昭和53年前半 鉄道ニュース
新幹線大混乱 1/4
18時16分ころ新幹線・姫路~岡山間の上下線とも停電、下り線の架線と〈ひかり79号〉のパンタグラフの故障とわかったが、復旧に手間どり21時近くまで不通となった。東京・博多へ5日深夜から未明着の列車が続出、5目のダイヤも間引運転
国鉄初の『雪ダイヤ』 1/10
雪による列車の遅れを最小限にとどめるため、2月末まで新幹線、東北・常磐・上越・北陸線の特急、急行を間引き運転する。北海道は12月がら実施中。初日の10日は西日本の雪で新幹線は予定以上に運休した。
公企体国鉄部会か3組合から意見聴取 1/13
公共全業体等基本問題会議は総理府で経営形態懇談会国鉄部会を開き、国労。動労・全勤労の意見聴取を有なった。いずれの意見も経営形態は現状を維持し、スト権は全面的に付与すべきだと主張
「伊豆大島近海の地震」で乱れ 1/14
12時24分、横浜で震度5、東京・静岡で震度4の地震があり、新幹線が点検のために4時間半ストップしたほか、首都圏各線が乱れた。伊豆急行は土砂崩れのため約5ヶ月間不通に、伊豆急行は線路の被害が太きく全線復旧は早くても3月の見込み。新幹線は15日も余震で2時間半運転体止
油須原線、大任町役場付近から野原越トンネルまで約2kmの車道敷設工事完了 1/18
新幹線半日運休 1/19
午前中に東方新大阪間を運休して、レール・架線を交換
関東鉄道 常総線 水海道~下妻間CTC化 1/20
大雪でダイヤ混乱夜半から 1/21
23日にかけて北日本を中心に強風と大雪に見まわれ、各地で不通区間が続出、道東地方は一日降雪量の史上最高を記録した
国鉄が「新幹線輸送障害対策委会」 1/24
連日、新幹線の事故・故障が目立ち雪・地震も重なつてダイヤの乱れが続くうえ、復旧に時間がかかりすぎるため、安全輸送確保の具体策を検討する。委員長は関雅則常務理事
紀勢本線【複線化】芳養~南部間(紀伊田辺~和歌山間複線化完了)1/24
連絡船用900キロリットル燃料タンクが完成し、給油開始式を挙行 1/25
当局、昭和54年・55年度に貨物取扱駅290ヶ所の廃止を提案 1/30
新造補助汽船2隻の起工式を函館ドック第3船台で挙行 2/3
動労千葉(注:この時点では千葉動労ではない)、ジェット燃料輸送阻止の減退闘争 2/4
成田空港関連工事で動労スト 2/7
1時30分から千葉市の総武本線幕張駅構内で成田空港ヘジェット燃料を輸送する「成田ルート」(千葉港~幕張折返し~成田)の関連工事が行なわれた.動労千葉地本は工事に抗議して半日ストをし、成田・鹿島線などを中心に混乱した。
青函連絡船改装 十和田丸 船室設備改善に伴ないグリーン定員44名減となり、総定員1、286名となる 2/9
改善点、グリーン船室に喫茶室新設 グリーン売店撤去してロビーに改造 普通席に娯楽室を設け、用具として将棋・囲碁を備付けた
期限切れ定期に厳しい判決 2/9
最高裁第1小法廷(岸上康夫裁判長)は、「期服切れ定期をウッカリ改札口で見せただけなのに期限切れ期間の運賃をとられたのは納得できない」と近鉄を相手に運賃の返還を求めていた人の上告審で、上告棄却の判決。
事件は47年、藤井寺市の近鉄道明寺駅で、定期券の期限切れ11日目に改札係員に注意され、10日分の往復運賃(割増金は免除)を請求されたというもの。(裁判する方がどうかと思われますが。皆様はいかがですか?)
