キングジョー

ページ名:キングジョー

キングジョーは、特撮テレビ番組『ウルトラセブン』に登場した架空の巨大ロボット。その後のウルトラシリーズにも度々登場している。

目次

『ウルトラセブン』に登場するキングジョー[]

Kinjo00

ウルトラセブンとの第二戦、神戸港でセブンと対峙するキングジョー

ウルトラセブン』第14話「ウルトラ警備隊西へ 前編」、第15話「ウルトラ警備隊西へ 後編」に登場。

  • 別名:宇宙ロボット
  • 身長:55メートル
  • 体重:4万8000トン

ペダン星人が作ったスーパーロボット。10万トン級以上の船を簡単に持ち上げる強靭な腕力を誇り、額から破壊光線を出す。ウルトラセブンのあらゆる攻撃にもびくともしない頑強な金属を使用し、さらにバリアー能力もある。体は4つに分離することができ、各パーツが飛行・潜水可能で空中や海底を移動する。動きが鈍く、体を倒されると自力で起き上がることが出来ない。

「グワァシ…… グワァシ……」と聞こえる作動音を立て、その周囲には「ワン・トゥ・スリー・フォー」という数を数えるような電子音を響き渡らせる。

ペダン星人の指令により、国際会議に向っていた科学者を乗せていた原子力潜水艦アーサー号を分離状態で破壊し、その後六甲山の防衛センターに出現した。防衛センターの砲撃にも全くダメージを負わず、駆けつけたウルトラセブンと交戦、アイスラッガーやエメリウム光線を浴びるがほとんどダメージはなく、一時はセブンを失神状態に追い込むが、体を倒されたため、再び分離して逃げ去った。ペダン星人が人質の科学者ドロシー・アンダーソンを(記憶操作処理の後で)解放した直後、神戸港に出現して船舶や港の建物を破壊し、セブンと再び交戦した。セブンやウルトラ警備隊を相手に暴れ回るが、その間に記憶が奇跡的に戻ったドロシーの協力によって開発された「ライトンR30爆弾」を受け大破して神戸港の海底に沈んだ。ウルトラ史上最強のロボット怪獣といわれている。

  • スーツアクター:中村晴吉
  • 初期の構想では、無数の部品が飛来して訳の分からないうちに合体して巨大ロボットになるという物だったが、当時の特撮技術では表現が困難だったためにこうした形態となった。名前の由来については脚本の金城(きんじょう)哲夫の名を採ったというものと、金城の父のあだ名から採ったというものの二つの説がある。いずれにしろ、「金城」の姓から採られた名前であることはほぼ間違いない。パチンコ機種の「CRぱちんこウルトラセブン」においても人気キャラクターであるが、その方面でもインターネット掲示板等での愛称はやはり「金城」である。『ウルトラファイト』での表記は「キングジョオ」であった。
  • この話が放送された時点では「キングジョー」の名称は存在せず、本編では「ペダン星人のロボット」と呼ばれていた。ソフトビニール人形発売に際し、名前が無いのはまずいということで、「キングジョー」と命名された。
  • アニメでは1974年から放送開始されたゲッターロボから始まる一連の「合体ロボ」のさきがけとも言える。
  • キングジョーに襲われる六甲防衛センターの全景は国立京都国際会館が、近景ロケは芦屋市役所が使われている。

『アンドロメロス』に登場するキングジョー[]

特撮テレビ番組『アンドロメロス』に登場。

キングジョーを模した「怪獣戦艦キングジョーグ」が登場した。

グラビアや漫画版ではナックル星人に操られた強化改造キングジョーも登場、アンドロ戦士達と対決した。

『ウルトラセブン1999最終章6部作』に登場したキングジョー[]

ビデオ作品『ウルトラセブン1999最終章6部作』第5話「模造された男」に登場。キングジョーIIと称される。

  • 別名:宇宙ロボット
  • 身長:50メートル
  • 体重:4万9千トン

かつてペダン星人に操られ、30年以上前に倒されたキングジョーを新甲南重工が神戸港の海底から引き上げ、ペダン星のテクノロジーを解析して復元・改修したもの。対侵略者用に量産する計画があった。平和目的のスーパーロボットとして利用するために復活したがラハカムストーンの影響で暴走し、結局再びウルトラセブンと戦った。以前と同様に、ウルトラセブンのあらゆる必殺技をはじき返し、セブンをピンチに追い込んだが、かつてガッツ星人を破ったウルトラノック戦法の応用で、アイスラッガーで30年前にライトンR30爆弾で傷を負った箇所を何度も集中的に攻撃されて破壊された(アイスラッガーはその衝撃のために先端が少し欠けてしまった)。以前と同様、4つのパーツに分離することも可能で、改造により分離・合体のスピードが以前とは比べ物にならないくらい早く、セブンを幻惑、それでセブンの放ったワイドショットを回避するという荒技も披露してみせた。なお、武器も目の部分から放つ破壊光線で、威力はかつてと同程度である。作動音は以前と少し違い「バトル、バトル」と聞こえる。

