登録日:2019/01/28 Mon 18:16:16
更新日:2024/03/28 Thu 13:39:20NEW!
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19年冬アニメ 3dcg 衝撃のラスト 神アニメ 涙腺崩壊 アニメ セカイ系 ケムリクサ ヤオヨロズ たつき 周回必須の伏線 ナ! ココ?フネノナカ 希望の12.1話 常闇の世界
概要
『ケムリクサ』とはヤオヨロズ制作のアニメである。監督は『けものフレンズ』を手掛けたことでも有名なたつき氏であり、氏が過去に作った短編アニメを原作としている。
PrimeVideo独占先行配信としてTV放送よりも15分前にAmazonプライムで先行公開する形がとられていたため配信は少なかったが*1
放送終了から1年後には様々な配信サイトでの配信が開始された。
また、アニメ本放送前後には前日譚後日譚にあたる短編アニメが不定期でツイッターにアップされていた。
前日談ではりつ姉が元気、りなが一人、等の違いがある。
あらすじ
赤い霧に囲まれた何処とも知れぬ荒廃した世界。そこにはとある姉妹が水を探し、生存を掛けて「ムシ」と戦いながらあちこちを転々とし、日々を生きていた。
そんなある日、姉妹の前に謎の青年「わかば」が現れる。
わかばの正体、世界の全貌、様々な謎が交錯する中、姉妹の行き着く先とは……
登場人物(CVは全てアニメ版)
姉妹
全員の共通点としてマゼンダ(紫)の髪を持っている。六人姉妹だったが、物語開始時点で三人に減って、替わりにりなが六人に増えた後に一人減っていた所に、更に一人減ってしまった。
体内にケムリクサを持っており、水さえ飲めば活動出来るが水が尽きると死んでしまう。
逆にケムリクサが無事なら体が欠損するレベルのダメージを負っても再生できる生命力の持ち主。
内部にケムリクサ(ミドリちゃん)の木を生やし、最後尾の壁が抜けた車輪の無い電車を拠点としている。
また、姉妹にはそれぞれが一つの感覚に特化している反面、他の感覚は著しく欠けているという共通した特徴がある。
りつやりな等が特徴的な語尾をしているのも、聴力の低さから声を聴き分けられない他の姉妹にも誰が喋っているのかを分かりやすくするため。必要に迫られての文字通りキャラ付けの為だけの語尾であるため、りつはわかばとの会話時には時々語尾に「にゃ」を付け忘れる事もままあった。
りん
CV:小松未可子
四女。
身体能力に優れる。また、末妹が死んだ際に視覚を受け継いでいる為に遠目が利く。
物語の比率はわかば視点の方が多いものの、りんが主人公として設定されている。黒いライダースーツ風の衣装に身に纏っている。前日談から微妙に格好が変化しているが、これは死んでしまった姉妹の意匠をそれぞれ引き継いだものと考察されている。
戦闘力は(現時点での)姉妹の中では最強であり主戦力。身軽さとパワーを両立しており近接戦闘は勿論、緑(ミドリちゃん)のケムリクサを食べる事で、口や手の平からアカムシには致命的なダメージとなる緑色の光弾を放ち、遠距離戦もこなす。
家族には優しいが、アカムシとの戦いで数多くの姉妹を失った影響から、基本的には警戒心が人一倍強くて疑り深く、あまり人に心を開こうとしない。口調も男性的。
本来は死んでいった姉達から泣き虫と評される程に心優しく、思いやりがあって慎重な性格。
わかばに対しても彼の言動に対して素っ気なく返したり、引き摺って歩く様な雑な扱いを繰り返す等、基本的に冷たく接しているのも現在は自分が姉妹を守っていかなければいけないという意識の現れ。しかし、りなの分身の一人を助けてもらった事を機に行動を共にしていると時折顔が熱くなる、胸がドクドクする等の謎の現象に苛まれるようになる。本人は「毒」と思っているが……?
