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Smallwikipedialogo.png | このページには、クリエイティブ・コモンズでライセンスされたウィキペディアの記事が使用され、それをもとに編集がなされています。使用された記事はベア・ナックルにあり、その著作権者のリストはページの履歴に記録されています。 |
『ベア・ナックル』は1991年8月にメガドライブで発売されたセガのベルトスクロールアクションゲーム、及びそのシリーズの名称である。タイトルの「ベアナックル」は、素手で戦うことを指すボクシング用語から来ている。
『ファイナルファイト』(カプコン)タイプの横スクロール格闘アクションゲームで、3作が発売された。全作古代祐三がゲーム中の音楽を担当している(但しII、IIIは川島基宏との共作で、IIは全20曲中17曲、IIIは全27曲中16曲を担当)。
日本国外では "Streets of Rage(ストリート・オブ・レイジ)"のタイトルで販売された。これはのちにメガCD用ソフト『セガクラシック アーケードコレクション』の収録作品の1つとして、Iのみ逆輸入されている。
Xbox 360のXbox Live ArcadeにてIIのダウンロード配信が行われ、シリーズ初のオンライン協力プレイに加えてユーザーのやりこみ度がわかる実績システム、世界ランキングも追加された。また2011年にはプレイステーション3でも同様にオンライン協力プレイ、ランキング、トロフィー対応の物が配信された。そのほか、2005年にニンテンドーゲームキューブとプレイステーション2より発売されたソニックジェムズコレクションに、隠しゲームとしてI、II、IIIの移植版が収録され、Wiiのバーチャルコンソールでも各作品のダウンロード配信が行われている。
IとIIはゲームギア版と海外マスターシステム版も発売されているが、これらの次世代機への移植や復刻は行われていない。
2008年9月25日より、iモードのサイト『ぷよぷよ!セガ』にて、Iのリメイク作品『ベアナックル モバイル』が配信開始となった。
各作品の発売と同時期に、アルファレコードよりサウンドトラックCDが発売された。また、2007年8月10日に5pb.から発売されたCD『古代祐三 BEST COLLECTION Vol.2』には、本シリーズ3作品と『ザ・スーパー忍』の音楽がまとめて収録されている。5pb.版CDにはIのアルファレコード版CDにあったアレンジ曲は入っていないが、その代わりIIIのアルファレコード版CDで未収録だった曲が入っている。
テンプレート:コンピュータゲームシリーズ第1作。元・警官の3人がシンジケートに立ち向かい、街に平和を取り戻すために戦う。制作は『ザ・スーパー忍』のスタッフ(第6AM研究開発部)が担当。
『ゴールデンアックス』のシステムを土台にしつつ、当時ヒットしていた『ファイナルファイト』のエッセンスを加えた内容。
能力が異なる3人の主人公からプレイヤーキャラクターを選び、群がる敵を倒しながら進んでいく。使用するボタンは3つで、それぞれジャンプ、攻撃、スペシャル攻撃に割り当てられている。
『ゴールデンアックス』との大きな違いとして、ダッシュおよびダッシュ攻撃が削除された点と、敵を掴んだ状態(掴み状態)から繰り出せる技が増えている点が挙げられる(ダッシュはIII、ダッシュ攻撃はIIで復活)。これにより、ダッシュ攻撃が重要だった『ゴールデンアックス』から一変し、近距離での肉弾戦が攻略上大きなウェイトを占めるようになった。掴み状態のときは膝蹴りや投げ技を出す以外に、ジャンプボタンで敵の後方に回ることもできる。後方に回ると、通常時とは異なる投げ技を繰り出すことが可能。また、敵に後ろから掴まれて羽交い絞めにされたときは、ジャンプボタンで反動をつけたのち攻撃ボタンを押すことで、逆に敵を投げ返せるという仕掛けもある。
