概要
”早速だけど、貴方の旅の目的を教えてちょうだい” by Berenice Anerio
性別 | 女 | 年齢 | 18 | 身長 | 174cm |
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種族 | ハーフエルフ | ||||
役割/職業 | 地図職人/リーダー | ||||
武器 | 鷹、弓 | ||||
口調 | 普通口調 |
ベレニーチェ・アネーリオ(Berenice Anerio)は、YABAMI旅団に所属する鷹使いの地図職人。
未だ実現されていない世界地図完成を目標に世界中を渡り歩いている。
肩にいつも乗せている鷹は相棒のポッピー。ベレニーチェとなんとなく会話することができ従順。
エルフと人間のハーフだが寿命や基礎的な能力は人間と変わらない。強いてエルフらしい所をあげるなら動物や精霊とふわっとしたコミュニケーションを取れるとこ。
性格はストイックで倹約家。親しい人にほど素を出すのが苦手。地顔がムッとした感じのせいで怒っていると勘違いされがち。
責任感が強く仲間を不安にさせたく無いため弱音を吐いたり狼狽えた様子を見せたりすることは滅多にないが内心ではよくあわあわしてる。
両親が中規模な旅団に所属しており生まれた時から世界中を旅していた。そのため旅の心得を熟知しておりそれなりに危険な地域でもやり過ごすことが出来る。また、旅をする過程で仲間の死や軽率な行いによる惨事を何度も目の当たりにしてきたため人一倍慎重で身勝手な行動や規律を乱す行為を酷く嫌っている。
両親の死と旅団の解体をきっかけに世界一周を目的とした新たな旅団を設立した。
強い責任感や仲間のことを死なせたくないという思いから身内には特に厳しく慎重な行動を求めてくる。人と話したり冗談を言ったりするのが嫌いなわけではないのでよっぽど空気の読めない人間じゃなければそれなりに楽しく話せる。一応旅先で多くの人と話してきたので会話を繋ぐのは得意。
弟のことは嫌いではないがあまりソリが合わないと思っている。ただ好意を向けられるのは割と嬉しい。
好きなもの:ポッピーの世話、マッピング、新天地
嫌いなもの:死体、無謀な行動
相性良い:皓月、メルヴィン、商人ぱ
相性悪い:クラン、フォルカ、ルイス
生い立ち
行商目的の旅団に所属している両親のもとに生まれ、世界中を旅してきた。
幼い頃から鷹を扱えて手先が器用なためマッピングをよく任され、本人もとてもその作業を気に入っていた。
さまざまな地域を渡り歩き、ふと世界はどれほど広いのか気になり今まで作った地図や各地で購入した地図を広げてみたがどれもバラバラで世界の全体を描いたものがないことに気が付いた。
無いならば自分が作ればいいと思い立ち、馬車での移動時間や旅先での寝る間も惜しんでマッピングを続けた。しかし自分の望みとは違う行路、かつかつのタイムスケジュールでは満足に書き留めることも出来ず完璧主義な彼女の求める地図は作れなかった。
ある時、野宿先で両親が行方不明になってしまった。必死の捜索の末、山奥で獣に襲われたのか損壊のひどい両親の死体を見つけた。
指揮をとっていた2人が死亡し統率の取れなくなった旅団は空中分解してしまい、気づけば弟と2人きりになっていた。
望まぬ形ではあるが自由に旅をする事が出来るようになった彼女は両親の意思を継ぐため、そして自身の夢を叶えるため新たな旅団を設立することを決意した。
秘匿
+-
【劣等者】
ベレニーチェは、幼い頃から人の死に異様な恐怖心を抱いており、人を殺す事が決して出来なかった、
人間として当たり前の感情だが旅団の一員としての意識が高い彼女はこの弱みによって仲間を困らせたりがっかりさせたりしたく無いと誰にも打ち明けられずにいた。ただ、鷹のポッピーだけはなんとなく彼女の気持ちを悟っていた。
貴重な荷を扱うことの多かった自分たちの馬車は賊に襲われることが多かった。しかし幸運な事に戦闘好きな弟や賢いポッピーのおかげで誰も殺さずにやり過ごす事ができた。
なんとかごまかして生きてきて、彼女が直接手を下した人間は一切いなかった。ただの町娘ならともかく旅人の自分がこんな体質だなんて情けない…。周りに頼ってばかりで自分の手を汚さない卑怯者だ。そんな悩みを抱えたまま彼女は新しい旅団を立ち上げリーダーになった。
盗賊として雇った東洋人の女性は過去に暗殺を生業にしていたという。
元々賊の撃退や狩りは弟に任せようと思っていたが、そこにもう1人加わるならより自分が担当しなくて良くなる。そう思い彼女を採用した(勿論ほかにも採用の理由はあったが)
パーティーの試用期間中、賊に襲われる事態に陥った。いつも通り攻撃はポッピーや仲間に任せて自分は指揮に徹していた。
弟は相変わらず楽しそうに斧をふるっている。ほかのメンバーもそれぞれの獲物を使い戦っていた。ふと、例の東洋人の姿が目に映った。ただただ淡々と、彼女は事務的に賊を殺していく。自分と歳もたいして変わらない少女がだ。
戦闘が終わり、何事もないように返り血を拭き取り普段と変わらない明るい表情を浮かべる彼女を見てベレニーチェは酷い苛立ちを覚えた。
今まで、自分が人を殺せないのは仕方のない事だと。戦闘好きの弟や元々ともに旅をしていた屈強な仲間たちならともかく、18歳で非力な自分が殺人を嫌悪するなんて当たり前だと頭の片隅で思っていた。
しかし今、目の前でそれはただの言い訳だったと思い知らされた。結局自分は臆病で卑怯な人間なのだと言われてるかのような気持ちになった。
試用期間が終わり、全員能力に問題がないと判断したため正式にパーティーを組んだ。本当はあの東洋人は何か適当な理由を付けて落としてしまいたかったが、それは彼女のリーダーとしてのプライドが許さなかった。
戦闘で彼女が人を殺めるたびに、ベレニーチェはひどく惨めな気持ちになった。この気持ちは決して彼女に悟られてはいけないと、なるべく表に出さないようにしているが、戦闘後彼女に話しかけられるとどうしても冷たく接してしまう。
ベレニーチェがこの気持ちに折り合いを付けられるようになるのは、まだ先のようだ。
クーポン類
秀麗 | 醜悪 | 高貴の出 | 下賤の出 |
都会育ち | 田舎育ち | 裕福 | 貧乏 |
厚き信仰 | 不心得者 | 誠実 | 不実 |
冷静沈着 | 猪突猛進 | 貪欲 | 無欲 |
献身的 | 利己的 | 秩序派 | 混沌派 |
進取派 | 保守派 | 神経質 | 鈍感 |
好奇心旺盛 | 無頓着 | 過激 | 穏健 |
楽観的 | 悲観的 | 勤勉 | 遊び人 |
陽気 | 内気 | 派手 | 地味 |
高慢 | 謙虚 | 上品 | 粗野 |
武骨 | 繊細 | 硬派 | 軟派 |
お人好し | ひねくれ者 | 名誉こそ命 | 愛に生きる |
夢:未知への旅 | 心の闇:逃れえぬ嫉妬 | |
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