既に「好き」を見つけている他の姉妹と違い、みんなを優先するが故にりん自身は「好き」を見つけていない事を反対に姉や妹達に心配されていた。
りつ
CV:清都ありさ
三女。
聴覚に優れる。
生き残った姉妹では一番のお姉さんで、物事の決定を下していた。りんからは「姉さん」、りなズからは「りつねぇね」と呼ばれている。猫耳を生やした巫女の様な姿をしている。語尾に「にゃ~」と付けるのが口癖。赤い霧の影響なのか、本編までに目の下に隈が浮かび、しょっちゅう咳き込んだりする程に体が弱ってしまっているため、拠点から基本的に動くことがない。
性格は姉妹の中で最も穏やかであるが、大雑把な一面も持っている。なお、同人版では怒ると怖い性格だったが、TV版ではその設定は無くなっている模様。
わかばに対しても話が通じると分かった時点で警戒を緩め、同行するようになってからは、硬かったりんの表情がわかばの存在で緩んだ事にも早くから気付いていた。
先述の通り体が弱っているため、基本的に戦闘には参加しないが、いざという時の強さは健在らしく、作中ではミドリちゃんを利用した広範囲攻撃を行っている。また、体が弱る前は相当に強かったらしく、前日談ではとあるキャラに「私とりっちゃんでボッコボコだよ~」と言われるほどだった模様。このため視聴者からは最強説が出されている。
ミドリちゃんの木の管理が役目であり「好き」である。
尚、姉妹の生命線ともなっているミドリちゃんの存在は、元々は何かを育てるのが好きな彼女の趣味から始まっている。有事の際には島中に巡っている木の蔦を通じて耳のみを出して様子を探ったり、りん達と連絡し合っている。
りな
CV:鷲見友美ジェナ ジェナぞう
五女。
味覚に優れる。姉妹では唯一食べる事が「好き」で、廃材や鉄骨すら食べてしまえる。逆に食べたものを復元し、吐き出す事もできる。
生き残った内では一番下の妹。メイド服とツインテールが特徴の幼女。姉の事は「ねぇね」と呼んでいる。元々は一人のりなであったが、姉妹の内に死者が出た事から、戦力と寂しさを埋めるために「さいしょのひと」に倣ってモモのケムリクサで六人に分裂している*2。しかし、分裂を繰り返した事で個々の能力は落ちてしまっており、子供位の体格になっているのもそのため。
その事で一人(りなぞう)は物語開始前に死亡しており、二人目(りなこ)は第一話冒頭にてアカムシに殺されており、残りは4人(りなっち、りなじ、りなよ、りなむ)となっている。
りなむ、のみは普段は寝ているので、他のりなが栄養を与えたり、りなよが代弁している。
スカートの丸いのは取り外し可能で、連絡に使ったり食べる事も可能。
名前の由来は、それぞれ「りな」+「番号」。*3
一人称は「りな◯」で、まとめる場合には「りなちゃんズ」と称している。
なお、中の人によれば「ちゃんと演じ分けている」との事で、実際にそれぞれにトーンが違っている。
実際、2周目位からは見分けも付くナ!
語尾に「ナ!」と付けるのが口癖。食欲旺盛であり、見た事ない形の物を見ると食べずにはいられなくなる。
性格は無邪気でやんちゃ。わかばの監視役であり、しょっちゅうからかって遊んでいる。その中でも特にりなじは大体くっついており、スキンシップが多い。わかばは彼女達にとっても好奇心を刺激される遊び相手でもあるらしく、りなじだけではなく割と懐いている。
りんと共に戦闘要員も務めるが、分裂している事もあってか、単体では姉程の戦闘能力は無い模様。
前日談では分裂前の「りな」として登場しており、他の姉妹と同等と体格であった他、声色も若干異なっている。
今は亡き者達
全員ムシとの戦闘や旅の最中に命を落としており現状前日談にのみ登場している。
ネタバレ注意
第5話ラストにて死んだと思われていたりくが登場。更には第6話にて残りの姉妹の生存も示唆された。
りつ達とは敢えて別行動を取っているらしく、「自分達はいないはずの存在」として彼女達の前に現れようとはしない。
果たしてその目的とは……?
