プリティーリズム・マイ☆デコレインボーウエディング

ページ名:プリティーリズム・マイ☆デコレインボーウエディング
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『プリティーリズム・マイ☆デコレインボーウエディング』は、タカラトミーアーツが2013年3月20日に発売したニンテンドー3DS用ゲームソフト。また2013年11月28日に発売された続編『プリティーリズム・レインボーライブ きらきらマイ☆デザイン』についても記載する。

目次

概要[]

タカラトミーアーツとシンソフィアが共同開発したアーケードゲーム『プリティーリズム』の移植版であるが、ゲームシステムを中心に3DS版独自の要素が盛り込まれている。アーケードゲームでは1プレイごとに筐体から1個排出されるプラスチック製のジュエリーを模したプリズムストーンを組み合わせ、スキャンテーブルに読み取らせて着せ替えを行うが3DS版ではアーケードゲームのプリズムストーンでなくゲーム中でプレイヤーが入手したパーツを使用したストーンにデコレーションを施し、そのバリエーションによって衣装が変化する。プロデューサーの加藤は3DS版のコンセプトについて「筐体版の練習になりつつ、一方で遊んだ感覚を変えることが目標でした。[出典 1]」と語っており、アーケードゲームでは服を組み合わせて着せ替え・3DS版ではコーディネートそのものを集めるといった楽しみ方の区別がされている。

プリズムショーのパートはアーケードゲームと基本的に同じであるが、シーズン9〜13(ディアマイフューチャー)で発動するプリズムアクトは無くシーズン8までと同様にかんぺきジャンプを3回以上成功させるとプリズムジャンプに3回連続で挑戦する「アンコール」が発動する。きらきらマイ☆デザインではアーケードゲーム(セッション03)と同じ「プリズムライブ」がプレイできる。プレイヤーキャラクターとバックダンサーで最大3人のキャラクターが登場するアーケード版と違い3DS版ではキャラクターが1人しか登場しないのはグラフィックの劣化を避けるためである[出典 1]

難易度はアーケードゲームの「かんたん」「ふつう」「むずかしい」「すごくむずかしい[1]」「ノリノリ」に加えて、プリズムジャンプが無くリズムゲームパートのみで構成される「ぜんぶダンス」が追加される[2]

ストーリーモードの主人公はシリーズ史上初めてとなるキャラクターエディット機能を使用し、名前・顔・髪型・誕生日・イメージブランド(スター[3]・ラブリー・ポップ・フェミニン・エスニック・セクシー・クールの7種類)を設定する。フリーモード「いますぐプリズムショー」ではプレイヤーが作成したオリジナルキャラクター以外にゲーム・アニメと同じプリズムスターが使用可能である[2]

マイ☆デコレインボーウエディング世界観はアーケードゲームのシーズン4〜8(テレビアニメ第1期『オーロラドリーム』に対応)および9〜13(テレビアニメ第2期『ディアマイフューチャー』に対応)をベースにしているが、両作より世界観を一新したアニメ第3期『レインボーライブ』のキーパーソンであるりんねが登場し、世界観の異なるタイトル同士の橋渡し的なポジションを担っている。また同じくレインボーライブより重要なアイテムであるセブンスコーデのスタードレス・ラブリードレス・クールドレスがアニメに先駆けて登場している。同梱特典はアーケードで使用可能な「P-ウ16★ レインボーウエディング」のプリズムストーンで、この他に早期購入特典として「P-ウ20★ レインボーウエディングネックレス」のプリズムストーンが配布された[出典 2]。きらきらマイ☆デザインゲームシステムおよび世界観はアーケードゲームセッション01(テレビアニメ第3期『レインボーライブ』に対応)以降の要素が取り入れられている。きらきらマイ☆デザインオリジナルのキャラクターとして北条コスモが登場。コスモをイメージしたオリジナルのプリズムジャンプ「かけぬける!コズミックドライブ!」が収録されている。アーケードゲームには登場していないが衣装は「レインボー&ギャラクシー♪コーデセット」として発売されている。またアーケードゲームシーズン4〜13(テレビアニメ第1期『オーロラドリーム』・第2期『ディアマイフューチャー』)のキャラクターが登場する「オールスターストーリー」も収録されており、全員プレイヤーキャラクターとして使用できる。なる・あん・いとのマイソングがアニメ版と同じモーションで収録されており、これらはアーケードゲームには収録されていない。りんねのマイソング「gift」のダンスはきらきら☆マイデザインが初出で、アーケードゲームにはセッション05から追加された。初回生産限定特典として「3DS2-03★ ミラクルファンシーレインボードレス」が封入された。