成田燃料輸送で‐助役機関士 2/14 詳細は別途
国鉄東京駅、車椅子使用者の利用増加で車椅子専用待合室を丸の内南口に開設 2/15
西武鉄道 保有車両数800両突破 2/15
名古屋鉄道瀬戸線 貨物営業廃止 2/15
国鉄の「運賃間題懇談会」初会合 2/17 詳細は別途
高松琴平電気鉄道琴平線ATS設置 2/17
油須原線福田トンネル前の添田町側約712mの路盤工事完了 2/19
東北地方の地襲で乱れ 2/20
13時37分ころ東北地方を中心に起きた地震で27線区が一時、運転を見合わせ、東北本線の一部て線路に被害が出た。このため〈みちのく〉1往復連休のほか、21日までダイヤが混乱
寝台特急「出雲」の編成を一部変更食堂車を5号車→8号車に変更(あさかぜと編成を共有するため)
「はやぶさ」も編成を一部変更食堂車を5号車→8号車に変更
最高裁、宮原操車場事件に有罪判決 2/28
成田空港関連工事で2月に続き、動労半日スト 3/1
松前丸 船室設備改善 喫茶室新設、内容十和田丸と同じ 3/1
総武・成田・常磐線時刻改正。3/1
新東京国際空港の開設に備え。東京~成田間および上野~我孫子~成田間に快連電車を大増発
氷見線 伏木~氷見間の貨物営業を廃止 3/1
貨物取扱駅集約に伴う増加集配料の補償実施 3/1
京阪電気鉄道 子会社、京阪ビルサービス(現在の京阪カインド)が資本金300万円で設立 3/1
西日本鉄道天神大牟田線【高架化】西鉄平尾~大橋間 3/3
京浜急行電鉄【三線化】子安~神奈川新町間 3/6
京浜急行電鉄【三線化】金沢文庫~金沢八景 3/10
京阪線全線を軌道法に基づく軌道から地方鉄道法に基づく鉄道に変更 3/10
阪急 全線を軌道法に基づく軌道から地方鉄道法に基づく鉄道に変更 3/10
417系、南福岡~下関間で試運転 3/13・/14・3/22
札幌市営地下鉄南北線【延伸開業】麻生~北24条間2.2km、同線麻生~真駒内間14.3km全通 3/16
一畑電鉄大社線 ワンマン運転開始 3/16
名古屋鉄道瀬戸線 架線電圧を600Vから1500Vに昇圧 3/19
50系客車、九州で運用開始 3/20
筑豊本線、上山田線
(745レ・728レの1往復を除く)で50系客車による運転を開始、初日17:37、門司港発原田行きは直方駅等で乗務員に花束贈呈が行われた。
芸備線(広島~新見)でも、50系客車運用開始、14本中10本の普通列車が50系に置換えられた 3/23
小山新幹線管理所を設置 3/24
東京都電、装飾電車運転 3/26
国労・動労、春闘で時限スト、順法闘争 3/29・30
五日市線 旧型国電車両が引退し、101系に置き換えられる 3/29
北大阪急行 8年間(連続4期)運転無事故表彰を受賞 3/29
三江線 全線直通運転開始 3/30
東京都電、花電車運転、3/30~4/10(三ノ輪橋~早稲田間往復)
4月1日と4月8日は5台の花電車による続行運転を実施
京阪電鉄、初の分譲マンション「ローズマンション藤森」が竣工 3/30
大雪丸 船室設備改善 喫茶室新設、内容十和田丸と同じ 3/31
常磐線、地下鉄相互乗り入れ 3/31
常磐線 千代田線の代々木公園~代々木上原間(1.0km)延伸開業に伴い、小田急小田原線本厚木駅まで直通運転区間が延長
小田急小田原線 営団地下鉄(現・東京地下鉄)千代田線と相互乗り入れを開始
小田急電鉄 準急10両運転開始
総武線 貨物線(銚子~新生間)営業廃止 3/31
紀勢本線 新宮~和歌山間CTC使用開始 3/31
伊田線【貨物支線廃止】赤池~赤池炭坑 3/31
【駅廃止】(貨)赤池炭坑
西武鉄道小河内線 奥多摩工業へ譲渡 3/31
京阪電気鉄道 第1回物上担保附1号転換社債50億円発行 3/31
ビュフェはセルフサービス 4/1
新幹線食堂車のビュフェの営業体制を合理化。〈ひかり〉の深夜・早朝列車は食堂車営業を中止。ビュフェは〈ひかり〉・〈こだま〉ともセルフサービスに
六甲道ターミナルチャオ開店
東海道線六甲道駅に国鉄出資としては16番目のターミナルビル開業、管理運営は神戸ステーション開発株式会社が行う
