大逆転裁判シリーズ

ページ名:大逆転裁判シリーズ

登録日:2021/06/25 Fri 22:56:20
更新日:2024/05/27 Mon 13:51:34NEW!
所要時間:約 19 分で読めます



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「大逆転裁判シリーズ」はCAPCOMより発売されたアドベンチャーゲームシリーズである。
逆転裁判シリーズ』ナンバリング作品の100年ほど前の時代を描いた新たなるシリーズである。


当項目では第1作目『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-』及び第2作目『大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-』を同時に解説する。








大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-



時代をゆさぶる大逆転が‥‥今はじまる。



概要


2014年2月14日に放送されたNintendo Directにて「逆転裁判 新プロジェクト」として発表されたことが始まり。
後にタイトルが「大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-」と発表され、2015年7月9日にニンテンドー3DS用ソフトとして発売された。


逆転裁判1』~『4』、『レイトン教授VS逆転裁判』に携わった巧舟が企画・監督・シナリオを担当し、
キャラクターデザイン・イラストは『4』、『レイ逆』同様塗和也が担当。


舞台は明治時代の大日本帝国、及びヴィクトリア朝の大英帝国の首都・倫敦ロンドン
『逆転裁判シリーズ』主人公・成歩堂龍一の先祖成歩堂龍ノ介を主人公にし、シャーロック・ホームズを始めとした
人々との出会いを通じて弁護士として成長していく様子を描いている。
従来の探偵パート、法廷パートはそのままに多くの新システムを盛り込んでいる。


ちなみに余談だが、現代の「逆転裁判」シリーズの登場人物は名前が海外向けに変更されている(成歩堂龍一→フェニックス・ライト)。
にもかかわらず本作の海外版では日本人キャラクターはおおむね日本名がそのままローマ字表記で登場した。
勿論「日本と英国」という実在する両国家間の存在が明確に描写されている以上、従来通り全員横文字の名前にする事は出来なかったためと思われる。
まあそのせいで「フェニックス・ライトの先祖がリューノスケ・ナルホドー」と妙なことになってしまっているのだが。


特徴及びシステム


上記のように基本的なシステムは本家逆転裁判シリーズと同じで、証拠を集める「探偵ーパート」と、裁判の中で証言を「ゆさぶり」、証拠を「つきつける」ことで矛盾を暴いていく「法廷パート」を繰り返していくことで物語は進行する。



  • 19世紀末

文明開花により西洋の文化が押し寄せてくる大日本帝国、万博の開催を控え近代技術で溢れる倫敦。
そのような19世紀末の世界観を特徴的なセリフ回しと、良質な音楽で雰囲気作られている。
特に顕著なのは本家シリーズでは当たり前とされている指紋検出や、血液鑑定等の"カガク捜査"がまだ確立されていない。*1
故に指紋や血液情報に頼らない別の視点からの論証が必要になり、そのような時代背景を上手くシナリオに落とし込んでいる。


  • 名探偵

世界的に有名な名探偵であるアノシャーロック・ホームズあのシャーロック・ホームズ本人が(逆裁特有のキャラ付けやオリジナル設定が追加されてはいるが)登場する。
作中でもジマンの名推理を披露してくれるのだが…。(後述)
また本作ではセリフや人名、調べるコマンドの小物にシャーロック・ホームズシリーズのネタが随所に散りばめられている。
それらのネタを原作小説と照らし合わせるとより一層楽しめるだろう。
なお、本作では調査は探偵フェイズという扱いになっている。


  • 共同推理

捜査に行き詰まるとホームズが颯爽と現れ、得意の名推理を披露してくれる。
しかしその推理は本質を突いてはいるが、《着眼点》のズレと《論理》の飛躍により、どうにも理解しがたいものになっている。
そのため成歩堂は推理を"検討"し、推理中のズレたヒトコトをこっそり入れ替えることで正しい推理に直すことになる。
この共同推理における成歩堂のノリの良さや決めポーズはややシュールである。
推理を間違えた時の叱責コメントも豊富で、わざと間違えてみるのも面白い。
一部中断セーブ不可なことや、いちいち舞台のように決めポーズをとるためややテンポが悪いのが玉に瑕。