『ウルトラマンマックス』に登場するキングジョー[]

特撮テレビ番組『ウルトラマンマックス』第14話「恋するキングジョー」に登場。

  • 別名:侵略ロボット
  • 身長:2~56メートル
  • 体重:75キログラム~5万トン

今回はゼットン星人に操られた。4つに分離するのは変わらないが、頭部、胸部、右足、左足に分離する。原子レベルまでの分解・再構築が可能な金属「ゼットンニウム」で造られているため、縮小も可能。ゼットンの地球侵入を支援するため DASH の監視衛星を分離状態で破壊し地球に侵入、町工場で開発されたラジコン操縦ロボットを装っていたが、名前・構造から DASHに目をつけられたため、巨大化した。そして分離状態のままの4機編隊で超高速飛行、コバたちのダッシュバード2・ダッシュマザーと空戦を展開してこれを一蹴。さらにウルトラマンマックスとの戦闘中にも分離合体を巧みに使ってかく乱、ゼットン星人に操られた女性・夏海が操縦していたこともあり、マックスを苦戦させた。しかし正気を取り戻した夏海が脱出すると、搭乗型の悲しさか動きが鈍くなり形勢は逆転、マクシウムカノンで破壊された。

  • 分離形態のデザインは板野一郎。

『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』に登場するキングジョー[]

てれびくんとテレビマガジンでの雑誌展開作品『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』に登場。

てれびくん版宇宙を調査していたウルトラセブンとウルトラマンヒカリの前に大群で現れて襲い掛かる。二人を苦戦させるが、最後はワイドショットとナイトシュートの同時発射攻撃で全滅した。内山まもるの漫画『戦え!ウルトラ兄弟』の単行本書き下ろしには、キングジョーブラックも登場。ウルトラマンヒカリとウルトラセブンのステップショット戦法を受けて一撃で粉砕された。
  • 記事中ではバンダイから発売された超合金魂版キングジョーを使用。
テレビマガジン版まずヤプールによって手足にレーザー砲を付けられたスーパーキングジョーとなって出現。ウルトラマンとセブンを攻撃するが、二人の救援に駆けつけたウルトラマンメビウスの光線でレーザー砲を破壊されて一旦退却する。その後、強化改造されたキングジョーブラック(容姿は『大怪獣バトル』のキングジョーブラックと同じだが、巨大なレーザー砲を抱えている)となって再び現れるが、最後はバーニングブレイブとなったのメビウスのメビュームバーストを受けて大爆発した。また、氷の惑星ではエンディール星人によって7体のキングジョーブラックが送り込まれ、ゾフィー、ジャック、A、タロウを苦戦させていたが、そこにウルトラマン、セブン、メビウスが合流し、7人揃ったウルトラ兄弟達の必殺技で全滅させられた。
  • 記事中ではスーパーキングジョー、キングジョーブラック共にCGで表現されていた。
ウルフェス2007ライブステージ版キングジョーブラックが登場。エンペラ星人復活の為にウルトラ兄弟を倒そうとするジオルゴンとエンディール星人に操られる。セブンとタロウの合体光線にも耐えるなど、かなりの強さ、防御力を誇る。最後はエネルギーが完全に充電されていない隙を突かれてアイスラッガーで敗北し、二大幹部の命令による自爆でアークボガールを復活させた。

『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』に登場するキングジョーブラック[]

特撮テレビ番組『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』第9話「ベンドラゴン浮上せず!」、第10話「予期せぬ再会」、第12話「レイブラッド」、第13話「惑星脱出」に登場。

  • 別名:宇宙ロボット
  • 身長:55メートル
  • 体重:5万トン

かつてペダン星人が地球に送り込んだキングジョーの強化タイプ。黒く塗られたステルス仕様のボディとなっており、右腕には「ペダニウムランチャー」という銃が装着されている。主に弾丸を乱射する攻撃を必殺技とし、周囲にいる生物を殲滅するまで攻撃をやめない。第9話から分離形態で登場しており、第10話でついに合体した姿で登場。レイの主力怪獣3体(ゴモラリトラ(S)エレキング)をまとめて圧倒するなど、驚異的な強さを見せつけた。

その後惑星ボリスに接近するZAP SPACYの救援艦隊を殲滅し、レイとケイトの戦いに乱入してゼットンと交戦、互角の勝負を繰り広げていたところにEXゴモラの乱入を受け、尻尾による串刺し攻撃を受けて敗れる。それでも機能停止には陥っておらず、惑星ボリスから脱出しようとするペンドラゴンを襲撃したが、復活したウルトラマンの八つ裂き光輪で腕を切断されてウルトラマンと共に人工太陽の大爆発の中に消えた。

  • 着ぐるみは、『ウルトラマンマックス』で使用されたキングジョーの着ぐるみを改造した物と思われる。

『アンドロメロス』に登場するキングジョー[編集][]

