ベア・ナックル

ページ名:ベア・ナックル
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『ベア・ナックル』は1991年8月にメガドライブで発売されたセガのベルトスクロールアクションゲーム、及びそのシリーズの名称である。タイトルの「ベアナックル」は、素手で戦うことを指すボクシング用語から来ている。

目次

概要[]

『ファイナルファイト』(カプコン)タイプの横スクロール格闘アクションゲームで、3作が発売された。全作古代祐三がゲーム中の音楽を担当している(但しII、IIIは川島基宏との共作で、IIは全20曲中17曲、IIIは全27曲中16曲を担当)。

日本国外では "Streets of Rage(ストリート・オブ・レイジ)"のタイトルで販売された。これはのちにメガCD用ソフト『セガクラシック アーケードコレクション』の収録作品の1つとして、Iのみ逆輸入されている。

Xbox 360のXbox Live ArcadeにてIIのダウンロード配信が行われ、シリーズ初のオンライン協力プレイに加えてユーザーのやりこみ度がわかる実績システム、世界ランキングも追加された。また2011年にはプレイステーション3でも同様にオンライン協力プレイ、ランキング、トロフィー対応の物が配信された。そのほか、2005年にニンテンドーゲームキューブとプレイステーション2より発売されたソニックジェムズコレクションに、隠しゲームとしてI、II、IIIの移植版が収録され、Wiiのバーチャルコンソールでも各作品のダウンロード配信が行われている。

IとIIはゲームギア版と海外マスターシステム版も発売されているが、これらの次世代機への移植や復刻は行われていない。

2008年9月25日より、iモードのサイト『ぷよぷよ!セガ』にて、Iのリメイク作品『ベアナックル モバイル』が配信開始となった。

各作品の発売と同時期に、アルファレコードよりサウンドトラックCDが発売された。また、2007年8月10日に5pb.から発売されたCD『古代祐三 BEST COLLECTION Vol.2』には、本シリーズ3作品と『ザ・スーパー忍』の音楽がまとめて収録されている。5pb.版CDにはIのアルファレコード版CDにあったアレンジ曲は入っていないが、その代わりIIIのアルファレコード版CDで未収録だった曲が入っている。

ベア・ナックル 怒りの鉄拳[]

テンプレート:コンピュータゲームシリーズ第1作。元・警官の3人がシンジケートに立ち向かい、街に平和を取り戻すために戦う。制作は『ザ・スーパー忍』のスタッフ(第6AM研究開発部)が担当。

ゲームシステム[]

『ゴールデンアックス』のシステムを土台にしつつ、当時ヒットしていた『ファイナルファイト』のエッセンスを加えた内容。

能力が異なる3人の主人公からプレイヤーキャラクターを選び、群がる敵を倒しながら進んでいく。使用するボタンは3つで、それぞれジャンプ、攻撃、スペシャル攻撃に割り当てられている。

『ゴールデンアックス』との大きな違いとして、ダッシュおよびダッシュ攻撃が削除された点と、敵を掴んだ状態(掴み状態)から繰り出せる技が増えている点が挙げられる(ダッシュはIII、ダッシュ攻撃はIIで復活)。これにより、ダッシュ攻撃が重要だった『ゴールデンアックス』から一変し、近距離での肉弾戦が攻略上大きなウェイトを占めるようになった。掴み状態のときは膝蹴りや投げ技を出す以外に、ジャンプボタンで敵の後方に回ることもできる。後方に回ると、通常時とは異なる投げ技を繰り出すことが可能。また、敵に後ろから掴まれて羽交い絞めにされたときは、ジャンプボタンで反動をつけたのち攻撃ボタンを押すことで、逆に敵を投げ返せるという仕掛けもある。

スペシャル攻撃は『ゴールデンアックス』の魔法に近いもので、主人公のかつての同僚である警官を呼び出し、ナパーム弾またはロケットランチャーによる援護射撃で画面内の敵すべてに大ダメージを与えられる。これは原則として1ラウンドにつき1回のみで、ラウンド8では使えないという制約があるが、それ以外のラウンドなら船上や工場内でさえ使用可能。

ジャンプボタンと攻撃ボタンを同時に押すと『ゴールデンアックス』と同様に背後攻撃が可能。この技は判定が強く、一部のボス戦ではわざと敵に背中を向け、近寄ってきた敵をこれで迎撃する戦法が有効となる。

2人プレイ時、相手プレイヤーを掴んで投げることで「合体攻撃」が発動する。ただし、使いどころが少なかったためか、『II』ではこのアクションは削除されてしまった。またシリーズで唯一、2人プレイ時ではボスキャラが二体登場する。

プレイヤーキャラクター[]

各キャラクターの能力はパワー、ジャンプ力、スピードの3項目で表される。

アクセル・ストーンパワーA、ジャンプ力B、スピードA全シリーズ通しての主人公で、マーシャルアーツの使い手。ジャンプ攻撃のリーチが短いことを除けば大きな欠点はなく、扱いやすいキャラクターである。金髪に青いバンダナ、白いシャツにジーンズという服装で、趣味は「ビデオゲーム」。ブレイズ・フィールディングパワーB、ジャンプ力A、スピードA全シリーズ通してのヒロイン。柔道の達人。女性らしさの表れか、作品ごとにコスチュームが大きく変わる。本作では頭にバンダナを巻き、袖のあるジャケットを着ている。趣味は「ランバダ」。アダム・ハンターパワーA、ジャンプ力A、スピードBボクサータイプの黒人。コンボではアッパーで敵を空中にあげたところを蹴りとばして、後ろの敵ごとなぎたおせる。なぜか趣味は「盆栽」。

