2.2 SQLのプログラミングインターフェイス
SQLは、強力な機能を持つデータベース言語であるが、CやBasicのような汎用的なプログラミング言語ではない。
SQLには、ほかの言語から呼び出すためのインターフェイスが用意されている。このようにSQLを呼び出す側の言語を、一般にホスト言語と呼ぶ。
SQLを呼び出すための主な方法は、次の通り。
- 直接呼び出し
端末からSQL文を入力して直接実行する。
- 埋め込みSQL
ホスト言語のプログラムコードの中に直接SQL文を記述する。
- モジュール呼び出し
単一のSQL文で構成されているモジュール(関数)を、ホスト言語から外部手続き(サブルーチン)として呼び出す。アプリケーションとモジュールとの値の引き渡しには、パラメータと戻り値を利用する。
- 動的SQL
ホスト言語の実行時にSQL文を生成する方法。
このうち、プログラムの中でSQLを使う方法として、動的SQLの考え方が現れるまでは、埋め込みSQLが一般的であったが、埋め込みSQLは、SQL文をコンパイルしてプログラムにリンクしなければならず、実行時に変更することができないため、次第に使う機会が減ってきている。
2.1 SQLの概要
2.2 SQLのプログラミングインターフェイス
2.3 SQLの構文規則
2.4 データ型
2.5 SELECT文の基礎
2.6 まとめ
2. SQLの基礎
3. 演算子
4. 関数
5. SELECT文の句
6. 表の結合
7. サブクエリー
8. データの操作
9. 表の作成と保守
10. ビューとインデックス
11. トランザクション
12. セキュリティ
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