2022年2月25日
- 13:00~ 篠原涼子「明菜さんのことが大好きで小学校の時から憧れで、絶対に中森明菜さんと一緒に同じステージに立ちたい」
- 15:01~ 篠原涼子「明菜さんのファンクラブのイベントに行って、明菜さんが出てきた瞬間からずっと泣いちゃって曲を聴いて」
『ボーダー 犯罪心理捜査ファイル』(1999年)を見た時に思ったのだが、
篠原涼子主演の『アンフェア』(2006年)に似ていると感じた。
誤解されると困るので最初に断っておくが、私は『ボーダー』という作品は好きではない。
『アンフェア』の方が好きだし、篠原涼子も好きだ(ファンというほどではないが)。
あまりネガティブなことは書きたくないので詳細は触れないが『ボーダー』は脚本が気に入らない。
もちろん中森明菜の演技は全く問題ない。
以下、この前提で。
プロファイラーと刑事という違いはあるもののどちらも女性主人公が事件を解決するサスペンスもの。
全体的にシリアスで重い作風ということもある(『ボーダー』の方がより重く暗い)が、
気になったのは中森明菜演じる杉島桐恵と、篠原涼子演じる雪平夏見。
『ボーダー』第2話に象徴的シーンがある。
国道で倒れている被害者。保護された後、病院ですぐに亡くなるのだが、
プロファイラーの杉島桐恵は、同じ国道の同じ場所で被害者と同じように横たわり、
目を閉じ涙を流してプロファイリングする。
『アンフェア』で、遺体が最期に見た光景からヒントを得るというおなじみのシーンと、
画としてはそっくりになっている。
脚本家が『ボーダー』を参考にし、そういう脚本にしたのか。
中森明菜ファンの篠原涼子が、杉島桐恵を参考に役作りしたのか。
15:24あたりの「(楽屋には)行けなかったです。申し訳なくて」というのは、もしかするとこういうことなのかもしれない。
あるいは、台本通りやっただけなのに明菜愛の深さで負い目のように感じてしまっているのか。
いずれにせよ、中森明菜はそんなことを咎めるような人間ではないから、気にしなくても良いだろうに。
以上、ただの憶測であり、最初に断ったように私は『アンフェア』も篠原涼子も好きである。
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