改造キングジョー『アンドロメロス』のグラビアや漫画版で登場。ナックル星人に操られた改造キングジョーが登場し、アンドロ戦士たちと対決する。
  • 身長:56メートル[22]
  • 体重:9万6000トン[23]
  • 出力:6000万馬力[24]
グラビア版では、てれびくん1982年1月号[25]に登場。グア軍団によって30倍に強化されており、両耳のボルトから500万ボルトの電流を放つとされている[26]。メロスを海底に引きずり込んで水中戦に持ち込む事で苦戦させるも、駆けつけたウルフが、ナックル星人が装着しているキングジョーのコントロール装置を破壊した事で形勢逆転、ナックル共々ビームハリケーンで倒された。その後、1982年2月号[27]で他の改造怪獣達と共に復活、全員でメロスとウルフを取り囲んで高速旋回しながら炎の渦を発生させる火炎車戦法を仕掛けるも、破られて2人のアンドロビームで倒された。居村眞二の漫画版では10倍に強化されており、ナックル星人2号に連れられてSP5星雲の宇宙基地を襲撃、駆けつけたウルフをそのパワーで苦しめたが、メロスが駆けつけて形勢逆転、2人のビームハリケーンでナックル共々倒された。キングジョーグ特撮テレビ番組『アンドロメロス』に登場。キングジョーを模した怪獣戦艦が登場する。詳細は「アンドロメロス#怪獣戦艦 キングジョーグ」を参照

『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』に登場するキングジョー[編集][]

『てれびくん』と『テレビマガジン』での雑誌展開作品『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』に登場。本作にはキングジョーブラックも登場する(#『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』に登場するキングジョーブラックを参照)。

『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』に登場するキングジョー『てれびくん』版宇宙を調査していたウルトラセブンとウルトラマンヒカリの前に大群で現れ、襲いかかる。2人を苦戦させるが、最後はワイドショットとナイトシュートの同時発射攻撃で全滅する。
  • 記事中ではバンダイから発売された超合金魂版キングジョーを使用。
『テレビマガジン』版ヤプール人により手足にレーザー砲を付けられたスーパーキングジョーとして出現し、ウルトラマンとセブンを攻撃するが、2人の救援に駆けつけたウルトラマンメビウスの光線でレーザー砲を破壊され、一旦退却する。その後、強化改造されたキングジョーブラックとなって再びウルトラ兄弟の前に現れる。
  • 記事中ではCGで表現されている。

『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』に登場するキングジョー[編集][]

『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』第8話「暗殺宇宙人ナックル星人」に登場。

ペダン星人の操るロボットとして登場。ナックル星人の襲来を受けて墜落したペダン星人の円盤から逃げ出した主人公とピグモンを発見し、襲いかかったところをバトルナイザーの怪獣により破壊される。

ステータスは原作同様スピードが極端に低いものの、ディフェンスが非常に高く相手を押し返しやすいが、パワーが非常に低いのが難点。必殺技も原作通りの「マウントチョップ連打」、「怪光線」があり、分離状態で各部から怪光線を一斉発射する「分離怪光線」もある。NEO第3弾よりキングジョーブラックとのタッグ必殺技「ペダニウムスペシャル」が追加された。

『ウルトラマンゼロ外伝 キラー ザ ビートスター』に登場するキングジョー(BS)[編集][]

OV『ウルトラマンゼロ外伝 キラー ザ ビートスター』に登場。別名は天球ロボット。

  • 身長:55メートル[39]
  • 体重:5万トン[39]
  • 出身地:ビートスター天球[39]

かつてペダン星人が地球に送り込んだキングジョーのデータがビートスターによりコピーされたもので、ビートスター天球の内部でビートスターが率いるロボット怪獣軍団の1体。レギオノイド(BS)がレイの召喚するゴモラに倒された直後にエースキラー(BS)やインペライザー(BS)と共に現れ、一度は3対1の勝負でゴモラに勝利するが、その後にウルティメイトフォースゼロと戦う。そのうち1体はウルトラマンゼロのゼロスラッガーアタックで上半身を切り落とされ、爆散する。ビートスタータワー付近で量産もされており、ウルティメイトフォースゼロやゴモラと戦うが、最後はビートスターの爆発により天球や他のロボット怪獣軍団もろとも全滅する。

  • 着ぐるみは、キングジョーブラックを改修してオリジナルに近い造形に戻したもの[40]。

『ウルトラゾーン』に登場するキングジョー[編集][]

『ウルトラゾーン』各話に登場。

第4話アイキャッチでは、夜店の射的の(絶対倒れない)一等景品として並べられている姿が描かれている[41]。

第21話の「怪獣漫才」では、ナースと「ナースのジョー」という漫才コンビを組んで登場しており、ロボットゆえに最後までナースに電化製品扱いされる[42]。

「最後の攻撃命令」[編集][]

第19話・第20話「最後の攻撃命令」(前編・後編)に登場。

  • 身長:55メートル[43][44]
  • 体重:4万8千トン[43][44]
  • 出身地:ペダン星[43][44]

防衛軍で配置異動間近の山本が正体不明の飛行物体の襲来により非常呼集される直前、妻の洋子は自分が地球に潜入した宇宙人であり、飛来した物体は異星人の侵略兵器で、そのパイロットが自分であると告げる。

