宝水軍の拠点で、ドレスローザの遥か東にある国。ある国と戦争状態にあったが、武器を輸出していたドンキホーテファミリーが壊滅したことによって終結した模様。当初は新世界の国と思われていたが、その後西の海の国である事が判明した。
出身者などの詳細は登場人物一覧#南の海を参照。
ブリス王国空島からゴーイングメリー号付近に落下したガレオン船「セントブリス号」が208年前に出港した国。歯にタールを塗る風習があった。現存するかどうかは不明。カラテの島空手が盛んな島で、CP6のジェリーの生まれ故郷。ジェリーはこの島のボクシングチャンピオンであった。『YELLOW』では北の海の島とされている。セントウレア革命軍に落とされた国。詳細不明。トリノ王国鳥が人を支配している国。大きな怪鳥と原始人のような一族が住んでいる。一説では、「宝島」と伝えられている。チョッパーがくまによって飛ばされ、チョッパーのとりなしで人と鳥の戦いは収まった。バテリラエースの生まれ故郷。白い砂浜の広がる南国的な島。出身者などの詳細は登場人物一覧#北の海を参照。
ルブニール王国400年前の王国。探検船提督だったモンブラン・ノーランドが住んでいた王国。現存するかは不明。スワロー島バレルズ海賊団がオペオペの実の取引を行おうとしていた島。コラソンことドンキホーテ・ロシナンテの潜入・強奪によって取引は失敗に終わった。ミニオン島ロシナンテがドフラミンゴに殺害された島。ジェルマ66(ダブルシックス)サンジの父親であるヴィンスモーク・ジャッジを統帥とする組織兼国家。かつて「四国斬り」によって北の海を武力制圧したという。国土を持たないが、巨大な船のような電伝虫が国土に相当する。世界会議参加も認められている事から世界政府加盟国であると思われる。「赤い土の大陸」と垂直に交わるように世界を一周する航路。「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を目指して世界中の海賊が集まっている。四つの海では滅多に見られない悪魔の実の能力者も数多く存在し、三大勢力とでたらめな気候、その他様々な理由により一般常識が全く通用しないため「海賊の墓場」と言われるほど危険。
「偉大なる航路」の入り口はリヴァース・マウンテンという山になっており、リヴァース・マウンテンの運河を経由しなければ入ることはできない。この運河は「東の海」「南の海」「北の海」「西の海」「偉大なる航路前半」には通じているが「新世界」には通じていない。地理上、偉大なる航路は「凪の帯(カームベルト)」に挟まれる形で存在しているため、「凪の帯」を超えれば理論上は偉大なる航路のどこへでも進入可能だが、並の船ではそこに群生する海王類の襲撃に耐えられないため、リヴァース・マウンテンからの進入を余儀なくされている。リヴァース・マウンテンからは航路が7つに分かれているが、どこを選んでも最終到達地点はいずれも最果ての地ラフテルである(途中、シャボンディ諸島にて一旦は集結することになる)。
偉大なる航路では季節・天候・海流・風向きの全てがデタラメで、様々な超常現象が発生する。
島々によって気候が異なるのも特徴で「春島」「夏島」「秋島」「冬島」の4つに大別され、偉大なる航路を生き残るには「春島の夏」「秋島の冬」など16段階の季節を乗り越えることを最低限必要とする。なおデタラメな気候は全く異なる気候の島々に挟まれた海域がその影響を受けているからで、気候が安定すれば島が近いことを意味する。 ファイル:One Piece - Log-Pose.svgログポース
各島々が鉱物を多く含むため強力な磁場が発生しており、通常の方位磁針が使い物にならない。つまり普通の航海術が一切通用しないため、代わりに「記録指針(ログポース)」や「永久指針(エターナルポース)」という特殊な方位磁針を利用する。「偉大なる航路」では島と島が互いに引き合っており、それぞれの島の記録(ログ)を「記録指針」に貯めなければ、次の島に進む事は出来ない。
記録が貯まる時間は島によって異なり、半日~数日でよい島もあれば、1年以上かかる島もある。[1]「永久指針」は永久的にその島の磁気を記録し、その島を指し示すというもの。詳細はアラバスタ王国を参照
ジャヤ春島。かつて栄華を極めた黄金都市シャンドラが存在し、歴史の本文を狙う敵意と戦い続けてきた。約400年前は難病「樹熱」に冒されていたが、医学が一切発展していなかったために、樹熱を悪霊の仕業だと考えた住民達が若い娘を生け贄に捧げる儀式を行っていた。だがそこへ訪れた探検家、モンブラン・ノーランドの活躍で村は救われ、無駄な生け贄を必要とする伝統の儀式も廃止された。
