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Smallwikipedialogo.png | このページには、クリエイティブ・コモンズでライセンスされたウィキペディアの記事が使用され、それをもとに編集がなされています。使用された記事は星のカービィ 夢の泉の物語にあり、その著作権者のリストはページの履歴に記録されています。 |
テンプレート:Pathnavテンプレート:コンピュータゲーム『星のカービィ 夢の泉の物語』(ほしのカービィ ゆめのいずみのものがたり)は1993年3月23日にファミリーコンピュータ用ソフトとして任天堂より発売された横スクロールアクションゲーム。開発元はHAL研究所。『星のカービィシリーズ』の第2弾であり、ファミコン唯一のカービィであり、ゲームボーイで発売をした前作『星のカービィ』の続編である。ゲームの仕様上、シリーズ初のバッテリーバックアップ対応である。2007年2月27日よりWiiのバーチャルコンソール[1] で、2012年4月25日よりニンテンドー3DS向けに3Dクラシックス版、2013年4月17日よりWii Uのバーチャルコンソールの配信を開始した。また、2012年7月19日に発売されたWii用ゲームソフト『星のカービィ 20周年スペシャルコレクション』に収録された。
前作は
「星のカービィ」を参照
続編は
「星のカービィ2」を参照
2002年にリメイク版の『星のカービィ 夢の泉デラックス』がゲームボーイアドバンス用ソフトとして発売されている。リメイク版は一部のステージや敵キャラクター等に変更が加えられているが、それについての詳細は『星のカービィ 夢の泉デラックス』のページを参照。
評価 | ||||||
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舞台はプププランドと呼ばれる国。プププランドの住民は毎晩楽しい夢を見ていた。しかし、ある日から全く夢が見られなくなってしまう。プププランドには「夢の泉」という場所があり、そこにある「スターロッド」によって良い夢を生み出していた。そのスターロッドをデデデ大王がばらばらにして、手下達に配ってしまったのだ。夢を見られなくなった住民達のためや、自分自身の御昼寝タイムを取り戻すために、カービィが立ち上がる。こうして、プププランドの夢を取り戻すカービィの新たな冒険が始まったのだった。
ジャンルはアクションゲーム。基本的には横にスクロールするが、ステージによっては縦にもスクロールする。プレイヤーはカービィを操作し、待ち受ける敵キャラを倒したり避けながらステージクリアを目指す。敵キャラはBボタンを押すことで吸い込むことが出来る。この状態でもう一度Bボタンを押すと敵を吐き出す。吐き出した敵は一直線に飛んでいく。他の敵にぶつけて攻撃したり、ブロックを破壊したり出来る。
本作の最大の特徴は、『星のカービィシリーズ』初となるコピー能力というシステムを導入したことである。敵を吸い込んだ状態で十字ボタン下を押し敵を飲み込むことで、敵の能力をコピーすることが出来、その能力を使って敵を攻撃することが出来る。ただし、コピー出来ない敵(スカ)もいる。また、コピー出来る敵を2匹以上同時に吸い込むと「ミックス」となり、能力がスロットを始める。しばらく放置するか適当なタイミングでAボタンを押すと、ランダムで能力がコピーされる。以後のシリーズでもコピー能力システムは受け継がれ、今日のカービィの基本能力となっている。今作のみ、画面上でのコピー能力は英語表記になっている(ビーム→「BEAM」、ソード→「SWORD」など)。
コピー能力の他に、新しい基本アクションとしてダッシュとスライディングの2つが追加された。ダッシュは十字ボタン左右を素早く2回押すことでカービィが走るようになり、素早く進めるようになった。スライディングはしゃがんでいる状態でAボタンを押すことでスライディングしながらキックで攻撃して、吸い込むことができる敵であれば倒せるようになったが、中ボス以上の敵にはダメージを与えることはできない。この2つの基本アクションは以後のシリーズでも受け継がれるようになった。
今作からダメージを受けたときのアクションが増加し、敵の攻撃によってそれぞれ感電・氷結・炎上するようになった。特に感電と炎上は、空中でダメージを受けた場合下に地面がないとそのままミスに繋がることもある。