スペシャル攻撃は『ゴールデンアックス』の魔法に近いもので、主人公のかつての同僚である警官を呼び出し、ナパーム弾またはロケットランチャーによる援護射撃で画面内の敵すべてに大ダメージを与えられる。これは原則として1ラウンドにつき1回のみで、ラウンド8では使えないという制約があるが、それ以外のラウンドなら船上や工場内でさえ使用可能。
ジャンプボタンと攻撃ボタンを同時に押すと『ゴールデンアックス』と同様に背後攻撃が可能。この技は判定が強く、一部のボス戦ではわざと敵に背中を向け、近寄ってきた敵をこれで迎撃する戦法が有効となる。
2人プレイ時、相手プレイヤーを掴んで投げることで「合体攻撃」が発動する。ただし、使いどころが少なかったためか、『II』ではこのアクションは削除されてしまった。またシリーズで唯一、2人プレイ時ではボスキャラが二体登場する。
各キャラクターの能力はパワー、ジャンプ力、スピードの3項目で表される。
アクセル・ストーンパワーA、ジャンプ力B、スピードA全シリーズ通しての主人公で、マーシャルアーツの使い手。ジャンプ攻撃のリーチが短いことを除けば大きな欠点はなく、扱いやすいキャラクターである。金髪に青いバンダナ、白いシャツにジーンズという服装で、趣味は「ビデオゲーム」。ブレイズ・フィールディングパワーB、ジャンプ力A、スピードA全シリーズ通してのヒロイン。柔道の達人。女性らしさの表れか、作品ごとにコスチュームが大きく変わる。本作では頭にバンダナを巻き、袖のあるジャケットを着ている。趣味は「ランバダ」。アダム・ハンターパワーA、ジャンプ力A、スピードBボクサータイプの黒人。コンボではアッパーで敵を空中にあげたところを蹴りとばして、後ろの敵ごとなぎたおせる。なぜか趣味は「盆栽」。テンプレート:コンピュータゲームシリーズ第2作。囚われたアダムを救う為、アクセル、ブレイズ、そしてプロレスラーのマックス、アダムの弟のサミーが立ち上がる。本作のみエインシャントが制作を担当。
前作に比べてキャラクターのグラフィックが大きくなり、アニメーションも滑らかになり、雑魚キャラにも体力ゲージが表示されるようになり、総じてファイナルファイトに近いイメージとなった。また打撃音にADPCMが多用され、攻撃時の迫力が増した。タイマーがあってもタイムが頻繁に加算されるため、タイムアップはまず無い、スペシャル攻撃の連射でもボスを倒せるなど難易度は低く設定されている。1画面に同時に登場する敵キャラクターは1人プレイ時で5人、2人同時プレイで最大6人。オープニング曲は前作のバッドエンディングの曲をリミックスしたものが使用されている(ストーリー上に前作のバッドエンディングとの繋がりはない)。
スペシャル攻撃(必殺技)が前作の回数制限・ボム的なものから、体力消費・無敵・周囲を吹っ飛ばす、いわゆるメガクラッシュへと変更。また、前方へ強力な打撃を行うタイプのスペシャル攻撃も追加された。前者は敵に当たらなければ体力を消費しないうえ、命中時の体力消費も少なめなので、敵の攻撃に対するカウンターや回避手段としても使いやすい。後者は単体の技としては最大級の破壊力を誇るが、動作時間が長かったり、判定はさほど良くないなどの欠点もある。
「ダウンさせないジャンプ攻撃」が追加された。これは通常の飛び蹴りなどの敵を吹っ飛ばすジャンプ攻撃と違い、ヒットしても怯ませるだけでダウンさせない。このため格闘ゲームのように飛び込みからの連続技をできたり、着地してそのまま掴み状態へ移行できる。技単体としても若干横のリーチが劣るが、下方向への判定は強めで使い手がある。
また他にも背面攻撃、溜め攻撃、ダッシュ攻撃、掴み状態からの裏廻り、後掴み状態、ジャンプ投げ、ニュートラル投げ(ダメージ多め)とレバー入れ投げ(敵を巻き込みやすい)、後ろ掴みからの投げ、垂直ジャンプ攻撃、受身など技と展開が豊富である。後年の同ジャンルのゲームと比較しても多い程で、ベルトスクロールアクションゲームの殆どが『ファイナルファイト』と同等しか展開や技が無かった当時としては、かなり先見性があったといえる。さらに、通常攻撃などのモーションをキャンセルしてダッシュ攻撃やスペシャル攻撃につなぐことも可能になっており、対戦格闘ゲームさながらの連続攻撃を繰り出すことができた。