洋子は自分が止めると合体したキングジョーの腹部から搭乗するが、その動きは止めることができなかった。防衛軍がキングジョーと交戦し、多くの損害を出す中、苦悩する山本はキングジョーの撃滅を命令する。かろうじて右脚部に損傷を与えることに成功するが、その侵攻は止まらなかったため、山本はやむなく新型ミサイルの使用を許可する。

山本は中枢の腹部を狙うことを命令し、なぜか動きを止めたキングジョーに命中したミサイルは爆破に成功する。山本の顔に喜びはなく、帰宅した後には洋子が妊娠していた事実を知り、悲しみに暮れる。最後には自宅に何者かが訪れるが、正体は明かされていない。

『ウルトラマンX』に登場するキングジョー[編集][]

『ウルトラマンX』第11話「未知なる友人」に登場。

  • 身長:55メートル[45][46]
  • 体重:4万8千トン[45][46]

4機に分離した状態で地球へ飛来。到着すると同時に合体して街を破壊し始め、スカイマスケッティを不時着させる。現れたウルトラマンエックスとも強硬な装甲を活かして優勢に戦い、ゼットンアーマーを纏ったエックスのゼットン火炎弾やザナディウム光線を分離して回避したり、4機に分離して同時攻撃するなどして苦戦させる。大地がリアライズさせたサイバーゴモラの参戦で2対1となっても互角に渡り合うが、激しい格闘戦で分離機能が壊れたところへサイバーゴモラのサイバー超振動波を浴びて怯み、最後はウルトラマンマックスのサイバーカードを使ったエックスのギャラクシーカノンで破壊される。

ファントン星人グルマン曰く、「7つの星の文明を滅ぼした」とのこと。また、ペダン星人の存在も触れられたが、登場はしていない。内部に生命反応はないと解析されたため、無人で稼働していたことが示唆されている[注釈 5]。

  • スーツアクター:寺井大介
  • 当初の脚本では、冒頭でキングジョーカスタムがエックスに倒され、そのコアをXioが回収して解析したところ、コアにシステムをハッキングされてXioの装備が使えなくなるという展開だったが、盛り込み過ぎであるとの判断からシンプルな内容に変更された[48]。
  • 第11話の監督を務めた冨田卓は、歴代のキングジョーへのオマージュを入れつつ、新しい見せ方を意識して演出した旨を語っている[48]。最後の爆発では、通常のセメント爆破に加えて2ミリメートル角の金ラメを火薬で飛ばし、表面の装甲が弾け飛ぶイメージを表現している[49]。
サイバーキングジョー[編集][]

Xioがキングジョーを解析して生み出したサイバー怪獣。

第19話にてサイバーカードが使用され、スカイマスケッティでキングジョーデストレイ砲[50]を発射し、暴走するEXゴモラをダウンさせる。しかしあまり効果はなく、すぐに立ち上がられた。

劇場版でもスカイマスケッティからキングジョーデストレイ砲が発射され、カルロスタワーに向かって侵攻するザイゴーグへ放ったが、まったく効果はなかった。

『ウルトラファイトオーブ』に登場するキングジョー[編集][]

『ウルトラファイトオーブ 親子の力、おかりします!』に登場。

レイバトスにより復活させられた個体が、グドン、ツインテール、バードン、ハイパーゼットン(イマーゴ)、ビクトルギエルと共に出現し、他の5体と共にウルトラマンゼロとウルトラマンオーブに襲いかかり、オーブがレイバトスを追った後はゼロを追い詰めるが、ゾフィーとセブンとウルトラマンジャックが駆けつけ、セブンと戦う。かつてとは異なり、歴戦を経たセブンの前にはまったく歯が立たず、最後はアイスラッガーで切り裂かれて倒される。

  • セブンとの対決シーンは、『ウルトラセブン』の同シーンをオマージュしている[51]。

『ウルトラマンR/B』に登場するキングジョー[編集][]

『ウルトラマンR/B』第19話「善人と悪人」に登場。

  • 身長:55メートル[52]
  • 体重:4万8千トン[52]

愛染マコトによって作られた機体が、何者かのハッキングを受け美剣サキに反旗を翻しAZ計画を実行に移したダーリンによって起動。湊アサヒを額からの吸引ビーム・ペダニウム・トラクター[52]で額奥のコクピットに捕え、迂闊に手が出せないウルトラマンロッソを電磁バリア・ペダニウム・シャッター[52]を張って攻撃を防ぐなどして追い詰めるが、サキによってアサヒを救出されたところにロッソのクロススパークシュートと遅れて現れたウルトラマンブルのダイナマイトスラッシュを受け装甲に亀裂が入る。それでもなお二人が合体変身したウルトラマンルーブ相手にも互角に戦うも、最後はルーブボルテックバスターで破壊される。破壊された後、残骸がサキによってクリスタルとして回収された。

