登録日:2010/12/14(火) 14:52:02
更新日:2023/08/10 Thu 12:21:00
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幻想水滸伝 ds コナミ rpg ニンテンドーds konami ゲーム 幻想水滸伝シリーズ 幻想水滸伝……? 新章 幻想水滸伝ティアクライス
―誰と組むか、信じるか。―
-概要-
幻想水滸伝ティアクライスとはKONAMIから発売されているRPGのタイトルである。
ハードはニンテンドーDS
幻想水滸伝とタイトルの頭に付いているが、「百万世界の内の1つ*1」という点だけが過去作と今作をつなぐキーワードであり
過去作のキャラは一切登場せず、システム・世界観共に大きく変更されている。
-あらすじ-
ある日主人公達は村を襲う害獣を退治するために東の丘へと向かう。その途中谷がいきなり森に変わるという異変にみまわれるが、主人公以外は「あそこは以前から森だった」というばかり。釈然としないまま害獣の巣の捜索を続けるが、主人公一行は捜索先の森の遺跡で異形の怪物に出くわしてしまい遺跡の奥に逃げ込む。そしてその先で不思議な本に出くわす。
-主な変更点-
星の印
今作では紋章はなくなり、代わりに星の印という今までより魔法チックな技で戦う事となった。
紋章→回数制限
星の印→MPでの制限
などかなりの違いがある。27の真の紋章?知らん
風呂は無し!
風呂のみならず博打などの娯楽要素は無し!音の変更も無し!これらの「今までにあったお遊び要素」がない点は従来のユーザーに落胆された
まぁウィンドウの変更はあるから我慢だ。
もっとも本編のボリュームは、DSであることを考えると中々の物である。
主人公が喋る!
幻水シリーズは2、4の外伝・視点がコロコロかわる3等を除けば、基本的に選択肢以外では口を利かない無口形で通っていたが
今作では一貫して個性があり喋りまくる。
スタッフ曰く、ストーリーのコンセプト的にこうしたらしい。
性格は熱くて元気、少々無鉄砲な典型的主人公キャラ
だがそれが良い。
武器が取れる!
キャラ毎の固有武器という概念は無くなり、武器の付け替えが可能になった。
パーティーは4人!
まぁサポートキャラ入れれば5人なのだが、戦闘に参加できるのは4人だけである。
これは幻想水滸伝4以来となる
その他細々としたところが変更されている。
一言で言うと「従来の幻想水滸伝テイストが薄まった普通のRPG」で、発売当初は賛否が分かれた。
確かにこれが幻想水滸伝かと言われたら「従来あった要素が目減りしている」感は拭えないが、RPGとしては名作といえるレベルである。
過去作に引けをとらない出来の良作なストーリー、豪華声優陣、アニメーションの使用など制作者の気合いがうかがえる。
王道RPGが好きな方はやってみて決して損はないだろう。結果的に評判がよかったのか廉価版が2回も出るほどだし。
まぁそいつぁやってみなきゃわから(ry
-キャラクター-
さて、ゲームの項目なのだからここいらで登場キャラの紹介をしなければならないのだろうが、全員など到底不可能なことは
幻想水滸伝を少しでも知っている方ならご理解いただけるだろう。知らない方の為に言っておこう。味方キャラだけでも総勢108人いる。
なので主要キャラのみを紹介
主人公(CV.梶裕貴)
シトロ村在住の少年だが元々村の子ではなく、マリカの姉シスカに育てられる。
熱血漢で少々無鉄砲だが、きちんと物事の本質を捉える事が出来るストレートな主人公キャラ。
口癖は「やってみなきゃわかんねぇ」
いつの間にか仲間が集まっていくその様は「幻想水滸伝」の主人公であった。
マリカ(CV.坂本真綾)
シトロ村村長の娘で主人公の幼なじみその1
暴走しがちな主人公の手綱を握るしっかり者。腕っ節は並の男より強いらしい。
ただし料理の腕は酷i……おや、誰か来たようだ
「百万世界(パラレル)から同位体の自分*2」が来訪する数少ないキャラ。
リウ(CV.柿原徹也)
主人公の幼なじみその2。このメンツの中では比較的ヘタレだが、団の結成後は豊富な知識と機転で参謀役*3として大活躍する。
CV.柿原徹也なヘタレがCV.小西克之のキャラを兄貴と呼ぶ…ここで某ドリルアニメを想像するのは誰もが通る道。
あとラスボスの正体もどことなく某ドリルアニメのラスボスに似通っている気がしなくもない。
ジェイル(CV.置鮎龍太郎)
