DRAGON_BALL

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『DRAGON BALL』（ドラゴンボール）は、1984年から1994年まで週刊少年ジャンプで連載されていた鳥山明による漫画作品、およびそれを原作とするメディア作品。公式略称は「DB」。

概要[]

7つ揃えると願いが叶うという不思議なアイテム「ドラゴンボール」を巡った旅路や騒動、シッポの生えたカンフー少年孫悟空が織り成す物語を描いた冒険・バトル漫画。戦いや修行を通じて仲間を増やし、悪しき願いを叶えるべくして同じくボールを探す敵対集団や地球ひいては全宇宙をも脅かす巨悪と立ち向かっていく。
日本の漫画界の頂点といっても過言ではない世界的大ヒット作で、漫画、アニメ、ゲーム、その他数多の著作物に多大なる影響を及ぼした。そのヒットには担当編集の鳥嶋和彦による方針転換の手腕も大きく、こちらもまた広く評価されている。
主人公の孫悟空が少年の頃から物語が始まるがピッコロ大魔王戦以降は立派に成長し、任天堂ソフト『JUMP SUPER STARS』『JUMP ULTIMATE STARS』では大人になった以降の時代がベースとなる。

単行本7巻では作者の鳥山明が手掛けた過去作品『Dr.スランプ』のキャラクターが、単行本10巻では鳥山明がキャラクターデザインを担当したゲーム『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』のモンスターがゲスト出演している。

ヒットによるヒットでアニメ化、ゲーム化、映画化と多方面の展開を見せる。鳥山本人が手掛けた原作の終了後も、オリジナルストーリーによるアニメや映画続編、漫画続編なども展開。それら関連作品のひとつである『ドラゴンボール超スーパー』についても触れる。

パロディ的に任天堂要素が登場する回[]

DRAGON BALL[]

単行本40巻収録 其之四百八十三『魔人ブウと仲間たち』魔人ブウを倒すため、ミスター・サタンが「ゲームポーイ」という爆弾入りのゲーム機をプレゼントした。遊ばせているゲーム内容はわからないが、「ジャンプ」操作がカギであること、魔人ブウにとって難しいと感じるソフトであったことがわかっている。

ドラゴンボール超[]

単行本3巻収録 其之十七『次期第10宇宙界王神候補ザマス』悟空、ベジータ、破壊神ビルス、トランクス、未来から来たトランクス、ピラフ、シュウ、マイの8人で『マリオカート8』を模したレースゲームで遊んでいる。コントローラはWii U Game Padをほぼそのままモチーフにしているほか、「亀」と書かれた亀の甲羅によるアイテム攻撃も行っている。

本作に関連するゲーム作品[]

ライセンス商品[]

JUMP SUPER STARS少年ジャンプのキャラクターが集結。バトルコマ、サポートコマ、ヘルプコマとして主要キャラクターが登場。JUMP ULTIMATE STARS前作同様、バトルコマ、サポートコマ、ヘルプコマとして主要キャラクターが登場。前作よりキャラクター数も増加。ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ 週刊少年ジャンプ創刊50周年記念バージョン本作を基にしたゲーム『ドラゴンボール 神龍の謎』『ドラゴンボール3 悟空伝』『ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人』、本作のキャラクターも登場する『ファミコンジャンプ 英雄烈伝』『ファミコンジャンプII 最強の7人』を収録。いずれももともと任天堂発売ではないタイトル。少年ジャンプの雑誌を模したパッケージでは、悟空がゲーム機本体を掲げている。

パロディ・オマージュ[]