  • 群衆裁判

本作の法廷では『レイ逆』にあった群衆裁判制度が採用。複数の承認を同時に尋問する形式を取る。
「といつめる」システムも本作に採用され、ある証人が証言をしている最中、別の証人がそれを気にするリアクションを取ることがある。
その際には「ちょっと!」とといつめることで新たな証言を引き出せる。
なお、何でもないときにといつめてもデメリットはなく、やはり面白いリアクションを返してくれる。


  • 陪審バトル

大英帝国の裁判では陪審員制度を採用しており、倫敦市民から選ばれた6人の陪審員が裁判に参加する。
審理中6人全員が《有罪》の評決を下すと審理は一旦中断し、被告人が有罪一歩手前にまで陥ってしまう。
これを覆すには《最終弁論》という制度で陪審員を説得する必要がある。
ただし、陪審員は弁護の内容を聞いた上でそれなりの根拠を基に投票しているため、龍ノ介が証拠をぶつけただけでは決して意見を曲げない。
それぞれ評決を下した"理由"を聞き、そこにムジュンが生じた時には、その主張どうしを"ぶつける"ことで陪審員を説得、評決を変えてもらうチャンスを見いだせる。
またこちらでも、陪審員の発言中に他の陪審員をといつめる事が可能で、評決の根拠を微妙に変化させることが可能。
このシステムは『レイ逆』の「証人同士のムジュン」をアレンジしたもの。出てくる陪審員たちは証人たちに負けず劣らず変人ばかりで、例えば「クズは処分させていただきます。」というメイド、外科手術士、果ては革命家まで。また過去の証人が陪審員として出たりその逆や陪審員の一人が証人となるなどのパターンがある。



エピソード一覧


本編

第1話:『大いなる旅立ちの冒險』
第2話:『友とまだらの紐の冒險』
第3話:『疾走する密室の冒險』
第4話:『我輩と霧の夜の冒險』
第5話:『語られない物語の冒險』


本作の副題はシャーロック・ホームズシリーズ短編集第一作「シャーロック・ホームズの冒険」が基になっている。
それに合わせて各エピソードタイトルも「~の冒險」になっている。


ランドストマガジン

本作の有料DLC。本編の合間を描いたギャグストーリー「ショート・ショート」、塗和也氏の解説付きの「図録」、本作に使われたBGMとその"没作"が聞ける「楽曲」等を配布。
2021年現在第1号~8号が配信中。
かつてはショート・ショート第0話を収録した特別号も配信されていたが、現在は入手手段が無い。
タイトルはシャーロック・ホームズの原作小説が連載されていた「ストランドマガジン」のもじり。


以下はショート・ショートのタイトルを記す。


第0話:『大審院にて』
第1話:『被告人控室にて』
第2話:『壱等船室にて』
第3話:『主席判事執務室にて』
第4話:『ホームズの部屋にて』
第5話:『成歩堂法律相談所にて』
第6話:『夏目漱石の部屋にて』
第7話:『ブライヤーロードにて』
第8話:『大法廷にて』



登場人物


本作の主人公で成歩堂龍一の先祖。
帝都勇盟大学・英語学部に通う学生で当初は弁護士ですらなかった。
しかし自身が被告人として起訴されてしまった裁判で、親友の亜双義から助言を受けつつ弁護士として覚醒する。
そして亜双義に連れられ大英帝国へ留学し、ホームズの下で下宿しながら弁護士として成長してくことになる。


《法務助手》として弁護士をサポートする本作のヒロイン。
凛とした性格の大和撫子で、弁護士として戦う成歩堂の隣でサポートする。
一方でホームズの名推理に狂喜乱舞するほどのシャーロキアンぶりや、
成人男性を軽々投げ飛ばす"寿沙都投げ"を度々披露するなどのギャップも満載。


