極・RPGツクールXP物語vsのび太のバイオハザード

Kyokurpgxphaza

『極・RPGツクールXP物語 vs のび太のBIOHAZARD』（ごく - ものがたり バーサス のびたのバイオハザード）とは、2023年3月25日に公開されたRPGツクール2000製のゲーム作品。

概要

題名通り「極・RPGツクールXP物語」と「ドラえもん のび太のBIOHAZARD」（通称：のびハザ）をクロスオーバーさせた作品。但し主人公は「極・RPGツクールXP物語」側の主人公であるクロノア。のびハザは元々2chラウンジ板ツクールスレ生まれであるにもかかわらずニコニコ動画で大ブレイクとなるほどの人気を持つが、対する極RPGXPはその足元にも及んでおらず、恐らくのびハザ側のファンからしたら「なんだこれ」状態となること間違いなしと思われる。

ちなみに極・RPGツクールXP物語のクロノアはと外見が全くと言っていいほど同じであり（極RPGXPのスタッフロールに素材元がのびハザと書かれていることから丸々流用されたと思われる）、本作中では登場しないためクロノアがのびハザ側ポジションとして扱われてしまっている。が、そんな中でもクロノアとの格差が見え隠れする場面が時たま見られることとなる。

物語の概略としては、「ドラえもん のび太のバイオハザード」の世界にクロノアが突如迷い込み、のびハザの登場人物と行動を共にしていくというものになっている。当初はのびハザの登場人物と合流した時点でゲームが終了するようになっていたが、公開から一年後に続編が登場し、その更に一年以上後にまた更新がなされた。同梱テキストによると製作は計画倒れとなったらしく、そのせいで戦略の幅はあまり広くないという。ストーリーは全てプレイできるようになったが、未完成の部分も存在するようだ。

ストーリー

平和な日常を過ごしていた中で突如として過去にRPGXPの栄えたという遺跡に転移されてしまったクロノアたち。脱出することの叶わない運命をディアボロスに宣告されつつも必死に脱出を試みる中、藁をも掴むように過去の世界のアルシェスに救いの手を求めるが、少年もまた決死の覚悟でベゼルを倒さなければならず、最後の希望を失ったクロノアはまたも過去の世界から転移させられてしまう。

ところが、気付くとクロノアがいたのは遺跡ではなく見知らぬ学校の倉庫の中だった。怪訝に思ったクロノアは探索を試みるが、突如として女学生のゾンビに襲撃されたことで事態が普通ではないことを知る。やがて僅かな生存者のうちの一人・ジャイアンから話を聞くことによって近辺でバイオハザードが発生していることを知り、事態を把握したクロノアは彼らと力を合わせて生存の道を探ることとなる。

主な登場人物

極・RPGツクールXP物語側

• クロノア

主人公。作中ではのびハザ側の登場人物から同作品登場人物である勘違いされている。クロノア本人は人違いであることを何度も主張するが受け入れられない。

• イタリア

バイオハザードの最中に転移されてしまったことから殺されることを恐れ、倉庫の箱の中に隠れていた。理科室でブレインダイモスに襲撃された際、その堅牢な装甲を破るためにブレインダイモスにしがみつきながら自爆スイッチを押して爆死した。

• ロロ

初登場時にはゾンビに襲われるスネ夫を呪術で救助。戦闘中も呪術を使えるがその種類はあまり多くない。原作での間延びした喋り方は健在だが、合流後はほぼ常に同行するため、会話のたびにその面倒な口癖を聞かなければならない。

• アミティ

原作と同じく回復役。バイオハザードの最中に転移され校内を彷徨ううちに瀕死の安雄を発見するが、手当てすることはままならなかった。中盤でのび太と入れ替わりにパーティを脱退するが、それによる戦力の変わり様でプレイヤーは彼女の重要さを知ることとなる。

• ロマーノ、たくろう

作中ではゾンビ化したことになっているのかモブ敵キャラとして登場している。女学生の死体に群がって死肉を喰らうなど若干やりすぎな一面も見せる。

のび太のバイオハザード側

• スネ夫

最初に戦闘員として合流するキャラクター。あまり目立った特徴はなく、資料室で怪しい警備資料を発見するとそのまま資料を読み耽るために離脱してしまう。その後は資料を読み耽り過ぎてゾンビに襲われロロに助けられることとなる。以降もずっと資料を読み耽り続けているのか、クロノアからはサボって漫画を読んでいるのかと疑われた。

• ジャイアン

学校の生存者の中でリーダー的役割を務める。強力なショットガンで一度だけ戦闘の手助けをしてくれるが、混乱状態に陥って味方の背中にショットガンを発砲することも珍しくない。

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