ジマーベック

黒銀の狼団でも指折りの戦闘力を持つ戦闘要員で、木目鋼の剣を使う。

黒銀の狼団の隻眼の狼の異名を持ち、単独の強さでは団長のモルドに比肩すると言われているが、自尊心と功名心が強く、しばしば独断で団の規律を乱すことがある。

しかし、同時に結果に結びつくことも多く、規律を重んじるエンドとはしばしば対立することがある。

そんな時はキャップが間に入ることが多く、キャップのおおらかさが二人の対立を決定的なものにしないで済んでいる。

ジマーベック自身は王国魔導学院を卒業し、一度は魔導騎士となったものの、多くの規律に嫌気がさしより自由に力が振るえる冒険者として生きることを選んだ過去を持つ。

そのため、青の魔術に通じ、「思考加速」から繰り出される正確無比の剣撃は、他の団員にも恐れられている。