Windows 11で、起動時にProgram Filesフォルダなどが開いてしまうことがあります。これは、さまざまな原因が考えられますが、主なものとしては、次の3つです。
- 自動起動アプリの設定
- エクスプローラーの設定
- ウイルスやマルウェアの感染
自動起動アプリの設定
Windows 11では、スタートアップフォルダに登録されているアプリは、PCの起動時に自動的に起動されます。そのため、スタートアップフォルダに、Program Filesフォルダを開くアプリが登録されていると、起動時にProgram Filesフォルダなどが開いてしまう可能性があります。
スタートアップフォルダに登録されているアプリを削除することで、起動時にProgram Filesフォルダなどが開くのを防ぐことができます。
スタートアップフォルダを開くには、以下の手順に従います。
- スタートメニューで「ファイル名を指定して実行」を検索します。
- 「ファイル名を指定して実行」をクリックします。
- 「ファイル名」に「shell:startup」と入力して「OK」をクリックします。
スタートアップフォルダが開きます。
スタートアップフォルダに登録されているアプリを削除するには、アプリを右クリックして「削除」をクリックします。
スタートアップフォルダに登録されているアプリがわからない場合は、次の方法で確認することができます。
- タスクマネージャーを開きます。
- 「スタートアップ」タブをクリックします。
スタートアップタブに、スタートアップフォルダに登録されているアプリの一覧が表示されます。
エクスプローラーの設定
エクスプローラーの設定で、「ログオン時以前のフォルダーウインドを表示する」が有効になっていると、起動時に前回開いていたフォルダーが開いてしまいます。この設定は、デフォルトで有効になっているため、Program Filesフォルダを開くアプリが登録されていない場合でも、起動時にProgram Filesフォルダなどが開いてしまう可能性があります。
エクスプローラーの設定で、「ログオン時以前のフォルダーウインドを表示する」を無効にすることで、起動時に前回開いていたフォルダーが開くのを防ぐことができます。
エクスプローラーの設定を開くには、以下の手順に従います。
- エクスプローラーを開きます。
- 上部メニューの「表示」をクリックします。
- 「フォルダーオプション」をクリックします。
フォルダーオプションウィンドウが開きます。
「表示」タブで、「ログオン時以前のフォルダーウインドを表示する」のチェックを外します。
「OK」をクリックして、フォルダーオプションウィンドウを閉じます。
ウイルスやマルウェアの感染
ウイルスやマルウェアに感染すると、PCの動作が不安定になることがあります。起動時にProgram Filesフォルダなどが開く原因として、ウイルスやマルウェアの感染が考えられます。
ウイルス対策ソフトを使ってチェックし、感染している場合は駆除を行います。
ウイルス対策ソフトがインストールされていない場合は、インストールしてウイルスやマルウェアの感染をチェックしてください。
これらの対処方法を試しても、起動時にProgram Filesフォルダなどが開いてしまう場合は、PCメーカーのサポートに問い合わせてください。
まとめ
Windows 11で、起動時にProgram Filesフォルダなどが開いてしまう場合は、まず自動起動アプリの設定を確認しましょう。スタートアップフォルダに、Program Filesフォルダを開くアプリが登録されていないか確認します。
それでも起動時にProgram Filesフォルダなどが開いてしまう場合は、エクスプローラーの設定を確認しましょう。ログオン時以前のフォルダーウインドを表示する設定が有効になっていないか確認します。
それでも起動時にProgram Filesフォルダなどが開いてしまう場合は、ウイルスやマルウェアの感染が考えられます。ウイルス対策ソフトを使ってチェックし、感染している場合は駆除を行いましょう。
補足
起動時にProgram Filesフォルダなどが開いてしまう場合、起動時のPCの動作が遅くなることがあります。そのため、起動時にProgram Filesフォルダなどが開かないように設定しておくことで、PCの起動をよりスムーズに行うことができます。
share
Google で検索
コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