実は全員記憶の葉の中にその人格を保存し、一つの肉体を共用する形で擬似的に生きていた。
人格が変わると肉体も溶けるにして変わる。
ただし、全員余り長く生きる事はもうできず、もう一度全力を出せば今度こそ完全に死んでしまうらしい。
りょう
CV:三村ゆうな
長女。
嗅覚に優れており、鼻を使って狩るべき獲物を察知する。糸目とチャイナドレス・手袋が特徴で、この内手袋は彼女の死後りんに引き継がれた。
のんびりとした口調で話すがその実、姉妹きっての戦闘狂であり、愛用のリボンが巻かれた鉄パイプを武器にケムリクサ無しでアカムシを倒す強者。
それでも、本人曰く「素でやったらりんの方が全然強い」らしい。恐らく身体能力と戦闘センスの差であろうか。
その分怒ると怖いらしく、りなぞうがパイプをかじった際にはきつい制裁(「めっちゃしばかれてたナ!」「ナ!」)を下したという。*4
りく
CV:天沢カンナ
次女。
触覚に優れる。そのため、姉妹では唯一ケムリクサをまともに扱う事ができ、特にキミドリを利用した電撃や重力操作を得意とする。
ツリ目にギザ歯にパーカーとマフラー、透けスカートが特徴。この内マフラーは、彼女の死後りんに引き継がれている。
一人称は「俺」のヤンキー口調で話す男勝りな性格で好奇心旺盛。旅の最中は、湖にいるとされている「動物」に会うのが夢だった。触覚が人一倍強く、水の在り処やムシの居場所を探すのに大いに役立った。触り心地のいいものに触れるのを好んでおり、りつの耳を気に入っていた。一方で痛みもその分強めに感じてしまう為どんくさかった模様。(但し本人曰く「痛みを感じる時に『生きてるって感じ』がする」らしく、むしろ痛みに快感を覚えている模様)
このことから視聴者に敏感マゾヤンキーという、とんでもないアダ名を付けられた。
後にわかばにケムリクサの扱い方のコツを教えた。これにより彼はりょくが遺したダイダイのケムリクサの内容を理解し、この世界や姉妹にについてある程度の知識を得られた。
りょく
CV:関根明良
六女。
知力と視力に優れる。眼鏡と黒のセーラー服が特徴で語尾に「じゃん」と付ける。前述した通り、彼女のスカートと視力は現在りんに引き継がれている。
末っ子だが、姉達は基本的に呼び捨てにしている。*5
ぼそぼそと喋る内向的な性格だが、知りたがりで研究熱心な面もあり、ケムリクサの育て方を突き止めた他にも姉妹で唯一文字が読めた。「分からないことだらけってことはこれから沢山学べるってこと」と言っており、割とポジティブな面もある。
興奮するとダミ声になる。
ケムリクサにも興味を持っていたらしいが、自分の集めていたものを勝手に使うりくとは喧嘩が絶えなかった一方で自分に扱えないケムリクサは彼女に所に渋々持って行っていたらしい。
頭脳派である事から戦闘向きではないと思われていたが、実際は巨大なレンズを生成して敵のビーム光線を屈折させて回避する等、特殊能力を生かした頭脳戦に優れる。
姉妹では唯一の頭脳派だが、他の姉妹が悉く脳筋だの大雑把だのウォーモンガーだのアホばかりだったため、相当に苦労していた模様である。
ダイダイを日記にしていたが、りつに渡されたせいでわかばに全て読まれる羽目に・・・
その他の登場人物
わかば
CV:野島健児
特化した部分が無い替わりに欠損した能力が無い。
赤い血を流したことから姉妹にはムシと勘違いされたが、その時点で視聴者はわかばの方が人であると察した……しかし、真相はさらにややこしかった。
りんと並ぶもう一人の主人公で、わかばの視点で物語が進むことの方が多い。ある意味ヒロイン。
姉妹が回収した水の中から突然現れた謎の青年。発見以降「ムシでも人でもない謎の生き物」として姉妹の元に軟禁されることになる。
一人称は「僕」。常に敬語で話す。基本的にはナヨナヨしていて臆病な人物だが、非常に好奇心旺盛であり、状況を問わず興味深い物を見つけると「めっさ気になる~」と言って、釘付けになってしまう。一方で危険が分かっている状況でも他人の為に命を投げ出すような行為を躊躇わないことが頻繁にあり、自己犠牲の精神が人一倍強い。現状りんには冷たくあしらわれてばかりだが、彼女を悪く言うことは全くない。