敵キャラクター[]

アントニオラウンド1のボス。ブーメランを持っている。時々ブーメランを投げてくる。サウザーラウンド2のボス。両手にカギ爪を装備している。こちらの攻撃にすばやく反応し、反撃してくることが多い。ゲームギア版には登場しない。アバデデラウンド3のボス。プロレスラー。ラリアット攻撃が得意。ゲームギア版には登場しない。ボンゴラウンド4のボス。太ったスキンヘッドの男。口から火を噴きながら突進してくる。投げようとすると逆にこちらがつぶされてしまう。鬼姫&夜叉(海外版ではMONA&LISA)ラウンド5のボス。日系人と思われる女性2人組。素早い動きで回し蹴りなどを仕掛けてくる。見た目はブレイズの色換え。背後攻撃が有効。Mr.Xシンジケートのボス、および本作の最終ボス。サブマシンガンで攻撃してくる。なお、2人でプレイしていて、このボスとの決戦の前に特定の条件を満たした上で倒すとバッドエンディングを見る事ができる。

移植作品[]

Streets of Rage(マスターシステム版)海外のみで発売、1人プレイ専用。プレイヤーキャラクターはメガドライブ版と同様の3人が使用可。2ボタンしかないため、スペシャル攻撃は一旦ポーズをかけて使用する。ベア・ナックル 怒りの鉄拳(ゲームギア版)対戦ケーブルを使用することで2人同時プレイができる。プレイヤーキャラクターではアダムが削られアクセルとブレイズのみとなり、またスペシャル攻撃も削除されている。ベアナックル モバイル(iモード/Windows Mobile版)ベアナックルを携帯電話向けにフルアレンジした製品。グラフィックが一新されIIに近いグラフィックになっている他、片手操作でもプレイ出来るように調整されている。iモード版はiモードサイト「ぷよぷよ! セガ」のサイト利用料込みで月額315円(税込み)、Windows Mobile版は「Windows Marketplace for Mobile」から売り切りで500円(税込み)。ベア・ナックル 怒りの鉄拳(Xbox 360版)ベア・ナックルコレクションに収録。3D ベア・ナックル 怒りの鉄拳(ニンテンドー3DS版)2013年8月21日よりダウンロード専売ソフトとして配信中。セガの「3D復刻プロジェクト」第8弾タイトルでもあり、裸眼立体視に対応しているほか、3DS版オリジナルプレイスタイル「一撃必殺モード」や「途中セーブ」機能などが搭載されている。なお、2台の3DSにそれぞれ本作をインストールしている場合、ワイヤレス通信を使った2人同時プレイも可能。

ベア・ナックルII 死闘への鎮魂歌(レクイエム)[]

テンプレート:コンピュータゲームシリーズ第2作。囚われたアダムを救う為、アクセル、ブレイズ、そしてプロレスラーのマックス、アダムの弟のサミーが立ち上がる。本作のみエインシャントが制作を担当。

ゲームシステム[]

前作に比べてキャラクターのグラフィックが大きくなり、アニメーションも滑らかになり、雑魚キャラにも体力ゲージが表示されるようになり、総じてファイナルファイトに近いイメージとなった。また打撃音にADPCMが多用され、攻撃時の迫力が増した。タイマーがあってもタイムが頻繁に加算されるため、タイムアップはまず無い、スペシャル攻撃の連射でもボスを倒せるなど難易度は低く設定されている。1画面に同時に登場する敵キャラクターは1人プレイ時で5人、2人同時プレイで最大6人。オープニング曲は前作のバッドエンディングの曲をリミックスしたものが使用されている(ストーリー上に前作のバッドエンディングとの繋がりはない)。

スペシャル攻撃(必殺技)が前作の回数制限・ボム的なものから、体力消費・無敵・周囲を吹っ飛ばす、いわゆるメガクラッシュへと変更。また、前方へ強力な打撃を行うタイプのスペシャル攻撃も追加された。前者は敵に当たらなければ体力を消費しないうえ、命中時の体力消費も少なめなので、敵の攻撃に対するカウンターや回避手段としても使いやすい。後者は単体の技としては最大級の破壊力を誇るが、動作時間が長かったり、判定はさほど良くないなどの欠点もある。

「ダウンさせないジャンプ攻撃」が追加された。これは通常の飛び蹴りなどの敵を吹っ飛ばすジャンプ攻撃と違い、ヒットしても怯ませるだけでダウンさせない。このため格闘ゲームのように飛び込みからの連続技をできたり、着地してそのまま掴み状態へ移行できる。技単体としても若干横のリーチが劣るが、下方向への判定は強めで使い手がある。