  • 『R/B』ではそれまで召喚によって登場する怪獣が多かったが、ダーリンがハッキングされて起動させるという展開からロボット怪獣となり、キングジョーが選ばれた[53]。マウントポジションで殴りかかるシーンや手前にミニチュアを置いてナメるカットなどは『ウルトラセブン』を踏襲している[53]。
  • 格納庫での合体シーンは、CGとミニチュアを組み合わせている[53]。分離状態はミニチュアやCGデータが存在していなかったが、過去の作品のグリーンバック素材を探し当てて使用した[54]。
  • 初期脚本では他国によってハッキングされると明記されていたが、物語のスケールが大きくなりすぎてしまうため完成作品ではハッキングした相手は不明のままとなった[53]。
  • キングジョー内部のセットは新規に制作された[53]。

その他の映像作品でのキングジョー[編集][]

  • 映画『ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団』では、ゾフィーが戦いを紹介する形でウルトラセブンの必殺技・ウルトラバックブリーカーで倒される[注釈 6]。また、キングジョーが襲撃する防衛センターは「湾岸のコンビナート」とナレーターに読まれた。
  • 映画『ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟』の初期脚本段階では、同映画の舞台が神戸(キングジョーの初登場した土地)ということで登場が予定されていた[55]。
  • 映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では、百体怪獣ベリュドラの左腕を構成する怪獣の1体となっている[56]。
  • 2009年12月5日放送の『めちゃ×2イケてるッ!』では、『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』の宣伝を兼ねてキングジョーブラックが他の怪獣たちと共にオーディションを受ける役柄で出演。ゼットンと球乗りで対決し、球から転げ落ち、ゼットンもプレッシャー星人に妨害されたため、引き分ける。ロボットゆえに転び方もコミカルで、最後のダンス審査ではペダニウムランチャーを上げ下げするロボットならではのダンスを披露した。
  • 2011年1月1日放送の『徹底検証!ぼくらのウルトラマン伝説 〜昭和のヒーロー「ウルトラQ」、「ウルトラマン」、「ウルトラセブン」誕生秘話〜』では、『セブン』の中で好きな怪獣2位に選ばれた。
  • アニメ『はいたい七葉』第20話では、「ウルトラ怪獣擬人化計画feat.POP」で擬人化された姿となって登場した。

その他のゲーム作品でのキングジョー[編集][]

  • SFC用ゲーム『ウルトラセブン』では、STAGE4の敵として登場。全身にバリアーを張り巡らし、セブンの攻撃をことごとく防ぐ。
  • SFC用ゲーム『ザ・グレイトバトルIV』では、機械化惑星ラーガの中ボスとして登場。分離ユニットも攻撃し、合体すると誘導弾などで攻撃する。
  • アーケードゲーム『ウルトラ警備隊 空想特撮ゲーム』では、ステージ2のボスとして登場。最初は分離形態でニューヨークに出現し、その後に合体する。
  • ニンテンドーDS用ゲーム『怪獣バスターズ』では、怪獣の1体として登場し、分離・攻撃を繰り出す。全身緑色で右手が槍になった、キングジョー(最新型)も登場。
  • PS用ゲーム『スーパーヒーロー作戦』では、敵組織・ETFによって操られる怪獣として登場。ペガッサシティーを攻撃してその機能を破壊し、地球との衝突コースに乗せる。主人公は地球に出現したキングジョーと戦うが、強靭な装甲の前に攻撃が通用せず、苦戦する。また、プレイヤー戦闘に入る前のイベント戦闘で『新機動戦記ガンダムW』のガンダムデスサイズと戦っている。

その他の書籍作品でのキングジョー[編集][]

  • 『ウルトラマンタロウ』放送中に発売された学年誌[要出典]では、第27話 - 第30話に登場する復活怪獣たちは「怪獣軍団」が過去の怪獣の中から強力なものを選んで送り込んだという設定が紹介されている。キングジョーもタロウ抹殺の怪獣の候補に挙がり、ペダン星人に製作するよう問い合わせたところ、1体を製作するのに3年掛かると言われ、建造期間の長さから投入は取り止めになったそうである。その代わりに送り込んだ再生エレキングの敗北を見た怪獣軍団の幹部たちは、「キングジョーを選べば良かった」とコメントしている。
  • 小説『Another Genesis』では、第4話に登場。超人ブラストが地球人だった頃の同僚「ジョー」が暴走したブラストに殺害された後、その光の力を受けて周囲の機械を吸収して機人に変貌した姿であり、ブラストが超人化した惑星で彼を待ち受ける。
  • 漫画『酩酊! 怪獣酒場』では、怪獣酒場の客として登場。不具合により感情を持ったことで、店員のハルに恋する。
  • 漫画『ウルトラジャーニー ツインテール少女とツインテールな僕』では「JO-001」という個体番号の少女として登場する。魔女サバトに奪われた、後継機達の心を取り戻す為に双舞ひなた達の旅に同行した。

キングジョーブラック[編集][]

