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「荒瀧派」の二番手。独特な面頬を着けており、あまり笑顔を見せない人物。
何故このような逸材が町の一派に入ったのか、その理由を知る者は少ない。そして、その面頬に隠された本当の姿を知る者は誰もいない。
少なくとも、表向きでは皆がそう言っている。だが、知っている人は…そう少なくはないのかもしれない。
巫女として働く他の家族とは違い、忍は自分の道を切り開くことを好み、様々な職業に挑戦し、璃月で学び、荒瀧派にも入った。それは、同じ任務に繰り返し拘束されるよりも、外で様々な経験をし、自分の思うように生きられるからだ。
他のメンバーとは一線を画す、プロフェッショナルで真面目な性格の持ち主。一味の法律問題やトラブルを解決し、一斗が引き起こした損害の補償に尽力する。そのプロ意識は花見坂の人々からも注目されており、様々な相談に乗り、スムーズかつ効率的に話を進めることで好感を持たれている。
幼い頃、巫女になることを強要され、その仕事を嫌いになるとともに、自分のことを顧みない両親と不仲であった忍。しかし、妹の幸とは仲が良い。私生活で他人に干渉されないよう、顔にマスクをしている。
荒瀧派を保釈したことで計画が狂ってしまい、十分に怒った時には恐ろしい存在となる。これ以上の無茶を思いとどまらせるために、一味に物理的な懲罰を加えることが多く、時に一味のメンバーに恐怖心を抱かせる。一方、早柚は「類は友を呼ぶ」ため、彼女が睡眠を妨害してくると考えている。
忍は中肉中背の若い女性で、薄緑色の髪を乱れたポニーテールにまとめ、目の色と同じ濃い赤紫色の太いロープと、金のアクセントのついた暗い髪飾りをつけている。さらに、忍は乱れた前髪を持ち、顔の下部を覆うダークグレーのマスクを着用している。
忍の服装は、濃い色のクロップド丈のトップスと、それに合わせた濃い色のショートパンツ、そして赤い太いロープを蝶結びにした黒いベルトで構成されている。その上に、バックル付きの赤と金で縁取られた濃い紫のクロップド丈のフード付きジャケットを羽織り、指の一部が露出した暗い手袋と、赤い装甲板が付いた太ももまでの高さのレッグウェアを身に着けている。忍の衣装は、金と赤のアクセントと装身具で数多く飾られており、特に胸の辺りにはさらに太い赤いロープが張られている。さらに、雷元素の「神の目」が装着されている左肩には、一枚のサムライプレートを装着している。
ご無沙汰しております。今回筆を取ったのは、ある人物を推薦しようと思ったからです。彼女は博識の上に文武両道で、副手として稀代の逸材…しかし、彼女はいま荒瀧派に所属しています。それゆえ、外注の依頼しか引き受けていないとのこと。実に残念です。
「荒瀧派」の二番手。独特な面頬を着けており、あまり笑顔を見せない人物。
荒瀧派に入った時期は比較的遅いほうだが、彼女は一派全体を変えた逸材である。久岐忍が加入してから、荒瀧派は法律や商いの相談、宴会の催し、衣装の仕立てなど…幅広い事業を展開するようになった。
さらに驚くべきことは、あのダラしのない荒瀧派だというのに、それら事業に関する資格証明書をすべて提示できる点だろう。その署名欄には、いずれも久岐忍の名が記載されている。
また、この二番手は留学経験があり、天領奉行とも親交がある。