世界的に有名な名探偵にして大探偵
とても自己中心的な上に相当な自信家で、さらに子供っぽく非常識という面倒くさい人物。
頼みもしないのに事件現場に颯爽と現れては"名推理"を披露する…が、その推理は論理的に破綻していることも多い。
一方で飄々とした態度の裏では、深くは語らないものの倫敦の"闇"と一人戦っている様子も覗かせる。
発明家としても優れており、当時としては(物によっては現代でさえ)オーバーテクノロジーな道具を色々と作成・所有している。


大探偵・ホームズと同居する少女。
10歳にして博士号持ち、ホームズ並みの(下手したら彼を凌駕する)推理を披露し、様々な発明品や紅茶のブレンドを生み出し、
さらには本作の世界における「シャーロック・ホームズの冒険」の著者でもある、と色々と凄い天才少女。
父親はホームズのかつての"相棒"で現在は"遠く"へ旅に出ているそうだが、顔も知らないため、会える日を楽しみにしている。


帝都勇盟大学の学生で成歩堂龍ノ介の親友。
赤ハチマキと名刀《狩魔》を身にまとう熱血漢。
学生でありながら《弁護士》の資格を取得を持ち、「日本の司法を変える」という夢を持つ。
一方で何が何でも大英帝国で成し遂げたいことがあるらしいが…?


闇の冷気をまとっていると称される本作のライバル検事。
彼が立った法廷の被告人は、たとえ無罪判決を受けても数日後には非業の死を遂げてしまうことから、
中央刑事裁判所オールドベイリー《死神》検事として恐れられている。
その他《神の聖杯》や《神のボトル》と称したワインを握りつぶしたり放り投げて破壊したり、検事席に鉄の踵を振り落としたりとやりたい放題。
ある理由から日本人全体に激しい憎悪を見せるが…?


倫敦警視庁スコットランドヤード》所属の刑事。常にフィッシュ&チップスを食べながら捜査している。
厳格かつ冷静なベテラン刑事で刑事の仕事に誇りを持っている故、現場に現れてはあっさり事件を解決してしまうホームズを敵視する。
一方で「シャーロック・ホームズの冒険」内での活躍で自身の給料や評判が左右されるので、その小説の著者であるアイリスには全く頭が上がらない。


倫敦のイーストエンドで生活するスリの少女。
身寄りを無くした子供たちと生活しており、その生活費としてスリを行うのだという。
とあるキッカケで成歩堂らと知り合い、アイリスの友達になる。
嘘や脅迫を行うオトナ達を嫌悪している。


凄まじい威圧感を放つ大英帝国の主席判事。
懐中時計で細かく時間を計っており、物事が自分の思い通りにキッカリ動くことを好む。
成歩堂を大英帝国の法廷に立つ弁護士と認めるかどうか、試練を課す。



ナレーションは菅生隆之が担当。
本作における「シャーロック・ホームズの冒険」を読み上げるかのような語りが、各エピソードの出だしに挿入される。



評価


魅力的な19世紀末の世界観、良質なBGM、美麗かつ滑らかに動くキャラクターモデル、相変わらずセンスの良いタクシュー節等評価すべき点は多数あり、
致命的なバグ等も無くゲームとしては完成されている。


しかし本作を語るうえでどうしても見過ごせない難点がある。それは――


このソフト単独ではストーリーが完結しない


という点である。
本作最終話で発生した事件は解決するもののそれまで作中で散りばめてきた謎や伏線がほとんど回収されずに終わってしまう
多くの謎を残したまま終了してしまうので、このソフト単独だとストーリーの全てを理解する事は出来ない。
また本作のエピソードは「動機が不明」「不幸な事故」「事情があってのことだった」など物悲しい後味の悪い結末であるストーリーが多い。考えようによっては鬱ゲーと取ることも出来るが…
以上のモヤモヤ感から本作単独への評価は賛否が分かれがちである*2


その上、この時点では続編が発表どころか決定すらしていない*3。どう考えても続編を前提として内容であるにもかかわらず、である。
幸い、現在では『2』と合わせることで本作への評価も見直されている