広島鉄道管理局に「徳山機関区」を追加、略号は「トマキ」
東京都交通局、都電荒川線の全面ワンマン化を実施 4/1
紀勢本線電化試運転始まる 4/3~
紀勢線電化に関連して、4/3~4/4和歌山~御坊間入線試験 5/8~5/10
御坊~新宮間入線試験 5/17~5/19
和歌山~新宮間で集電試験
なお、これらの試験には阪和線鳳電車区所属のクモハ60001が用いられた
成田空港の開港日を5月20日に決定 4/3
成田新高速鉄道協議会発足 4/4
成田空港と都心を結ぶ高速鉄道として、また通勤輸送として昨年11月に田村運輸相が発表した成田高速鉄道の構想を建都するため、鉄道公団、国鉄、営団地下鉄【現・東京メトロ】など9機関による「成田高速鉄道協議会」発足
成田新幹線、地下鉄8号線、京成電鉄、北総開発線、千葉県営鉄道線の在来線、計画線を利用して東京~空港を結ぼうというもの。
国鉄昭和52年度運転事故概要発表 4/5
新幹線試験線管理所に東京北局小山を加える 4/6
国労・地域統一闘争で東北6県を中心にスト 4/6
国労・東京など29分間の時限スト 4/7
地下鉄東西線で早朝運休 4/9
去る2月28日の荒川鉄橋事故の完全復旧工事のため、始発~6時ころまで同線の葛西~東陽町間を運休・5月10日まで計7日間の工事
52年度地方鉄軌道補助金決定 4/10
運輸省は、52年度の地方鉄道軌道軌道近代化設備整備費補助金と踏切保安設備整備補助金は、17社に対し約2億4,800万円交付を決定
春闘第1波統一スト 4/13・14
13日は国労が正午まで273駅で集改札スト。14日は動労が新幹線と首都圏・京阪神の国電を除く24時間スト。
国労、集・改札半日スト 4/15
新幹線0系1次車、交通科学博物館に搬入 4/15
交通科学博物館【当時の名称は交通科学館】に、開業時の0系1次車の先頭車2両とグリーン車、ビュフエ社の計4両を搬入、一般公開は11月から
南海電気鉄道平野線、5分毎の運転を実施 4/16
東北、上越新幹線計画北区で前進 4/19
東北・上越新幹線の建設・通過問題をめぐって地元民が反対している北区で、小林北区長が、「新幹線計画は全国的視野で考えなくてはいけない」と発言。騒音対策などの厳しい条件は付くであろうが区議会にゴーサインを出すよう要望
国鉄が公労協第2波統一スト 4/18・19
国労は19日,動労は両日スト.新幹線と首都圏・京阪神の国電を除く全国のダイヤがマヒ
民鉄大手24時間スト4/23
内閣官房長官、公労協の25日以降のストに警告 4/24
交通ゼネスト4/25
国労・動労が全国で96時間ストに突入(27日0時中止)大手中小私鉄もスト入りしたが、大手は午後には収拾。
国鉄ストで減収220億円
14日から3派にわたる国労・動労などのストの影響を発表
列車の運休、旅客50,059本、貨物、20,249本、計70,308本、旅客列車の運休による影響人員は延べ4,575万人、減収額は175億円、貨物165万トン、45億円の減収、これにより国鉄の減収額は220億円を超えたと言われている。
忘れ物白書にも不況色 4/28
国鉄の忘れもの件数は、前年度比5万件減、額は8000万円増え22億5千万円だがこの伸び率は33年以来の低成長、50万円以上の忘れ物84件はすべて落とし主が見つかった
北大阪急行 緑地駅ビルを建設 4/28
夕張鉄道 化成工業所専用鉄道鹿ノ谷~化成工場間廃止 4/
羊蹄丸 船室設備改善 喫茶室新設、内容十和田丸と同じ 5/1
夕張線【貨物営業廃止】鹿ノ谷~夕張(-3.4km) 5/1
万字線【貨物営業廃止】 5/1
鉄道妨害防止運動実施
国鉄では置物・線路立入当による鉄道妨害が増加傾向にあり、置石にいたっては年1900件に達することから、6月5日から同25日までを運動期間として実効ある施策を実施するよう「達17号」で通達
黄金週間、人出予想を上回るものの収入減 5/8
4/29~5/7の輸送人員は、主要28線区で対前年比104%であったが、旅客収入は475億円(対前年比100%)であった。大手私鉄は関連施設での収入で出足の鈍さをカバーした格好