外部の者がこのような話を聞けば、疑惑の念を抱くことだろう。しかし、荒瀧派と付き合いの多い、花見坂の住人たちであれば話は別だ。安心して彼女のところに駆け寄り、様々な相談をしている。
彼らによれば、久岐忍との相談はいつも円滑に話が進み、効率的なのだそうだ。
ただし、次の二つの規則を常に頭に入れておく必要がある——
一、面頬に隠された本当の姿を追求しないこと。
二、彼女が仕事に出るたび、わざわざ鳴神大社を避けている理由を聞かないこと。
騒がしさや派手さを美学とする「荒瀧派」の中で、いつも面頬を着け、落ち着き払っている二番手の久岐忍は、他のどんなに騒がしい成員よりも人々の注目を集めている。
他の成員たちがいかなるトラブルを起こそうと、噂を聞けばすぐ駆け付けてくるこの「荒瀧派」の二番手は、いつも専門的な手段ですべての問題を効率よく解決してくれるのだ。
お菓子を盗られた子供におやつを作ってあげたり、欠けたり傷ついたりした漆器を塗り直したり、逮捕された仲間の弁護をすることもある…
それを見た者はみな彼女の手腕に感服する――世の中に彼女がこなせないことはあるのか?と。
「全部の資格を持ってるわけじゃないよ。だって、評価基準なんかない業界もあるから、資格証を取れないんだ。」
なぜだろう。面頬を着けたままでも、彼女が不機嫌そうな表情をしていることはありありと感じ取れる。
「それよりも、どうして資格がなくても働ける職業があるんだろう?本当に理解できない。」
同様に、面頬越しでも、その口調からは疑念や不可解な気持ちがはっきり感じ取れる。
Item_Companionship_EXP.svg 好感度Lv. 2
名刺は社会人の顔だと、人々はよく言う。
名刺に金や銀メッキの模様を描く人たちの行動はあまり理解できないが、小さな紙一枚で、名前や身分、連絡手段までを残すことができるのは、確かに効率的だ。
忍は社会に出たばかりのとき、名刺の肩書について真剣に悩んだことがある。
元鳴神大社の巫女?その考えに至った瞬間、彼女は心の中で自身の首を絞めた。
それじゃあ、「久岐忍」と、名前だけを書くのは?…まるで長所も何もない、無職の人間みたいだ。
だったら資格証を取りに行こう。これも人々がよく言うことだから。
資格証はいいものだ。一定の期間、頑張ってきた証明にもなるし、説得力があるから自分紹介のときにも使える。
いくつかの資格証をさらっと手に入れた後、これでやっと名刺の空白に何かを書ける、と忍は思った。
しかし、同時に問題も生じた――好奇心と、自分を鍛えようという考えのもと、彼女は一気にいくつかの資格証を取った。そのため、名刺にある肩書がどんどん長くなってきてしまったのだ。
「初級料理人、縫製工、保険数理士、健康管理士、人事管理士…」
身につけたスキルは多ければ多いほどいいと言われるが、あまり多すぎるのも困りものだ。そうなれば忍のように、どの肩書にするのか迷ってしまうことになる。
久岐忍は、今までどれほどの名刺を作ってきたか、もはや覚えていない。
だが、「荒瀧派」に入ってから、名刺の一番最初に書いてある肩書はずっと「荒瀧派の二番手」だ。
好感度Lv. 3
久岐忍が焼いたスミレウリを食べた「荒瀧派」のみんなは、涙をこぼしながらこう褒めた――スミレウリって、こんなに美味しく焼けるのか!
それにこの味、今まで試してきた焼き方とも全然違う。もしかして、高級料理人の試験には、スミレウリの焼き方を教わる項目でもあるのか?