もともと島全体は髑髏の形をしていたが、「突き上げる海流」によってシャンドラを擁する部分がスカイピア付近まで飛ばされた。ログがたまる期間は約4日。モックタウン別名「嘲りの町」。海軍でさえ放置する無法地帯で、連日殺しやケンカが絶えず、海賊達の落とす金によって成り立つならず者達の溜まり場。ベラミー海賊団のかつての活動拠点であり、麦わらの一味が訪れた際はベラミー海賊団がホテルをまるまる借り切って滞在していた。ロングリングロングランド一見すると環状に点在する複数の島々だが、実は水面下で繋がる1つの島。年に一度だけ大きな引潮があり、その日の数時間の間だけ島は本来の姿を取り戻す。この島の遊牧民はこのときを狙って3年に一度、島から島への移住を行う。元々1つの島であるため、ログをためても隣の島を指さない。また、この島にいる動物はのびのびと生活しているため体が異常に長い。ログがたまる期間は1日以内。次の島はウォーターセブンを指す。ウォーターセブン造船業で有名な「水の都」。詳細はウォーターセブンを参照
サン・ファルド海列車でウォーターセブンと結ばれている町の一つ。通称「カーニバルの町」。セント・ポプラ海列車でウォーターセブンと結ばれている町の一つで、別名「春の女王の町」。美しい町並みが自慢で、気候は1年中暖かい。船の資材となる材木の卸売市場があり、それを狙う海賊が多いことが市民の悩みとなっている。エニエス・ロビー崩壊後、CP9がしばらく滞在した。プッチ海列車でウォーターセブンと結ばれている町の一つ。別名「美食の町」。市長はビミネ。
バルティゴ革命軍の拠点がある「白土の島」。島全体が白土の砂漠であり、舞い上がる砂埃により近海からの目視は困難。現在壊滅状態とのことだが、詳細は不明。 バナロ島巨大な岩「バナナ岩」が特徴の島。黒ひげとエースとの決闘によって壊滅した。魔の三角地帯(フロリアン・トライアングル)常に深い霧が立ちこめる海域。遥か昔から毎年100隻以上の船が消息不明となり、幽霊船の噂もある「怪奇の海」。ウォーターセブンから魚人島に向かう際に通ることになる。ブルックはルンバー海賊団が壊滅した後もここで50年近く一人で彷徨い、10年ほど前からはスリラーバークが根城としていた。
モデルは北大西洋に存在する「魔の三角地帯」と呼ばれる海域「バミューダトライアングル」[4]。シャボンディ諸島「偉大なる航路」前半と新世界を隔てる「赤い土の大陸」の付近にある諸島。79本のヤルキマン・マングローブの集まりで構成されているので、厳密には諸島どころかそもそも島ですらなく、ログは無い。ヤルキマン・マングローブの生息に適した気候で、根から出る樹脂でできたシャボン玉文化が存在する。リヴァース・マウンテンで7本の航路に別れた航海者たちは、新世界に行くために一旦はここに集結する。ここで船を乗り捨て世界政府に通行許可を得て「赤い土の大陸」を越えるか、船のコーティングを行い魚人島へ向かうこととなるのだが、海賊達は前者の方法が使えないので魚人島ルート一択。
奴隷・人買いの文化や魚人・人魚への差別意識など、「悪い歴史」が根強く残っている。エースの公開処刑時にはその様子を大型モニターで映し出しており、多くの記者達やマリンフォードから避難してきた人達などが集まっていた。頂上戦争終結後、海軍本部が本拠地をすぐ隣にあったマリンフォードから新世界へと移したため、新世界編では無法地帯が増加している。諸島はヤルキマン・マングローブの番号ごとに「○番GR(グローブ)」と区分けされている。1番GR~29番GR概して無法地帯。13番GRにはレイリーとシャッキーが住む「シャッキー'S ぼったくりBAR」がある。27番GRのヤルキマン・マングローブは黄猿に折られた。人間屋(ヒューマンショップ)1番GRにある人類売買ショップ。ドフラミンゴが経営していた。当然ながら人身売買は世界的に禁止であり、政府や海軍はこのショップの存在を認知しているが、「職業安定所」と称して事実上黙認している。対象人類は犯罪者(魚人族・人魚族は犯罪者で無くとも売買の対象となる)及び世界政府非加盟国民とされている。新世界編では跡地となっているが、人身売買そのものが廃れたのかは不明。30番GR~39番GR32・33・34番GRに巨大な遊園地「シャボンディパーク」がある。ここは魚人・人魚にとって憧れの場所となっている。パーク内の「シャボンドーム」ではブルックのライブが行われた。40番GR~49番GR旅行者向けの観光・お土産エリア。50番GR~59番GR造船所・コーティング職人エリア。