また他にも背面攻撃、溜め攻撃、ダッシュ攻撃、掴み状態からの裏廻り、後掴み状態、ジャンプ投げ、ニュートラル投げ(ダメージ多め)とレバー入れ投げ(敵を巻き込みやすい)、後ろ掴みからの投げ、垂直ジャンプ攻撃、受身など技と展開が豊富である。後年の同ジャンルのゲームと比較しても多い程で、ベルトスクロールアクションゲームの殆どが『ファイナルファイト』と同等しか展開や技が無かった当時としては、かなり先見性があったといえる。さらに、通常攻撃などのモーションをキャンセルしてダッシュ攻撃やスペシャル攻撃につなぐことも可能になっており、対戦格闘ゲームさながらの連続攻撃を繰り出すことができた。

本作から、通常ゲームの他に対戦モードが追加され、対戦格闘ゲームの様にプレイヤーキャラクター同士での対戦格闘が行えるようになった。対戦モードに限っては1P、2Pで同じキャラクターが選択でき、同じキャラクターを選んだ場合は2P側が色違いキャラになる。キャラクター選択後にステージとスペシャル攻撃の有無が選択でき、選んだステージによってあらかじめ地面に落ちている(拾って使える)武器が変わる。ゲームは2本先取制で、対戦中はタイマーが3ずつ減っていくのでタイムアップもありえる。

アクセル、ブレイズ、マックス、サミーのボイスは全て古代本人によるもので、ピッチを調整することで様々な声質を再現している。

プレイヤーキャラクター[]

各キャラクターの能力はパワー、テクニック、スピード、ジャンプ力、スタミナの5項目で表される。

アクセル・ストーンパワー★★、テクニック★★★、スピード★★、ジャンプ力★、スタミナ★★テクニック型。ジャンプ力が低く、武器を含めリーチも短めだが、技のモーションが全般的に速いため連続攻撃を得意とする。また、ダッシュ攻撃の「グランドアッパー」が「超強判定・大ダメージ・リーチ有り・対地対空両用・隙ほぼ無し」と強力無比な性能を誇っているのも利点で、これだけでもクリア可能。初心者向けキャラクター。必殺技は「ドラゴンウイング」、「ドラゴンスマッシュ」。ブレイズ・フィールディングパワー★★、テクニック★★、スピード★★、ジャンプ力★★、スタミナ★★標準型、ややスピード寄り。武器の扱いに長けており、特にナイフは他キャラクターとは違い、連続ヒットする。Iでは黒髪だったがIIでブラウンに改められた。パワーは低めだがリーチや判定は強く、しっかり使い分ければかなりの強さを発揮する。1人プレイ時でも柔軟性に富むが、2人同時プレイ時のフォロー役としても優秀。投げ技が豊富で通常攻撃と繋げることで多様なコンボ技が出せる。ダッシュ攻撃は「飛翔双斬」。必殺技は「円舞脚」、「気功掌」。海外版では跳び蹴りをした際にスカートの中が見えないようにグラフィックが修正されている。マックス・ハチェット (海外版ではマックス・サンダー)パワー★★★、テクニック★★、スピード★、ジャンプ力★、スタミナ★★★新キャラ。アクセルの親友でプロレスラー。親友の為に大事な試合をすっぽかして応援に駆けつけた。強靭な肉体とパワーを持ち、唯一相手を掴んだ状態でジャンプすることができ、専用の投げを繰り出すことが出来る(その代わり掴みからの裏周りは不可)。打撃技は全般的に使いにくく、攻撃力もブレイズと大差無い。その代わり投げ技のダメージが強力で、ゲージ1本以上奪えるコンボもある。武器は長物であればかなり強く、唯一振りかぶった後ろ側に判定があるが、敵を掴むと武器を落とすため投げがやりにくくなるのが若干問題。必殺技のサンダータックルを根本から当てて凄いヒット数とダメージを稼いだり、投げようと掴みにいって殴られたということを回避するような動きをしたりなど、パワーを生かし欠点をカバーする工夫と立ち回りが必須。やや上級者向けキャラクター。ダッシュ攻撃は「スライティングシザース」。必殺技は「ボンバーナックル」、「サンダータックル」。サミー・ハンター(海外版ではエディー・ハンター/SKATE)パワー★、テクニック★★、スピード★★★、ジャンプ力★★★、スタミナ★新キャラ。アダムの弟。スピード型。ローラースケートを履き、レバー二度入れでダッシュ移動ができたり、ダッシュ攻撃の突撃距離・速度が優れていたりなどスピードは随一。ただし子供なだけにリーチ・パワー共にかなり劣り、武器の扱いもナイフ以外は武器に振り回される程に苦手。特にパワーの無さは、攻撃を当てても当てても敵の体力があまり減らないため、かなり苦労する。かなりの上級者向けキャラクター。ダッシュ攻撃は「ダイナマイトヘッドバット」。必殺技は「ダブルスピンキック」、「コークスクリューキック」。

雑魚キャラ[]