日航、HSST有人テストを公開 5/9
日航が開発中のHSSTで、人が乗れる2号機のテスト運転を公開 302km/hを記録
物流秩序の改善について関係省庁(運輸省・警察庁・建設省等)に要望書提出 5/10
値上げを申請 5/11
小山試験線区に961形入線 5/15
運輸相が値上げ三段階案 5/16
信越線妙高高原~関山間地滑りのため不通 5/18
上野~金沢問特急電車「白山」3往復のうち1往復を上越線経由.1往復を長野打切り,1往復および上野~直江津間「あさま」ほか運転休止など臨時ダィヤ設定。(9月6日復旧)
東北本線【駅名改正】瀬上→東福島 5/18
京成新空港線開業 5/21
京成本線 【延伸開業】京成成田~成田空港(現在の東成田)間 スカイライナー運行開始
国労、スト権回復立法要求案発表 5/22
高知県植樹祭で、お召し列車運転 5/22・5/24
高知県の県立喜ヶ峯森林公園で開催された第29回植樹祭が開催され、高知~中村間にお召し列車運転
新幹線順調に若返り工事 5/24
計画通り東京~新大阪間の午前中の列車をストップさせて、通算18回目の工事を実施、工事は順調に終わり始発は東京駅が12:36分発の「ひかり111号」となったほか、沿線各駅の列車も始発時間が午後になったが事前のPRが功を奏して利用者の混乱はなかった
国鉄、52年秋以降に全国で887両に冷房装置を取り付け首都圏国電の冷房化率は47%と発表 5/24
博多地区未曾有の渇水 5/25
小金線のレール締結式 5/26
東京外環状線の一環として鉄建公団が進めている小金線14.6kmが完成、北船橋駅【仮称】構内でレール締結式を実施、約2ヶ月の練習運転を経て10月ダイヤ改正に合わせて開業予定、これにより外環状線は武蔵野線府中本町から小金線を通って総武線西船橋まで結ばれることになる
国鉄、東北・上越新幹線上野駅付近地下ルートの建設工事に着工、鍬入れ式 5/28
東北本線【駅名改称】瀬上→東福島 6/1
国鉄が春闘スピード処分 6/3
スト参加の組合員5,548人に処分通告・解雇者はなく、停職277人、減給1,257人、戒告4,014人訓告24,093人,厳重注意111,097人・国・動労はこれをうけて5日午前中、首都圏の国電で減速闘争
東北新幹線で試験運転 6/5
埼玉県久喜市~栃木県石橋町間を結ぶ小山総合試験線(40.9km)で、軌道試験車を連結した961形電車6両が、30km/hで試走
横浜市交通局、市営バス・地下鉄の車内や駅に「サラ金」広告を掲出しないとの方針を公表 6/8
10月ダイヤ改正を発表 6/10
国鉄貨物の合理化が軸となる大改正を10月2日に実施。旅客は東北・上越地区が重点となる。1万人以上の合理化案
宮城県沖地震で大混乱 6/12
国鉄線分割の報告書 6/13
政府の公共企業体等基本間題会議(代表座長・中山伊知即日本労働協会会長)は、3公社5現業の経営形態などに関する報告書を同会議に提出。国鉄のローカル線と幹線を切り離して、複数の特殊会社とするのが妥当としている。
伊豆急5カ月ぶりに全通 6/15(詳細はこちら) 6/15
国鉄投資事業の範囲広がる 6/16
国鉄法施行令の一部改正を公布、従来、「国鉄の運送事業と密接に関連する運輸に関する事業」に限られていたのを、国鉄所有の施設・土地を利用する事業や、旅客誘致のための事業<デパートや遊園地など)にも投資できることになった。
公企体スト権は経営形態変更後に 6/19
公共全業体等基本問題会議は,3公社5現業職員のスト権に関する意見書を政府に提出。
将来、経営形態を特殊法人化する国鉄ローカル線などには、その段階で条件つきスト権を与えるが,国鉄幹線はじめ国有・国営に近い形態を維持する分野には、分野には、現時点ではスト権は認められないとした。
動労、基本問題会議答申粉砕の順法闘争 6/20 国鉄資産活用懇談会「国鉄資産活用の基本方針」答申 6/20
「国鉄所有の用地を副業に活用すべき」との報告書を高木国鉄総裁に提出
リニアモーターカーが記録更新 6/23
宮崎県美々津の実験線で,国鉄リニアモー夕一カーがこれまでの最高301km/hを更新する312km/hの最高速度を記録
