Windows 11では、PCの起動時に自動的にスキャンディスクが実行されるようになっています。この機能は、PCの起動時に、ハードディスクやSSDなどのストレージデバイスをチェックし、エラーがないか確認するためのものです。
しかし、スキャンディスクが実行されると、PCの起動が遅くなることがあります。そのため、スキャンディスクが不要な場合は、この機能を無効にしておくとよいでしょう。
Windows 11で、起動時にスキャンディスクを無効にする方法は、以下のとおりです。
- スタートメニューで「電源」を検索します。
- 「電源」をクリックします。
- 「電源ボタンの動作を選択する」をクリックします。
- 「現在利用可能でない設定を変更します」をクリックします。
- 「シャットダウン設定」で、「起動時に自動的にスキャンディスクを実行する」のチェックを外します。
- 「保存」をクリックします。
これで、起動時に自動でスキャンディスクが実行されなくなります。
なお、スキャンディスクを無効にしたからといって、PCのファイルやデータが保護されないわけではありません。スキャンディスクは、PCの起動時にのみ実行される機能です。PCを通常起動した場合は、スキャンディスクは実行されません。
また、スキャンディスクを無効にしても、手動でスキャンディスクを実行することはできます。スキャンディスクを手動で実行するには、スタートメニューで「Windows ツール」を検索し、「ディスクの管理」をクリックします。ディスクの管理ウィンドウで、スキャンを実行したいディスクを右クリックし、「プロパティ」をクリックします。プロパティウィンドウの「ツール」タブで、「エラーチェック」をクリックし、「チェック」をクリックします。
スキャンディスクを無効にするかどうかは、PCの起動速度と、ファイルやデータの保護のバランスを考慮して判断しましょう。
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