本作から、通常ゲームの他に対戦モードが追加され、対戦格闘ゲームの様にプレイヤーキャラクター同士での対戦格闘が行えるようになった。対戦モードに限っては1P、2Pで同じキャラクターが選択でき、同じキャラクターを選んだ場合は2P側が色違いキャラになる。キャラクター選択後にステージとスペシャル攻撃の有無が選択でき、選んだステージによってあらかじめ地面に落ちている(拾って使える)武器が変わる。ゲームは2本先取制で、対戦中はタイマーが3ずつ減っていくのでタイムアップもありえる。
アクセル、ブレイズ、マックス、サミーのボイスは全て古代本人によるもので、ピッチを調整することで様々な声質を再現している。
各キャラクターの能力はパワー、テクニック、スピード、ジャンプ力、スタミナの5項目で表される。
アクセル・ストーンパワー★★、テクニック★★★、スピード★★、ジャンプ力★、スタミナ★★テクニック型。ジャンプ力が低く、武器を含めリーチも短めだが、技のモーションが全般的に速いため連続攻撃を得意とする。また、ダッシュ攻撃の「グランドアッパー」が「超強判定・大ダメージ・リーチ有り・対地対空両用・隙ほぼ無し」と強力無比な性能を誇っているのも利点で、これだけでもクリア可能。初心者向けキャラクター。必殺技は「ドラゴンウイング」、「ドラゴンスマッシュ」。ブレイズ・フィールディングパワー★★、テクニック★★、スピード★★、ジャンプ力★★、スタミナ★★標準型、ややスピード寄り。武器の扱いに長けており、特にナイフは他キャラクターとは違い、連続ヒットする。Iでは黒髪だったがIIでブラウンに改められた。パワーは低めだがリーチや判定は強く、しっかり使い分ければかなりの強さを発揮する。1人プレイ時でも柔軟性に富むが、2人同時プレイ時のフォロー役としても優秀。投げ技が豊富で通常攻撃と繋げることで多様なコンボ技が出せる。ダッシュ攻撃は「飛翔双斬」。必殺技は「円舞脚」、「気功掌」。海外版では跳び蹴りをした際にスカートの中が見えないようにグラフィックが修正されている。マックス・ハチェット (海外版ではマックス・サンダー)パワー★★★、テクニック★★、スピード★、ジャンプ力★、スタミナ★★★新キャラ。アクセルの親友でプロレスラー。親友の為に大事な試合をすっぽかして応援に駆けつけた。強靭な肉体とパワーを持ち、唯一相手を掴んだ状態でジャンプすることができ、専用の投げを繰り出すことが出来る(その代わり掴みからの裏周りは不可)。打撃技は全般的に使いにくく、攻撃力もブレイズと大差無い。その代わり投げ技のダメージが強力で、ゲージ1本以上奪えるコンボもある。武器は長物であればかなり強く、唯一振りかぶった後ろ側に判定があるが、敵を掴むと武器を落とすため投げがやりにくくなるのが若干問題。必殺技のサンダータックルを根本から当てて凄いヒット数とダメージを稼いだり、投げようと掴みにいって殴られたということを回避するような動きをしたりなど、パワーを生かし欠点をカバーする工夫と立ち回りが必須。やや上級者向けキャラクター。ダッシュ攻撃は「スライティングシザース」。必殺技は「ボンバーナックル」、「サンダータックル」。サミー・ハンター(海外版ではエディー・ハンター/SKATE)パワー★、テクニック★★、スピード★★★、ジャンプ力★★★、スタミナ★新キャラ。アダムの弟。スピード型。ローラースケートを履き、レバー二度入れでダッシュ移動ができたり、ダッシュ攻撃の突撃距離・速度が優れていたりなどスピードは随一。ただし子供なだけにリーチ・パワー共にかなり劣り、武器の扱いもナイフ以外は武器に振り回される程に苦手。特にパワーの無さは、攻撃を当てても当てても敵の体力があまり減らないため、かなり苦労する。かなりの上級者向けキャラクター。ダッシュ攻撃は「ダイナマイトヘッドバット」。必殺技は「ダブルスピンキック」、「コークスクリューキック」。今作のみの要素として特定の敵を倒すと1万ポイントが入るというシステムが導入されている。