今作のみの要素として特定の敵を倒すと1万ポイントが入るというシステムが導入されている。

ガルシア一番弱い一般的な荒くれ者タイプの雑魚。ジャブをたまに行う程度で非常に弱く、ナイフを所持して登場した場合は突進攻撃となる等、見た目同様前作のチンピラタイプの敵とほぼ同じ性質を持つ。色違いバージョンを含めた名前はJOSEPH、SURGER、B.T、JONATHAN、BRASH、GARAM。ドノバンスキンヘッドにサングラスが特徴的な黒人。ガルシアに次いで弱い雑魚。殆どの場合ガルシアとセットで出現することが多いがガルシアと違い、時折飛び蹴り対処に対空のアッパー攻撃を使い、鉄パイプを所持して登場することもある。U-3、MC.K、ALTETは倒した際に1万ポイントが入る。色違いバージョンを含めた名前はZ、GONZALEZ、BRAWN、MARTIN、U-3、REID、GUDDEN、MC.K、ALTET。シグナル長身、ロングパーカーとモヒカンヘアが特徴的。プレイヤーの攻撃が届かない場所からのスライディングや投げを使う等、ガルシアと同じく前作の敵とほぼ同じ性質をもつ。パーカーの色で名前が決まり、黄色いパーカーならイエロー・シグナル(ゲーム中の表記はY.SIGNAL)、赤いパーカーならレッド・シグナル(同じくR.SIGNAL)となる。他にも青と紫・朱色も有る。名前で「SIGNAL」が使われていない者もおり、それを倒すと1万ポイントが入る。ジャックナイフを持ったモヒカン男。体力が多い。離れているとナイフを投げてくるが、地面に3本ナイフが落ちると、それ以上投げられなくなり落ちているナイフを拾いに行く。プレイヤーがダウンすると挑発してくる。ゲームを進めると登場する色違いバージョンを含めた名前は、JACK、BEANO、SOYAと、全て当時発売されていた豆スナックの名前からとられている(それぞれハウス、東ハト、ロッテから発売されていた)。エレクトラ左腕を改造した電気鞭を使って攻撃してくる美女。時折飛び蹴りを使うこともある。色違いバージョンを含めた名前はNORA、L・LISA、SUG.Q、METAL.M、REINE、DALLALA、ELOY、BLOODY、ZORA。ビッグベン肥満系の敵。前作のボンゴの様に炎を吐きながら突進したり、連続ビンタやフライングボディープレスをしてくる。プレイヤーが攻撃を受けてダウンすると笑って挑発する。色違いバージョンを含めた名前はBONGO、BIG-GO、HEART、BUFFET、DANTE、TITAN、ANRY。ライダーフルフェイスヘルメットを被ったライダー風の敵。バイクに乗って突っ込んでくるタイプや背景の奥から爆弾を投げてくるタイプもいる他、ドノバンと同様に鉄パイプを所持して登場することもある。背後に回られると羽交い締めを仕掛けてくるので注意が必要である。一部の例外を除き、FOG、GALE、STORM、TEMPEST、HEIL、BLADE、DEW、TYPHOON、TORNADOといった自然現象に関係する名前が付けられている。プレイヤーの後ろから羽交い絞めにしてくる事も有り油断は禁物。ハンゾウ忍者。クナイやカタナを持っていることがある。ジャンプしながら手裏剣を投げて来たり、投げ技や忍法影分身による高速移動など多彩な攻撃手段を持つ。ゲームギア版では2面ボスとして登場。色違いバージョンを含めた名前はCHIBA、JAY、SAIZOU、HUMA、GENYOSAI等がいる。レイブンムエタイボクサー風の敵。ムエタイ式の素早い蹴り技が得意で、こちらの攻撃をガードしたりもする。ゲームギア版には登場しない。この系統の敵はEAGLE、FALCONなど、全て鳥の名前を持つ。ハクヨウ中国風の敵。飛び蹴りや気をまとった張り手を使ってくることもある。この系統の敵は朱雀・青龍など4聖獣や虎秀・金剛・阿修羅など、和風の名を持つ。?(名称不明)ゲームギア版のみに登場する小型ロボット。跳ねながら近づいてくる。攻撃はしてこないが、一発でも攻撃を当てると爆発する厄介な敵。

ボスキャラ[]