とはいえ、『2』が発表されるまでおよそ1年、発売されるまでさらに1年、ユーザーを待たせた事に関しては、今でも批判の対象ではある。




大逆転裁判2 -成歩堂龍ノ介の覺悟-



すべての謎が今。解き明かされる



概要


前作の発売から約1年後、2016年9月17日開催の東京ゲームショウ2016で制作が発表。2017年8月3日にニンテンドー3DS用ソフトとして発売。


『大逆転裁判1』と世界観、グラフィック、BGM、ゲームシステムは共通しているが、前作で残した謎を解決すべく
《大日本帝国》と《大英帝国》両国を巻き込んだ壮大なスケールの物語が再び展開される。



特徴・追加・変更点


  • ストーリー

前作で残された謎や伏線が全て回収される
本作で語られることになった過去の事件を追う展開なのだが、その事件は『1』の始まりの物語から密接に繋がっている。
怒涛の逆転劇や明かされる真実も豊富で最後まで気の抜けない作りになっている。
この見事な伏線回収により賛否両論だった前作から見事にその評価を大逆転してくれた。
「すべての謎が今。解き明かされる」のキャッチコピーは伊達ではない。特別法廷2017で龍ノ介が「そのヒトコトが、この数年、キョーレツな"重圧"だった。」と語る程。


2021年現在『大逆転裁判』シリーズを遊ぶ場合は『1』、『2』セットで遊ぶことを推奨する。
特に『1』の終わりにモヤモヤしてしまった方や、ガッカリしてしまった方こそ『2』を遊んでいただきたい。


  • 音楽

本作のBGMは前作の流用が多いが勿論新規曲も多い。新キャラのテーマ曲が主だが、既存曲の新アレンジも充実。
BGMの中にはタップダンスの音を組み込んだものもあり、プロのタップダンサーからダンスの音とモーションを収録している。
シリーズお馴染みの追求にもある展開が用意されている。くわしくは当該項目にて。


  • コスチューム

逆転シリーズだと『逆転裁判5』、『6』にあった衣装変更を特製コスチューム 3種パックとしてDLCで配信。
成歩堂の《アイリスお手製スーツの龍ノ介》、寿沙都の《アイリスお手製ドレスの寿沙都》、ホームズの《ホームズ特製・和の装束》が用意されている。


  • 未読スキップ

本作ではセリフのスキップ時にモーションが早送りになった上で全て流れる。よってほとんどのモーションをスキップ可能になった。
またスキップ速度事体も前作より高速化されている。



エピソード一覧


本編

第1話:『弁護少女の覚醒と冒險』
第2話:『吾輩と霧の夜の回想』
第3話:『未来科学と亡霊の帰還』
第4話:『ねじれた男と最後の挨拶』
第5話:『成歩堂龍ノ介の覺悟』


第1話~4話までのエピソードタイトルはシャーロック・ホームズシリーズ短編集のタイトルと対になっている。

短編集第1作「シャーロック・ホームズの冒険」=第1話「弁護少女の覚醒と冒險
短編集第2作「シャーロック・ホームズの回想」=第2話「吾輩と霧の夜の回想
短編集第3作「シャーロック・ホームズの帰還」=第3話「未来科学と亡霊の帰還
短編集第4作「シャーロック・ホームズ最後の挨拶」=第4話「ねじれた男と最後の挨拶


それぞれの英訳部分も一致している。
なおホームズシリーズの邦題は訳者によって変わってくる。

最後の第5話は本作の副題と同じ『成歩堂龍ノ介の覺悟』となっている。


遊べる! 大逆転物語

『6』にもあった初回限定・後日配信無しの特別エピソード。
『実際にあったかもしれないし、なかったかもしれない‥‥』という名目による、パラレルワールドのエピソード。
大日本帝国編は亜双義が、大英帝国編はホームズが主人公となっている。
3DS版限定配信で、後述する移植版には収録されていない。


『大日本帝國編』
『大英帝國編』



登場人物


前作に引き続き本作の主人公。
とある事情から弁護士として法廷に立つ事を禁じられていたが、本作で復帰。
事件を調査するうちに10年前の事件を知り、英国司法の"闇"に切り込んでいく事になる。