また、ファミコン版では画面効果として激しいフラッシュが使用される場面があったがポケモンショックの影響によりバーチャルコンソール版では薄赤に変更された。
各レベルに存在するステージを順番にクリアしていくことでゲームが進んでいく。各レベルに一つのマップが存在し、マップ画面でドアからステージに入ることでレベルを攻略していく。ステージをクリアすることでマップ内で進める範囲は広がっていき、最後のボスステージをクリアすることにより、次のレベルへ進むことが出来る。なお、ゲーム中盤より登場するスイッチは押さなくても進むことは出来るが、100%クリアするためには全て押す必要があり、スイッチを押すことによりマップ上に隠された闘技場・ボーナスステージ・ワープスター発着場といった隠しステージを出現させることが出来る。
LEVEL 1:VEGETABLE VALLEY(ベジタブルバレー)草原や森などの自然を舞台としたステージ。4つのステージから成る。もっとも基本的な操作を覚えるためのステージである。LEVEL 2:ICECREAM ISLAND(アイスクリームアイランド)南国の島を舞台としたステージ。5つのステージから成る。敵の攻撃も激しくなり始め、コピー能力を使ったアクションが求められる。また、水中のステージも多い。ここから闘技場が登場する。LEVEL 3:BUTTER BUILDING(バタービルディング)巨大な塔を舞台としたステージ。6つのステージから成る。塔が舞台のため、狭い室内を進む場所や、上へと進んでいくステージが多い。サブゲームに「はやうちカービィ」が登場する。また、このレベルからスイッチが初登場する。このバタービルディングのテーマ曲は、後のシリーズ作品においても塔および室内のステージの曲としてしばしば使用されている。LEVEL 4:GRAPE GARDEN(グレープガーデン)雲の上が舞台となるステージ。6つのステージから成る。空中のステージが多く、穴への転落に気をつけなくてはならない場面が多い。ほとんどのステージにスイッチが置かれている。後に『星のカービィ スーパーデラックス』の『メタナイトの逆襲』で、メタナイト軍団が小手調べとして侵攻しようとした場所として地名が出てくる。LEVEL 5:YOGURT YARD(ヨーグルトヤード)岩山や洞窟が舞台となるステージ。6つのステージから成る。敵の攻撃が激しい場所が多く、トゲなどの仕掛けをかわして進まなくてがいけない場所も多い。スイッチを押すための謎解きも難易度が上昇しており、押す場所にたどり着くのにコピー能力が必要になる場所もある。LEVEL 6:ORANGE OCEAN(オレンジオーシャン)夕日の大海原が舞台のステージ。6つのステージから成る。全ステージにスイッチが隠されており、そこにたどり着くための難易度もかなり高い。LEVEL 7:RAINBOW RESORT(レインボーリゾート)オーロラも見える氷の極地が舞台となるステージで、夢の泉が存在する場所である。6つのステージから成る。事実上の最終レベルのため、全体の難易度がかなり高く、なつかしのステージなど個性的なステージが登場する。サブゲームの難易度も高くなっている。LEVEL 8:THE FOUNTAIN OF DREAM(ザ ファウンテン オブ ドリーム) 夢の泉ステージは無いが、ラストボス「ナイトメア」が登場する。1回戦は「ナイトメアーズパワーオーブ」との空中戦、2回戦は「ナイトメアウィザード」との地上戦。なお、コピー能力は常時「スターロッド」で、それ以外の能力は使えない。各レベルの名称の頭文字を最初から繋げるとvibgyor(英語で虹の色を覚えるための単語)となる。また、VEGETABLE VALLEY のように、LEVEL 8を除く全ステージの一単語目と二単語目の頭文字が同じである。この命名の仕方は、後の作品である『星のカービィ 鏡の大迷宮』・『タッチ!カービィ』・『星のカービィ 参上! ドロッチェ団』・『星のカービィ Wii』でも踏襲されている。
通常コースのゴールの扉に入るとプレイできるボーナスゲーム。パチンコの要領でリフトに飛び乗ったカービィを飛ばし、着地した地点に応じてボーナスが貰える。着地点は全部で7段階で低い順に7、6、5、4、3、2、1と並んでいる。7はボーナスなし、6~2は点数が加算され(着地点が高いほど高得点)、最高点の1ではユーフォーに変身したカービィがやって来て1UPをふらせてくる。
コピー能力についてはカービィのコピー能力#星のカービィ 夢の泉の物語を参照。