バーボン1面ボス。ステージ最後でバーテンダーとして登場し、一旦逃げて待ち伏せして上着を破り捨てて挑んでくる。ハイキック、ガードが使える上、投げ技も使用する。5面と8面では中ボスとしてWAINE、VULTUREが登場する。ジェット2面ボス。ジェットパックで空中に浮かんでいる。不用意に近づくと掴まれて高空から地面に叩きつけられる。地上からの攻撃は一切当たらず、飛び蹴りや必殺技しか効かない。ゲームギア版では中ボスに格下げされている。ヴェヘリッツ3面中ボス。怪物型のメカで、首を伸ばして攻撃してくる。位置が非常にわかりづらい。ゲームギア版には登場しない。必殺技を連打すれば意外とあっさり倒せる。ザムザ3面ボス。カギ爪を装備している。動きが素早く、対空攻撃・突撃攻撃をする他、ガードも出来る。ステージ途中に落ちている刀を持っていれば、刀を振り回しているだけであっさり倒せる。8面にも中ボスとしてNAILが登場。ゲームギア版では中ボスに格下げされている。?(名称不明)ゲームギア版の3面ボス。赤いプレデターの様な外見で、姿を消したり、レーザーで攻撃してくる。アバデデ4面ボス。前作に登場したボスが今作も登場、地下プロレスラーらしく、バックドロップやダッシュしながらのラリアットなどで攻撃してくる。またこちらのパンチ攻撃には、胸板で耐えてカウンターを返してくる。ゲームギア版には登場しない。R・ベアー5面ボス。出っ腹、尖ったスキンヘッド&口髭、タイツのような服にボクシンググローブというコミカルな外見。しかし見た目とは裏腹に、ウサギのような軽やかなステップから繰り出されるキレのあるパンチ、ジャンプ攻撃には対空アッパー、軸がずれていればジャンピングヒップアタック、掴めば連続ヘッドバットというかなり強力なキャラ。8面には中ボスとしてベアーJrという息子と戦うことになるが基本動作は父ベアーと同じ。サウザー&ステルス6面ボス。サウザーはザムザ、ステルスはジェットの色違い。サウザーのみ倒せばよい。モールクル&パーチクル7面ボス。人型のロボット。レーザー攻撃をしたり、ハンマー付きの手を伸ばして攻撃したり、倒されると爆発する。難易度を上げると、この2体以外にも同タイプのロボットが援軍としてやってくる。シバ8面中ボス。格闘家風の見た目をしている、Mr.Xの側に仕える幹部で、本作にてアダムを誘拐した張本人でもある。すばやい動きとプレイヤーと同類の技、高い攻撃力を誇り、更にアクセルの「グランドアッパー」に似た蹴り技「ファイナルクラッシュ」やガードも出来る強敵。Mr.X8面ボス。サブマシンガンを持っており、プレイヤーキャラから遠いと発砲して、近いと銃床で殴る。Mr.X自体は体力があるだけで左程強くないが、同時に相手せざるを得ない大量のザコ、そしてそのザコごと掃射してくるMr.Xの銃撃が障害となる。国内版では葉巻をくわえて登場するが、海外版ではカットされている。

移植作品[]

Streets of Rage 2(マスターシステム版)海外のみで発売、1人プレイ専用。プレイヤーキャラクターはマックスが削られている。2ボタン仕様に合わせ、メガクラッシュが方向ボタン+両ボタン同時押し、スペシャル攻撃がコマンド技(後→前+両ボタン同時押し)になっている。ベア・ナックルII 死闘への鎮魂歌(ゲームギア版)マスターシステム版のStreets of Rage 2をゲームギアの解像度に合わせ、その他細かい変更をしたもの。対戦ケーブルを使用することで2人同時プレイができる。プレイヤーキャラクターでマックスが削られているのはマスターシステム版と同様。メガクラッシュが削除され、代わりにスペシャル攻撃が方向ボタン+両ボタン同時押しに変更されている。対戦格闘モードはない。また超必殺技が追加されており、攻撃ボタンを一定時間押し続けたあと放すことで、放つことができる。ただし使用制限がある(残り数は星マークで表示される)が、特定のアイテムを拾うことで増やすこともできる。ベア・ナックルII 死闘への鎮魂歌(GC、PS2、Xbox 360版)GC&PS2版はソニックジェムズコレクション、XBOX360版はベア・ナックルコレクションに収録。

その他[]

ベア・ナックルII 死闘への鎮魂歌(ベータ版)初期の雑誌の紹介記事で掲載されたバージョン。ステージ1のみが収録されていて、BGMは1種類のみ、SEはまだ入っていない。各キャラの攻撃もダッシュ攻撃などで一部製品版と違いがある。登場する敵はガルシア・ドノバン・ジャック・シンガー(ドノバンと同キャラの中ボス)・バーボン。バーボンを倒すと再びステージの最初に戻り無限ループとなる。フォントも製品版と異なるものが使用されている。

ベア・ナックルIII[]

テンプレート:コンピュータゲームシリーズ第3作。ある街に落とされたラクシン(原爆)事件の調査をしていたアクセルのもとに、ブレイズからの手紙が届く。その手紙には同日に起こったもう1つの事件のことが書かれていた。そして、2つの事件の裏には驚くべき陰謀が……!

ゲームシステム[]

基本的にはIIのシステムを継承しているが、得点が一定値に達するごとにダッシュ攻撃(前2回+攻撃)が3段階まで成長するようになった。ファイティングパッド6Bを使用してプレイすると、コマンド入力により最初からパワーアップ済みのダッシュ攻撃を使えるという特典がある。
ダッシュ攻撃が成長すると威力やヒット数がアップするが、移動距離も長くなるため、場所によっては崖や穴から転落してしまう危険がある。

体力ゲージのタイマーのあった部分がチャージメーターに変更され、これが満タンのときは体力を消費せずにスペシャル攻撃を使用できる。1度スペシャル攻撃を出すとチャージメーターが空になってしまうが、時間の経過とともに回復していく。もちろんチャージメーターがたまる前でも従来どおり体力と引き換えにスペシャル攻撃を使うことが可能である。なおタイマー表示がなくなったのに伴い、タイマー制は廃止された。

武器を持っているときにダッシュ攻撃を使用すると「武器必殺技」という固有の技が発動するようになった。ザンは武器必殺技を使えないが、拾った武器をエネルギー弾に変換して撃ち出す能力を持っている。

そのほか、新アクションとしてダッシュと側転が追加され、スピーディな移動が可能となった。また、各キャラクターのダッシュ攻撃の威力が下がった代わりに、通常攻撃のモーションが全体的に機敏になり、機動性が上がっている。

