南域の軍馬について

ページ名:南域の軍馬について

古くから密林に覆われて、開けた場所の少ない南域では、ダーナン河を使った水上輸送が中心であり、馬を使う利点が少なかった。

そのため、ダーナン街道が整備されるまでは伝令隊に少数の軍馬が配置されるのみで、騎馬兵隊という兵科自体が存在しなかったのである。

街道が整備されてからも、騎馬兵隊は街道沿いの巡回と、街道を使った討伐が主任務であり、活躍の機会は少ない。

というのも、街道を使えないとなれば、犯罪者はダーナン河をまたいで密林に逃げ去ってしまうためであり、騎馬隊の役割は街道を使わせないために圧力をかけることが最大の役割であると言える。

しかし、活躍の機会が少ない南域の軍馬であるが、その血統は東域の馬であり、馬体が大きく荒れ地にも強い馬種である。

大喰いであるという欠点も南域では欠点らしい欠点とは言えず、今後開発が進み、森が拓けていくにつれ、騎馬兵隊の活躍も増えていくものと考えられている。

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