スーパーマリオRPG実機では確認できないが内部データに残存する、ノコへいの「なにかんがえてるの」のセリフが本作のパロディ。ファイターカービィの登場作品ストリートファイターシリーズの主人公・リュウをパロディしたコピー能力で、衝撃波を放つ「スマッシュパンチ」は本作で用いられる技「かめはめ波」のオマージュ技であるの技「波動拳」のパロディと思われる。『星のカービィ 鏡の大迷宮』では、より波動拳に近くなった「パワーショット」が登場し、『星のカービィ Wii』ではそれが「はどうショット」と名を改められた。マリオストーリーフラワーランドに生えている「シャボン草」の名乗り向上が「オッス! オラ シャボン草!」。大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ『大乱闘スマッシュブラザーズX』以降参戦するファイターのソニックが、原作シリーズや最後の切りふだで変身する「スーパーソニック」は、本作に登場する強化形態「超スーパーサイヤ人」のオマージュ。『for』の追加コンテンツから参戦したファイターのリュウが扱う「波動拳」は、本作で用いられる技「かめはめ波」のオマージュ。『SP』では「波動拳」を用いる新ファイターのケンが参戦したほか、追加コンテンツで参戦した勇者のモーションは鳥山明のキャラデザインに合ったものにすることが心がけられており、「メラゾーマ」の発動ポーズが「かめはめ波」に似るなど本作をモチーフにした要素も存在。星のカービィ Wii / 星のカービィ Wii デラックスボスのゴライアスの体力減少時に怒りながら金髪の強化形態となる姿が「超スーパーサイヤ人」に類似するほか、強化形態への移行後は「かめはめ波」や「元気玉」に類似したモーションの気弾攻撃を用いる。『Wiiデラックス』の追加ボス、ハイドロアスも共通。星のカービィ スターアライズコピー能力「スティック」は『西遊記』のほうの孫悟空がモチーフになったコピー能力であるが、ポーズ画面のテキストには「まかふしぎだよ」という、本作のアニメ版主題歌『摩訶不思議アドベンチャー!』のパロディと思しき要素がある。スプラトゥーン2、スプラトゥーン3本作で用いられる技「元気玉」のパロディであるスペシャルウェポン「ナイスダマ」が登場。ドラガリアロストイベントボスのセイテンタイセイが、『西遊記』モチーフのつながりで「かめはめ波」に似たポーズで太い気功波を放つ。

任天堂に関連要素がある登場人物[]

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孫 悟空（そん ごくう）[]

本作の主人公である、地球育ちのサイヤ人。戦闘民族の生き残りだが、幼い頃に頭を打ち宇宙人としての記憶を失ったことで心優しい性格になった。育ての親の形見が「ドラゴンボール」であったことからこのボールを巡った旅が始まり、様々な人や敵と出会い戦い、宇宙有数の強さまで成長する。ジャパニーズカルチャーでもマリオやピカチュウらと並ぶ世界的人気・有名人。

• 『JUMP SUPER STARS』『JUMP ULTIMATE STARS』ではバトルコマ、サポートコマ、ヘルプコマとして登場、自機として使用可能。詳しくは本人記事を参照。
• 『ドラゴンボール 神龍の謎』『ドラゴンボール3 悟空伝』『ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人』『ファミコンジャンプ 英雄烈伝』『ファミコンジャンプII 最強の7人』で、主人公もしくは主人公パーティの一人として登場。

ピッコロ[]

悟空が少年の時の最後の敵・ピッコロ大魔王の生まれ変わり。生まれてからたった3年で大きく成長し、親の仇たる悟空との激闘の末敗北、その後はさらに強い外敵を倒すため悟空と共闘、孫悟飯の教育と修行に打ち込んだ後に情が芽生えて正義の戦士に。

• 『JUMP SUPER STARS』『JUMP ULTIMATE STARS』ではバトルコマ、サポートコマ、ヘルプコマとして登場、自機として使用可能。詳しくは本人記事を参照。
• 『ドラゴンボール3 悟空伝』『ファミコンジャンプ 英雄烈伝』では最終ボスとして、『ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人』では仲間の一人、『ファミコンジャンプII 最強の7人』ではNPCとして登場。

孫 悟飯（そん ごはん）[]

悟空とチチの間に生まれた息子。本当は戦いたくない優しい性格だが、幼い頃にピッコロによる厳しい修行を受けて即戦力となり以降数々の戦いに参加。高い潜在能力と戦闘センスを秘め、人造人間セルの暴虐行為に怒りが最高潮に達したときには悟空やベジータをも超えた最強の力を引き出した。

• 『JUMP SUPER STARS』『JUMP ULTIMATE STARS』ではバトルコマ、サポートコマ、ヘルプコマとして登場、自機として使用可能。詳しくは本人記事を参照。
• 『ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人』では仲間の一人として、『ファミコンジャンプII 最強の7人』ではNPCとして登場。

ベジータ[]

戦闘を生業とする宇宙人・サイヤ人の王子。ドラゴンボールを求めて地球に襲来する悪役という立場で登場し、フリーザとの戦いで共闘したのち地球の戦士の仲間に加わる。エリート級の実力と王子としての高い誇りを持ち、仲間の力で強くなった下級戦士の孫悟空に強いライバル心を抱く。

