違反切符について

質問

昨日青切符を切られ、突然のことで動揺していたためサインしていました。
帰ってから交通ルールを調べると違反していないことを確信！
本日、警察に不服申し立て【事後否認？】したいと警察で手続きしました。
さんざん警察官に嫌味と脅しを言われてから、若手警察官が紙に手書きで私の申し立てを書き、私が確認して終わりました。この後は私は何をすればよいのでしょうか？
検察から連絡がきて出頭すればよいのですか？どれくらいで解決しますかね？
もしも起訴されたら私は前科者になるんですねm(_ _)m
それでも納得ができないので今回は泣き寝入りせず勝負にでました！
ご意見よろしくお願いします！

回答

個人的意見を交えた一般論としてお答えいたします。サインをされたということですが、刑事訴訟法にも明記がある通り「錯誤」というものがあります。「私はAというつもりで〜をしたけど、実はBということだからーしなければならなかった！」というものです。これを法学では「錯誤」という言葉を使います。そして、詳しい状況はわからないので断言することはできないのですが、違反事実をあなた自身が立証できたらそれで良いのですが、できなかったとしても貴方が否認している限りは大丈夫です。基本的に不服申し立てというものをしなければ、区検察に出頭命令が出る、もしくは郵送で自宅に払込書が届き納付をする訳ですが、もし不服申し立てをすれば貴方は、警察及び検察では、これも法律用語になり申し訳ないですが「否認事件」として捜査されます。こうなった場合、あなたは区検察庁の「副検事」若しくは「検察官事務取扱検察事務官」という検事ではなく「捜査官」から出頭命令を出され事情聴取をされます。その際理由なども説明すれば良いとは思いますが、否認を続けてください。絶対「起訴」にはなりません。「不起訴扱い」の起訴猶予や嫌疑不十分による不起訴、嫌疑なし、もしくは刑法における犯罪構成要件を満たさないことによる不起訴、などになります。これは一々小難しいですが、すべて「不起訴」は「不起訴」ですので前科は付きません。
では、ここからが本題です。なぜ私が先ほど「副検事」や「検察事務取扱検察事務官」という名を一々挙げたのか、そしてなぜ絶対不起訴になると断言できるのかについてです。
そもそも、日本という国は国家訴追主義といって犯罪、要は刑法を犯す行為を司法機関に対して提訴、告訴する権限を独任制官庁である検察官にしか与えないというものを取っています(検察審査会を除く)。しかしながら、もちろんですが司法における法の代弁者は常に司法資格を持つ法曹三者しか行うことは出来ません(個人訴訟などの例外を除く)。一方で、日本中では特別刑法に該当する道交法違反者は山ほどいます、そこで登場するのが司法資格を持たない区検察に属する副検事や検察事務取扱検察事務官です。彼らは常に司法資格をもつ地方検察庁に属している検事や区検察のトップである上席検事の指示にしたがって動いているということになっています。要は検事>副検事>検察事務取扱検察事務官という上下関係になっているわけです。そして道交法違反者の起訴は副検事や検察事務取扱検察事務官が行います。でも待ってください、副検事や検察事務取扱検察事務官は司法資格を持っていません、ではどうやって裁判をするんですか？そうです、上司である検事がこれを行うんです。検察というのは捜査担当の検事(区検察庁であれば副検事や検察事務取扱検察事務官)と公判(裁判のこと)担当の検事にわかれて仕事をしています。要は、区検察庁の起訴を行う副検事達は起訴をするとき地方検察庁にいる検事さんたちに「これの裁判お願いします」と言って起訴をするわけです。ということはどいうことかというと、交通違反ていどの微罪な案件なのにも関わらず被疑者が否認していて立証も難しいような案件を下っ端......健気に働く副検事達は上司という位置づけにある検察官にお願いできるわけないんです。いわゆる忖度というものです。
ですので、否認を続けてれば大丈夫です。
安心してください！

質問

ありがとうございました！
勇気がでました！冤罪は証明できそうにないですが、警察にギャフンと言わせてみせます！！近場のご意見とても参考になりましたm(_ _)m

以上