遊び方[]

「プリズムショー」と「ランウェイバトル[4]」のリズムゲーム、「マイ☆デコ」や「マイ☆ドレスデザイン[4]」などのコーデ作成の2種類に大別される。プリズムショーの操作方法は赤・青の2種類のボタンを使用するアーケードゲームをベースに以下の3種類のボタン割り当てが行われている。マイ☆デコレインボーウエディングでは開発時間の不足により実現できなかったローカルプレイやすれちがい通信といった通信機能[出典 1]がきらきらマイ☆デザインで実装され2人で対戦が可能。アーケードゲームのDuoモードと違い、互いの得点を競う。

L・Rボタン赤=Rボタン、青=Lボタン。A・B・X・Yボタンと十字キー赤=A・B・X・Yボタン、青=十字キー。タッチパネル画面右側が赤、左側が青。同時押しは中央のハートをタッチ。

ランウェイバトルはランウェイに現れるパネルに合わせA・B・X・Yボタンかタッチパネルの対応する箇所をタッチする。ローカルプレイで対戦が可能。

ストーリーモード[]

マイ☆デコレインボーウエディングには全24話の「めざせ!プリズムスター」、きらきらマイ☆デザインには「きらきら!プリズムストーリー編」と「オールスター編」の全38話が収録されている。シナリオの進行に従ってアーケードゲームやアニメに登場するプリズムスターとプリズムショーやランウェイバトル[4] で対戦する。ダンスパートの前に入るコーデ(着せ替え)は簡略化されており、プリズムストーンの組み合わせでなくマイ☆デコストーン・マイ☆ドレスデザイン[4]・アーケード連動機能で入手したコーデ[4] のいずれかを選択すると全てのコーデがセットされるようになっている。

マイ☆デコレインボーウエディングには3DS版オリジナルの大会ブロンズ・シルバー・ゴールド・プラチナの「スパイラルカップ」が収録されており、優勝すると「スパイラルドレス」シリーズが作れるパーツを入手できる。

いますぐプリズムショー[]

フリーモード。ショーの成績やストーリーモードの進行状況に応じてステージ・曲(ボーカル)・使用可能なプリズムスターが追加されて行く。

れんしゅうスタジオ[]

かんぺきジャンプ・サプライズジャンプ・プリズムライブ[4]・ランウェイバトル[4] のみを繰り返し練習できる。

プリズムストーンショップ[]

3種類のパーツを組み合わせてオリジナルの「マイ☆デコストーン」を作成する。パーツの組み合わせによりストーンを使用した際のコーデとそれぞれのコーデに対応したジャンププログラムが変化する。マイ☆デコレインボーウエディングではプリズムショーで入手したストーン(素体)にプチデコ(背景)・チャーム(メインのアクセサリ)・フレーム(外周)の3種、きらきらマイ☆デザインでは最大2個のチャームとフレームを組み合わせる。

パーツの入手方法はゲーム中のプリズムショーやれんしゅうスタジオで入手する他、アーケードゲームでプリズムショー終了後に表示されるものや公式ガイドブックなどに掲載されるQRコードをゲーム中の「QRコードよみとり」モードで読み取っても入手可能[5]

きらきらマイ☆デザインでは新要素「マイ☆ドレスデザイン」で3種類の型紙と模様・生地の色・模様の色を決め、仕上げのスタイルを選んでオリジナルのドレスが作れる。またすれちがい通信で交換した「すれちがいプロフカード」に登録されているコーデを入手することもできる。