60番GR~69番GR66番GRには海軍駐屯基地がある。70番GR~79番GRホテル街など。からくり島未来国バルジモアDr.ベガパンクが生まれた国。極寒の冬島で島の出入りには砕氷船が必要。ベガパンク製作のサイボーグアニマルが住む森と、未完成の土暖房システムがある。フランキーがくまによって飛ばされた。Dr.ベガパンクの研究所には時代や文化の遥か先を行く(フランキーいわく「2、300年は実現不可能」とのこと)多くの貴重な設計図があったが、彼が誤って研究所の自爆スイッチを押してしまったため、研究所と共に全て焼失した(後に「バルジモアの悪夢」と呼ばれる)。モモイロ島カマバッカ王国名前の通り、島民はすべてオカマ。辺り一面ピンク色かつハート形の島で、第二の女ヶ島と呼ばれている。女王はオカマ王エンポリオ・イワンコフ。アニメでは、女王代理(及びニューカマー拳法師範代理)はキャロライン。島に伝わる攻めの料理(体を作る料理)「バイタルレシピ」によって住人のオカマたちは桁外れの強さを誇り、決闘の際には女装をしなければならないという掟がある。サンジがくまによって飛ばされた。2年後の再集結時はサンジをシャボンディ諸島まで送り届け、麦わらの一味を追跡する海兵をナンパして足止めした。ボーイン列島花の様な形の島で、おいはぎの森「グリンストン」がある。巨大で獰猛な動植物が潜む危険地帯ではあるが、島内には料理や食品のような自然物が自生しており、食べ過ぎるとすぐに肥満化する。この島の正体は豊富な食物に引き寄せられた動物を喰らう超巨大な食肉植物「ストマックバロン」。入ることは簡単に出来るが、島を脱出しようとすると生息する生物たちが行く手を阻み、しかも外周に近くなるほど強い生物が現れるため生きてこの島を出た者はいないといわれる。ウソップがくまによって飛ばされた。クライガナ島シッケアール王国跡地常に暗雲が垂れ込める湿地帯の島。かつてシッケアール王国が統治していたが、9年前まで続いた内乱で滅んだ。数年前からミホークが根城にしている。くまによってスリラーバークでペローナが飛ばされ、後にゾロも飛ばされた。ナマクラ島ハラヘッターニャ常に貧困に喘いでいる国。黒魔術を使っている。島の長はペッコリ。ブルックがくまによって飛ばされた。穏やかな国民性に目をつけた手長族による人攫いに苦しめられていたが、ブルックの手で解決された。剣山島テーナ・ゲーナ王国手長族の住む島。ハラヘッターニャで手長族に拉致されたブルックが連れて行かれ見世物にされた。マリンフォードシャボンディ諸島の近くにある三日月型の島。海軍本部の所在地だったが、マリンフォード頂上戦争後、本部は新世界に移転し、現在は入れ替わる形で海軍G-1支部となっている。詳細は海軍 (ONE PIECE)#マリンフォードを参照
メルヴィユ「雲に届く秘境」[5]。詳細はONE PIECE FILM STRONG WORLD#メルヴィユを参照
フールシャウト島巨大なサボテンが林立する荒野の島。コアラの故郷。CP9の故郷正式名称不明。CP9メンバーが幼少期に修行した島で、現在も未来のサイファーポールを目指す少年少女が修行を積んでいる。島にある塔は中国温州市のテンプレート:仮リンクにある塔がモデルになっている[6]。ファイヤーワークスアニメオリジナル。年に一度花火大会が開かれる港町。花火大会は400年前から行われている町の伝統行事。ヤギの島アニメオリジナル。「出撃!ゼニィ海賊団」編で登場。たくさんのヤギが生息している無人島。島は暗礁に囲まれており、周囲海域の濃霧と激しい潮流により上陸は困難。20年前、ゼニィが流れ着き、ヤギたちと親しくなった。ルルカ島アニメオリジナル。「虹の彼方へ」編で登場。伝説とされる「虹色の霧」が発生する島。市長である元海賊ウェットンの支配下で住民は重税を課されており、島には税金で建てられた「レインボータワー」がある。ルフィたちの活躍でウェットンが失脚したことで町に平和が戻った。エイプスコンサートアニメオリジナル。虹色の霧の中にある、一度入れば二度と出ることができないといわれる船の墓場。虹色の霧により内部の空間と時空が捻じ曲がっており、時の流れが非常に遅い。貝獣島アニメオリジナル。TVSP「大海原にひらけ! でっかいでっカイ父の夢」で登場。財宝が眠るとされる島。地盤が非常にゆるく磁場を持たない。その正体は巨大な二枚貝で、あまりの大きさのためにサンゴ礁に座礁し身動きが取れなくなったところに土砂が積もり、草木が茂ったことで島のようになったもの。その中にはメリー号をはるかに上回る大きさの真珠がある。漁師島アニメオリジナル。