コミー

南域正規軍の騎馬兵隊長。長身だが細身の彼は、ずんぐりとしたレッドとは対照的である。

新設の騎馬兵隊で部隊を任されるだけあって周囲からは期待を寄せられる秀才であり、騎馬の扱いを学ぶため東域に留学していた経験がある。

その経験をそのまま南域に持ち込むのではなく、必ず現地に合わせた工夫を施すのが彼の特徴で、例えば南域で正式採用されている分割式の槍は彼の発案が採用されたものである。

彼自身も馬上では槍を使い、速度を活かした速戦を得意とするが、守りの戦は苦手とするところがあり、その意味でも歩兵隊のレッドとの連携はいい組み合わせである。

青の魔術に通じ、「対抗」と「思考加速」の術を用いる。

騎馬隊の先頭を切るのは彼であり、まだまだ軽んじられがちな南域騎馬隊の地位向上のために奮闘している。

酒に強いというわけではないが、心を許した相手と飲むことを好み、大酒飲みのレッドとは毎回のように酒場に繰り出している。