◆探索フェイズ
シナリオが用意したフィールドを探索するフェイズ。
ダンジョンの進め方はシナリオ次第。
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進行
ダンジョンの進行形式はシナリオ次第で、特にこれと決まった形態はない。
シナリオの作成においても、【深淵】は数多の異世界に通じる場所であり、自由な発想で問題ない。
決まっているのは、パーティは異界に潜り込んで探索をする、という点だけだ。
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探索中の時間経過
基本的に、探索フェイズで何らかの行動を1回起こすのは、戦闘中の1ラウンドに相当するものとして処理する。
具体的には、その場面で行うアクションを全員が宣言したタイミングで「ラウンド開始時処理」が行われる。
→戦闘フェイズを参照。
ただし、処理的に等価というだけであり、GMは経過した時間を戦闘中と同じものとして扱う必要はない。-
時間経過を重ね、1日が経過したと判断した場合はGMはそれを宣言する。
このタイミングで、人数分の物資があるならプレイヤーは宿泊を行ってよい。
宿泊しなかった場合と休息地点の発見に失敗した場合、宿泊の処理を経ずに人数分の物資を消費する。
もし物資がひとつも無い状態でこの処理を迎えた場合は、パーティ全員がHPとSPにダメージを受ける。
具体的には、HPとSPの現在値と最大値に、[物資なしで過ごした日数]D6 のダメージを受ける。
一度でも食事をとれれば、物資なしで過ごした日数のカウントはリセットされる。
この減少で最大HPが戦闘不能ラインを下回った場合、そのシナリオ中は昏睡し目覚めることができない。
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◇キャンプ
PCたちは探索中にキャンプを宣言できる。
安全な場所を探し、発見できたら回復を試みるアクションである。
休息地点を見つけるには、感覚判定によりGMやシナリオの定める値以上の達成値が必要。
発見できた場合キャンプを行う。
キャンプでは、小休止か宿泊のどちらを行うか選ぶことができる。
小休止 | 宿泊 |
---|---|
HP:1d6+生命 戦闘不能者にも有効。 |
HP:2d6+生命x2 戦闘不能者にも有効。 |
- 見張り
宿泊中、回復を適用する前に見張り担当のPCを1人以上決める。
見張り担当は休息で回復できる量が半分になる。
見張り担当は2D6で判定を行い、GMやシナリオが定めた値を超えなければならない。
この判定において見張り担当の全員が失敗したなら、襲撃が発生する。
襲撃された場合、それを追い払うために対処が必要になった、という扱いとなり
物資を消費した上で回復が行えない。
- 余暇行動
希望するなら、見張り担当でないPCは休む以外の行動を行うこともできる。
その場合、休息による自身の回復量は見張り担当と同じく半分になる。
ただし、戦闘不能状態のPCは休む以外の行動を行えない。
余暇で行う行動は各人が個別に決定し、可能な行動は以下の通り。- 未鑑定アーティファクトの鑑定
- 他者の治療(高速オペ、緊急解毒、カウンセリングのいずれかのスキルを使用)
- 食料の調達(感覚判定を行い、GMが指定する値以上なら物資を1得る)
- 料理
宿泊時、料理担当をひとり決めることができる。
担当は料理判定を行い、全員の回復量を上げることができる。
料理判定は 2d6+感覚or知力 で行う。
このダイスロールの達成値が10を上回っている場合、その超過分だけ全員のHPとSPを回復する。
この回復は、見張りや余暇行動で休息の回復量が減っているPCでも通常通り受ける。
判定の達成値が10以下の時や、料理担当を決めない場合は休息による回復のみとなる。
さらに、料理用の追加素材を使えば、その効果を受けることができる。
詳細は料理追加素材を参照。
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