ステージ展開にもバリエーションが増えたが、グラフィックがアメリカンコミックのような筋骨隆々とした絵柄になったことや、音楽が自動作曲ツールを使用したデジタルロックになったことでゲームの雰囲気は大きく変化している。ただし、川島が担当した曲は自動作曲ツールがあまり使われておらず[1]、比較的従来のイメージに近いものが多い。

プレイヤーキャラクター[]

各キャラクターの能力はパワー、テクニック、スピード、ジャンプ力、攻撃のリーチの5項目で表される。

アクセル・ストーンパワー★★★、テクニック★★、スピード★★、ジャンプ力★、攻撃のリーチ★★身長183cm、体重75kg。パワー型。性能は前作とほぼ同じ、だが前作で強力だった「グランドアッパー」が弱体化している。海外版では黄色のTシャツと黒いジーンズを着ている。成長必殺技は「グランドアッパー」→「エクストラグランドアッパー」→「グランドフック」→「グランドハリケーン」。武器必殺技は「ライジングスラッシュ」(ダッシュ攻撃・刀)、「ソードブラスト」(スペシャル攻撃・刀)、「パワーストライク」(ダッシュ攻撃・棒系)。ブレイズ・フィールディングパワー★★、テクニック★★★、スピード★★、ジャンプ力★★、攻撃のリーチ★身長167cm、体重非公開。テクニック型。リーチが短い。性能は前作とほぼ同じ。海外版では服の色が白になっている。成長必殺技は「飛翔双斬」→「重飛翔双斬」→「昇華双斬」→「昇華双斬破」。武器必殺技は「彗星昇斬」(ダッシュ攻撃・ナイフ)、「百華烈斬」(スペシャル攻撃・ナイフ)、「気功剣」(ダッシュ攻撃・刀)。サミー・ハンターパワー★、テクニック★★、スピード★★★、ジャンプ力★★★、攻撃のリーチ★身長147cm、体重40kg。スピード型。性能は前作とほぼ同じ。だが攻撃力が前作より微妙に増えており、難易度はかなり下がった。海外版では青い帽子と赤いタンクトップを着ている。成長必殺技は「ダイナマイトヘッドバット」→「スーパーダイナマイトヘッドバット」→「ローリングヘッドバット」→「ローリングヘッドバットサンダー」。武器必殺技は「ホームランアッパー」(ダッシュ攻撃・棒系)、「スピニングブラスター」(スペシャル攻撃・棒系)、「人間ミサイル」(ダッシュ攻撃・ナイフ)。ドクター・ザンパワー★★★、テクニック★★、スピード★、ジャンプ力★、攻撃のリーチ★★★身長201cm、体重151kg。新キャラ。老人型サイボーグ。パワー型で攻撃のリーチが長い。元は組織の研究員だったが、その目的を知り脱走。その際に負傷したことと組織の野望を止めるため、自らをサイボーグ化した。見た目はスキンヘッドに長いヒゲ、しかし身体は長身のマッチョ、と漫画『CYBORGじいちゃんG』のサイボーグじいちゃんGとの類似性が高い。必殺技は「パワースパーク」、「サンダーボルト」。成長必殺技は「パーニアタックル」→「マッハタックル」→「マッハブースター」→「ハイパーブースター」。武器必殺技は「エナジーショット」。

隠しキャラクター[]

ビクティー(海外版ではROO)パワー★★、テクニック★、スピード★★★、ジャンプ力★★★、攻撃のリーチ★身長159cm、体重71kg。オスのカンガルー。2面中盤の敵で出てくるが、2面である条件を満たすとコンティニュー時に操作キャラクターにできる。また、タイトル画面であるコマンドを入力すると、最初から使用可能になる。

雑魚キャラ[]

ガルシア本作では時々ジャンプエルボーで攻撃してくるようになったり、ナイフを所持して登場した場合、一度落としても再度拾うようになったため、前作より若干強くなっている。ドノヴァン攻撃方法は前作とほぼ同じだが。回復アイテムがあるとちゃっかり食べて回復するようになった、別の意味でやな奴、3面ではブルドーザーを運転しプレイヤーを攻め立てる。シグナル前作と同じくスライディングや投げ技を得意としている。前作に比べると耐久力はやや落ちた。エレクトラ本作では飛び蹴りを使わない代わりにバックステップでこちらの攻撃を避けつつ攻撃してくるようになった他、ダウン時の起き上がりが非常に遅い。なお、海外版では服装が異なる。ストーム前作にも登場したライダー。今作ではバイクに乗って突っ込んでくるのみだが、耐久力が高くなっている。K・クサナギ前作にも登場した忍者。刀やクナイなどの武器を所持して登場することもある他、一部のステージのトラップを天井に張り付いて避けたりもする。ビッグベン攻撃方法は前作と大体同じだが、転がり攻撃が追加されている。近くにガルシアがいる場合、持ち上げて連携攻撃を仕掛けてくることもある。ヴァイス(海外版ではZACK)レザーパンツにグローブ・バンダナを付けた雑魚。直接殴る以外にプレイヤーを掴んで頭突きをしてくることもある。スラム(海外版ではGOLDIE)ヴァイスと同タイプの雑魚。こちらはサングラスに金髪。掴み技は使わないものの、リーチの長いキック攻撃を使う他、こちらの攻撃をガードしてくる。ガーネット(海外版ではSOOZIE)逆立てヘアーのボディコン姿の女性雑魚。ピンタ攻撃以外に飛び蹴りも使ってくる。エレクトラと同様に海外版では服装が若干異なる。タイガー格闘家のようなタイプの敵。前作のハクヨウと同じく多彩な蹴り技を得意としており、飛び蹴りの他にこちらの攻撃をガードしてきたりもする。よくガードする分体力は低く設定されている。ロケットジェットの弱体化バージョンと言うべき敵。6面の最後では大量に出現する。ブロンズ.シルバー.ゴールド黒スーツを身にまとい、サングラスをかけたシークレットサービスのような姿をした敵。手持ちの拳銃で発砲してくる他、接近時には中段・下段パンチから投げに繋げる連続技も使ってくる。1面と6面・最終ステージしか登場しない。P-1.2.3ロボットタイプの敵。飛び跳ねて移動しつつ滞空攻撃やレーザーで攻撃してくる。残り耐久力が低くなると自爆することもある。6面から登場する。

