翡翠の翼竜ピスノア

ページ名:ピスノア

建国神話の後期に北領中央部を統べていたと言われる王の一柱。

この頃の北領は、偉大な王が次々と神々や英雄によって倒されていた時期であり、ピスノアもその一柱であるとはいえ、古のの階級を考えるとそれほど強力な力を持っていた王ではなかったようだ。

事実、神話にもピスノアの名はレオニード一世によって倒されたことと、その支配地域がザルゼリア帝国の基礎となったことのふたつに留まり、王としての権能や活躍は取り立てて記述がない。

数少ない記述によれば炎の吐息を吐いてレオニード一世を焼きはらおうとしたものの、レオニード一世を傷つけることができなかったという記述に繋がり、強力なであったとは思い難い。

それを踏まえると、強力な王が次々といなくなってしまった北領で、ようやく勢力を拡張したのではないか、という推測が成り立つが、それを確かめる術はすでにない。

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