ロックマンワールド2

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『ロックマンワールド2』は、ファミコンのロックマンシリーズをベースに開発され、1991年12月20日にゲームボーイでリリースされた。

目次

概要[]

前半の4ステージのボスを全滅させた後に、後半の4ステージのボスを全滅させロックマンキラーとの対決に向かうと言う流れ。後半の4ステージは、クリアしても武器エネルギーが完全回復しないので、特殊武器やラッシュは入手順と残量とのバランスを考えさせられる。

新たなシステム[]

  • ステージ攻略の補助をしてくれるラッシュ。
  • 高速移動と姿勢低下を兼ねていて、ステージ攻略を快適化させるスライディング。

基本武器[]

ロックバスター(P)少々連射の利くエネルギー弾。

ボス一覧[]

前半ナンバーズ[]

DWN.009 メタルマン(Metalman)Dr.ワイリーが初めて製作した純粋な戦闘用ロボット。カットマンをベースに造られたといわれる。全方向連射可能のセラミカルチタン製の手投げ式回転ノコギリ「メタルブレード」を武器に、高く跳躍し、上空から連射攻撃を行う。時折、ベルトコンベアーの方向が切り替わる瞬間になんらかの都合で2段ジャンプを行う事がある。メタルブレード(ME)多方向に撃ち分けられる円盤。ラッシュマリン(RM)水中を自由に動き回れるようにしてくれる。DWN.010 エアーマン(Airman)大きな胴体の胸部と頭部が一体化した独特の体形を持つ空中戦闘用ロボット。腹部の大型プロペラで台風ほどの強風を巻き起こし、小型の竜巻を発生させる「エアーシューター」が武器。ワイリーは以前にこのシステムで凧揚げをしようとしたが失敗した。部下のロボット達と協力すれば大型の竜巻を発生させることができる。ワイリー曰く「腹にプロペラを入れたらこうなった」という頭と胴体のつながった独特のデザインは、通常の人型デザイン以上に敵に恐怖と威圧感を与え、後に「エアーマンタイプ」と呼ばれる機種を数多く生み出す事になる。落ち葉の季節である秋は大の苦手。エアーシューター(AR)竜巻が3つに拡散し、斜めに飛んでいく。ラッシュジェット(RJ)空中を自由に動き回れるようにしてくれる。DWN.013 クラッシュマン(Crashman)ガッツマンとボンバーマンの特徴を受け継いだロボットで、「歩く弾薬庫」と呼ばれる。両腕に強力な破壊力を持つ特殊武器「クラッシュボム」を仕込み、ジャンプからボムを発射、爆発させて攻撃する。本人は爆発のショックに耐えられるようにボディが頑丈に造られている。普段はおとなしいが怒ると手が付けられなくなる性格。手先が不器用で、ビルや建物を壊すのが好き。クラッシュボム(CL)壁に当たれば、しばらくすると爆風を発する弾。ラッシュコイル(RC)ハイジャンプをさせてくれる。DWN.016 ウッドマン(Woodman)天然の檜の中身をくり抜いて特殊コーティングしたボディを持つ。更には内部メカまでもがボディと同じ素材で出来ているという高級感漂う自然派ロボット。怪力が自慢のパワーファイターだが、気は優しくて力持ち。自然破壊・森林破壊を絶対に許さない。木の葉型の電磁ビットを利用したシールドや広範囲への攻撃により、着実にロックマンを追い詰める強敵。ワイリーのお気に入りロボットである。リーフシールド(WD)多数の木の葉が身の回りを高速回転する。

後半ナンバーズ[]

DWN.017 ニードルマン(Needleman)鉱山などで働いていた削岩用ロボットに、エアーマンとメタルマンの長所を移植、改造した。非常に攻撃的な性格の持ち主である。ずっしりとした外見からは想像できないほど身軽であり、すばやい動きで翻弄しつつ特殊武器の「ニードルキャノン」を連射して攻撃する。ニードルキャノンは厚さ30センチのコンクリートをもぶち破る。頭部にはチェーンで繋がれた「ニードルハンマー」が仕込まれており、接近した後ハンマーを飛ばして攻撃する。ニードルキャノン、ニードルハンマーどちらも強力な威力を持つ。裁縫が好き。嫌いなものは注射。ニードルキャノン(NE)連射の利く針弾。DWN.018 マグネットマン(Magnetman)名の通り磁力を自在に操る戦闘ロボット。強力な磁力を発生させ、ロックマンを引き寄せる。また自身が天井に張り付き、特殊武器である磁石型の巨大なホーミング弾「マグネットミサイル」を発射して攻撃する。元々は屑鉄処理用のロボットであり、その強力な磁力で鉄を吸い寄せ、マグネットミサイルで一気に粉々にしていた。そのせいか、マグネットマン本人はかなり大雑把な性格らしい。時々寝ぼけて頭の磁石で天井に張り付く。ロボットなのに健康に気を使っており、指圧やマッサージが大好き。マグネットミサイル(MG)敵を察知すると、直角に曲がるミサイル。DWN.020 ハードマン(Hardman)セラミカルチタンを使用した超硬化ボディを自慢にしている整地作業用ロボット。3tもの体重がある身体を小型ロケットでジャンプさせ、急降下ボディプレスで攻撃する戦いを得意とする。だが機動力はなく、面倒くさがり屋。両腕からはロケットパンチ「ハードナックル」を放つ。正々堂々の勝負を好む豪傑ロボット。大相撲を好むが、水の中ではあっさりと沈んでしまう。ハードナックル(HA)拳を発射する。DWN.021 タップマン(Topman)オートバランサーが装備されており、体を高速で回転させて敵の攻撃をはね返す擬似シールド「タップスピン」が特殊武器。しかし目が回ってしまうのと高速で回転し続けると内部メカに負担がかかるのであまり長時間回転できないらしい。頭からコマを飛ばすことができるので正月には人気者。タップスピン(TP)体を高速で回転させる擬似シールド。

ロックマンキラー[]

クイント(Quint)Dr.ワイリーがロックマンを倒す刺客として送り込んだロボット。その正体は、ワイリーがタイムマシンを利用して未来へ行き、未来の自分と結託して捕まえた、戦闘機能を持たない未来のロックマンを改造したものである。本来は穏やかで戦いを好まない平凡なタイプであるが、洗脳されているために攻撃を仕掛けてくる。武器は削岩ロボットを改造した「サクガーン」。耐久力がかなり高く、特殊武器がある程度通用するように設定されている。サクガーン(SG)先端が刺のホッピング。

ラストスパート[]

ワイリーマシンワールド2号対ロックマン用兵器。ワイリーマシンには珍しく、ワイリーカプセルは別にしての第三形態が存在する。ワイリーマシンの中では一番費用を費やした。変形のタイミングは体力ゲージの2/3まで削った時点。しかし何より本ボスを印象付けるのは、その小ささである。外見の高さがなんとロックマンの身長の半分程しかなく、搭乗しているワイリーもロックマンの頭一個ほどの大きさになっている。この演出(?)に特別な意味などはないと思われるが、故にどういう意図でこのような外見になったのかわからないため、非常に奇異な存在感を得ている。

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