成歩堂の法務助手を務める大和撫子のヒロイン。
前作では父親が倒れたという知らせにより帰国したが、本作で再び渡英する。


ご存じ名探偵にして大探偵。
自信家で自由奔放なのは変わらないが、本作では事件の公表を断固禁じたり、「名探偵は、ウソをつく」と発言するなど影のある部分も見せる。


ホームズの同居人の天才少女。
本作では外出用の紫を基調とした可愛らしい洋服姿を披露する。
異国へ旅立った父親の帰りを今でも待ち続けている。


中央刑事裁判所の《死神》検事。
本作では彼の友人が登場したり、過去が語られるなどより掘り下げられている。
特に彼の執務室を調べた際には、成歩堂のコメント一つ一つにツッコミを入れてくれる。


  • 成歩堂龍太郎 声.?

第1話の操作キャラとして登場する成歩堂龍ノ介のイトコ
イナカから来た学生だが、法知識は帝都の学生にも負けないとのこと。

男装した御琴羽寿沙都PVでは一応伏せられているが体験版や本編をやればすぐにわかる。
親友が被告人となってしまったため、女人禁制の大審院に立つための緊急手段としてこのような姿となった。
気合を入れて準備したので親友を含めほとんどの人物には正体がバレなかった。
慣れない弁護に目を泳がせながらも、懸命に戦う姿勢は見事である。花澤ボイスの「異議あり!」「くらえ!」等も必聴。
緊張のあまり被害者として亜内や父の名前を挙げてしまうことも。
ちなみに、上記のDLC衣装を適用していると、その姿が優先されてしまう。


アゲモノ好きの刑事。
前作ではやや不甲斐ない活躍であったが、本作では借りを返すことを徹底した姿勢や、
見習い刑事のジーナへの面倒見の良さを見せるなど、カッコいい場面が多い。――が第4話で…


スリの少女…だったが本作では見習い刑事になり自らをレストレード警部と自称している。
指導役のグレグソンとは言い争いをしながらも尊敬している。
警察犬として子犬のトビーを連れており、その鼻が役に立つ場面もある。


  • 仮面の従者

第3話から登場するバンジークス卿の従者。
成歩堂はどこかで会ったことがあると感じているが…?


大英帝国の主席判事。
科学式捜査こそが来るべき20世紀の重要な課題になると考え、《科学式捜査班》を設立したり、
《国際科学捜査大討論会シンポジウム》を開催しようと計画するなど野望に満ちている。



ナレーションは前作と同様、菅生隆之が担当。




移植版


iOS/Android版

2017年8月31日に『大逆転裁判1』が、2018年4月26日に『大逆転裁判2』がスマートフォン上で発売・配信を開始した。
2021年初頭に突如配信停止となっていたが、のちに再開された。




大逆転裁判1&2 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟-



時代をゆさぶる、大逆転が再びはじまる。



概要


2021年7月29日にNintendo SwitchPlayStation4Steam用ソフトとして発売。
『大逆転裁判1』&『大逆転裁判2』を一つにまとめ、据え置き用ハードで展開する。これにより大画面かつ高画質で大逆転裁判の世界を楽しめることになった。
ゲーム本編の移植だけでなくオートセーブの対応、選択肢の決定を含めてすべて自動でゲームを進行できる「ストーリーモード」、PC版としても出すので「英語版」の追加等様々な追加要素や特典も収録している。
3DSでの有料DLCやイベントなどで限定公開された「大特別法廷」、「特別法廷2017」、「成歩堂龍ノ介の罪深き七日間」も同梱。
『大逆転』シリーズの集大成かつ遊べる媒体を広く展開している。


新機能


  • ストーリーモード

メッセージが自動で送られるオートプレイモードを搭載。
それに加えて証拠のつきつけを始めとする謎解きも自動で行うストーリーモードを搭載。


  • 英語版

『1&2』の移植により『大逆転裁判シリーズ』がようやく英語ローカライズされることになり新たに英語音声を収録。
テキストが英語になったことにより一部キャラクターの名前が変更されている。



その他『大逆転1』のランドストマガジンや『大逆転2』のコスチュームパック 3種セットを再集録。
塗和也による書き下ろしイラストも収録予定。
※ショート・ショート第0話と遊べる! 大逆転劇場は未収録。