ガルシア一番弱い一般的な荒くれ者タイプの雑魚。ジャブをたまに行う程度で非常に弱く、ナイフを所持して登場した場合は突進攻撃となる等、見た目同様前作のチンピラタイプの敵とほぼ同じ性質を持つ。色違いバージョンを含めた名前はJOSEPH、SURGER、B.T、JONATHAN、BRASH、GARAM。ドノバンスキンヘッドにサングラスが特徴的な黒人。ガルシアに次いで弱い雑魚。殆どの場合ガルシアとセットで出現することが多いがガルシアと違い、時折飛び蹴り対処に対空のアッパー攻撃を使い、鉄パイプを所持して登場することもある。U-3、MC.K、ALTETは倒した際に1万ポイントが入る。色違いバージョンを含めた名前はZ、GONZALEZ、BRAWN、MARTIN、U-3、REID、GUDDEN、MC.K、ALTET。シグナル長身、ロングパーカーとモヒカンヘアが特徴的。プレイヤーの攻撃が届かない場所からのスライディングや投げを使う等、ガルシアと同じく前作の敵とほぼ同じ性質をもつ。パーカーの色で名前が決まり、黄色いパーカーならイエロー・シグナル(ゲーム中の表記はY.SIGNAL)、赤いパーカーならレッド・シグナル(同じくR.SIGNAL)となる。他にも青と紫・朱色も有る。名前で「SIGNAL」が使われていない者もおり、それを倒すと1万ポイントが入る。ジャックナイフを持ったモヒカン男。体力が多い。離れているとナイフを投げてくるが、地面に3本ナイフが落ちると、それ以上投げられなくなり落ちているナイフを拾いに行く。プレイヤーがダウンすると挑発してくる。ゲームを進めると登場する色違いバージョンを含めた名前は、JACK、BEANO、SOYAと、全て当時発売されていた豆スナックの名前からとられている(それぞれハウス、東ハト、ロッテから発売されていた)。エレクトラ左腕を改造した電気鞭を使って攻撃してくる美女。時折飛び蹴りを使うこともある。色違いバージョンを含めた名前はNORA、L・LISA、SUG.Q、METAL.M、REINE、DALLALA、ELOY、BLOODY、ZORA。ビッグベン肥満系の敵。前作のボンゴの様に炎を吐きながら突進したり、連続ビンタやフライングボディープレスをしてくる。プレイヤーが攻撃を受けてダウンすると笑って挑発する。色違いバージョンを含めた名前はBONGO、BIG-GO、HEART、BUFFET、DANTE、TITAN、ANRY。ライダーフルフェイスヘルメットを被ったライダー風の敵。バイクに乗って突っ込んでくるタイプや背景の奥から爆弾を投げてくるタイプもいる他、ドノバンと同様に鉄パイプを所持して登場することもある。背後に回られると羽交い締めを仕掛けてくるので注意が必要である。一部の例外を除き、FOG、GALE、STORM、TEMPEST、HEIL、BLADE、DEW、TYPHOON、TORNADOといった自然現象に関係する名前が付けられている。プレイヤーの後ろから羽交い絞めにしてくる事も有り油断は禁物。ハンゾウ忍者。クナイやカタナを持っていることがある。ジャンプしながら手裏剣を投げて来たり、投げ技や忍法影分身による高速移動など多彩な攻撃手段を持つ。ゲームギア版では2面ボスとして登場。色違いバージョンを含めた名前はCHIBA、JAY、SAIZOU、HUMA、GENYOSAI等がいる。レイブンムエタイボクサー風の敵。ムエタイ式の素早い蹴り技が得意で、こちらの攻撃をガードしたりもする。ゲームギア版には登場しない。この系統の敵はEAGLE、FALCONなど、全て鳥の名前を持つ。ハクヨウ中国風の敵。飛び蹴りや気をまとった張り手を使ってくることもある。この系統の敵は朱雀・青龍など4聖獣や虎秀・金剛・阿修羅など、和風の名を持つ。?(名称不明)ゲームギア版のみに登場する小型ロボット。跳ねながら近づいてくる。攻撃はしてこないが、一発でも攻撃を当てると爆発する厄介な敵。テンプレート:コンピュータゲームシリーズ第3作。ある街に落とされたラクシン(原爆)事件の調査をしていたアクセルのもとに、ブレイズからの手紙が届く。その手紙には同日に起こったもう1つの事件のことが書かれていた。そして、2つの事件の裏には驚くべき陰謀が……!