戦闘能力は皆無と呼べる程で体も脆いが、アカムシの気配(周囲との温度差)を察知できる、旺盛な知識欲、視覚や嗅覚、聴覚を普通に有している等、散っていった姉妹にも通じる感覚を有している他、緑のケムリクサの攻撃を受けると傷が癒える、余り水を必要としない替わりに食物を好む等、りん達とは違う特徴を持っている。
後に、触覚を普通に有していることからりんやりつが扱えなかったケムリクサも使えるようになっていき、特に性格なのかアオを使用した防御に習熟していく。
文字も読めることから、ダイダイに記されたりょくや、さいしょのひとの記録にも触れることに。
シロ
CV:小松未可子
Episode4で倒したヌシの残骸から出てきた白いムシ。言葉は話せないが内蔵されたモニターに(絵)文字を表示することでコミュニケーションがとれる。わかば達を助ける行動をとり、特にわかばに懐いている。
Episode8に登場してきたシロの仲間達もわかばに懐き、わかばに「船長の替わりになってくれる」ことを頼んできた。
赤い霧の命令はキライ。船長の命令はスキ。
「ココ? フネノナカ」
また、シロ達が合体した様子はヌシの様でもあった。
さいしょのひと
6人姉妹と入れ替わりで死亡したとされる人物。ダイダイ色のケムリクサにメモを残した人物だと思われるが、目的の部分が不自然に消されているなど不審な点も見える。
ネタバレ注意
りり
CV:小松未可子
Episode10のラストで、りんが自らの中にある「記憶の葉」内の情報として垣間見た「過去」に生きていた天才少女。
「記憶の葉」に情報を遺した張本人であり、姉妹が言う「さいしょのひと」とは彼女のことであった。
姉妹のオリジナルで煙草キライ。
地球上の環境や文明をケムリクサで船内に転写、保存の作業を行っていたワカバが、湖を転写していた際に水の中から出現した模様。つまり、何らかの理由で湖の中で死んでいたようである。
本来は地球人との接触が禁じられているワカバだが、自分の中で超法規的措置を取って納得させ、以降はりりにも全ての事情を話した上で保護し、自由に暮らさせていた。
りりとしても、既に両親が故人となってしまっている地球に未練は無かったために、復活後の境遇を受け入れた上で、ある意味では自分を助けてくれたワカバに懐き、彼の下でケムリクサの使い方を学びながら楽しく暮らしていた。
子供ならではの自由な発想と生まれ持った探求心により、子供には大幅に使用に制限が掛けられているにも関わらずにケムリクサの扱いに習熟していた結果、専門家であるワカバすら思いつかなかった色の違うケムリクサを合成させて新しい色を作る技術をも生み出してしまった。
大好きなワカバが明らかなオーバーワークに陥っていることを心配したりりは、ケムリクサを抑制させるケムリクサであるアカのケムリクサを生み出したが……。
自らの過ちでワカバを危険に逢わせてしまったりりは、手に負えない程に巨大化したアカのケムリクサの暴走という最悪の事態の中で自らの記憶を「記憶の葉」にバックアップ。
更に、自らの五感と肉体を六つのケムリクサに分散して強化させて、大人の自分を六人誕生させてワカバの救出を決意する。
……分散の直前にワカバの死を知ったりりは、絶望の中でダイダイの目的の部分を削除し六姉妹に好きに生きる事を望みながら散る。彼女の願いはりりの分身である六姉妹と、最後までりりを想うワカバの願いにより生み出されたわかばによって、当初の予定とは違う形で叶えられることになった。
ワカバ
CV:野島健児
人間にそっくりな姿をしているが、恐らくは宇宙よりやって来た地球人より見ればエイリアンであり、地球上の環境や文明を船内に転写、復元する役目を負った青年。
船長とは彼のこと。
ケムリクサの研究者であり、既にあるケムリクサで復元作業を行う一方で、新種のケムリクサの研究もしている。
わかばのオリジナルと思われ、白衣を着ている以外はコピーと思われるわかばと同じで、好奇心旺盛でおおらかな性格。
