介護ロボット(Care Robot)
介護ロボット(Care Robot)とは
2019年7月 現在、介護の新分野ならびに新技術である。
定義については「医療機器」のようにまだまだハッキリとは決まっていないそう。
情報を感知(センサー系)
判断し(知能・制御系)
動作する(駆動系)
このうちロボット技術が応用され、利用者の自立支援や
介護者の負担の軽減に役立つ介護機器を
介護ロボットと呼んでいます。
出典:厚生労働省ホームページ
ロボットの単語を聞くとまず思い浮かべるのが、
人型介助ロボット…映画で言うなら「ベイマックス」である。
間違いではないが、広い範囲のロボット=介護機器(人型ではない)を指して定義…されつつある。
例えばTVでお馴染みの腰に装着するタイプの介護ロボット HALが有名。
介護の負担を減らそう、介護業務を支援しようと
「人の力のみで抱え上げない介護・看護」の普及を行う
「神奈川らくらく介護宣言」などがある。
実用化されてから介護施設などで導入されて
数年経った老舗の介護ロボットも存在する一方で、
現在も行政からの開発援助が盛んに行われており、
新製品が続々と生まれ続けている興味深い分野。
ロボットではない介護の道具だと福祉用具(介護ベッド、車椅子)などがある。
バッテリー(電源、電池)で動くものを全てロボットとして扱うかどうかなど、
定義は難しいところ。
IT(情報技術/information technology)、
IoT(モノのインターネット/Internet of Things)から繋がる「IT×介護」の夢のコラボである。
介護ロボットの種類
- 介護者支援型
- 自立支援型
- コミュニケーション・セキュリティ・メンタルケア型
…1、2はともかく、3…は…
CSM型(コミュ/セキュ/メンタル)と略しても伝わらない気がします…
ここでは「介護・生活支援ロボット展示会・導入相談会」を
実際に見てきた管理人視点による以下の3分類でまとめます。
- 移乗アシスト系 (ベッド⇔車椅子などの移動を助けるもの)
- 情報センサー系 (離床見守りセンサー、バイタルサイン(心拍、呼吸)の見守りなど)
- 生活インフラ系 (日常生活を守る入浴、トイレ、レクリエーションからコミュニケーションまで)
介護・生活支援ロボット普及推進協議会/介護ロボットの紹介が簡潔な紹介をされています。
更に株式会社ウェルクス/介護ロボットONLINEさまが特に値段まで詳しいので、
詳細はそちらをご覧頂くことを推奨します。
※介護ロボットの個別紹介ページについては現在検討中です。
介護ロボット一覧(随時追加)
移乗アシスト系
移乗アシスト系は病院や施設にひとつは欲しい優れもの
SASUKE お姫様抱っこ/ハンモック+観覧車のような安定した乗り心地。適応身長、体重は 140-175cm/80kg以下
HUG ベッド⇔HUG⇒車椅子という活用。小型(車椅子程度)で足回りが強化されており、耐荷重はなんと100kg!
情報センサー系
情報センサー系は医療カルテなどとも連動、連携して、各社共通のメディカルデータベースができると便利ですね
サクサ・ボイスクラウド 心の動きの見える化 他の介護ロボットとの連携で音声認識、感情分析のヘルスケア分野への応用
Q's Tagシリーズ 歩行センサー 手のひらに収まる小型計測器 10mの往復計測 介護職からリハビリ職にも喜ばれそうです
見守りライフ 既存ベッドの足に取り付ける離床予知センサー 訪問介護スタッフだけではなく家族も通知を受け取れる
生活インフラ系
生活インフラ系は必須の入浴とトイレ…災害時にも大活躍するものばかり
ナノミストバス 寝たままミスト(霧)のお風呂に入れる!こすり洗いもボディソープも不要、褥瘡の治療中にもオススメ
ピュアット ウルトラファインバブル(UFB)…極小泡入浴により、こすり洗いもボディソープも不要、お風呂掃除にも活躍
...(追記中)
このページの出典一覧
福祉系ホームページ
厚生労働省ホームページ/介護ロボットの開発・普及の促進
神奈川県ホームページ/神奈川らくらく介護宣言
介護・生活支援ロボット普及推進協議会/介護・生活支援ロボット展示会・導入相談会、介護ロボットの紹介
株式会社ウェルクス/介護ロボットONLINE
介護ロボットメーカーページ(掲載順)
CYBERDYNEホームページ/HAL腰タイプ介護支援用
住友電気工業株式会社/Q's Tagシリーズ
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