カメラであそぶ[]

オリジナルのフレームを使用した写真を撮影する「いっしょにプリフォト」と、AR機能で3DS本体内蔵のカメラを通してプリズムショーを観賞する「ARプリズムショー」で遊ぶことが出来る[出典 3]

QRコードであそぶ[]

きらきらマイ☆デザイン限定のモード。マイ☆デコレインボーウエディングの「QRコードよみとり」モードはここに統合された。アーケードゲームのQRコードを読み取るとマイ☆デコで使用するパーツが入手でき、アーケードゲームで遊んだコーデ[6] を保存できる。保存したコーデは「QRコードひょうじ」で3DS本体に画像を保存できるほか、アーケードゲーム「プリパラ」でも使用できる[出典 4]

ストーリー[]

マイ☆デコレインボーウエディング(めざせ!プリズムスター)プリズムショーの世界に古くから伝わる伝説があった。「レインボーチャーム」に7つのコーデの力を集めると幻のウエディングコーデ「レインボーウエディング」を手にすることができるという。誰も実物を見たことがないため存在すら疑われるようになり、やがて人々の記憶から忘れ去られていった。だがレインボーチャームは「マイ☆デコ」の力を持つスタァが現れるのをずっと待っていたのだった。Prism Stoneのブランドショップを訪れた主人公は店長の赤井めが姉ぇに「マイ☆デコ」の力を見い出され、アーケードゲーム筺体から「プリズムショーの世界」へと連れて行かれる。そこで対面したペンギン先生から「スタァの輝きを持っている」と言われた主人公は、レインボーウエディングを甦らせるためにレインボーチャームが失った7つの輝きを取り戻して欲しいとめが姉ぇに要請される。こうして主人公はレインボーチャームの輝きを取り戻すため、ペンギン先生の紹介で芸能事務所「プリティートップ」に所属し、同じくプリティートップに所属するプリズムスター達と出会いながらプリズムショーをしてマイ☆デコの力を進化させていく。その過程で同じくレインボーウエディングを探し求める少女りんねと出会う。りんねは「七色へんげ」という力で自らのキャラクターを自由に変えることでどのブランドのコーデでも着こなすことができた。プリズムスターとしてデビューしたりんねからライバル宣言(第8話)をされた主人公はレインボーチャームをかけてりんねと戦うことになる。りんねとの勝負やMARsから出題されるコーデランクテストなどをクリアし、コーデの力を集めていく。りんねの持つスターのコーデの力をかけてレインボーカップ優勝を目指すが、予選には「シンフォニア」コーデで出場しなくてはならない。主人公はシンフォニアコーデを持っていなかったためPrizmmy☆と勝負し彼女らの持つシンフォニアコーデを借りることとなった(第21話)。予選通過後、ピコックからりんねとピコックが記憶喪失であることと異世界の住人であることを教えられる。りんねがレインボーウエディングを探していたのは、全てのコーデの力を持つレインボーウエディングを着て七色へんげの力を使えば失くした心と記憶を取り戻せると思ったからであった。主人公がレインボーカップで優勝しりんねからスターのコーデの力を得てレインボーウエディングを完成させると、会場に虹が掛かり主人公とりんねは虹の向こうに消えてしまった。主人公とりんねはプリズム空間でめが姉ぇに出迎えられる。レインボーウエディングを着てプリズムショーをする姿を見たいと頼まれた主人公は、プリズムショーをしたあとレインボーウエディングストーンをりんねにプレゼントする。レインボーウエディングを着たりんねは記憶を取り戻し、どこかへ行かなくてはいけないと言って卵に戻したピコックと共に旅立った。そして主人公は元の世界に戻ることができた。きらきらマイ☆デザイン主人公が原宿の町で倒れているところをなるに助けられる。しかし店員の面接希望者と間違われプリズムストーンに連れて行かれてしまった。採用条件であるプリズムショーの試験に合格し主人公はプリズムストーンの店員となる。なるに誰にも負けない力を持っていないかと聞かれ主人公が「マイ☆デコ」の力を見せると、モモは「マイ☆デコの力はただの伝説だと思っていた」と驚いた。たくさんの町でおしゃれナンバーワンになり雑誌にも掲載された「おしゃれ番長」北条コスモが、東京で一番おしゃれな町をジャックするためプリズムストーン原宿に現れる。マイ☆デコの力を持つ主人公は「マイ☆デザイン」の力を持つコスモやコスモ☆シスターズのゆうひ・あまねと勝負をしながら、お互いの持つマイ☆デコ・マイ☆デザインの力を教え合ったりプリズムショーをしたことがないコスモにプリズムショーを教えたりしながら原宿おしゃれNO.1を目指す。