その為、偶然から復元されたりりを処分しようとも研究対象にしようともしなければ、最悪の事態の中にあっても自らを犠牲にしてもりりを守ろうとする等、他者の為に自己を犠牲とするのを躊躇わない気質も同じである。
りりを遠ざけた後で、自立行動により暴走したアカのケムリクサを何とか緩和する為に、アカの影響で使えなくなったミドリを自らの体内で発芽させることにより食い止めようとして命を落とす。
りんが毒に犯されたのも、りつがミドリちゃんに深い愛情を注いでいるのも、妙にスキンシップが多いりなの行動も、以前はいなかったはずのヌシ(シロ)がEP4で現れたのも、全てワカバが関係していた。七島で大樹の根本にあった白衣もワカバの痕跡である。
りりは絶望の中で聞いていなかったか、信じることが出来なかったが、何らかの方法で復活を予告しており、そうして復活したのがわかばであると思われていた。
用語
ケムリクサ
本作のキーアイテム。複数の色が存在し、それぞれで用途が異なる植物(又はその葉)。木から生成される緑色(通称ミドリちゃん)は、アカムシの弱点であり、食べることで口からビームを放てるようになったり、光の剣を出現させて戦闘能力を底上げできる。同じく木から生成される黄色は強い光を放つ為、ランプとして使われる。他にも、外部で採取出来る水色の物は姉妹曰く使えないらしいが、わかばが手にしてからというもの、時折光るようになり、後にその効果が「バリアを発生させる」ことであることが判明する。他にも枝を生やした白い物や、姉妹が体内に保持している赤い物が存在する。
ムシ
外を闊歩している謎の生物。中でも黒い体を持ち、関節から赤い光を放つ個体は「アカムシ」と呼ばれ、他の生物に襲い掛かってくる危険な存在である。真向から戦って倒すことは可能であるようだが、弱点である緑のケムリクサを用いるのが無難。しかし、さらにその中でも「ヌシ」と呼ばれる個体はかなりの巨体の持ち主であり、それによって強大なパワーを誇るだけでなく、頭部から極太のレーザービームを放ってくる最強最悪の存在であり、撃破は困難を極める。
白い体を持ち、青い光を放つ個体もいるが、こちらは襲ってくることは無く、無害な存在である。
赤霧
読んで字の如く。この世界を覆っている他、充満している場所も存在する。アカムシ以外の生き物がこの中に長くいると体に悪影響を及ぼし、やがて死に至る。それはわかばも例外でない為、りんは彼が不審な動きを見せた際には、この中に落として「処理」しようとしている。
放送後の変動
日清とのコラボ
当初はAmazon Prime先行など放送形態が少々特殊だったこと、元が同人作品のリメイクで本編も違和感を抱く描写が多く注目度・評価もあまり高くなかった。
そんな中たつき氏が携わった作品とコラボしたことのある日清が、かつてたつき氏が関わりコラボした作品の続編が同時期に放送されているにもかかわらず
こちらとのコラボをしたことで話題となり注目を集めるようになった。
このCM初公開はそれまでリンからぞんざいに扱われていたわかばも姉妹同様に大切な存在へと変わり始めたCパートの直後に放送され、その違和感のなさと唐突ぶりから
通称Dパートそれをもじってどん兵衛パートなどと呼ばれた。
ちなみにこのコラボCMは味がイマイチ(ただしりなたちが器丸ごと食べている)や麺は食べずに汁だけ飲むなど「宣伝CMなのにこれでいいのか」という声もあったが、*6
後に設定的にどん兵衛があることの整合性が取れており実際はその扱いも良かったことが分かっている。
その後イベントでコラボは放送日すら公表されていなかった2018年7月に日清から「たつき監督の新作とコラボしたい」と要請してきたことが判明。
打ち合わせも綿密に行われ特に月見そばにはこだわりを持っていたようで、作中に卵がないことなどで制作陣は頭を抱えたが偉い人からの発案でキイロを使うことを
提案されキイロそばと命名、放送後発案した偉い人はネットのユーザーたちの反応を見て喜んでいるとのこと。