• 『JUMP SUPER STARS』『JUMP ULTIMATE STARS』ではバトルコマ、サポートコマ、ヘルプコマとして登場、自機として使用可能。詳しくは本人記事を参照。
• 『ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人』では敵として登場。

ゴテンクス[]

悟空の息子・孫悟天とベジータの息子・トランクスが、メタモル星人の秘術「フュージョン」によって合体した姿。あの悟空をも上回る圧倒的パワーとおこちゃま故の過剰な自信を備え、30分という制限時間があるために魔人ブウをギリギリで倒しそこないピンチに追い込まれた。

• 『JUMP SUPER STARS』『JUMP ULTIMATE STARS』ではバトルコマ、サポートコマ、ヘルプコマとして登場、自機として使用可能。詳しくは本人記事を参照。

クリリン[]

悟空の最初の師匠・亀仙人のもとで修業ともにした親友。悟空らとともに数々の強敵と戦い、仲間からは地球人ナンバーワンを認められる実力と経験の持ち主。原作のみでも計3回命を落としており、2度目の死はおだやかな悟空を「超サイヤ人」に覚醒させる要因となった。亀仙人のもとへ来る前に修行していた道場の倣いで、武道家時代は頭を丸めている。

• 『JUMP SUPER STARS』『JUMP ULTIMATE STARS』ではサポートコマ、ヘルプコマとして登場。
• 『ドラゴンボール 神龍の謎』ではボス敵として、『ドラゴンボール3 悟空伝』『ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人』では仲間の一人として登場。

ブルマ[]

大企業・カプセルコーポレーションの社長令嬢で機械工学のスペシャリスト。活発すぎる性格で恋人欲しさにドラゴンボールを集める旅をしており、その道中で山奥に暮らす悟空に出会って彼を広い世界へと導いた、すべての始まりを作った立役者。ベジータと付き合い息子のトランクスを設け、未来世界ではタイムマシンを開発しトランクスを過去の世界へ送り出すキーパーソン

• 『JUMP SUPER STARS』『JUMP ULTIMATE STARS』ではヘルプコマとして登場。
• 『ドラゴンボール 神龍の謎』『ドラゴンボール3 悟空伝』『ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人』『ファミコンジャンプII 最強の7人』ではサブキャラとして登場。

亀仙人（かめせんにん）[]

ひょうきんな爺さんに見えるが実は武術の神「武天老師」の異名を持つ老いた凄腕武道家。悟空とクリリンを弟子として迎え、牛乳配達や農耕作業、一般常識のお勉強やお昼寝など多彩なメニューで心身ともに一人前の武道家に鍛え上げた。ただスケベな性格と痴漢の常習犯なのがタマにキズ。

• 『JUMP SUPER STARS』『JUMP ULTIMATE STARS』ではヘルプコマとして登場。
• 『ドラゴンボール 神龍の謎』『ドラゴンボール3 悟空伝』『ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人』『ファミコンジャンプ 英雄烈伝』『ファミコンジャンプII 最強の7人』ではサブキャラとして登場。

神様[]

願いが叶うアイテム「ドラゴンボール」を作り出した張本人である、地球の神様。ピッコロ大魔王を分身として生み出した本人でもあり、のちに生まれ変わったピッコロの戦力強化のため同化に応じる。

• 『JUMP SUPER STARS』『JUMP ULTIMATE STARS』ではヘルプコマとして登場。
• 『ドラゴンボール 神龍の謎』『ドラゴンボール3 悟空伝』『ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人』『ファミコンジャンプII 最強の7人』ではサブキャラとして登場。

ネイル[]

ナメック星の原住民で、最長老に仕えていた側近。戦闘タイプのナメック星人でその戦闘力は並の戦士を凌駕するがフリーザには歯が立たず瀕死のところに駆けつけたピッコロに同化を持ち掛け、ピッコロの大幅戦力アップに貢献した。

• 『JUMP SUPER STARS』『JUMP ULTIMATE STARS』ではヘルプコマとして登場。

デンデ[]

