モンスターハンターポータブル3rd

ページ名:モンスターハンターポータブル3rd

登録日:2022/11/14 Mon 00:01:21
更新日:2024/06/27 Thu 11:26:16NEW!
所要時間:約 17 分で読めます



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狩祭り、解禁!!



モンスターハンターポータブル 3rd』は、『モンスターハンター』シリーズ作品のひとつ。
PlayStation Portable(PSP)で展開された所謂『ポータブルシリーズ』の最終作。略称は「MHP3」「P3」「サード」。
また、メインシリーズで本作の1つ前に発売された作品は『モンスターハンター3』(MH3)であるが、本項目ではシステム的に本作に近い『モンスターハンターポータブル 2nd G』(MHP2G)も前作として扱う。



目次



●概要

2010年12月1日発売。
パッケージには本作のメインモンスターであるジンオウガと、ユクモノ装備で身を固めたハンターが描かれている。


MH3から約1年2か月後、MHP2Gからだと1年9か月後に発売された。
本作は全体の雰囲気が「和」を意識しており、拠点・装備・新フィールド等でも感じ取ることができる。


全体的なシステムやUIはMH3をベースとしており、MHP2Gの頃と比べると幾分快適性が上がった。
その代わり容量や取り回しの問題で水中戦は実装されず、MH3の看板モンスターであるラギアクルスも残念ながら参戦は叶わなかった。
水中組の参戦はMH3Gまで待つこととなる。


MHP2Gからの引継げる要素は特にないが、データがあると勲章『2ndG狩りの証』が獲得でき、専用のアイルー装備やプーギーの服、称号に特別なアイルーを雇うことができる。


2011年8月25日にPlayStation3(PS3)向けに『モンスターハンターポータブル 3rd HDver.』が発売されている。
PS3の機能としてPSPとの間でデータ移行が出来るため、セーブデータはそのまま利用できる。
SCEから実機デモ付きで打診を受けたことで、PSP Remasterの企画第1弾として開発が実現した。
720P出力にも対応しているが、UI周りは270PのPSPのほぼ単純拡大なので少々アンバランスなのが玉に瑕。


それ以外はPlayStation VitaでもDL版で遊ぶこともできる。


●評価・売上

本作の初お披露目は2010年3月16日の新作発表会であるが、当時シリーズはMHP2GがPSP至上類を見ないほどのメガヒット作となって人気が確立しており、当然新作発表会も注目が集まっていたし、東京ゲームショウの時期に限らず発売前から注目を浴びていた。
そして実際に発売されると、年末に発売されたのもあってか発売1週間で約200万本、3週間で300万本、そして1ヶ月半で400万本というとんでもないスピードで売上を伸ばしていった。
結局、発売2ヶ月であっさりとMHP2Gを追い越してしまった。
最終的な売上も487万本とPSPソフトの中では第1位、歴代ゲームソフトの国内売上で見ても第15位*1の超大ヒット作となった。
これはサードパーティ製のゲームソフトとしては最高記録*2であり、未だにその記録は破られていない。


ただし、後続作品では海外展開が拡大している一方、本作はPSPの海外市場が悲惨だったためなのかPSPで発売されたメインシリーズで唯一US/PAL圏で発売されていないため、全世界規模ではMHRiseが2倍*3、MHWorldが4倍*4もの差にもなっている。
日本国内だけで出荷/販売本数が出ることが少なくなったので一概には言えないが、それでも480万本以上という国内売上はおそらくシリーズ最高の座を死守しているものと思われる。


発売前・後もMHP2G以上の盛り上がりを見せ、各種通販サイトでは予約申し込みが殺到し、発売日前の新宿のヨドバシカメラでも大行列が出来ていた。
また、発売当時は年末商戦のため配送物が増えやすい時期なのだが、佐川急便のドライバーも「配達物がモンハンばっかり」と言っていたとかなんとか。
その影響もあってか新品・中古含めPSP本体が市場から姿を消し、軽い難民が現れるほどだった。