なお日清のCM出演経験のあるアーティストもケムリクサを絶賛しておりキイロそばを食べながら見ていたことをラジオで発言している。
コラボ動画は日清公式のyoutubeチャンネルとケムリクサ2巻で視聴可能。
11話ショック
11話はそれまで散りばめられた作中の違和感や謎・伏線の回収する回であったが、ただ言葉で説明するのではく行動などで視聴者に説明しつつ新たな謎を提示。
登場キャラも11話で登場したにも関わらず*7人物像が精密に描かれ感情移入しやすくなっており、ファンからはその救済を望まれたほど。
演出もそれまでで見覚えのある動作や本編がどうしてああなったのかなどを描写、特に11話専用EDの演出には多くのファンを唸らせた。
それら情報の波も綺麗に整理できずにいたなかの驚愕のCパートから最終回がどうなるか未知数による不安から「たつきを信じろ」の声が溢れた。
かつてたつき監督作でも同様の事態があったが、今作は作品自体が全体的に暗く本編開始前に姉妹が半分亡くなっている、既にりんたちに退路がないなど絶望的な状況にあり、
たつき氏の過去のインタビューで「キャラの行動結果に納得できればバットエンドでも構わない(意訳)」と発言していたこともありファンは戦々恐々とした一週間を過ごした。
その間1話から見返したファンたちは11話を見た後だと驚くほど納得できる描写が多いこと、それまで気付かなかった伏線が張られていたことを発見し盛り上がった。なおその間コラボ動画では日清やどん兵衛に助けを求め、某1話の動画には監督どころか見えるもの全てに助けを求める珍現象が発生した
最終回とその後
最終回はAmazonのミスで夕方に公開されてしまうトラブルが発生、当日動画サイトで12話地上波放送直前まで6~11話の振り返り放送がありそこでネタバレするユーザーがいるのでは
という危惧もあったが、累計約10万人が来場したにも関わらず誰もネタバレをしないマナーの良さ、それだけの人が来て中途半端な振り返り放送だったにも関わらず高い評価を得た。
そして満を持した最終回は細かい描写ミスや謎は残しつつも視聴者の不安を払拭し、満足できる最後を迎えたためたつき氏や関係者は称賛を浴びた。
がその後ケムリクサのために約1年間家に帰っておらず、半年ぶりに布団で寝たことを暴露したために今度はたつき氏を案じる声で溢れた。上記動画の助けを求める声はありがとうや好きだという声で埋め尽くされた
最終回から一週間後ファンたちが各所で13話のエア実況を楽しんでいる最中たつき氏が2年ぶりの12.1話を公開、投稿時間が地上波放送時間に重なったために各所でエア実況が中止。
その内容も非常に濃密かつ今これらのことで一気に話題となり
3月末発売のBlu-rayも用意していた分は発売日前に品切れとなったが直ぐに補充された、が、amazonマーケットプレイスにて出資者の一社であるジャストプロが公式告知無く販売するという不可解な動きもあった。
発送は同社社外取締役である福原氏が自ら梱包発送していた。そして眠りから覚めたたつき氏は放送中出来なかったファンアートに対するいいね爆撃をした
追記・修正はケムリクサかキイロそばを食べながらお願いします。
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このせかいのしくみについて
これじぶんでもかけそうじゃん てことでかいてみる
いろいろしたいけど まずじぶんたちについてしって いきぬかないと
けむりくさがだいじっぽい ひからせるのはりくしかできない しゃくだ
わたしたちや けむりくさのえねるぎー としてみずがひつようみたい
このせかいは いくつかのしまで できている あいだにかべ?
むかしはひとがいた? かなりたくさんいたっぽい どこいったんだろ
もじがべんりじゃん このむずかしいの よめたらもっといろいろ わかりそう
さいしょのひとは なにかかくしてる? しんようしていいのか?
分割後の私へ
これを見ているという事は何かトラブル?