TVSP「守れ! 最後の大舞台」で登場。旅の演劇一座「ランドルフ一座」の最後の舞台が行われた島。10年前にも舞台が行われ、住民たちは皆ランドルフ一座が再び訪れることを心待ちにしていた。ナバロンアニメオリジナル。「脱出!海軍要塞編」で登場。海軍G-8支部の基地がある要塞で、通称「ハリネズミ」。潮が頻繁に満ち引きを繰り返す海域に位置し、智将ジョナサンの緻密な戦略もあって入り込んだ海賊を取り逃がしたことは一度もなかった。しかし、僻地ゆえに海賊達がこの周辺での航海を避けるようになったので兵士たちの士気も下がり、海軍本部には基地の不要論を唱える者さえいる始末。劇場版第4作『デッドエンドの冒険』では、ガスパーデが仕掛けたレースの偽ゴール地点として登場した。記憶喪失の島アニメオリジナル。「オーシャンズドリーム編」で登場。人の記憶を奪い餌にするタツノオトシゴのような生物が根城にしている島。島の住民は記憶を奪われ続けているため、自分が何者であるかも把握していない。島の石碑には人の記憶を奪う化け物のことが記されている。ルフィたちがタツノオトシゴを倒したことで村人の記憶は元に戻った。氷街道(ひょうかいどう)アニメオリジナル。「アイスハンター編」で登場。無数の氷山が浮かぶ海域で、賞金稼ぎの一家「アッチーノファミリー」の本拠地「ラブリーランド」がある。アッチーノファミリーが手懐けている無数のドウモウペンギンが氷山や海流を操作し、迷いこんだ海賊船を一箇所に誘導する。このため、一度迷い込むと二度と出られないといわれている。
スパアイランド号アニメオリジナル。魔の三角地帯近海で運営している世界政府公認のスパ・リゾート船で、50種類以上のプールや温泉、カジノや高級レストランもある豪華施設。開業以来毎年100億ベリーの売上を誇るという。中心にある煙突は巨大な大砲になっている他、真下には海底火山がある。リトル・イーストブルーアニメオリジナル。詳細はONE PIECE FILM STRONG WORLD#リトル・イーストブルーを参照
王冠島映画オリジナル。第3作『珍獣島のチョッパー王国』に登場。人は住んでおらず、珍しい動物たちが生息している島。周囲の海底には海底火山があり、噴煙が島を囲むと王冠のような一繋がりになる。島は代々「動物王」によって守られており、動物の楽園として繁栄し続けているのは動物王の力によるもの。動物王が亡くなると、その角に宿った神秘の力を新たな動物王が受け継ぐ。この力は「王なる宝」と呼ばれており、手に入れた者は天地を揺るがす最強の力を手にできるとされている。ハンナバル映画オリジナル。第4作『デッドエンドの冒険』に登場。数年に一度開催されるルール無用の海賊レース「デッドエンド」の出発地点となる港町。島の住人は全員元海賊。ゴールや優勝賞金は毎回異なり、出場者はゴール地点の「永遠指針」をレース前に受け取る。ルフィたちが参加したレースのゴール地点は「パルティア」で、賞金は3億ベリー。参加するには胴元に100ベリー硬貨を2枚提示すればいい。島にはたくさんの支流があり、正面の山へと続く川に全て繋がっている。何年かに一度大きな潮の逆流と風が発生し、それを利用して山を登り、頂上にある「グランドフォール」がスタート地点になる。アスカ島映画オリジナル。第5作『呪われた聖剣』に登場。偉大なる航路一美しい剣「七星剣」があるとされる島。太古の昔から、百年に一度訪れる「赤い月」を災害や異変を招く不吉な月と恐れ、アスカ七星の神々が災いから人々を守るためアスカの王に盾として3つの宝玉を、矛として無敵の剣「七星剣」をもたらしたという言い伝えがある。だが、かつて一人の美しい巫女を巡って3人の王子が殺し合いをしたことで多くの血と憎しみを吸った七星剣は呪われた妖刀となってしまった。その呪いはアスカ島だけでなく周りの海をも争いに巻き込むほどだったが、自らの命を投げ打った巫女の死により、3人の王子は和解。3つの宝玉で七星剣の呪いを封じたのだった。七星剣は赤い月が満ちる時に妖力が高まるため、それを抑えるには3つの宝玉を島にある3つの塔(巨門・貪狼・破軍)に納め、結界を張る儀式を行う必要がある。島の地下には無数の罠が仕掛けられた洞窟が広がっており、3つの塔をはじめ、島中に通じている。