日本ゲーム大賞2011年間作品部門大賞、ファミ通アワード2010大賞を受賞し、マスコットキャラクターのアイルーも最優秀キャラクター賞を受賞した。


また、MHP2Gのメガヒットを受けてかマーケティング面も大幅に規模を広げて行われた。
CMも前作で一気にファンを増やしたからか、MHP2GにMH3から続投された次長課長・井上聡(前作プレイ時間:2815時間)に加え

  • 三浦春馬(前作プレイ時間:270時間)
  • 岡田義徳(前作プレイ時間:1522時間)
  • パンクブーブー・佐藤哲夫(前作プレイ時間:1298時間)
  • ハリセンボン・箕輪はるか(前作プレイ時間:550時間)
  • チュートリアル・徳井義美(前作プレイ時間:63時間)
  • 関ジャニ∞・丸山隆平(前作プレイ時間:0時間)
  •   〃  ・村上信五(前作プレイ時間:85時間)
  •   〃  ・横山裕(前作プレイ時間:376時間)
  •   〃  ・渋谷すばる(前作プレイ時間:714時間)

といった層々たる面々が登場する、多彩なバリエーションのものが放映された。
HDver.の方でもモンハンのヘビーユーザーとして有名な後藤真希やネゴシックス等も登場。


本作の人気を受け、テレビ東京では本作をメインに取り扱った番組『モンハンぷらす 一狩りいこうぜ!』が2011年2月1日午前2時(月曜日深夜26時)から約2か月放映された。
当番組は特番含め3期放映され、MH4Gまでが取り扱われていた。


●新要素

・新拠点「ユクモ村」

ロックラックの遥か東の山岳部に存在する温泉街のような村。今までの作品の拠点とは違い、和風な趣を感じさせる街づくりとなっている。また温泉もあり、温泉目当てに訪れるハンター・旅行客も多い。


MHP2Gと比べて上下に長い拠点なため移動しやすく、自宅の外にもアイテムボックスが配置されたためクエスト出発直前の準備がしやすくなった。
集会浴場には「浴場」というだけあって温泉があり、本作ではキッチンの代わりに温泉に入ってステータスを強化・ドリンクでスキルをつける形となった。
アイルーキッチンにあった、食中毒や不味い食事を食べることがなくなりよりお手軽に。ついでにプレイヤーとハンターの腹筋にも優しくなった。
温泉に入る際はキャラの性別が男性の場合はタオルを腰に巻く・女性の場合は全身に巻く服装になる*5
ちなみにユアミ装備として狩りにもタオルを巻いて行けるがそれはそれでどうなんだ。


・農場

「ユクモ農場」となり、前作以上のボリュームとなって帰ってきた。
釣りではなく引き上げるだけで魚素材が獲れる仕掛け網、爆弾の代わりにピッケルを渡してオトモに採掘させる採掘用トロッコ、一気に肉や魚10個のよろず焼きができる10連よろず焼き等多数の施設が追加。
トレニャーもオトモを4匹までフィールドに派遣できるモンニャン荷車に進化。この時オトモアイルーを派遣するクエストの呼称に「ニャンター」という言葉が登場した。


オトモ育成も拡張され、ステータスやスキルの強化だけでなく特殊な能力を付与できるネコ滝行も追加。
あまりにも広くなりすぎて、1周するとそこそこ時間が取られてしまうほど。


・オトモアイルー

今作よりオトモを2匹連れて行けるようになり、後のシリーズでもMHXXまではこの形となる。
また、オトモの装備の概念が登場し、ハンター用の装備を生産・強化したり素材と交換して入手できる「端材」を使用することで、オトモ用の装備とバグでお金を生産できる。
これによりオトモのステータスや属性は装備依存になり、MHP2Gで問題になっていた「悪魔アイルー」は数を減らすこととなった。