ボスキャラ[]

アッシュ1面の中ボス。レオタードに船帽を被ったヒゲ面でハードゲイを思わせる風貌の男。最初はボートに乗って現れて雑魚を差し向けて来る。動きが早く、床に叩き付ける投げは強力。ある裏技を使うことによって、プレイヤーキャラクターとして使用出来る。なお、海外版では登場せず、代わりにボートに乗って雑魚を差し向けて来るのがシヴァになっている。シヴァ1面のボス。前作と同じく多彩な技でプレイヤーを苦しめる。ゲームの進行によっては再度ボスとして出現することもある。アッシュ同様、裏技によってプレイヤーキャラクターとして使用可能。ダンチ(海外版ではBRUCE)2面の中ボス。ピエロの様な外見のムチ使い。ビクティーと共に登場するが、本人だけ倒せばいい。夜叉&鬼姫(海外版ではMONA&LISA)2面のボス。本作ではブレイズの色違いではなく、レオタードを身に纏った2人組の女性。宙返りしたり、飛び回りながらプレイヤーをかく乱させつつ攻撃するのが得意。地を這う衝撃波を放つ攻撃も使う他、2人揃っての連携技も使用してくる。ブルドーザー3面の途中に出てくる。プレイヤーをひたすら追いかけて突進してくる。攻撃を受けると一時的に後退する。逃げる途中には壁が行く手を阻んでおり、プレイヤーは壁を壊しながらブルドーザーから逃げなければならない。なお、ブルドーザーを操縦しているのはドノヴァン。ブレーキ(海外版ではAXELと表記)3面のボス。アクセルに扮したロボット。攻撃手段もアクセルとほぼ同じ技を使用してくる。耐久力が減るごとに体色が赤くなっていく。ヤマト4面のボス。赤い甲冑を身にまとった上級の忍者。手裏剣や刀による攻撃の他、多彩な忍法を使う。出現と同時に3人に分身し、3回連続で倒さなければならない。分身ごとにそれぞれ特殊技を持っている。姿を消してからの攻撃を得意とする。倒されると最期に「忍法、微塵」を使い自爆するが、同じセガ開発のアクションゲーム『ザ・スーパー忍』シリーズのジョー・ムサシの使う忍術にも「微塵の術」と言う自爆する技が存在する(こちらは自爆し敵にダメージを与えるものだが)。ロボ.X(海外版ではROBOT X)5面のボス。ミスターXに扮したロボット。最初はミスターXの姿をしており、戦闘前に雑魚を複数差し向けてくる。それを全滅させると正体を現す。腕から銃で攻撃してくる。ステージ7でも大量出現する場面があるが、その場合は耐久力が低く、倒さなくても勝手に立ち去っていく。ジェット6面のボス。ジェットバックにマスクを付けた常時飛行している敵。前作とは容姿が異なり、スキンヘッドで、近未来的な戦闘服を着ている。攻撃方法は前作とほぼ同じだが、腹部から火炎放射を浴びせてくることもある。また、配下であるロケットの大群と同時に相手しながら戦わなければならない。Dr.ゼロ(海外版ではDr.DAHM)7面の中ボス。アームを遠隔操作して攻撃してくる科学者。Dr.ゼロ本人は直接戦わず、操作しているアームでプレイヤーに狙いを付けつつ攻撃してくる。ネオX(海外版ではROBOT Y)7面のボス(ラスボス)。ミスターXの中枢。アクセル達によって倒されて肉体を失ったが、脳だけになっても意識を持っていた。ラクシンを積んだ人型ロボットをリマ諸国に配置して爆発させ、戦争を引き起こそうとした。3分以内に倒さなければ爆発を止める事が出来ない。

移植作品[]

Xbox360版ベア・ナックルコレクションに収録。

続編の構想[]