オマツリ島映画オリジナル。第6作『オマツリ男爵と秘密の島』に登場。その名の通り毎日がお祭りで賑わい、多くの娯楽施設があるとされる「偉大なる航路」唯一のリゾート地。観光目的で島を訪れた海賊に「地獄の試練」を与え、島中に張り巡らせたアトラクション施設で島の主・オマツリ男爵の部下と様々な対決を行わせる。その正体は、オマツリ男爵が島に咲く固有種の花「リリー・カーネーション」に捧げる生贄を集めるために作り上げた島。島の住人のほとんどはオマツリ男爵の元部下達で、本来は数十年前に死亡しているがリリーに捧げた生贄によって復活した。元は全く人が住んでいない島だったが、嵐で仲間を失ってこの島に流れ着いたオマツリ男爵が、リリーに捧げる生贄を誘い込むべく島を「オマツリ島」という名の偽りのリゾート地に変えた。海賊を島に誘い生贄にする目的は復活した彼らを生き永らえさせるためであり、リゾート地という誘い文句に釣られて島を訪れた多くの海賊がその犠牲になった。メカ島映画オリジナル。第7作『カラクリ城のメカ巨兵』に登場。名前とは裏腹に住民たちはとても穏やかでのどかな雰囲気をした島。どんなログポースも反応せず、島に向かうには「カメポース」という、小さなカメを指針代わりに使った独自のアイテムを使う。島には海の王だけが被ることができる「金の冠」という宝があるという伝説が言い伝えられている。島の地下には洞窟が広がっており、山頂には領主一族の男子しか入ることができない聖なる遺跡があるほか、島の領主・ラチェットの城には無数のカラクリ仕掛けがある。
その正体はとてつもなく巨大なカメそのもので、大昔から島カメと人々は平和な共存関係を続けてきた。島カメが眠りにつく1000年間、人々は甲羅の上で生活し、産卵の時期を迎えると島カメを起こす。島に伝わる歌「ゆらり歌」に島カメの起こし方のヒントが隠されている。金の冠とは、子カメが生まれた後に残る黄金でできた卵の殻のことである。島に入る前には入国審査がある。ログがたまる期間は半日で、次の島は新世界のリスキーレッド島・ライジン島・ミストリア島の3つを指す。
リュウグウ王国魚人島を治める王国。約200年前に世界政府の加盟国になった。人魚族の王族によって治められている。王族はジョイボーイに代わって約束を果たしにくる者が現れる日を信じ、先祖代々方舟「ノア」を見守り続けている。「人間に血液を分かつ事を禁ずる」という法律がある。元々は平和な国だったが、24年前の大海賊時代に突入して間もない頃、大勢の海賊と海軍が一気になだれ込み治安が悪化。人間達によって国民が次々にさらわれたり売られたりしたが、国王ネプチューンの友人である四皇白ひげのナワバリとなってからは平和になった。白ひげ亡き後は同じ四皇のビッグ・マムによって、毎月10トンのお菓子と引き換えに守られるようになる。
竜宮城リュウグウ王国の王宮。島の上層にあり、連絡廊のみが城に通じる唯一の通路となる。硬殻塔竜宮城の北東にある塔。しらほし姫が、バンダー・デッケン九世の攻撃から逃れるため10年間この中で暮らしていた。しらほしの部屋になる以前は武器倉庫だった。人魚の入り江マーメイドカフェの女子寮がある場所。ケイミーが住んでいる。サンゴが丘魚人島の南東に位置する港町。マーメイドカフェがある。ギョバリーヒルズセレブの街である一等地。パッパグが住んでいる屋敷がある。おかし工場の町魚人島の北東に位置する、四皇ビッグ・マムに送るためのおかし工場がある町。ギョンコルド広場魚人島の広大な広場。10年前のオトヒメ王妃の暗殺現場であり、新魚人海賊団のクーデターでは麦わらの一味との戦いの舞台となった。上記以外では、島の南東に「魚民文化会館」、東に「マリンショッピングモール」、北に「水車の町」がある。海の森魚人島の南東の深海にある、サンゴの森。潮の流れで沈没船が流れてくる「海の墓場」だが、陽樹イブの恵みからサンゴが美しく広がり、魚達やクジラが大量に集まる場所。オトヒメ王妃の墓のほか、森の奥地には「歴史の本文」がある。ルフィに半壊させられたノアは、海王類によってここに運ばれた。魚人街謎の巨船「ノア」が置かれている、魚人島外の深海の地区。フィッシャー・タイガーやジンベエ、アーロンなど、タイヨウの海賊団の船員の出身地。元は孤児達を預かる巨大な保護施設であったが、時が流れるにつれ魚人島のはみ出し者達が集まる無法地帯となってしまった。かつてはタイガーが仕切っていたが、現在では新魚人海賊団の統制下にある。クーデター終結後、ネプチューンによって完全に封鎖された。「偉大なる航路」後半の海の通称。偉大なる航路」を半周し、「赤い土の大陸」を越えた先に広がる最後の海。この新世界を制した者が「海賊王」の称号を得られるという。リヴァースマウンテンから直接行く事が出来ない為、ここに行くには前半からマリージョア、又は魚人島を経由する必要がある(ただし海軍の船は「凪の帯」を越えられるので、理屈上は「西の海」か「北の海」から「凪の帯」を横断して直接ラフテルに到達可能とも考えられる)。