・武器の調整・新要素

使用できる武器種は、MH3でオミットされた双剣、狩猟笛、ガンランス、弓も含めたMHP2Gの11種に、MH3で登場したスラッシュアックスを合わせて12種となった。
スラッシュアックスはMH3から細かな修正が加えられており、「毒ビン」と「減気ビン」が登場したのも本作から。
それ以外の武器種も新モーションが追加され、新たな狩りが模索されることとなった。
特に変わったと言えるのは狩猟笛で、演奏が攻撃と一体化するようになった。
また、ガンランスはスキル「オートガード」のバグで隙をキャンセルできる「AGガンランス」は大流行し、テンプレと化した*6
一方でMH3におけるボウガンの組立式はオミットされ、同時に「ミドルボウガン」は消失した。


武器の攻撃力表示が武器倍率(ダメージ計算に使用される実際の攻撃力)そのものの値になり、ダメージ計算が行いやすくなった。
ただし、この変更について当時は賛否両論あり、後のシリーズにおいては一部の作品でしか採用されていない。
詳細は項目を参照。


・新フィールド『渓流』

ユクモ村からほど近い場所にある地。豊かな緑とマップ中央を流れる川が魅力。
看板モンスターのジンオウガを始め、主に孤島で登場するモンスターが生息し、出現するフィールド。
「ユクモの木」という専用素材を採取することもでき、初期装備の強化や優秀な装備の生産の役に立てることができる。
また、フィールドもMH3準拠なためMHP2Gの頃から全て一新され、ポータブルプレイヤーにとっては全て新フィールドとなる。


・それ以外

  • 水中戦の削除やシステムの変更に伴い、一部フィールドが変更されている。(孤島のBC、エリア11、12・水没林のエリア3、5など)
  • 名前に日本語が使用可能になった。オトモアイルーも同様に自由に名前を付けられるように。
  • 武具の強化アイテムは「武具玉」という共通のアイテムに統一。武器の方も1回に限り攻撃力の強化が可能に。
  • イベントクエストが何個でもDL可能になった。(MHP2Gまでは一度に6個まで)。
  • クエストに別骨格のモンスターが同時に出現するようになった。
  • 一部のモンスターは肉質・弱点属性が変更された。(リオレウス→龍属性、ナルガクルガ→雷属性等)
  • 臨時ポーチが追加され、クエスト時に限り追加で8個アイテムを持つことができるようになった。
  • クエスト中にアイテムポーチの中身をアイテムボックスに送る「タル配便」が追加された。
    MHWorldやMHRiseで出来るクエスト中のアイテムボックスの中身出し入れの原点だが、本作では利用できるのは1クエストにつき1回限りで、逆方向の移動は出来ない。

●登場モンスター

全61種のモンスターが登場。
太字は今作初登場のモンスター。



●新規モンスター

全19種。大型モンスターに絞れば全17種。完全新規は全8種。


[[雷狼竜 ジンオウガ>ジンオウガ]]

黄色い甲殻と青緑の鱗、白い体毛を持つ狼のようなモンスター。本作の看板モンスターであり、OPの最後にも登場。
雷光虫との共存により雷を扱うことができる、本作初登場の牙竜種に属するモンスター。
雷光虫によって集めた電力が最大になると「超帯電状態」と呼ばれる状態へと変化する。
武器もヘビィボウガン以外安定した性能の雷属性武器であり、お世話になったハンターも多いであろう。
前作の看板モンスターに匹敵する人気を誇り、MH3Gでは「獄狼竜」と呼ばれる亜種も登場。亜種は雷光虫ではなく「蝕龍蟲」と呼ばれる虫と共生関係を築いており、雷の代わりに龍属性のエネルギーを扱う。
当時のMHには珍しい、エレキギターと和楽器を駆使した和ロック風のBGMも好評で、狩猟音楽祭でも常連となっている。


[[尾槌竜 ドボルベルク>ドボルベルク]]

