黒銀の狼団の戦闘要員。左の目には古い刀傷があり、それを隠そうとしない。
長い銀髪を結って、垂れさせている。
魔術的な処理をされた銀の短剣を使い、それがシルバの名の由来になっている。
孤児であった彼の本名は誰も知らない。
盗みをして生活をしていたところを、オビーに拾われ、鍛えられた過去を持ち、団の中では古株の一人。
足には「運動能力強化」の強化術が施され、鋭敏な動きでは団で右に出る者はいない。
魔術の類は使えないが、肩から吊るした投擲用の短刀を投げることで、距離のある獲物もしとめることができる。
どことなくミナを気にかける様子があるが、それが親子の情に似た感情なのか、恋愛感情なのか、あるいは似た境遇の彼女に向ける同情なのかは本人もわかっていない。
ただ、普段武骨で不愛想な彼が、ミナの前ではかすかに頬を緩めるときがある、というだけである。
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