記憶の葉を持ってる私が1人いるはず。詳しくはその子に聞いて。大体解決すると思う。
無いと思うけど 記憶の葉が機能していない場合、まずは何度か開くかしてみて。
分割後はケムリクサで動くことになるから お腹はへらないけど水はちゃんととって。
あれ、文字って読めるよね? ここまでよめてるよね? 読めない子にも共有すること。
さいご、念のためだけど私たちの目的はワカバの所に行くこと。ワカバを助けること。
ごめん、ここについては、忘れて、すきにいきてもらえるとうれしい、記憶の葉も
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▷ コメント欄
- わかばからしたら異世界転生かな? と思ったら遊園地の乗り物を知らないって……おまえ何者だよ。 -- 名無しさん (2019-01-28 18:42:33)
- テーマパークに来たら美味いケムリクサ見つけました!テンション上がるな〜 -- 名無しさん (2019-01-28 19:03:44)
- わかば君いい子なのでもういじめないであげて(号泣) -- 名無しさん (2019-01-29 09:31:39)
- わかば=阿頼耶識説があるらしい -- 名無しさん (2019-01-29 11:21:23)
- ひょっとしたら、彼女たちは人間の男性を見た事がないのだろうか? -- 名無しさん (2019-01-29 13:46:03)
- 「わかば」の名前は煙草の銘柄由来と考えられるので、そのうち同じく煙草銘柄由来の「セブンスター」(胸に七つの星のような傷がある)や、「ゴールデンバット」(強い!絶対に強い!)が登場するかも知れない。 -- 名無しさん (2019-01-29 15:57:11)
- 命は投げ捨てるもの -- 名無しさん (2019-01-29 23:38:31)
- 猫ミミ、猫語尾、巫女服というかあからさまな萌え属性盛り合わせなのにそれを感じさせないりつ姉 -- 名無しさん (2019-01-30 10:05:42)
- ↑ 薄幸、病弱萌えにはクるものがあるよ -- 名無しさん (2019-01-31 09:25:22)
- ↑4「メビウス1mg」が由来のメビウスワンでも出すつもりかい -- 名無しさん (2019-01-31 15:10:13)
- 最初は何だこいつと思ったけど、3話ぐらいからわかば好きになった -- 名無しさん (2019-01-31 22:01:18)
- 4話見たが、わかばくんは研究者気質なのだろうか? それらしき好奇心旺盛克、試行錯誤と洞察力の高さなどからそう思える。 -- 名無しさん (2019-02-04 13:23:58)
- どうやらEDで数人のシルエットが消えているので「リク」などと名前で出ている人は死んでしまったのか? -- 名無しさん (2019-02-05 09:34:15)
- ED初音ミクが歌ってるのかと思った・・。 -- 名無しさん (2019-02-05 09:35:41)
- 1話でOPもEDもなかったときは正直ええ…って思ったが、2話以降の演出も兼ねていたんだな。2話のラストでりんが決意を固めたからOPが始まるっていう -- 名無しさん (2019-02-06 18:50:18)
- りくの言う「泣き虫のりん」が想像できないのだが・・・・。 -- 名無しさん (2019-02-20 09:50:28)
- 意外とりなは自分の分身に容赦なくディスりをするんだな。 -- 名無しさん (2019-02-20 09:51:39)
- 双子とか兄弟とかが外部から見るとやりすぎなぐらいにお互いをボロクソに言うけど本人たちは気にしてない、みたいな感じかと -- 名無しさん (2019-02-22 18:27:39)
- わかばは姉妹達を呼んだり語ったりする時、ほぼ必ず「りんさん達」って言うんだよね。「りつさん達」じゃなく。 -- 名無しさん (2019-03-09 17:24:44)
- ↑視聴者的にはどう見たってりんが一行のリーダーって印象を受けてるしなぁ。わかば的にはもっと違う感情もあるんだろうけどw -- 名無しさん (2019-03-09 17:34:51)
- こういう作品で大事なのはライブ感ということで うげぇ -- 名無しさん (2019-03-20 23:47:26)
- このアニメいつも続きが気になる終わり方してんな。次で最終回かよ… -- 名無しさん (2019-03-21 07:44:00)
- よきアニメでした・・・EDで鳥肌立ったわ -- 名無しさん (2019-03-29 06:36:46)