ゲーム『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』のオリジナルキャラクターとして初登場。

キングジョーの強化型。名前の指す通りのステルス機能があるブラックメタリックボディー[57]と、右腕に新たに備え付けられた銃「ペダニウムランチャー」が特徴。

必殺技はキングジョーが目の部分から放つ雷属性が追加された怪光線の強化版「ハイパーデスト・レイ」と、敵を押し倒した後、飛行してペダニウムランチャーを浴びせかける「ペダニウムエアレイド」、そしてインペライザーのバニシングサークルのように、その場で回転しながらペダニウムランチャーを連射する「ペダニウムハリケーン」で、どれも強力な威力を持つ。

  • デザイン画での名称は、「ブラック・キングジョー」というものもあった[58]。黒くなったキングジョーに右腕を武装するというオーダーだったが、ただの黒では面白くないため、JPSロータスをヒントにゴールドのラインを黒地に入れたものが2つ製作され、その中の1つが決定稿となった[58]。ペダニウムランチャーは、下の弾倉がリボルバー型の拳銃のように回転するイメージだった[58]。銃身部分は伸縮式として2パターン描かれていたが、いずれも採用されなかった[58]。
  • キングジョーのソフビの仕様を変更する形でソフビ人形化されたが、最初は右腕のみを新造したウルフェス限定品で、後に左腕を新造し、CGのイメージに近付けるための追加塗装を施したものが一般販売されたうえ、NEO第4弾で怪獣カード付きのものが販売された。この他にも、ソフビと同様に超合金魂版キングジョーの仕様を変更したものも販売された。

『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』に登場するキングジョーブラック[編集][]

『てれびくん』と『テレビマガジン』での雑誌展開作品『ウルトラマンメビウス外伝 超銀河大戦』に登場。

『てれびくん』版内山まもるの漫画『戦え!ウルトラ兄弟』の単行本書き下ろしシーンに登場。ウルトラマンヒカリとウルトラセブンのステップショット戦法を受けて一撃で粉砕された。『テレビマガジン』版スーパーキングジョーが強化改造されたもの。容姿は『大怪獣バトル』のキングジョーブラックと同じであるが、巨大なレーザー砲を抱えている。ウルトラマン、セブン、メビウスと戦い、最後はバーニングブレイブとなったメビウスのメビュームバーストを受けて大爆発した。また、氷の惑星ではエンディール星人によって7体のキングジョーブラックが送り込まれ、ゾフィー、ジャック、A、タロウを苦戦させるが、そこにウルトラマン、セブン、メビウスが合流し、7人揃ったウルトラ兄弟たちの必殺技で全滅させられる。
  • 記事中ではスーパーキングジョーと同様にCGで表現されていた。
ウルフェス2007ライブステージ版エンペラ星人を復活させるためにウルトラ兄弟を倒そうと目論む、ジオルゴンとエンディール星人に操られる。セブンとタロウの合体光線にも耐えるなど、かなりの強さや防御力を持つ。最後はエネルギーが完全に充電されていない隙を突かれてアイスラッガーで敗北し、2大幹部の命令による自爆でアークボガールを復活させる。

『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』に登場するキングジョーブラック[編集][]

映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』に登場。

怪獣墓場を漂っていた亡霊[注釈 7]がウルトラマンベリアルのギガバトルナイザーの力で復活し、ウルトラ戦士たちと激突する[64]。メトロン星人、ガッツ星人、エレキング、キングパンドンと共にウルトラセブンを攻撃し、ペダニウムランチャーの一撃を浴びせて苦戦させる。後から来たウルトラマンゼロとも戦い、最期はゼットンやタイラント共々ゼロスラッガーで切り刻まれて爆散する。

『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』に登場するキングジョーブラック[編集][]

『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』第7話「宇宙の黒い影」、『NEO』第14話「闘争本能の惑星」に登場。

バトルナイザーを狙うペダン星人がバキシムを倒した主人公とピグモンの前に送り込んだ新型兵器。初代以上に硬い装甲を持っており、バトルナイザーの怪獣に倒されても破壊されるには至らない。ペダニウムハリケーンで主人公たちを攻撃した後、彼らをペダン星人の円盤に連行する。『NEO』では過去の惑星ハマーにて、『ウルトラギャラクシーNEO』に登場したペダン星人らレイオニクスハンターが操るものが登場。集団で現れて主人公やグランデらを攻撃するが、ネオバトルナイザーの怪獣に全て破壊される。

ステータス面に関しては、初代からアタックが上昇し、ディフェンスも本作に登場する怪獣の中でトップクラスの値を有する。また、パワーの低さも若干ながら改善された。必殺技はインペライザーのごとく回転しながら光弾を乱射する「ペダニウムハリケーン」、キングジョーの怪光線の強化技と思われる「ハイパーデスト・レイ」、敵を殴り倒したうえで空中飛行中にペダニウムランチャーから光弾を連射する「ペダニウムエアレイド」がある。『NEO』第6弾以降は、ペダニウムランチャーから特大の光弾を打ち込む「ハイパーペダニウムバスター」が追加された。

この他、『NEO』第5弾で『ウルトラギャラクシー』で登場した際の円盤形態を再現した「キングジョーブラック飛行形態」が援軍カードとして登場。

その他の作品でのキングジョーブラック[編集][]