緑色と茶色の体色に、まるでハンマーのような特徴的な尻尾を持つ獣竜種のモンスター。グラビモスにも匹敵する巨体だが、なんと草食性どんだけ食ってんだ
巨大な尻尾を別名通りハンマーの様に振り下ろしたり、自身ごと振り回して空中から伸し掛かりをしてくる豪快な攻撃を行なってくる。
尻尾は2段階部位破壊することが出来、1段階破壊するとひびが割れ、2段階破壊すると甲殻が剥がれ落ちる。1段階目破壊後は特定のタイミングでピッケルによる採掘が可能になり、レア素材の「尾槌竜の仙骨」が取れることも。剥がれ落ちた甲殻は他の切り落とされたモンスターの尻尾同様剥ぎ取りが可能。
MH3Gでは「尾斧竜」なる亜種が登場。別名の通り尻尾の形状がハンマーから斧に変わっている。また亜種は進撃の巨人とのコラボクエストのターゲットにも設定されている。ただでさえ大きいモンスターだがさらに大きくなり、懐に潜り込むとモンスターの体でカメラが埋まるほど。


[[潜口竜 ハプルボッカ>ハプルボッカ]]

砂原に生息する巨大な口が特徴の海竜種モンスター。別名「潜口竜」と呼ばれ普段は砂の中身潜んでいる。
その大きな口で噛み付いたり、大きく開けながらハンターに目掛けて突進してくる。突進に合わせて大タル爆弾を食べさせると、釣り上げることができて大きな隙を作れる。
また砂に潜っている際は音爆弾を使用すると炸裂した地点に誘き出す事が出来る。
後に配信されたMETAL GEAR SOLID PEACE WALKERとのコラボクエ「MGS・ハンターイーター作戦」では、突進が緊急回避じゃないと避けられないくらいの超巨大個体が登場したが、永遠にシビレ罠に掛けられるバグが存在する


[[青熊獣 アオアシラ>アオアシラ]]

本作で一番最初に狩猟することになる牙獣種モンスター。OPでも狩猟されている。
ハチミツを好んで食べたり、渓流のエリア6ではとある攻撃を水辺で行うと魚が出てくるなど、いかにも熊らしいモンスター。
柔らかい肉質、隙のでかい攻撃と本作における先生のような立ち位置で初心者ハンターに洗礼を浴びせる。
☆1クエスト「恐怖の予兆」では不穏なクエスト名や依頼文が前作の「忍び寄る気配」を意識したようなものと思いきや、予想を裏切って登場したのはこのモンスター。
多くのハンターがツッコミながらも胸を撫で下ろすクエストとなった。と思いきや…


[[白兎獣 ウルクスス>ウルクスス]]

ウサギのような見た目の牙獣種モンスター。体型はもふもふだが顔立ちはかなりゴツい
堅い腹を使い凍土を滑って移動や突進をする、見た目以上のすばしっこさを持っている。
装備も見た目通り氷属性のものとなっており、特に女性用装備は人気が高い。
しかし上位クエストにはコイツ単独の狩猟クエストがないので、素材集めにはある意味苦労させられる。


[[赤甲獣 ラングロトラ>ラングロトラ]]

赤い甲殻を持つアルマジロのような牙獣種モンスター。
身体をボール状にして転がっていく突進や麻痺ブレス、悪臭ガスと意外とトリッキーな攻撃が多い。
上記2種と比べると出番が少なく、やや地味。オトモンにも出来ないし…
その代わり防具は見た目と引き換えに使い勝手が非常によろしい。


フロギィ/毒狗竜 ドスフロギィ

ドス鳥竜種の新規モンスター。
MHP2Gのドスイーオス同様毒攻撃を使用してくるが、こちらは空中に一定時間滞留する毒霧を噴射する。
喉にある毒袋を破壊すると毒煙が停滞する時間が減り、より安全に立ち回ることが出来るようになる。