基本的にはIIのシステムを継承しているが、得点が一定値に達するごとにダッシュ攻撃(前2回+攻撃)が3段階まで成長するようになった。ファイティングパッド6Bを使用してプレイすると、コマンド入力により最初からパワーアップ済みのダッシュ攻撃を使えるという特典がある。
ダッシュ攻撃が成長すると威力やヒット数がアップするが、移動距離も長くなるため、場所によっては崖や穴から転落してしまう危険がある。
体力ゲージのタイマーのあった部分がチャージメーターに変更され、これが満タンのときは体力を消費せずにスペシャル攻撃を使用できる。1度スペシャル攻撃を出すとチャージメーターが空になってしまうが、時間の経過とともに回復していく。もちろんチャージメーターがたまる前でも従来どおり体力と引き換えにスペシャル攻撃を使うことが可能である。なおタイマー表示がなくなったのに伴い、タイマー制は廃止された。
武器を持っているときにダッシュ攻撃を使用すると「武器必殺技」という固有の技が発動するようになった。ザンは武器必殺技を使えないが、拾った武器をエネルギー弾に変換して撃ち出す能力を持っている。
そのほか、新アクションとしてダッシュと側転が追加され、スピーディな移動が可能となった。また、各キャラクターのダッシュ攻撃の威力が下がった代わりに、通常攻撃のモーションが全体的に機敏になり、機動性が上がっている。
ステージ展開にもバリエーションが増えたが、グラフィックがアメリカンコミックのような筋骨隆々とした絵柄になったことや、音楽が自動作曲ツールを使用したデジタルロックになったことでゲームの雰囲気は大きく変化している。ただし、川島が担当した曲は自動作曲ツールがあまり使われておらず[1]、比較的従来のイメージに近いものが多い。
各キャラクターの能力はパワー、テクニック、スピード、ジャンプ力、攻撃のリーチの5項目で表される。
アクセル・ストーンパワー★★★、テクニック★★、スピード★★、ジャンプ力★、攻撃のリーチ★★身長183cm、体重75kg。パワー型。性能は前作とほぼ同じ、だが前作で強力だった「グランドアッパー」が弱体化している。海外版では黄色のTシャツと黒いジーンズを着ている。成長必殺技は「グランドアッパー」→「エクストラグランドアッパー」→「グランドフック」→「グランドハリケーン」。武器必殺技は「ライジングスラッシュ」(ダッシュ攻撃・刀)、「ソードブラスト」(スペシャル攻撃・刀)、「パワーストライク」(ダッシュ攻撃・棒系)。ブレイズ・フィールディングパワー★★、テクニック★★★、スピード★★、ジャンプ力★★、攻撃のリーチ★身長167cm、体重非公開。テクニック型。リーチが短い。性能は前作とほぼ同じ。海外版では服の色が白になっている。成長必殺技は「飛翔双斬」→「重飛翔双斬」→「昇華双斬」→「昇華双斬破」。武器必殺技は「彗星昇斬」(ダッシュ攻撃・ナイフ)、「百華烈斬」(スペシャル攻撃・ナイフ)、「気功剣」(ダッシュ攻撃・刀)。サミー・ハンターパワー★、テクニック★★、スピード★★★、ジャンプ力★★★、攻撃のリーチ★身長147cm、体重40kg。スピード型。性能は前作とほぼ同じ。だが攻撃力が前作より微妙に増えており、難易度はかなり下がった。海外版では青い帽子と赤いタンクトップを着ている。成長必殺技は「ダイナマイトヘッドバット」→「スーパーダイナマイトヘッドバット」→「ローリングヘッドバット」→「ローリングヘッドバットサンダー」。武器必殺技は「ホームランアッパー」(ダッシュ攻撃・棒系)、「スピニングブラスター」(スペシャル攻撃・棒系)、「人間ミサイル」(ダッシュ攻撃・ナイフ)。ドクター・ザンパワー★★★、テクニック★★、スピード★、ジャンプ力★、攻撃のリーチ★★★身長201cm、体重151kg。新キャラ。老人型サイボーグ。パワー型で攻撃のリーチが長い。元は組織の研究員だったが、その目的を知り脱走。その際に負傷したことと組織の野望を止めるため、自らをサイボーグ化した。見た目はスキンヘッドに長いヒゲ、しかし身体は長身のマッチョ、と漫画『CYBORGじいちゃんG』のサイボーグじいちゃんGとの類似性が高い。