「四皇」が統べり、前半の海を乗り越えた猛者達が集い、常識外れな事象もさらに増す、世界で最も航海が困難な海。海流・気候に加え、前半の海で唯一信頼できた磁気までもが変動する島、航海中完全に磁気を失う島さえあるという。普通の記録指針では針がグルグル回転してしまうので使い物にならず、航海には針が3本ある新世界用の「記録指針」が必要。新世界の大物海賊は各地に「ナワバリ」を持ち、巨大な犯罪シンジケートを形成しているため、迂闊に手出しすると彼らに目をつけられる危険もある。
その過酷さゆえ、一度でも新世界に足を踏み入れた者は口を揃えて「偉大なる航路」前半の海を「まるで楽園(パラダイス)だった」と語り、そのほとんどが脱落していくのである。
ユキリュウ島[2]赤髪海賊団が宴をしていた冬島。ワノ国(ワノくに)世界政府非加盟の鎖国国家。作中未登場。「侍」と呼ばれる屈強な武人たちがおり、海軍も近寄れないという。伝説の剣豪リューマの出身地。以前エースが笠の作り方を習った場所。チョンマゲという特有の髪型がある。九里(クリ)錦えもんの出身地。詳細不明。エッド・ウォー27年前、ロジャー海賊団と金獅子海賊団が激突した「エッド・ウォーの海戦」が起こった場所[5]。フードヴァルテン[7](FOODVALTEN)白ひげの縄張りだった島。頂上戦争後、茶ひげ海賊団に占拠された。その後ホーキンス海賊団が上陸した。ホールケーキアイランドビッグ・マム海賊団が拠点としている島。島全体がケーキの形をしている。リスキーレッド島魚人島からの指針が示す島の一つ。詳細不明。ライジン島魚人島からの指針が示す島の一つ。島には雷が降り注いでおり、魚人島の次に来ることになる島の中では最も危険度が高い。頂上戦争後、破戒僧海賊団が上陸しようとしていた。ミストリア島魚人島からの指針が示す島の一つ。詳細不明。パンクハザード島かつてDr.ベガパンクの実験施設があった島。現在は政府によって完全に封鎖されている。「記録指針」が反応しない。ベガパンクが島の護衛用に造り出した人工生物「竜」が生息している。4年前、シーザー・クラウンが開発した化学兵器の暴発により、有毒物質が蔓延する死の島と化した。3年前、シーザーが島に戻り、研究を再開する。2年前には有害物質はほとんどなくなっており、赤犬と青雉との10日間に及ぶ決闘が行われた。現在はその影響により、島は燃えさかる炎の土地と凍てつく氷の土地に二分されている。島の中央にある湖は赤犬と青雉が戦った爆心地のような穴に、島に入った巨大な裂け目から海水が流れ込んでできたもので、サメなどが生息している。氷の土地にはシーザーの研究所がある。
シーザーの研究所内には人造悪魔の実「SMILE」の材料となる「SAD」製造室があったが、ローによって破壊された。ドレスローザドンキホーテ・ドフラミンゴが治める王国。別名「愛と情熱とオモチャの国」。ドンキホーテファミリーの拠点。島全体に巨大な岩壁が立ち並んでおり、岩壁の高台に町がある。命を持ったオモチャたちが人間と共存している。900年前まではドフラミンゴの先祖であるドンキホーテ一族が統治しており、グリーンビットの小人トンタッタ族を奴隷にして地下深くで働かせ、国民はトンタッタの生み出す富と栄華の上に生きていた。空白の100年を経て世界政府が創設された後、ドンキホーテ一族は聖地マリージョアへ移住し、リク王家が誕生。リク王はトンタッタ族への償いとして、小人が国から生活必需品を盗むことを許し、国内で物が盗まれても妖精の仕業で笑って諦めるしかないとする「妖精伝説」を国に定着させた。なお国民の大半は妖精の正体が小人であることは知っており、暗黙の了解で見守っていた。また、リク王家は隣国の危機にも積極的に援助を惜しまず、国民の生活は貧しかったが、800年間戦争が一度も起きない平和の国であった。10年前にドフラミンゴが当時のリク王リク・ドルド3世を罠に嵌め国民からの信頼を失墜させ、再びドンキホーテ王家が復活する。その際にドフラミンゴが連れてきたホビホビの実の能力者シュガーにより、国民の一部がオモチャに変えられた。また、「午前0時以降外出してはいけない」「オモチャは人間の家に、人間はオモチャの家に入ってはいけない」という二つの法が新たに定められた。自分を人間だと言い出したオモチャは「人間病」としてスクラップ場送りになる。ドンキホーテ体制となって以降国民の生活は豊かになったが、その裏では奴隷として働かされるトンタッタ族とオモチャたち、コロシアムの見世物にされる囚人剣闘士が存在するなど、極端な光と影が存在する国に変貌した。