ダーナン河の南岸に整備された街道。
古くはダーナン河を利用した船や亀蛇による水運を中心として発展してきた南域だったが、比較的最近になって開発が進み、河沿いに街道が整備された。
これにより、河畔には小さな集落が集まり、発達し始めた。
また、陸の街道が整備されたことによって、南域には馴染みのなかった馬による連絡や行き来ができるようになった。
そのため、軍制にも変化が起こり、歩兵中心だった南域に騎馬兵が導入された。
東域馬を輸入して整えられた騎馬兵隊は、しかし本格的な運用は街道沿いのわずかな地域に限られ、いまだ確たる成果を挙げるには至っていない。
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