必殺技は「パワースパーク」、「サンダーボルト」。成長必殺技は「パーニアタックル」→「マッハタックル」→「マッハブースター」→「ハイパーブースター」。武器必殺技は「エナジーショット」。セガサターン用に続編が構想される事はあったが実現はされず、ドリームキャスト用にはキャラクターの基本操作が可能なプロトタイプが製作されたが製品化には至らなかった。これは、セガがST-V(アーケードゲーム)で、1996年にダイナマイト刑事(セガサターンにも移殖された)リリースの後、セガがアーケードの続編を止めようと決定する前、ベアナックルの3Dをセガサターンでリリースしようとしていると、噂されていたが結局、リリースされなかった。その後、ダイナマイト刑事とコンセプトが似たアメリカのCore Designが考案して開発中(ほぼ完成)の、3Dアクションゲーム『Fighting Force』をセガのアメリカが関心を示し、ベア・ナックルの続編として変えて、1996年11月26日に『Streets of Rage 4(Streets of Rage 3D)』として、セガサターンでリリースしようと計画していた[2]。しかし、これは結局はうまくいかず、セガサターンで発売される事はなかった。
その後、アイドスがFighting Forceの販売所有権を手に入れ、ベア・ナックルとの設定関係なしで(ヨーロッパでリリース予定もしていた、セガヨーロッパとその事に関してもめた事もある)、1997年にプレイステーションとNINTENDO64で発売され、日本でも1998年にエレクトロニック・アーツ・スクウェアからプレイステーション版で『メタルフィスト』と言うタイトルで発売されている。
ドリームキャストでの続編の計画では、Fighting Forceをベアナックルの続編としてセガサターンに移殖する失敗の後、1999年に古代祐三の曲付きで、セガのアメリカは3D化した、ベルトスクロールタイプや、FPSの様な一人称視点タイプのアイデアを練って、基本操作が可能なプロトタイプも製作すデモ映像も公開するが、セガのアメリカはベアナックルシリーズの歴史やファン層の事を知らなかった為、このデモ映像を見た日本のセガが、試作したこのゲームはベアナックルのゲームでない、悪いアイデアだと判断し、商品化される事はなかった[3][4]。
なおFighting Forceことメタルフィストは、主人公の1人ホークはアクセルに似た格闘スタイルをしている。13ステージに登場するボスはII、IIIのジェットとロケットに類似しており、他にドクター・ゼンと言う悪の科学者のラスボスがいるが、IIIのドクター・ザンと類似した名前をしており、顔も似ている他、Dr.ゼロに似た設定でもある。バイクに乗って攻撃して来る敵(II、IIIの敵)、黒スーツの敵(IIIのブロンズ、シルバー、ゴールド)、エレベーターのステージシーンでエレベーターから敵を投げ落とて倒したり、IIIのエレベーターのシーンに似た事も出来る。III見たいにステージ内に分岐点があったり、必殺技の時の体力消耗、IIIのステージに似たステージがあったりする。他に海外で発売されているドリームキャストとプレイステーションの続編『Fighting Force 2』にも、ベア・ナックル2に類似したボスキャラの名前などが登場するなど、ベア・ナックル(特にIII)との類似点も幾つか見られる。
※下記は海外サイト(すべて非日本語。セガ非公認サイトにつき閲覧注意)
テンプレート:Video-game-stub
ar:ستريتس أوف ريجfa:شورش در شهر (سری بازی ویدیویی)fi:Streets of Ragefr:Streets of Rageit:Streets of Rageko:베어너클pt:Streets of Rageru:Streets of Rage
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