主人公の幼なじみその3。最も冷静沈着なクールキャラで、皆を静かに見守るタイプ……なのだが雑貨屋でもらったおくすりを
自腹で買ったように言ったり、主人公とリウが次元の間に飛ばされたときはドジっ子化したりと中々お茶目な面も
ディルク(CV.小西克之)
上記四人の兄貴分にして武術の先生でもある。非常に面倒見が良く、四人以外の村人からも多大な信頼を寄せられている。
本に触れたせいで主人公達がおかしくなったと思い込み………
初期メンバーでもこれだけ豪華な声優陣を揃えており、その他にも藤原啓治や能登麻美子、阿部敦、朴ロ美、鈴村健一、
大原さやか、小山力也、松岡由貴など枚挙に暇がない
余談
幻想シリーズの攻略本*4は作品を重ねるごとに、やりこみやミニゲーム、目安箱等の要素も細かく載せ始め、
かつ戦闘に参加する仲間キャラの紹介に丁寧にページを費やすようになっており、段々分厚くなっていったのだが、
今作の公式攻略本のページはなんと799(!?)ページもある大ボリュームの百科事典と化している。
通販等で頼むと「あれ?こんな分厚い物体頼んだかな?」と錯覚すること間違いなし。
追記、修正?……そんなもん、やってみなくちゃわからねぇだろ
[#include(name=テンプレ2)]
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コメント欄
- 移動が遅すぎてずっとイライラしてた覚えがあるけど結構ストーリーとキャラがよくできてて楽しかったな -- 名無しさん (2014-02-07 06:28:29)
- 珍しくひかり攻撃に女性が参加する -- 名無しさん (2016-03-19 02:30:20)
- また会おうぜ!ってキャラがいつの間にか死んでたり「誰と組むか、信じるか。」ってキャッチコピーで味方が裏切るのかと戦々恐々してたらなんも無くて拍子抜けした -- 名無しさん (2017-02-15 16:29:13)
- ファンタジー世界に、湖のほとりの拠点で、108人の仲間と闘う。と一番コアな部分を押さえ、幻想水滸伝というゲームを再定義したとも言える一作。しかし同時にこれまでのお約束を敢えて排除したナンバリングに対するアンチテーゼでもあるのが評価をややこしくしている。 -- 名無しさん (2017-06-13 22:26:08)
- ↑それは幻水と言うより更に元ネタの水滸伝の根幹な気がする…せめて27の真の紋章は欲しかった -- 名無しさん (2017-06-13 23:09:02)
- 百万世界と言う設定が如何にも「適当なRPGに幻想水滸伝の皮を被せて売る為の下地」にしか見えない…結果PSPのあれを産み落とした訳だし… -- 名無しさん (2017-06-13 23:13:16)
- 百万世界はナンバリングからの設定です。 -- 名無しさん (2017-06-14 00:39:56)
- ゲームの都合は置いておくとして「星の印なんて無くったって人は強くなれる」と思いながらプレイしました。だからこそ彼の最期は今でも辛いものがあります。 -- 名無しさん (2019-07-05 20:52:38)
- 面白いんでリメイクしてくんないかね。ここまでガッツリ自我のある主人公でも幻想水滸伝の主人公らしいキャラで好き。 -- 名無しさん (2019-07-05 22:26:41)
- ストーリーはホントに面白かった。もう一度読み返したいけどあのゲームシステムを一からプレイし直すのかと思うと正直気が引ける・・・ -- 名無しさん (2020-06-04 12:51:56)
- ↑システムがネックなんだよな。話は本当いい。たとえつらい結果になるのだとしても自分の意思で前に進めることに意味がある、それはいつか誰かの力になる、というね。 -- 名無しさん (2020-06-04 18:11:41)
- DSの容量の関係もあるんだろうけど、やっぱ一つか二つはミニゲーム的な要素が欲しかった -- 名無しさん (2020-08-04 18:12:42)
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*2 世界の状況が違うので、対人関係や性格が大幅に違う
*3 過去作の軍師に近い
*4 出版社によって差異があるが
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