越美南線 深戸~郡上八幡間(集中豪雨による土砂災害) 6/23
伊予鉄道横河原線、朝ラッシュ時の一部列車を4連化 6/26
東北・上信越豪雨で国鉄混乱 6/27
梅雨前線による集中豪雨で17線区が不通となり、運休続出、首都圏と東北・新潟間のアシがとだえた。月末まで影響
運輸審が修正答申 6/29
国鉄の運賃法定制緩和後、初の運賃。料金値止げを審議していた運輸審議会(津田実会長)が、福永運輸相に原案を修正して答申。運輸相の意見どおり,運賃は7月8日、料金は10月1日にアップ。通学定期割引率引下げは1.1%に修正(申請は3%)して、54年1月から
当局、「国鉄再建について」を提示 6/30
鉄道に関する事件・事故 昭和53年前半
阪急電鉄十三駅にて扉挟み死亡事故 1/20
午前8時47分ごろ、阪急電鉄十三駅の4号線ホーム(宝塚本線上りホーム)で、梅田行き普通列車が発車する際、扉に挟まっている乗客を見落とし、保安スタッフが出発合図を送ったが、乗客が挟まれたたままであることに気付かず発車。その後、異変に気づいき21m走行したところで停止したが、乗客はホーム上を5m引きずられた後、軌道内に転落、列車にひかれ死亡。
新幹線に異常男 1/31
11時59分ころ。上り〈ひかり60号〉の車内でオノを持った男が暴れだし、窓ガラス11枚をたたき割った。列車は刈谷市付近で緊急停車、犯人逮捕後豊橋駅で運転を打ち切った。
常磐線で貨車脱線 2/2
6時50分ころ赤塚~水戸問の第2石川踏切で、長町発東静岡ゆき貨物列車(21両編成)14両目の無蓋車が脱線して横転、15~17両目も脱線して築堤に倒れ、19時すぎまで上下線とも不通。
無蓋車に積んだ鉛のブロヅグがカープで片寄りしたのではないかとみられる。
〈はつかり〉脱線 2/26
22時ごろ、青森駅構内で下り〈はつかり4号〉(12両編成)の4・5・6・8号車が脱線、乗客1人ケガ。
地下鉄東西線で電車転覆 2/28
午後9時34分頃 営団地下鉄東西線の西船橋行き快速列車(営団5000系10両編成)が南砂町~葛西間の荒川橋梁上で竜巻による突風を受けて後部2両が中野方面行きの線路上に横転、1両が脱線。負傷者23人。
当時、ステンレスカーの車重が問題となったが、その後の調査により、走行中の列車を竜巻が直撃する確率は50~100年に1回と計算され、不可抗力という結論になった。
予讃本線 高松発松山行き下り普通列車を牽引中、高瀬駅 - 比地大駅間の踏切でクレーン車と衝突、助士席側を大破し廃車 3/22
上越線(土樽駅構内)で貨車転覆 4/5
2時23分ごろ上越線土樽駅構内で高岡発新鶴見操車場ゆき急行貨物列車3760列車(25両編成)のうち、17両目から23両までが脱線、17・18両目が横転。19~22両目が全軸脱線、現場から6.8km手前から異常が認められ、マクラギ5000本が損傷するなど被害が大きく、上下線とも6日朝まで不通のほか、越後中里~土樽間の上り線は8日13時まで不通、開通まで3日と10時間を要した。
DLが民家へ 4/6
9時40分ごろ、東海道本線豊橋駅構内で、貨車7両を牽引した入換え中のDLが引き込み線の車止を突破して民家に突っ込み、民家は小破。
線路横断の会社員死亡 4/11
1時40分ごろ、埼玉県大宮市の東北本線大宮操車場駅構内で、線路横断中の会社員3人がDLにひかれ2人が即死、残る1人も重傷。
名松線 家城~関ノ宮間踏切事故 トラックと衝突しキハ35がトラックに乗り上げる 4/14
天鉄局のアルバムから
1円玉大の鉄片で新幹線ダウン 4/17
11時15分頃、新幹線 名古屋~岐阜羽島間の下り線で突然信号電流が流れなくなり緊急停止、「ひかり111号」の2時間37分遅れを最高に、下り49本以上が10分以上遅れ、4本運休
原因は、厚さ1mm、直径1.5cmの丸い鉄片がレールに継ぎ目に挟まったためと判明
酔客 座席を投げ捨てる? 4/20
23時40分頃、横浜市の京浜東北線鶴見~川崎神野上下線路の間で103系の三人掛けシートが投げ捨てられているのを後続の電車運転士が発見。酔っぱらいのいたずらか?