[[紅彩鳥 クルペッコ亜種>クルペッコ]]

大型モンスターを呼び出し、1対2の状況をとにかく作りまくる嫌われモンスターの亜種。
火打石が電気石へと変わり、雷攻撃や閃光も使うようになった。
咆哮でモンスターを呼ぶ頻度も増え、しかも通常種より強力なモンスターを呼び寄せてくる。
その鬱陶しさは通常種を上回るほどで、相変わらずハンターからは嫌われている。
なお、以下本作で初登場した亜種は、通常種がMH3Gで登場しなかったティガレックスを除き、MH3Gでも続投している。


[[紫水獣 ロアルドロス亜種>ロアルドロス]]

紫色のたてがみを持つロアルドロス。
毒を含んだ水を攻撃に使い、ブレスやプレス時の飛沫に毒が付与されるようになった。
通常種の時点で狂走エキスを取れるためゲリョスの後継モンスターみたいな立ち位置だったが、亜種になってさらにゲリョスっぽくなった。


[[氷砕竜 ボルボロス亜種>ボルボロス]]

通常種とは異なり、凍土に生息するボルボロス。見た目も青寄りになり、雪や氷を見に纏う。
氷属性の攻撃や大きくUターンする突進など通常種と異なる攻撃があるが、大まかな動き自体は通常種とあまり変わらない。
発売前に配信された体験版でも狩猟対象となった。


[[電怪竜 ギギネブラ亜種>ギギネブラ]]

黄色の体色をしており、怒り状態になると体色が赤くなるギギネブラ。ちなみに体の裏の色は青。
毒を扱う通常種から一転、雷属性を扱うようになり、より一層先輩と戦い方が似てくるようになった。
通常種と違い卵産み付けはせず、代わりに時間差で放電する電気爆弾を産み出す。
毒によるスリップダメージがなくなり、雷耐性を高めればダメージをかなり抑えられるので通常種より楽との声も。


[[風牙竜 ベリオロス亜種>ベリオロス]]

通常種とは真逆の砂原に生息する、焦げ茶色の体色を持つベリオロス。
早い話、MHP2Gのドドブランゴ亜種みたいな立ち位置のモンスター。
通常種のようにブレスを行うが、亜種のブレスは長時間持続する竜巻を発生させる。この竜巻を使って滑空、飛びかかってくる攻撃は高威力で危険。
武器が優秀で、特に弓は今作最強の連射弓と評されている。


[[鋼鎚竜 ウラガンキン亜種>ウラガンキン]]

体色が銀色と赤い顎と奇妙な色となってるカラフルなウラガンキン。
硫化鉱物を好んで食べ、そのためか放つ爆発性の岩が通常種とは違い悪臭を放っている。
同時に、身体からは悪臭ガスも噴出する。


[[緑迅竜 ナルガクルガ亜種>ナルガクルガ]]

体毛が緑色になり、より俊敏性が上がった。怒った際は通常種とは違い目から黄色い光を発する。
尻尾の棘に気絶が付いたり一部攻撃を2連続で行うといった違いがあるが、通常種より肉質が柔らかくなっている。
渾名が亜種であることに因んで「亜ナル」なんていうあんまりな呼び方をされることも。


[[黒轟竜 ティガレックス亜種>ティガレックス]]

火山に生息する、黒い体色のティガレックス。
通常種以上に続けて行う突進や、通常種より範囲・頻度が高い咆哮攻撃が特徴。
特に第2弾PVでも披露された、溜め動作を挟む「大咆哮」はインパクトも強く、このモンスターの代名詞となっている。
MH3Gでは通常種も未参戦なため登場せず、再登場はMH4まで待つことになる。
尤も、ティガレックス亜種だけメインシリーズのオファーが2回あるので別格なだけだが


[[凍戈竜 アグナコトル亜種>アグナコトル]]