ナメック星人の少年。フリーザの部下に襲われていたところ悟飯らに助けられ、地球の戦士たちの仲間入りに。優秀な"龍族"で、先代の地球の神がピッコロと同化したあとの地球の神を就任、ドラゴンボールを復活させた。手で触れることで他者の体力を回復させる力も持つ。

• 『JUMP SUPER STARS』『JUMP ULTIMATE STARS』ではヘルプコマとして登場。

トランクス[]

母のブルマが作ったタイムマシンによって人造人間による人類滅亡の未来をを変えるためやってきた、ベジータを父に持つ混血のサイヤ人。さらに別の未来でトランクスを殺しタイムマシンを奪ってやってきた未来の人造人間"セル"も登場し、タイムパラドックスが次々と起こる。
セルを倒し平和となった未来では本来の時間軸のトランクスが少年まで成長、悟空のもう一人の息子・孫悟天とは友達で、組み手をしてよく遊んでいる。

• 『JUMP SUPER STARS』ではゴテンクスの誕生に必要なヘルプコマとして、『JUMP ULTIMATE STARS』ではセル編のトランクスがサポートコマやヘルプコマとして登場。

孫 悟天（そん ごてん）[]

セルとの戦いで命を落とす直前に悟空が遺したもう一人の息子で、悟飯の弟。道着の中着が長袖である以外は幼少の悟空とまるでそっくり。友人のトランクスともども幼くして超サイヤ人に目覚めている天才肌で、魔人ブウとの戦いではトランクスとフュージョンし、合体戦士ゴテンクスとして活躍。

• 『JUMP SUPER STARS』ではゴテンクスの誕生に必要なヘルプコマとして登場。

ポタラ[]

15代前の界王神が身につけていたイヤリングで、二人の人物がそれぞれの耳につけることで合体することができるアイテム。これにより悟空とベジータが合体「ベジット」となり、Z戦士を吸収して強くなった魔人ブウを一方的に圧倒した。

• 『JUMP SUPER STARS』ではヘルプコマとして登場。

チチ[]

牛魔王の一人娘で、悟空とは少年時代に出会う。そこで取り付けた約束により、その約6年後に天下一武道会で悟空と再会し結婚。孫悟飯、孫悟天という二児を設ける。働きもせず修行に明け暮れる悟空を尻目に、息子の悟飯には学者になってもらうべく勉強を推し進める。悟空も恐れる恐妻だが、とても仲の良い家族だ。

• 『JUMP SUPER STARS』『JUMP ULTIMATE STARS』では悟空の2コマサポートコマに映っている。
• 『ドラゴンボール3 悟空伝』『ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人』ではサブキャラとして登場。

神龍（シェンロン）[]

「ドラゴンボール」を7つ集めおまじないを唱えると出現する巨大なドラゴン。どんな願いも一つだけ叶えてくれて、王位を得たり若返りを得たり、失った命を取り戻したりギャルのパンティをもらったりした者もいた。

• 『JUMP SUPER STARS』『JUMP ULTIMATE STARS』では対戦ステージとして登場。
• 『ドラゴンボール 神龍の謎』『ドラゴンボール3 悟空伝』『ドラゴンボールZ 強襲!サイヤ人』『ファミコンジャンプ 英雄烈伝』『ファミコンジャンプII 最強の7人』ではサブキャラとして登場。

フリーザ[]

ベジータ達サイヤ人のほか様々な星出身のならず者たちを統率して銀河中の平和を脅かす宇宙の帝王。地位に恥じぬ実力と4形態以上の変身能力、強大なカリスマ性を持ち、時代を問わず大人気の代表的悪役。

• 『JUMP ULTIMATE STARS』ではバトルコマ、ヘルプコマとして登場、自機として使用可能。詳しくは本人記事を参照。

魔人ブウ[]

原作漫画では最後の大悪役として登場した魔人。魔導士ビビディとその息子バビディより封印が解かれ、宇宙中を荒らして回っていた。ミスターサタンの説得により一度は不殺を誓うが、ブウを殺しに来たギャングにサタンを撃たれた怒りで悪の気だけが具現化。その後はZ戦士を吸収して強くなったり、それらを引っぺがされて原初の姿へ戻ったりと姿と強さをどんどん変えていった。

• 『JUMP ULTIMATE STARS』ではバトルコマ、ヘルプコマとして登場、自機として使用可能。詳しくは本人記事を参照。

脚注[]

関連記事[]

• 少年ジャンプ

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