焼いていたスミレウリを置くと、忍はゆっくりと過去の話を始めた。
法律を勉強するために璃月に赴いたあの頃、暇さえあれば、いつも「万民堂」という店に通っていた。
万民堂の料理は種類が豊富で、料理法も斬新。巧妙なアイデアで作られていた。当時すでに上級料理人の資格を取得していた彼女はとても驚いた。
細切り肉の醤油炒めなのに、魚の風味を感じられる。ゆで白菜なのに、鶏肉スープの旨味がある…世界は広く、不思議なことはいくらでもあるのだ。
各業界において、たとえ上級の資格証を取ったとしても、新たなものを受け入れないという姿勢でいてはいけない。定められた標準に縛られずに色々試して、勇気を持って突破するのだ。
「荒瀧派」のみんなはよく理解できていないようだったが、彼女を喝采し続けた。何と言っても、そのスミレウリが美味しかったからだ。
みんなが美味しそうに食べている姿を見て、忍は物語の結末を言わないことにした。
あの時、忍の言葉を聞いた「万民堂」の料理人は心得たように、卯師匠に塩コショウスライムを作らせた…
そんな料理が料理人試験に出ることはきっと、世界中を探してもあり得ない。
そして、忍がスミレウリをスライムの液体につけてから焼いたのだということについては、「荒瀧派」のすべての者にとって、死んでも知りたくない情報だろう。
Item_Companionship_EXP.svg 好感度Lv. 4
久岐家は巫女の一族であり、代々鳴神に仕えることを誇りに思っている。
彼女の世代になっても当然ながら例外はなく、姉の幸が大社に入った後、まだ子供だった忍も見習いとして鳴神大社に送り込まれた。
一族の栄誉と共に受け継がれてきたのは、冗長な規則である――誠意と意志を示すためには何日物忌みしなければならない、だとか、神様を冒涜しないためには何回沐浴しなければならない、なんて言うものまで…
これらの規則は一体どこから来て、どのように決められたのかについては、誰も説明してくれなかった。ただ、「ずっとこうやってきたのだから、守るべきだ」と言うことらしい。
忍は初めて神社に来た時、山頂で夜を過ごしたために、風邪を引いてしまった。当時、家族は神社から遠く離れたところにいたし、姉も外で仕事があったため、傍にいなかった。
ところが、子供の頃から強がりだった忍は他の巫女に助けを求めようとせず、山に生えているとげのある草を摘んできて輪を作ると、体に巻きつけた。
そのようにすれば、鳴神の加護を得られ、病を追い払えると言われていたのだ。そんなわけで彼女は、とげのある草の輪に巻きつかれたまま、震えながら「鳴神様のご加護を」と念じた。
しかし夜が明けても、風邪は全く治らず、体にはひりひりと痛む赤い跡が残されるばかりであった。
それからの数日間で、忍は何度も繰り返し気づかされた――先人から伝わる多くの規則は、必ずしも正しいわけではないことを。そして巫女という仕事は、家族の言っていたほどに「なくてはならない」仕事ではないことを。
――それなら、久岐家に生まれたから巫女にならなければいけないという掟も、考え直すべきなんじゃないか?
数年後、神社を出てから随分と時が経ったある日。暇をもてあました彼女は薬理学の本を開いた。
その本には、山に生えているとげのある草には獣を動けなくする麻痺の効果があると詳しく書かれていた。その特性から、古代の人々はこの草を外傷の痛みを和らげる薬に使ったそうだ。
忍は…言葉が出なかった。
そして、様々な規則にはそれなりの道理があるかもしれないが、規則そのものを道理と見るのは少々時代遅れだろう、と思った。
そう考えると、少し幸せな気持ちになる――やっぱり、今の生活の方が楽しいんだ。
好感度Lv. 5
真に自由な仕事を見つけるために、忍は「役職につかないか」と言う誘いを数え切れないほど断り、短時間労働や外注だけで生活費を稼いできた。
その中で、うっかりぎっくり腰になってしまった手練れの漆器職人から、とある依頼を受けたことがある。すでに漆器製作の上級試験に合格した彼女にとって難しい仕事ではなかったが、ただ…依頼人の地位がやや特殊であった。
忍が手入れの済んだ人形を持って奉行所に到着したその時。建物の中から泥棒が慌てて飛び出してきて、忍にぶつかった。人形はあえなく彼女の手から弾き飛ばされ、空高く舞い上がる。
