「ヤダなあ、ボクは部下に出来ない指示は出さないよ」
「昼行灯で自称虚弱体質の黒羽部長でいる方が都合が良いんだよ」
名前:黒羽(クロハ)
1人称:ボク(私)
2人称:キミ、~くん(貴方、~さん)
身長:180cm
年齢:外見年齢30代半ば
所属:フリー課(工芸部)
備考
フリー課工芸部所属の男性狐獣人。工芸部のトラブルメーカー1号。
紅の瞳に濃いグレーの髪、体色は灰色(実際は白と黒の入り乱れたギンギツネの毛色だがぱっと見、灰色に見える)
事務作業しているときは着流し、柘植櫛作りをしているときは作務衣。
つげ櫛細工師、使う素材は薩摩柘植のみ。
普段は獣耳尻尾を持つ人間(緩めのパーマがかかったミディアムカットの濃いグレーの髪、柔和な雰囲気の漂う糸目の30代半ば中年男性)に変化している。
変幻自在で神出鬼没のため、部下から鵺やぬらりひょんと影で呼ばれている。
工芸部部長。
工芸部の問題児達を管理している一応偉い人である。工芸部をクレイジーアソートパック状態にした張本人。
事務処理能力が頭おかしい。作業に掛かる時間配分を逆算して優先順位が高い順に短時間で終わらせる等。
課長が居ないため部署の雑務管理を一人でこなす(たまに白澤や清代に頼んだりしているが微々たる量)。
日によって色々。 用事があれば7時半の時点で職場にいる時もある。
8時……出勤、重要書類の作成、事務仕事
12時……昼休み(自分の席でお弁当つついている)
13時……作業再開。柘植櫛客注、優先順位の低い事務仕事
17時もしくは18時……夜間管理者に引き継ぎをして退社
※仕事中でも度々、煙管ふかしに消える。
遅番担当の清代や白澤が急遽仕事に来れなくなった時は8時から22時までの業務とかもある。
そういう時はチャンスとばかりに普段は出来ない雑務(自身が不在時のフローチャートリスト更新とか)をハイスピードでやっている。
性格は温和で飄々としていてつかみ所がないうえに自身の過去を殆ど語らない。
ぱっと見分からないが実は足が悪く引きずっている。
ある出来事から営業部から工芸部に異動してきた過去を持つ。
喫煙はするが臭いが身体に染みつくのは好きではない為に人がいない時間の喫煙室で煙管をふかしている。
昔は普通のタバコ吸ってたけど今は煙管にしているらしい。
ひょんな事情でマスダ兄弟の保護者となり一緒に暮らしている。
営業部時代の黒羽
「いざという時に部下を守れないならそんな上司なんて必要ないよ。まあ、他者にボクと同じ行動を強制するつもりは全くないけどね」
「営業部は会社の顔だ、些細なことにも気を配るように。一挙一動をクライアントは見ているよ」
営業部の部長。
自分の仕事(柘植櫛細工業務)をしつつ営業回りを行いつつ新人研修も同時にこなす、仕事の鬼の様な人だった。
部下に指示を出すならば自分が率先して手本を見せるようにしており、上司が動かねば部下のモチベーションの低下を招く事は自明の理だと考えている。
口調は柔らかいが、指導はスパルタ寄り。叱りつつも改善案の提示、褒めるときは褒めたりメリハリのある指導だった。自身が居なくなっても部下が業務を遂行できるようになることを願ってとの事。新人研修時はマンツーマンで質疑応答とかetc...
中間管理職の為、部下の性格を考え営業回りの割り振りを決めていた。
怜悧で対人スキルが高くクライアントとの駆け引きに秀でていた。
7時……出社、職場で朝食を摘まみつつ部下のスケジュール確認と優先度の低い資料作成、朝礼に出られない人向けに当日行動指針のメールも作成
8時……朝礼、業務内容確認、書類作成若しくは部下と外回り営業(新人研修もやる)
12時……昼食、翌日のスケジュール組み
13時……書類作成若しくは部下と外回り営業(午前中と一緒)
17時……営業部の終業時間
18~22時……明日の雑務、多忙だろうと最低でも2時間は確保して柘植櫛作業をする。
23時……社員寮へ帰宅
※非番の時もわざと仕事を持ち帰ってやっていた模様
白澤との新人研修時に検閲部隊との抗争に遭い、白澤をかばって逃がした際に足を負傷し営業部を辞め工芸部に異動した。
「……自身が生き残る事よりも部下の命が最優先だからね、それが上に立つ者の責任だよ」
「この1件は誰も悪くないんだ、だから白澤くんを責めないでくれ」
「あとは頼んだよヴィルヘルムくん」