- ラストは王道の展開。それが良い。 -- 名無しさん (2019-03-29 11:50:43)
- りつ姉病んでなかったらステゴロ最強説 -- 名無しさん (2019-03-30 14:40:09)
- 最後の1回をりんのために惜しげもなく使う裏姉妹たち優しすぎ -- 名無しさん (2019-03-31 21:52:50)
- つまり今までさまよっていた世界って宇宙船の中ってこと?壮大でかっこいいわ。 -- 名無しさん (2019-04-02 09:26:47)
- りりとワカバに関してはもう少し経ってから追記したほうがいいかな -- 名無しさん (2019-04-02 09:42:58)
- 荒らしの書き込みを削除 -- 名無しさん (2019-04-03 14:07:09)
- 遅ればせながらアマゾンプライムで全部見た。リアルタイムで見なかったことを公開するのと同時に、一気に観れたことを幸運だとも思った。これ次の回を待つのかなりつらいだろう。 -- 名無しさん (2019-04-03 20:53:33)
- 12.1話という大いなる希望。まだ終わってなくてよかったーっ! -- 名無しさん (2019-04-04 10:31:19)
- 12.2話は無いとのこと。残念ではあるが、とりあえずゆっくり休んで、気が向いたら続きなり新作なりをまた見せてほしい -- 名無しさん (2019-04-09 21:34:38)
- 困った事に、個人的にケムリクサの大きな満足は、春アニメに興味が湧かなくなると言う結果を及ぼしてしまった。けもフレ一期の時もそうだった。 -- 名無しさん (2019-05-09 17:08:26)
- ここの記事見てるだけで、思い出して目頭が熱くなった。りりが出た辺りから序破急の急も急って感じがしてどきどきしてたなぁ -- 名無しさん (2019-06-06 11:25:46)
- パートナーシップ方式のプロトタイプアニメだっけ? -- 名無しさん (2019-06-17 14:28:05)
- どん兵衛を食べるたびに観たくなる -- 名無しさん (2019-10-08 20:02:24)
- 最後にダイダイの内容持ってくるのいいね 6話思い出した -- 名無しさん (2020-02-01 14:53:19)
- 綺麗な方の六つ子 -- 名無しさん (2020-10-16 14:53:14)
- 実は演出とかは同人版の方が好き。ビルカタパルト、TVアニメで見たかったなぁ。 -- 名無しさん (2020-11-13 16:38:39)
- Amazonがメインで出資したとあるが明らかなのは先行配信の契約をしただけ -- 名無しさん (2021-01-24 22:38:54)
- ミス しただけで出資したとする情報元はないんじゃない? -- 名無しさん (2021-01-24 22:39:58)
- 最終回で暗い世界から明るい外に出た感動はブレスオブファイアⅤに通じるものがあると思う -- 名無しさん (2021-03-13 11:50:06)
- 裏姉妹とわかばの続きをいつまでも待つぞ -- 名無しさん (2021-12-04 12:09:11)
- これほど深い”愛”の物語を他に知らないくらい好きなアニメ -- 名無しさん (2022-02-06 17:30:39)
- 最終回のEDの演出は涙なくして見れない -- 名無しさん (2022-10-05 08:54:06)
- もう4年経ったのか、続きを今でも願ってる -- 名無しさん (2023-05-24 17:47:12)
- 余談けものフレンズ3で鷲見友美ジェナさんはコヨーテ 関根明良さんはサーベルタイガーを演じている -- 名無しさん (2023-05-24 20:25:28)
- 6姉妹はアルターエゴなんだっけ? -- 名無しさん (2023-08-09 14:56:09)
#comment
*2 尚このモモは彼女にしか扱えなかった模様
*3 りなっち、りなじ、りなぞう、りなよ、りなこ、りなむ、ナ!同人版では、更にりなな、がいたのナ!
*4 ただ、りなが分裂したのはりょうの死亡後の話であり、時系列に矛盾が生じているが、詳細は不明。
*5 まあ、六つ子に近いし。
*6 たつき氏によると麺を食べないことを日清に確認したところ二つ返事だったとのこと
*7 一人は10話のED直前に登場している
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