今までの苦労が水の泡になると思った忍は、電光石火の勢いで人形を掴むと、身を翻して逃亡者をつまずかせた。
すぐに集まってきた群衆が泥棒を捕らえ、その後、今回の依頼人でもあった九条裟羅がお礼を言いにやって来た。
品が無傷だったと聞き、裟羅は漆器職人がこれほどの腕を持っていることに驚いた。
忍の境遇や「真に自由な仕事を見つける」という思いを知った裟羅は、熟考の末、天領奉行への誘いを申し入れた。
忍は「いえ…お気持ちだけ頂戴しておきます。公務員は自由ではなさそうですから。」と断った後、少し躊躇った末にこう続けた。「でも、仰っていた法律や武術の指導については、兼業で宜しければ検討させていただきますよ。」
その日から、久岐忍は新しい兼職を始めた。
忍が驚いたのは、法律講座や武術指南の会を開く度、天領奉行のあの大将が欠かさず来ていたことだ。
「法を執行する者として、もっと法を知るべきだ。」と真摯に語る裟羅。
「同じような技量を持つ武者と手合わせできる機会になんか、滅多に恵まれませんよ。」と忍も真摯に応える。
裟羅の誠実さと迅速果敢な行動力を忍は深く認め、裟羅の方も忍に人形の手入れを依頼するようになり――二人はたちまち仲良くなったのだ。
裟羅は何度も忍を天領奉行に勧誘した。忍はなかなか譲らなかったが、かと言って、「真に自由な仕事」はどうにも見つかりそうになかった。
ある日、忍は裟羅との約束通り、二人がよく会う居酒屋まで人形を届けにやって来た。しかし、裟羅の姿が見えない。夜中まで一人で呑んでいたところ、裟羅はようやく現れた。
「珍しいね、裟羅が遅刻するなんて。」
「すまなかった、騒がしい集団を相手にしていたもので…」
「へえ?あんたを手こずらせるなんて、どんな集団なんだ?」
「手こずると言うほどではないが、やつらは『荒瀧派』と自称していて…」
Item_Companionship_EXP.svg 好感度Lv. 6
荒瀧派に二番手が登場したことは、花見坂で少なからず話題になった。
噂によると、その二番手は礼儀正しく、よく法を知り、腕っぷしもかなりのものらしい。入ったばかりだというのに、すでに子分たちを大人しくさせている。
二番手の「後片付け」を目撃した人たちは、ついに荒瀧派が知識のある、筋の通った礼儀正しい人を仲間に加えたと絶賛した。
しかし、心配する声も多々ある――「荒瀧派」はまともな集団じゃないのに、と。
過去の小さな騒ぎは痛くも痒くもないが、頭の切れる成員が入ったことで統率がとれた結果、今後大きな問題が起こるのではないかと疑う者もいるのだ。
何しろ、荒瀧派の日常業務は貨物の運搬や住宅の修繕、会場の盛り上げに留まらず、最近は税務代理や法律相談、宴会の催しなど多岐に渡っており、どれも巨額の資金を必要とする、危険と隣り合わせの業務ばかりなのである。
「業務があまりに幅広すぎないか?まさか無免許営業じゃないよな?」
「無免許かどうかはともかく、新たな業務を開拓するために詐欺なんかしてないでしょうね?そんなことしたら天領奉行に捕まるんだから!」
――このような疑惑や噂は、すぐに払拭された。荒瀧派の様々な行動は、彼らが正々堂々と約束を守る者たちであることを自ら証明したのだ。
ある物好きな人は、新たに追加された「モラ管理業務」を荒瀧派に任せてみた。すると、なんとその人の経済状況は劇的に改善されたのだ。業務過程の透明性や、その快活さと度量の広さは、素晴らしいの一言に尽きた。
しかし残念ながら、荒瀧派はあくまでも荒瀧派である。花見坂の子供たちは未だ、夕飯時におやつを勝ち取りに来る荒瀧一斗のせいで、怒りながら家に帰らねばならない日が続いている。
伝説の二番手と呼ばれる忍の手にかかっても、荒瀧派の奔放さを変えられる未来はまだまだ遠いようだ。
好感度Lv. 4
「荒瀧派」に入ったばかりの頃、久岐忍はまだ面頬を着けていなかった。
ある事業展開に関する真剣な商談のさなか、「荒瀧派」の他の成員は、忍の後ろに並び、真剣な面持ちをして後ろで手を組んでいた。
「あんたら、この姿勢のまま、何も話すなよ。」「これがあんたらにとって…一番効率的な方法だ。」出発前、忍は彼らにこう言いつけた。
交渉は忍の思惑通り、順調に進んだが――突然、通りかかった子供が忍を指さして嬉しそうにこう言い放ったのだ。
