ホープリング
「魂」のレベルで個人情報を管理するために全市民に配布されるリング。
ホープリングシステム
- ARKが開発、管理している市民管理システム。ホープリングと呼ばれる指輪状の端末を用いて装着者のプシュケー情報を読み取り、ARKがその情報を常に利用できるシステム。
- 都市に戸籍を持つためにはリングの装着は必須であり、諸事情により出生後3年以内に装着できない場合は、不適合者として都市から追放される。
ARKが利用できる情報
- 権限者によるID照合により、サーバーから随時装着者のプシュケー状態を確認する事が可能。
- 現在の性格、行動の傾向から、精神の不安定期を割り出して投薬治療を薦めたり、市民が望むなら避けるべき行動、推奨される行動、触れるべき思想、などの提示サービスを受ける事も可能。
- また、装着者の中層解析により、装着者の持病、発病期、寿命などが割り出された場合、ARKはその親にのみ事実を伝え、改めてどのように向き合っていくか選択を迫る。
- 犯罪が検挙されれば当然リングの情報に書き加えられ、仕事の業績、学校での成績や行ってきた事も事細かに記録されている。
- そのため、リングを装着せずに偽装したりして都市内に居ることはそれ自体が違法行為とみなされる。
- 稀に、ARKの『眼』や尋問、現場の取り調べからも真実が明らかにされない場合は、プシュケー分離機にかけて無理やりプシュケーからその人物から解析できる限りの全ての情報をひっぱりだす事も可能である。
しかしこの技術にはモラル的な意味での反発が相次いでおり、現在この技術は一般公開されていない。
市民側からすれば、いわゆる高性能な個人識別タグといったものだが、
ACと呼ばれる実験体に適応されているリングについては、管理元のARKサーバーの他に、一個人とのプシュケー共有が行われる特殊な仕組みになっている。
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