アラゴーン・カルージャ

南域王室付の魔導学者。

専門は白の魔術で、現在まで伝わる南域全土に渡って施されている火除けの魔術を管理する南域王府守護職の頭領を勤めている。

防御の魔術にも長けて、「結界」などで王室を守護する役を兼ねており、王室警護職にも名を連ねている。

そのため、王族の面前でも帯刀を許されている数少ない人間の一人である。

また、王族の中でも主だった者にしか知られていないが、赤の魔術も使うことができる。

帯びている剣も、その補助を目的とする飛竜種の牙を刀身に用いた物であるが、彼が抜刀しているところを見たことがある者は五指にも満たない。

人当たり穏やかに見えるが、王室の敵に対しては容赦がなく、「猛火」の上位術である「業火」を以て焼き尽くす。