()内はそのキャラクターからコピーできる能力の名称。(-)は吸い込めないことを表す。
今作で初登場したキャラクター[]スリッピーカエルのようなキャラ。水陸どちらにも登場する。カービィめがけて進んでくる。バウンダー人型のキャラ。壁に張り付き星を投げて攻撃する。リメイク版の「夢の泉デラックス」では別のキャラに差し替えられている。スパーキー(スパーク)緩やかに移動し、カービィが近寄ると、一定時間放電して攻撃する。ホットヘッド(ファイア)炎を吹くほか、炎の塊を発射して攻撃する。フレイマー(バーニング)壁にそって移動し、カービィを認知すると、炎を身にまといながら突進してくる。ソードナイト(ソード)剣を振り回し攻撃してくる。時たまこちらの攻撃を剣でかき消す。ブレイドナイト(ソード)見た目以外はソードナイトとの違いは特にない。スパイニー(ニードル)カービィを認知すると、 転がって体当たりしてくる。リメイク版の「夢の泉デラックス」では別のキャラに差し替えられている。ウィリー(ホイール)タイヤ。路上を走り回っている。ツイスター(トルネード)回転して突進してくる。回転中はこちらの攻撃が効かない事がある。ロッキー(ストーン)岩。カービィの上に飛び急降下して攻撃する。画面外からの急降下攻撃もしてくる。ペンギー(アイス)冷気を吐き出して凍らせてくる。滑るように移動する。チリー(フリーズ)雪だるま。周囲に冷気を発生させ凍らせてくる。因みに、冷気発生中に倒すと、何故か冷気だけ上に飛んでいく。レーザーボール(レーザー)カービィに狙いを定めてレーザーを撃ってくる。その後は画面外にフェードアウト。スターマン(ハイジャンプ)特に攻撃はしてこない。あらゆる方向に飛行する。バブルス(ボール)カービィの周辺を跳ね回る。時たま大ジャンプする。UFO(ユーフォー)攻撃方法はレーザーボールに似る。攻撃ボタンの押し時間が長い程、攻撃のレベルが上がる。ステージクリア後は自動的にコピー能力が消える。クールスプーク(ライト)浮遊しているだけで攻撃はしてこない。主に暗闇の部屋に出現。ノディ(スリープ)ただ歩いているだけで攻撃はしてこない。時々眠る。ボンバー(クラッシュ)高いところから飛び降り自爆する。爆風は広範囲に及ぶ。前作より引き続き登場のキャラ[]前作『星のカービィ』より引き続き登場しているキャラクターは以下の通り。特に明記しない限り性質は前作と同様である。
中ボスは、色違いの強いタイプも存在する(ポピーブロスSr.を除く)。
ポピーブロスSr.(クラッシュ)ポピーブロスJr.の親分で、今作では倒した後クラッシュをコピー出来るようになった。二体で出現することもある。Mr.フロスティ(フリーズ)氷の塊を投げつけたり突進して攻撃してくるアザラシ。こちらも二体で出現することがある。グランドウィリー(ホイール)ウィリーの巨大版。突進攻撃を仕掛けてくる。小さいウィリーを出す事もあるがこれはコピー出来ない。終盤の中ボスが総登場する塔に唯一登場しなかったキャラクターである。Mr.チクタク(マイク)時計の姿をしている。音符を飛ばしたり、周囲に音波を発生させ攻撃してくる。ボンカース(ハンマー)ハンマーを持ったゴリラ。ハンマーで殴りかかってくる他ヤシの実を投げて攻撃してくる。バグジー(バックドロップ)カービィをつかんで投げるクワガタムシ。小さい虫を出す事もある。中ボスの中では唯一空を飛べる。ファイアーライオン (バーニング)全身が炎で出来ているライオン。カービィを引っかいたり、突進をしたりして攻撃をする。捕まるとかじられる。ローリングタートル (スロウ)カービィを投げ飛ばしたり小さな亀を転がして攻撃をするカメ。リメイク版では別の敵に差し替えられている。メタナイト軍団(-)一部のステージに中ボスに相当する存在として登場する、メタナイト配下の戦士の軍団。後の作品では「メタナイツ」と呼ばれる。アックスナイト(斧)、トライデントナイト(三叉槍)、ジャベリンナイト(投げ槍)、メイスナイト(鎖鉄球)という4種類の敵から構成され、耐久力は普通のザコより少し高い(吸い込みなら一撃)くらいだが一度に複数体登場する上に、倒しても増援が新たに出るため、一対多数の戦いを強いられることとなる。一定数以上倒すとこちらの勝利となる。テンプレート:脚注ヘルプテンプレート:Reflist
テンプレート:Kirby
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