通常種とは真逆の凍土に生息する、青いアグナコトル。
氷を纏っているため最初の肉質は固く、時間経過か火属性の攻撃で氷が解けて軟化する。
出現フィールドが凍土なため、洞窟内等一部エリアでは攻撃範囲の広さも相まってかなり厄介に。
なお、モンハンの大型モンスター亜種は通常種より大型化する傾向にあるが、コイツに限っては亜種の方が明確に通常種より小さい。
何から何まで通常種とは正反対な亜種モンスター。



+ ラスボスのネタバレ注意-

[[嵐龍 アマツマガツチ>アマツマガツチ]]
集会所最終クエストに登場する。本作のラスボスモンスター。
山吹色の模様が入った白い飛膜を背に、黒い甲殻を腹に抱えた、細身で長大な姿をしている。頭部には不釣り合いなほど大きい2本の角が後方に向かって生えている。
ラギアクルスの近縁種とされており、攻撃モーションもラギアに酷似したものが多い。
最大の特徴は常に浮かんでいること。本当に常に浮かんでおり、スタン、麻痺、果ては睡眠まで食らっても浮かんでいる。
ハンターを吸い込んで体当たりをするダイソン攻撃や、空に昇って上下への強力な水ブレス等インパクトのでかい攻撃が多い。
討伐時の演出も凝っており、専用BGMとともに嵐が明けて晴天と虹が出てくる演出は非常に人気が高い。


●余談

3シリーズには所謂ドス古龍骨格のモンスターが存在しないため、古龍種は大型の特別なモンスターのみ登場している。


ダメージの少なさ、回避判定の見直し、モンスターの体力低下や全体的な肉質の軟化、便利さではトップレベルの温泉や農場、端材バグによる金策(非公式)など、人にもよるが、シリーズの中でもトップクラスに難易度が低いと言われている。
初心者に向けた配慮が多くなされており、どちらかといえば古参プレイヤーよりも新規・カジュアル層の獲得を狙った作品だとも言える。
一方で、一部のイベントクエストをはじめ、シリーズ経験者も唸らせるような高難度のクエストもしっかり存在する。


大ヒット作にもかかわらず、G級クエストのある完全版が発売されなかった。
開発スタッフが「データ容量をギリギリ使っている」と証言したらしいが、真偽は不明。
だが容量を少しでも空けるためなのか、「小タル爆弾G」「釣りバッタ」と言ったあまり使われないアイテムのオミット、一部亜種の尻尾素材を通常種のものと統一といった、スタッフの苦心も多少うかがえる。
一方でメインシリーズでは本作にしか登場しない精算アイテムで「火山椒の実」なんてものあったりするが…


MHP2G発売からしばらくして、PS3でPSPのローカル通信をトンネリングするサービスとして『アドホック・パーティー』がβ版として展開されたが、本作の発売を以て晴れて正式版に昇格した。


シリーズの海外版では、本作が海外展開されなかった影響で、本作の新規登場したモンスターは暫くはいないものとして扱われていたが、多くのモンスターは"3 Ultimate"で登場しており、それに漏れたティガレックス亜種も"[[4 Ultimate>モンスターハンター4G]]"で、そしてアマツマガツチが"[[Generations>モンスターハンタークロス]]"で登場したことによって、すべて過去の話となった。


●関連装備・クエスト項目

装備

クエスト



\\\\一追記・修正行こうぜ!!////


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*1 ポケモンを赤・緑等バージョンで分けない場合の集計
*2 メーカーが任天堂以外のゲームでも歴代1位の売上である
*3 FY2023の1Qで1000万本達成
*4 FY2022の3Qで2000万本超
*5 ハンターたちは混浴かつCERO:Cのゲームということもありそのまま湯船に浸かるが、実際の温泉はタオルを湯につける行為は禁止しているところが多い。
*6 オートガードを発動させているとリロード等本来ガード行動が取れないモーション中にもガード判定が発生するバグ。因みに公式はバグではなく仕様だと言っていた。

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