「えぇ、ほれ。うんとかすんとか言ったらどうや?」
「あんさん、ずいぶんとまあ面白いもの頼みよるね」
氏名:琥珀(偽名) - 愛称:アン
年齢:推定1000以上
性別:雌
サイズ:2.5m強
体重:--(測定結果未集束)
所属:工芸部(常勤)
一人称:「わえ」
二人称:「あんさん、〇〇はん」
工芸部所属の社員。黒とオレンジがかった明るい茶のサビ猫。
しっぽが9本あるがうちいくつかは義手ならぬ義尾である。
エセ京都弁らしきものでしゃべるが本人は普通に一時期京都に住んでいた。
得意ジャンルは模型、道術・陰陽術。アートドール、ドールアイから義眼や義肢といったものまでオーダーメイドで製作している。
いろいろふらついてたら出身世界線をまたいで部長の出身世界線にやってきたところを模型技術に目をつけられて部長にスカウトされた。
最近は清代君弄りに精を出している節がある、何かと性格に難あり。
縁、古鐵、浅水と仲が良い、女子会組。本人が毛並みにずぼらなのでよく櫛を通されている。
若いころはやんちゃだった様子、ぶいぶい。
いろいろずぼらなので肉を血抜きもせず生で食したりなどする。羽織は同僚からもらったものなので一応汚さないようには気を付けている。
過去
正体はある世界の中国における霊獣・魔物。
長寿の猫が変じてなる九尾猫という種族で100年生きるごとに力の源の尾がひとつ増える。
700年かけて8本まで尾が増えるが最後の1本は主人の願いを1尾使って叶えねば9本になれないので永遠に9本は届かない。
王朝にて飼われていたが王朝の王が代替わりしてく過程である計画が生まれた。
それは九尾猫を8尾まで育てすべての尾を消費させその力で永久の発展と不老不死を実現させる儀式だった。
しかし、ここで問題が起きる。人語はまだしゃべれなかったが内容は理解できてしまったのだ。
これに激怒したアンは王朝すべてを滅ぼし出奔、野良になった。
その後、訳あって荒みに荒んだ結果中国大陸に爪痕を残し日本に逃亡、平安時代の日本でも平安京の陰陽寮など相手にドンパチした。
落ち着いた後も最低限の"狩り"をしながら放浪を続けた。これまでの狩りの経験から人体及び動物の身体構造の知識を生かした"暇つぶし"を始める。その暇つぶしの作品が工芸部部長の目に留まりスカウトされた。(要約版)