登場人物[]

テンプレート:Seealso

プリズムスター[]

ストーリーモードにおける主人公の対戦相手。フリーモード「いますぐプリズムショー」ではストーリーモードで条件を満たすと選択・操作が可能になる。

  • りんね(声 - 佐倉綾音)
  • Prizmmy☆
    • みあ
    • れいな
    • かりん
    • あやみ
  • PURETTY
    • ヘイン
    • シユン
    • チェギョン
    • ソミン
    • ジェウン
  • MARs
    • あいら
    • りずむ
    • みおん
  • SERENON with K
    • セレナ
    • かのん
    • かなめ

きらきらマイ☆デザインでは以下のキャラクターも操作でき、一部キャラクターボイスも収録されている。

  • コスモ(声 - 山本希望[出典 5]
  • なる(声 - 加藤英美里)
  • あん(声 - 芹澤優)
  • いと(声 - 小松未可子)
  • べる(声 - 戸松遥)
  • おとは(声 - 後藤沙緒里)
  • わかな(声 - 内田真礼)
  • ジュネ(声 - 宍戸留美)

その他[]

ストーリーモードで登場する人物。めが姉ぇは他に操作ガイダンスなども担当している。

  • 共通
    • 赤井めが姉ぇ(声 - 伊藤かな恵)
    • ピコック
  • マイ☆デコレインボーウエディング
    • ペンギン先生
    • 阿世知今日子
    • 滝川純
  • きらきらマイ☆デザイン
    • モモ
    • ゆうひ
    • あまね

評価[]

マイ☆デコレインボーウエディングエンターブレイン『ファミ通』2013年3月28日号(通巻1267号)掲載のクロスレビューでは、40点満点で28点であった[出典 6]。きらきらマイ☆デザイン『ファミ通』2013年12月05日号(通巻1303号)クロスレビューで40点満点中31点でシルバー殿堂となっている[出典 7]

参考文献、注釈[]

  • マイ☆デコレインボーウエディング
    • テンプレート:Cite book
    • テンプレート:Cite book
  • きらきらマイ☆デザイン
    • テンプレート:Cite book

脚注[]

テンプレート:Reflist

出典[]

テンプレート:脚注ヘルプテンプレート:Reflist

外部リンク[]

  • マイ☆デコレインボーウエディング
    • プリティーリズム・マイ☆デコレインボーウエディング(タカラトミーアーツ)
    • 製品紹介(任天堂)
  • きらきらマイ☆デザイン
    • プリティーリズム・レインボーライブ きらきらマイ☆デザイン(タカラトミーアーツ)
    • 製品紹介(任天堂)

テンプレート:プリティーリズム


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  1. きらきらマイ☆デザインでは「かんたんノリノリモード」となっている。
  2. 2.02.1 プリズムショーの成績やストーリーモードの進行状況により解禁される。
  3. マイ☆デコレインボーウエディングではゲーム開始時点では選択不可。
  4. 4.04.14.24.34.44.54.6 きらきらマイ☆デザインのみ.
  5. 3DS本体のメニューからカメラを起動してもコードは読み取れない。
  6. トップス・ボトムス・シューズ・ネックレスのみ。ヘア・メイクは保存されないためマイルーム(キャラクターエディット)で変更する。


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