ホームズ「それでは始めるとしましょうか。シャーロック・ホームズの『追記と修正の実験劇場』を‥‥!」


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  • 発売予定のソフトの項目は発売一週間前から解禁じゃなかった? -- 名無しさん (2021-06-25 23:27:45)
  • とりあえず1+2の話題は全部消しといた -- 名無しさん (2021-06-25 23:43:26)
  • 身も蓋もないこと言っちゃうけど、『大逆転1』だけだとタクシューは『逆裁4』と同じやらかしをまたやってしまったように思える…きちんと大逆転してくれたからいいんだけども。 -- 名無しさん (2021-06-26 04:20:15)
  • 1単独だとスカッと終わる事件が少ないし、プレイするなら必ず2もやってくれとなる作品。2の有無でめちゃくちゃ評価変わるよこれ -- 名無しさん (2021-06-26 07:04:47)
  • この評価のされ方、アバタールチューナーを調べた時のことを思い出す -- 名無しさん (2021-06-26 14:20:04)
  • 1と2というよりは前編と後編だよね -- 名無しさん (2021-07-17 10:38:56)
  • 1,2合わせて滅茶苦茶大ボリュームで面白かった。続編作って欲しい -- 名無しさん (2023-02-21 21:49:25)
  • 最終章でプロフェッサーの正体を悟った瞬間は久々にゾワリときた。 -- 名無しさん (2023-03-14 11:24:31)
  • はっきり言って1はマジで面白くなかった…すっきりしない展開多いわ辛いことばかりで本当にしんどいわこの時点じゃ理不尽な暴力系ヒロインとしか思えん寿沙都さんとかな…。2をやらずに途中で止めてたけど暇だしやってみたらめちゃくちゃ面白かっただけになんで1の時点でこうじゃなかったのさと感じずにはいられなかったな。 -- 名無しさん (2023-03-14 11:49:57)
  • これ、下手したら2出せなかった可能性があったとかインタビューで言ってて戦慄。オリジナル版は前評判の所為で売れなかったというは -- 名無しさん (2023-07-20 11:23:07)
  • ミス。前評判の所為で売れなかったという背景があったけど、それどころじゃ済まなかったよな…。 -- 名無しさん (2023-07-20 11:25:05)
  • 1カプコンの予約で買って遊んだら123のキャラ関係に似てて「こいつ復活の検事背負って出てくるんだろ」「絶対こいつの弁護することになるんだ」って思って、続編出ない訳ないって思い込んでたから待った気がしなかった… -- 名無しさん (2023-09-06 00:13:00)
  • 露骨に腐女子受け狙ってるから忌避感あったけど、1.2まとめたやつプレイしたら普通に面白かったわ。まぁ2が出てるって前提がなかったらこの感想は抱かなかったと思う。あと案の定そういう層から寿沙都さん嫌われてて草生えた -- 名無しさん (2024-04-18 17:26:17)
  • 1は妙にすっきりしなかったり後味悪い事件が多くすっきりしたのが漱石さんが関わった事件だけだったけど2はどれもちゃんとスッキリした結末だったから良かった… -- 名無しさん (2024-04-18 19:11:14)
  • 2は積み残していた謎を見事に回収してて本当に素晴らしい出来だった。ただ、一つだけ気になったのがバスカビルの首輪。なんでセルデンが持ってたんだろう…(『バスカヴィル家の犬』から引用したキャラってこと以外関係ないよね??) -- 名無しさん (2024-05-02 16:55:37)

#comment(striction)

*1 個人でそれらに近い現場検証を行うものもいるが、それらの結果は法廷では証拠として認められない展開も多々ある。
*2 なお、この点について「『シャーロック・ホームズの冒険』もホームズシリーズ第一作なので、成歩堂龍ノ介の冒險と言うタイトルから続編がある事は分かっていた」と言う擁護がされた事もあるが、『冒険』は短編集の一冊目であり、別に続き物ではないため、無理がある。
*3 開発スタッフのインタビュー等で明言

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