「カルケミシュ」を含むwiki一覧 - 1ページ

カミシュ - 古代メソポタミアと周辺の神々、神話生物について

1.カルケミシュ 都市国家エブラで、国家祭祀と私人の崇拝対象となった男神。本来はカミシュ(ガミシュ、カムシュ、カモシュ)だが、母音変更による蔑称としてケモシュと記されたこともある。 ユーフラテス河西岸、トルコ・シリア国境のトルコ側に位置する都市カルケミシュは、「カール・カミシュ」

クババ - 古代メソポタミアと周辺の神々、神話生物について

1.出産の女神 ユーフラテス川上流の都市カルケミシュの最高女神、出産の女神。前2千年紀中には、北シリアのウガリトや中央アナトリアのハットゥシャなどで信仰されていた。前8C末頃までにクババの祭儀は西方のフリギュアにも伝わっているが、カルケミシュにおいてはキュベレの名で崇拝されるよう

テシュプ(ティシュパク) - 古代メソポタミアと周辺の神々、神話生物について

ルリ系の天候神、戦神(※より正確にはテッショブ)。前3千年紀にはそこまで重要でなかったが、前2千年紀にはフリ人の主神となり、マリ、アレッポ、カルケミシュ、ボアズキョイなど広範囲で崇拝された。 テシュプはフルリ系の神であるが、神学上、祭儀上、天候神アダドと同一視されており、南メソポ

キュベレ - 古代メソポタミアと周辺の神々、神話生物について

1.アナトリアの大地母神 キュベレ、キュベベ。前1千年紀中頃からアナトリアで広く信仰された大地母神、豊穣女神。 起源については、カルケミシュのクババ女神を元とする説と、フリュギア土着の女神を祖とする説がある。のちに治癒、予言、戦いを司る最高女神とされる。2.古代ローマでの信仰 前

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