「ママ見て!昔、神社で会ったあの笑うのが好きじゃない巫女のお姉さんだ!ほら、あんなにかっこよくなってるよ!」
子供は怯えた表情をする母親に抱き上げられてすぐにその場を去ったが、忍は気まずさと無力感が顔に出てしまい、今すぐこの地を離れ、山に潜って生きていきたい気持ちでいっぱいになった。
一方、荒瀧一斗の表情は、まるで二匹のオニカブトムシが口の中でケンカしているかのよう。元太たちも必死に抑えようとしたが、我慢しきれず、やがて大声で笑い出してしまった。
――今度の演武で、彼らの顔は今の忍の顔よりも真っ赤に腫れ上がることになる。そのような結末が待っていると知っても、彼らはこのように大笑いできるだろうか。
何はともあれ、その日から忍は面頬を着けるようになった。黒い顔で、鬼神の如く牙を剥く。
「鬼の副手」という肩書きも、その演武によって定着した。
Item_Companionship_EXP.svg 好感度Lv. 6
神社を去る日、久岐忍は「巫女」を務めていた頃に持っていたすべての物を家に残し、最小限の荷物だけをまとめた。
だから、荷物を手に取った瞬間、それが重いことにすぐ気付いた――「あれ、手拭いぐらいしか入れてないのに?」
少し探ってみると、なんと荷物からは光り輝く「神の目」が出てきた。その美しい輝きには、彼女の姉である久岐幸も見とれてしまったという。
皮肉なことに、神に仕えるはずの巫女は、神社からの脱走を決めたことで初めて神の目に振り向いてもらえたのである。
これは忍が手に入れた、最初の「証」であった。神から授かり、自由を証明するもの。
彼女を止めようとしていた幸も、この光景を見て考えを改め、両親は自分がどうにかすると請け負った。
…「目狩り令」の時、久岐忍は自らの意志で神の目を渡した。
一つは、天領奉行にいる知り合いに迷惑をかけたくないという思いがあったからだ。そしてもう一つは、忍にとっての「神の目」が、彼女の持つ数ある資格証明のうち、たった一つのものに過ぎなかったからである。
人が生きていく上で遭遇するほとんどのことは、「神の目」がなくても対処できる。本当に厄介な難題については、「神の目」があれば簡単に片付けられると言うような類のものではない。
例えば、何世代にもわたって蓄積されてきた先入観をいかに排除するか、とか、真の自由をいかに探すか。
あるいは、忍の「神の目」を一緒に取り戻すと駄々をこねて騒ぐ「荒瀧派」の連中を、いかに阻止するかという問題だ。
-->
煩悩刈座 | ||
---|---|---|
意味: 心の迷いをかりとる |
キャラクター | ストーリー |
---|---|
|
言語 | 正式名称 | 直訳の意味 (英語) |
---|---|---|
日本語 | 煩悩刈除 Bonnou Gaijo | Kleshas Removal |
中国語 (簡体字) | 烦恼刈除 Fánnǎo Yìchú | |
中国語 (繁体字) | 煩惱刈除 Fánnǎo Yìchú | |
英語 | Mender of Tribulations | — |
韓国語 | 번뇌의 제거자 Beonnoe-ui Jegeoja | Eliminator of Anguish |
スペイン語 | La Resolutora de Apuros | |
フランス語 | Réparatrice d'afflictions | Mender of Afflictions |
ロシア語 | Избавительница Izbavitel'nitsa | Redeemer[• 1] |
タイ語 | นักแก้ปัญหามือฉมัง | Precise Problem Solver |
ベトナム語 | Gạt Bỏ Phiền Não | |
ドイツ語 | Besänftigerin des Leids | Mender of Harm |
インドネシア語 | Mender of Tribulations | — |
ポルトガル語 | Erradicadora das Preocupações |
|
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