  • 『ウルトラゾーン』第9話のアイキャッチでは、西部劇風に銃を構えて無法者と対峙する姿が描かれた[65]。
  • 1970年(昭和45年)から1971年(昭和46年)にかけてブルマァクが販売した初代のソフビ人形には、キングジョーブラックに類似した黒い成形色の物[注釈 8]が存在している[66]。
  • 漫画『ウルトラジャーニー ツインテール少女とツインテールな僕』では、「ブラック」という名前の少女として登場する。心を持ち平和に暮らしていたが、魔女サバトに心を奪われたことで殺戮兵器となっていた。
  • テレビアニメ『SSSS.GRIDMAN』第8話では、新条アカネの部屋の棚にキングジョーブラックのフィギュアが飾られている[67][68]。同話に登場するメカグールギラスに合わせてメカ系怪獣でまとめられている[67][68]。

キングジョースカーレット[編集][]

『大怪獣バトルウルトラアドベンチャー』に登場するキングジョースカーレット[編集][]

漫画『大怪獣バトルウルトラアドベンチャー』第10話に登場。

本作にて初登場した紅きキングジョー。色以外の違いは背中のタンクが大型になり、右腕がランス状「ペダニウムランサー」になっているのが特徴である。ペダン星人の女司令官ドロシーの愛機として登場し、その機動力で敵を翻弄し、ランスで敵を貫いたりランスから発射される電撃攻撃で活躍を見せる。

後にゲーム版でもスーパーコンボカードとして登場。

『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』に登場するキングジョースカーレット[編集][]

『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』第11話に登場。

キングジョーブラック軍団の中の1体に、赤い色のキングジョーが登場する。ペダニウムランチャーで破壊されたこのキングジョースカーレットの破片の直撃を受けてハーランが死亡する。

  • 『宇宙船 YEAR BOOK 2009』では、ハーラン司令専用機であるとする説を紹介しており[69]、『円谷プロ全怪獣図鑑』でも指揮機と解説している[70]。

『大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア』に登場するキングジョー[編集][]

データカードダス及びそれを元にしたCGショートムービー『大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア』に登場。

プラズマメタルキングジョー4弾のボス怪獣として登場した。プラズマソウルを取りこんだことで装甲が分解・再構築され、やや細身な外見になっている。遺跡の番人として遺跡に近づく者達をことごとく退ける。オリハルコンキングジョー4弾の期間限定ミッションに登場。最高クラスのレア度を誇るオリハルコンプラズマソウルに侵食されたプラズマメタルキングジョー。その戦闘力は大幅に高まっている。

『KING JOE Hunting』に登場するキングジョー[編集][]

プラズマソウルを取り込んだプラズマ怪獣としてテレビ版「KING JOE Hunting」に登場。体を覆うペダニウム合金製の装甲はあらゆる攻撃を跳ね返し、さらに合体状態ではビームをエネルギーに変えて吸収してしまう。しかし合体直前に隙ができ、その時の一点集中攻撃が唯一にして最大の弱点である。シーズ曰く「ハンターを狩ることを楽しみにしている」とのこと。

かつてガルムとその弟はハンティングに失敗しており、特に弟は重傷を負い現在も治療中の身であるため、ガルムにとっては自身と弟のリベンジの相手と粋がっていた。

小惑星帯にてサタンビートルをハンティングする予定だったラッシュハンターズの前に現れ、分離合体をしながら攻撃を仕掛ける。その後、負傷したガルムに代わりマグナがシーズの支援で代わりにロングレンジビーム砲で狙撃を行うも胴体部をずらして回避、その後合体してマグナたちのいる小惑星を握り潰そうとしたが、バレルの放ったサンダーブーメランが接続部に挟まっておりビーム吸収ができない状態になっていたため、それを狙ったマグナの狙撃ですべてのプラズマソウルを破壊され大爆発した。

ゲーム用にアレンジされたプラズマメタルキングジョーと違い、かなり巨大だがボディの各所にあるプラズマソウル以外はオリジナルに近い姿をしている。

キングジョーカスタム(SD)[編集][]

『ウルトラマンギンガS』第3話「孤高の戦士」、第8話「朝焼けの死闘」に登場。

  • 身長:14センチメートル - 55メートル(最大)[71][72]
  • 体重:150グラム - 5万トン(最大)[71][72]

キングジョーブラックと同様右腕にペダニウムランチャーを装備しているが、従来の一般型のカスタム機であるため、カラーリングは一般型と同じである。ライブする際も単にキングジョーと認識される。設定上は分離・合体機能も有するとされるが、劇中では未使用。ガッツ星人ボルスト(SD)がモンスライブし、インペライザー(SD)を複数引き連れてウルトラマンビクトリーを圧倒するが、駆けつけたウルトラマンギンガとUPGにインペライザー(SD)を全て倒される。最後はギンガへ一騎討ちを挑み、ギンガストリウムにパワーアップしたギンガのワイドショットで倒される。スパークドールズはヒカルが回収していたが、彼の手でショウに渡されている。