緩急車が走行中に炎上 4/22
1時20分ごろ、東海道本線穂積~太垣間の揖斐川鉄橋上で、塩沢発富山ゆき貨物列車の最後部緩急車から出火。機関士は気づかず、火をふきながら4.5km先の大垣駅へ。緩急車は全焼したが車掌はデッキに避難して無事。
石油ストーブの火が引火したもの。
三井石炭工業トロッコ暴走 4/30
7時20分頃、大牟田市の三井石炭工業三池工業所四ッ山炭鉱で、坑底に停車していたトロッコ【20両編成】に石炭を積んだ30両編成の無人トロッコが約4km暴走して衝突、石炭を積んだトロッコのうち前3両が脱線転覆、出発を待っていた作業員105人のうち1人が死亡、103人が重軽傷
老社長ホームでなぐり殺される 5/1
7時45分ごろ,総武線亀戸駅ホームで、乗客が降りきらないうちに乗り込もうとした会社社長(70歳)が、あとから隆りようとした工員(25歳)になぐられ転倒、頭の骨を折って約2時間後に死亡。
〈スカイライナー〉放火される 5/5
3時30分ころ、京成電鉄宗吾車庫に留置中の〈スカイライナー〉が炎上、4両が全半焼。過激派が仕掛けた時限発火装置によるもの。
〈ひばり〉脱線 5/12
12時45分ころ、東本線古河~葉橋間て上り特急〈ひばり4〉の後部2両が脱線し、乗客7人が重軽傷。原因は、暑さでロングレールが(25℃→48℃)になり、レールが張り出し11両目から正常に運転できなかったため。 この事故で、東北本線は上下線とも不通、17時過ぎから下り線で単線運転、この影響で特急30本、急行15本、その他計76本が運休
中村線土砂崩れで貨物が脱線 5/17
10時52分ごろ、高知県中村市の中村線・西大方~中村間で、高知発中村行き貨物列車(8両練成)が、南側の山くずれによる線路上の土砂に乗り上げて先頭のDLが脱線、同線は18日朝まで不通。
地すべりで信越本線不通 5/18
過激派が京成の運転妨害 5/19
始発前の3時40分から4時20分にかけて、千葉県内の計3カ所で、火炎ピンを積んだ自動車が東成上野線の線路ぎわで炎上。このため7時まで全電車の運転は取止め。
新空港反対の過激派の同時多発ゲリラによるもの
酔客座席を投げ捨てる? 5/20
23時40分ころ、横浜市の京浜東北線鶴見~川崎間の上下線路の間で103系の3人がけシートが投げ捨てられてあるのを後続の電車運転士が発見。酔っぱらいのいたずらか?
訓練校生が列車から転落死 5/24
7時50分ごろ博多駅構内で、同駅着の筑肥線の気動車(7両編成)最後部のデッキから職業訓練校生(14?歳)が転落、通過中の回送車にはねられて即死。
成田線で列車妨害 5/25
成田燃料貨車輸送で事故中断していた空港鹿島ルートのジェット燃料貨車輸送が動労機関士の手で再開されたが、6時46分頃、北鹿島駅構内で入換作業中のDD51が暴走、機留線の砂盛線に突入し、前1両の3軸が脱線。列車には被害は無かったが。1両での運転では定数不足となるため、4両減車の上同駅を37分延発、戒厳下の燃料輸送だけに現場は緊張した
吹田操車場で衝突事故6/1
1時47分頃吹田操車場駅構内で、稲沢発岡山行き貨物列車と、入換用DLが正面衝突、ELが脱線転覆、DLも大破、貨車12両も脱線。
機関士2名が負傷、架線停電のため東海道線(高槻~吹田間)上下線ともストップ、通勤時間帯のダイヤが混乱し、30万人の足が乱れた。
DLを誘導していた運転係りのミスが原因と考えられている。
新幹線から鉄片 6/18
9時ごろ、川崎市中原区の東海道新幹線線路から、レールと枕木をしめつける「板バネ」と「円形バネ」2個が、隣接の民家の屋根上に落下した・列車通過のンョヅクでゆるんだらしい。
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