角川スニーカー文庫

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角川スニーカー文庫 (かどかわすにいかあぶんこ, KADOKAWEA SNEAKER BUNKO) とは、角川書店 (現KADOKAWA) の文庫レーベル。ガープス第3版の日本語版書籍のほとんどが、文庫本という小型のサイズでこの角川スニーカー文庫および角川スニーカー・G文庫のレーベルで出版されていた。

ガープスの書籍[]

この文庫から出版されたガープスの書籍は、対応する原書と比較するとすべて縦書きであり、値段も500～1000円程度と手頃な値段で購入でき、ポケットにも収まりやすい小さなサイズで片手での立ち読みや流し読みに適していた。しかし、ページ中に掲載されるデータの一覧表もほとんどが縦書きという問題があった。その問題を解消するために、巻末の付録に横書きの一覧表が三つ折りや四つ折りで追加される例もあった。

文庫サイズと小型のため、A4/B5サイズだった原書を翻訳した書籍によっては、原書の内容の翻訳をすべて掲載しきれず、データを削る必要性があった。そのため原書とはまったく異なる、あるいは、原書と比較するとデータ不足になるルールブックやサプリメントもあった。

富士見書房への移管[]

1999年に『ガープス・ベーシック完訳版』が富士見書房から出版・発売されると、それを機に、ガープスの日本語版書籍はこの角川スニーカー文庫および角川スニーカー・G文庫から出版されなくなり、富士見書房へと移管していった。それに伴い、ガープス日本語版のルールブックやサプリメントなどの書籍の文庫版はリプレイ以外はすべて大判となり、値段も500～1000円程度と手頃だったものが3000～7000円程度と膨れ上がったが、本が大型化した分だけ見やすくなり、『ルナル・サーガ完全版』や『ガープス・マーシャルアーツ完全版』のように、いままで文庫でバラバラに出版されていたサプリメントなどのデータの一部が、訳語の修正が行われると同時に一冊の統合されて発売されるというファンにとって大きなメリットとなる事例も出てきた。

関連項目[]

• 角川書店
• 富士見書房

外部リンク[]

• 角川スニーカー文庫公式サイト ザ・スニーカーWEB
• 角川スニーカー文庫 - ウィキペディアの記事

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