第8話では、ショウからスパークドールズを貸し与えられたヒカルがウルトライブしてファイブキング(SDU)と戦うが、ペダニウムランチャーでの攻撃が一切通じずにガンQビームを受け、倒される。

  • スーツアクター:新井宏幸

ウルトラマンフェスティバルライブステージに登場するキングジョー[編集][]

  • 『ウルトラマンフェスティバル2009』のライブステージ「翔べ!僕らのキングジョー」には、会場のロボット研究所で制作された地球製のキングジョーが登場。人工知能と声援によってパワーを発揮する回路「ウルトラハート」が搭載されている他、両腕のアタッチメントに各種武装を接続できる。武装にはペダニウムブレード、ペダニウムシールド、エメリウムビームキャノン、キングジョードリル、キングメタルハンマー、ウルトラパワーショベルの6種があり、観客のリクエストに応じて2つの武装が装備された[73]。
  • 『ウルトラマンフェスティバル2017』のライブステージでは、キングジョーと他のロボット怪獣を融合したパーフェクトキングジョーが登場[74]。右腕にはナースの尾、左手にはクレージーゴンのハサミ、背中にはアイアンロックスのアイアンキャノンを備えている[74]。

ウルトラマン・燃える炎に登場するキングジョー[]

『ウルトラマン・燃える炎』第4話「雷の悪魔現る」第5話「3体合体獣滅せよ」第6話「対決!マガキングジョーの力」身長体長記載なしキングジョー第4話、第5話に登場。ペダン星人のロボット。だが、ウルトラマンたちに簡単に爆破される。マガキングジョー雷ノ魔王獣であり、背負投や張り手、雷落としなど多彩な技を持つ。大体の技が通じないほど鋼鉄。また、宇宙から来るまで様々な攻撃を受けるが、地球着陸後も、力は落ちなかった。

その他[編集][]

  • プロバスケットボールbjリーグと円谷プロダクションのコラボ企画として、ウルトラ怪獣を各チームのマスコットキャラクターとしてチームに加える「ウルトラ怪獣ドラフト2010」が開催された。キングジョーブラックが、セブン時代のキングジョーに襲われた六甲防衛センターのモデルである国立京都国際会館がある京都を本拠として活動する京都ハンナリーズよりドラフト指名された。
  • ウルトラマンベリアルが、『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国』の後に怪獣墓場で壊れていたキングジョーを修復し、インターネットやテレビとして利用していたことを、自身のtwitterで語っている[75]。
  • 「ウルトラ怪獣擬人化計画feat.POP」として擬人化される。
  • 「ウルトラ怪獣擬人化計画」として『電撃ホビーマガジン』2014年5月号(第6回)に頭部と腰に重点を置き、豊満な胸元を強調した装甲を纏うキングジョー(イラスト:谷裕司)が掲載。「ウルトラ怪獣擬人化計画ギャラクシー☆デイズ」では怪獣図鑑の1ページとガッツ星人の隠し撮りした写真に登場しているが、本人は未登場。キングジョーIIも登場。

オマージュ[編集][]

  • 漫画『クローズ』『WORST』の両作品に登場する人物「金山丈」は、あだ名が「キングジョー」となっている。
  • SF小説『MM9―destruction―』には、キングジョーへのオマージュである怪獣ゴウキングが登場する。

その他[]

  • 映画『ウルトラマンZOFFY ウルトラの戦士VS大怪獣軍団』に登場(『セブン』15話の映像の流用)。セブンの必殺技・ウルトラバックブリーカーで倒される。
  • SFC用ゲーム『ウルトラセブン』で STAGE4 の敵として登場。全身にバリアーを張り巡らし、セブンの攻撃を悉く防ぐ。
  • PS用ゲーム『スーパーヒーロー作戦』に登場。敵組織・ETFによって操られる。ペガッサシティーを攻撃してその機能を破壊し、地球との衝突コースに乗せる。主人公は地球に出現したキングジョーと戦うが、強靭な装甲の前に攻撃が通用せず、苦戦する。また、プレイヤー戦闘に入る前のイベント戦闘で、新機動戦記ガンダムWのガンダムデスサイズと戦っている。
  • 『ウルトラマンタロウ』放送中に発売された学年誌の中で、27 - 30話に登場した復活怪獣達は「怪獣軍団」が過去の怪獣の中から強力なものを選んで送り込んだという設定が紹介されている。始めはキングジョーも候補に挙がったのだが、ペダン星人に問い合わせたところ、一体製作するのに3年掛かると言われたので取止めになったそうである。尚、再生エレキングの敗北を見た怪獣軍団の幹部達は「キングジョーを選べば良かった」とコメントしている。
  • バンダイのデータカードダスのゲーム『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』には、キングジョーを改造・強化したキングジョーブラックが登場する。『メビウス外伝』や『ウルフェス2007ライブステージ第一部』にも出演していた。後に『ウルトラギャラクシー大怪獣バトル』にも登場。

関連項目[]

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