また、ドンキホーテファミリーが裏社会で行っている闇の取引により周辺諸国のバランスは大きく崩れ、戦争が頻繁に起きているため、周辺諸国からは「野蛮な海賊の王国」と嘲られている。上記の事からルフィやサボは「自分の生まれた国(ゴア王国)に似ている」と評していた。ドンキホーテファミリーが崩壊したことで、再びリク家が王位に就き人々と小人が共存する「愛と情熱と妖精の国」となった。 モデルはスペイン[8]。作者によると、ドフラミンゴというキャラクターのイメージから設定したとのこと[8]。王宮ドフラミンゴやドンキホーテファミリーの幹部がいる石造りの王宮。「王の台地」と呼ばれる高台の上にあり王宮に行くにはリフトを使う。また、リク王家に代々伝わる秘密の緊急通路があるほか、下段には外壁塔、2階には最高幹部が座るイスがある「スートの間」、1階の礼拝堂の裏にはマンシェリーが幽閉されていた「おしおき部屋」がある。ドフラミンゴの鳥カゴ発動後は、ピーカの能力で「王の台地」からひまわり畑の上に移された。アカシアドレスローザの港町。ルフィたちが最初に訪れた町。セビオドレスローザ南の町。10年前、ドフラミンゴに操られたリク王軍が暴動を起こした。カルタドレスローザ東の「森の町」。港がある。「鳥カゴ」の収縮により壊滅状態となってしまった。プリムラドレスローザ北西の町。コリーダコロシアムドレスローザにある円形闘技場。剣闘士による剣闘会が行われる。ドンキホーテファミリー独自の法が存在し、警察や海軍は立ち入れない。リング外の水路にはリトル闘魚が放たれている。ドンキホーテファミリーに逆らったものは、「囚人剣闘士」として殺し合いの見世物にされる[9]。1000勝すれば解放されるが達成した者は一人もいない。脱出を図ろうとした者は即刻射殺される。剣闘士は基本的に剣と盾で戦う戦闘スタイルの訓練を受ける。選手は一度コロシアムに入ると二度と出ることができず、出口はドンキホーテファミリー関係者しか知らない。コロシアム周囲の柵は海楼石でできている。剣闘はドフラミンゴが即位する以前から行われていたが、当時は現在のような殺し合いではなかったという[9]。リク王統治時代は犯罪者を剣闘士と戦わせるだけのものであり、犯罪者は100勝することで釈放されるシステムであった。試合はバトルロイヤル形式で、リング外に落下または死亡すると失格となる。武器の使用は飛び道具以外は自由だが、防具には重量制限がある。敗退者は地下のスクラップ場に落とされ、そこから幹部塔に引き上げられシュガーの能力でオモチャに変えられる。モデルは古代ローマのコロセウム[8][10]。交易港王宮の地下にある巨大な地下施設。ドンキホーテファミリーによる闇の取引が行われており、オモチャたちが奴隷として働かされていた。中央にはトレーボルとシュガーがいる幹部塔が存在し、その奥には人造悪魔の実「SMILE」の工場がある。オモチャの家と王宮には連絡リフトで繋がっており、幹部塔にも幹部専用のリフトがある。幹部塔には触手のようなパイプが繋がっており、国中のいたるところにある「スクラップ場」の入口に落とされると、パイプから幹部塔を経由して幹部塔の真下にある「スクラップ場」に落とされる。オモチャの家オモチャが消灯時間になると帰らなくてはならない場所。王宮がある台地の下部にあり、四方に入口が存在する。名称こそ「オモチャの家」だが「家」とは名ばかりで内部は地下の交易港への通路が伸びているだけであり、オモチャ達は毎夜夜通し働かされていた。SMILE工場人造悪魔の実「SMILE」を製造しているドーム型の施設。トンタッタ族は「闇の工場」と呼んでいる。施設内の農場の河川に流し込んだ「SAD」を木に吸収させ、SMILEを生産している。工場の外壁は海楼石でできている。施設の天井にある発光花「エレガントフラワー」により、トンタッタ族の500人の仲間が夜通し働かされていた。ドフラミンゴの鳥カゴ発動後、ピーカの能力で地下から地上に移された。フランキーとトンタッタ族によって工場の中を破壊された後、鳥カゴを押し返すために使用された。花畑広大なひまわり畑[11]。カルタの丘はかつてキュロス親子が暮らしていた場所。地下には反ドフラミンゴ体制「リク王軍」決起本部が存在する[11]。キュロス親子の秘密は16年前の大人達の大半は知っており、トンタッタ族と併せてひまわり畑で暮らす親子として静かに見守っていた。グリーンビットドレスローザの北にある孤島。トンタッタ族の力で育てられた巨大な植物が生えている。ドレスローザと鉄橋で繋がっているが、200年前に周辺に闘魚が棲みついて以降、人の往来は途絶えている。