セガサターン用に続編が構想される事はあったが実現はされず、ドリームキャスト用にはキャラクターの基本操作が可能なプロトタイプが製作されたが製品化には至らなかった。これは、セガがST-V(アーケードゲーム)で、1996年にダイナマイト刑事(セガサターンにも移殖された)リリースの後、セガがアーケードの続編を止めようと決定する前、ベアナックルの3Dをセガサターンでリリースしようとしていると、噂されていたが結局、リリースされなかった。その後、ダイナマイト刑事とコンセプトが似たアメリカのCore Designが考案して開発中(ほぼ完成)の、3Dアクションゲーム『Fighting Force』をセガのアメリカが関心を示し、ベア・ナックルの続編として変えて、1996年11月26日に『Streets of Rage 4(Streets of Rage 3D)』として、セガサターンでリリースしようと計画していた[2]。しかし、これは結局はうまくいかず、セガサターンで発売される事はなかった。

その後、アイドスがFighting Forceの販売所有権を手に入れ、ベア・ナックルとの設定関係なしで(ヨーロッパでリリース予定もしていた、セガヨーロッパとその事に関してもめた事もある)、1997年にプレイステーションとNINTENDO64で発売され、日本でも1998年にエレクトロニック・アーツ・スクウェアからプレイステーション版で『メタルフィスト』と言うタイトルで発売されている。

ドリームキャストでの続編の計画では、Fighting Forceをベアナックルの続編としてセガサターンに移殖する失敗の後、1999年に古代祐三の曲付きで、セガのアメリカは3D化した、ベルトスクロールタイプや、FPSの様な一人称視点タイプのアイデアを練って、基本操作が可能なプロトタイプも製作すデモ映像も公開するが、セガのアメリカはベアナックルシリーズの歴史やファン層の事を知らなかった為、このデモ映像を見た日本のセガが、試作したこのゲームはベアナックルのゲームでない、悪いアイデアだと判断し、商品化される事はなかった[3][4]

なおFighting Forceことメタルフィストは、主人公の1人ホークはアクセルに似た格闘スタイルをしている。13ステージに登場するボスはII、IIIのジェットとロケットに類似しており、他にドクター・ゼンと言う悪の科学者のラスボスがいるが、IIIのドクター・ザンと類似した名前をしており、顔も似ている他、Dr.ゼロに似た設定でもある。バイクに乗って攻撃して来る敵(II、IIIの敵)、黒スーツの敵(IIIのブロンズ、シルバー、ゴールド)、エレベーターのステージシーンでエレベーターから敵を投げ落とて倒したり、IIIのエレベーターのシーンに似た事も出来る。III見たいにステージ内に分岐点があったり、必殺技の時の体力消耗、IIIのステージに似たステージがあったりする。他に海外で発売されているドリームキャストとプレイステーションの続編『Fighting Force 2』にも、ベア・ナックル2に類似したボスキャラの名前などが登場するなど、ベア・ナックル(特にIII)との類似点も幾つか見られる。

関連作品[]

  • 『Fighting Force(メタルフィスト)』 - 元はベア・ナックルの4作目として、セガサターンにて発売予定だった、3Dアクションゲーム。
  • ベア・ナックルコレクション - Xbox360のセガエイジスオンライン作品として発売。シリーズ1,2,3を収録。

亜流作品[]

Streets of Rage RemakeスペインのBOMBER GAMESというグループが作成したリメイク版。内容はベアナックルIIIをベースにIやIIのキャラクターやステージを詰め込めるだけ詰め込んで、さらにオリジナル要素も加えた、一言で言えば「ベアナックルのごった煮」である。2P側をCPUにすることで一人でも2人同時プレイができる、ステージの途中に分岐がありコースを選択できる、プレイ中に拾ったアイテムをポイントにして追加キャラクターや隠し要素を購入できる、などの特徴がある。使用可能なプレイヤーキャラクターは初期状態で、アクセル、ブレイズ、アダム、マックス、エディ(サミー)、ザンの6人、最大12人(匹)まで増える。BGMはI~IIIのアレンジ曲が使われている。長らくバージョン4.01βのまま更新が止まっていたが、2011年4月にバージョン5.0がリリースされ、BOMBER GAMESでは、これを一応の完成版としている。2013年現在では海外サイト「Streets of Rage Online」でWindows版、Mac OS版、Xbox版のバージョン5.0aが配布されている。

脚注[]

  1. 『古代祐三 BEST COLLECTION Vol.2』ライナーノーツより。
  2. Fighting Force Unreleased ? Not really :D
  3. Streets of Rage 4 - Streets of Rage.net
  4. Streets of Rage Online

外部リンク[]

  • バーチャルコンソール「ベア・ナックル 怒りの鉄拳」
  • バーチャルコンソール「ベア・ナックルII 死闘への鎮魂歌」
  • バーチャルコンソール「ベア・ナックルIII」
  • Xbox Live Arcade「ベア・ナックルII 死闘への鎮魂歌」
  • ★ぷよぷよ!セガ|ケータイコンテンツ
    • ジャンル一覧>アクションの下のほうに「ベア・ナックル モバイル」タイトル画面アリ。
  • 3D ベア・ナックル怒りの鉄拳

※下記は海外サイト(すべて非日本語。セガ非公認サイトにつき閲覧注意)

  • Streets of Rage Online
  • Streets of Rage Wiki


テンプレート:Video-game-stub

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