トンタッタ王国グリーンビットの地下にある、小人族「トンタッタ族」の国。ドレスローザとは地下通路で繋がっている[11]。数百年前から隣国ドレスローザとは密接な関係で、ドンキホーテ一族統治時代は事実上ドレスローザの属国だった。ゾウ1000年以上も生きている、海王類に匹敵する巨大な象の背中に栄えている土地。巨象は常に動き続け一定の場所には存在しない上に、島では無いため記録指針では辿り着けないため「幻の島」と呼ばれている。地面は象の皮膚であるため不安定でかなり歩きにくい。象は一日に二度水浴びをし、人間にとっては洪水のような雨「噴火雨」が土地に降り注ぐが、ミンク族にとっては恵みの雨で一緒に魚も降ってくるため、食料確保にも役立っている。「ゾウ」という名称は人間側からの呼び名で、ミンク族は象を「象主(ズニーシャ)」と呼ぶ。モコモ公国ゾウの背にある、数百年の歴史を持つミンク族の文明国。正式な国王イヌアラシ公爵と、代々くじらの森を守護するネコマムシの旦那の2人の王によって治められている。朝6時から夕方6時までを昼の王・イヌアラシが、夕方6時から朝6時までを夜の王・ネコマムシと生活時間を分割して国民は暮らしている。これはかつて親友だったイヌアラシとネコマムシが、ある事件を契機に顔を合わせる度に殺し合いをし兼ねないほど仲が悪くなり、互いに顔を合わせたくない両者の意向によるもの。ワンダやキャロットなど側近を務める役職の者以外は、昼夜逆転の影響で交代の時間になると強制的に眠ってしまう。国にはイヌアラシ率いる「犬嵐銃士隊」とネコマムシ率いる「侠客団(ガーディアンズ)」の2つの軍隊が存在する。ワノ国の光月一族とは遥か昔からの同盟関係で国民全員が強い仲間意識を持っている。ルフィたちが到着する17日前、ジャックの襲撃にあい大きな被害を受けた。なおその後ネコマムシとイヌアラシは和解し、各自が自由な時間に寝起きできるようになった。
クラウ都モコモ公国の住民が暮らす都市。降り注ぐ噴火雨は、都市の中心にある濾過装置で水路に流れ出て、国中の生活用水に変わる。くじらの森クラウ都の奥にある、その名の通り鯨のような形をした巨大な木の下に広がる森。ネコマムシの旦那率いる「侠客団」の居住区がある。右腹の森(ウバラのもり)ミンク族の先祖が昔使っていた居住区の砦や、イヌアラシ公爵の療養所などがある。右尻の森(ウシリーのもり)闇深き沼を左折すると右腹の森に行ける。プロデンス王国エリザベローII世が治めるドレスローザ近辺の王国。モガロ王国ドレスローザの隣国。ファンク兄弟の出身地[シルバーマインアニメオリジナル。「シルバーマイン編」で登場。ドレスローザ近くの孤島。島の中心には巨大な銀の要塞が聳え立ち、その輝きは周りの海をも眩く染める。シルバー海賊連合が根城としている。エンドポイント映画オリジナル。詳細はONE PIECE FILM Z#用語を参照
「偉大なる航路」にはあるが、前半か新世界か明言されていない場所。
ヴィラクーデターが頻発する土地。400年前にモンブラン・ノーランドが訪れた時は「陽気な町」だった。凪の帯を参照。
グランドラインに対して直角にこの世界を一周する巨大な大陸。グランドライン近辺では、雲によって頂上が見えないほど標高が高く、切り立った崖になっている。この世界の海はレッドラインにより2つに両断されている[13]。
グランドラインを半周した先にあるもう一つのレッドラインを越える方法は、2つある。1つは、レッドラインの上にある聖地マリージョアを通り抜けるというもの。しかし、この方法では、世界政府にマリージョアの通行許可を得て大陸の上に引き上げてもらう必要があるので、海賊には不可能。また、船を乗り換える必要がある為金もかかる。もう1つの方法は、聖地マリージョアのほぼ真下に位置する海底の楽園「魚人島」を通り抜けるというもの。この方法なら、世界政府の許可も船を乗り換える必要もないが、海中を航海しなければならないため、通常の船でそのまま航行することはできず、シャボンディ諸島で船をコーティングする必要がある。
双子岬リヴァース・マウンテンを超えた後、初めにグランドラインの7つの航路を選択する場所。クロッカスが灯台守を務める灯台がある。聖地・マリージョア世界政府の所在地。マリンフォード付近のレッドラインの上にある。各国の王達の会議(レヴェリー)などが行われる。「世界貴族(天竜人)」と呼ばれる住民が住んでいる。空に浮かぶ島。
詳細は空島を参照
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