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スーパー戦隊シリーズ(スーパーせんたいシリーズ)は、日本の特撮テレビドラマシリーズ。
ウルトラシリーズ・仮面ライダーシリーズ・メタルヒーローシリーズとともに日本の特撮番組を代表するシリーズで、30年以上にわたって放映されている長寿シリーズである。
主人公と数名のチームが、色分けされたマスクとスーツで武装したヒーローに変身し、怪人と戦うのがドラマの基本コンセプトである。(詳細は後述)
シリーズ内の各作品において話数表記は作品によって異なるが、本項では全作品「第○(話数)話」の表記で統一する(最終回は「最終話」と表記)。また通算放送回数は「通算第○○(通算回数)回」と表記する。
本シリーズは、東映が製作し、テレビ朝日系列局にて放送されている特撮ヒーロー番組である。「戦隊モノ」という呼ばれ方をされることもある。シリーズに含まれる作品の範囲については、製作時期・巨大ロボットの有無などから、当初は『バトルフィーバーJ』からカウントしていたが、シリーズ10周年前後から「スーパー戦隊」という呼称が使われるようになり、『ゴレンジャー』『ジャッカー』もこれに含める形が定着したため、ここでは1975年4月に開始した『秘密戦隊ゴレンジャー』を第1作とする。現在一般的な認識に即して解説する。
敵組織から送り込まれる怪人による侵略計画を撃破するというパターンは仮面ライダーシリーズとほぼ同一であり、ヒーローがチームで戦うという番組も過去に例はあるが、『秘密戦隊ゴレンジャー』では変身後の姿をそれぞれに色分けしたスーツとし、チーム名の名乗りポーズや必殺技など、動きをシンクロさせつつ戦うスタイルとした。これらは広く児童層に受け入れられ、視聴率が常時20%を超える大人気番組となった。
『ゴレンジャー』の成功を受けて、同一コンセプトに基づいた集団ヒーロー番組が制作され、『バトルフィーバーJ』以降は「巨大ロボット」という要素を取り入れてさらに長期的な人気シリーズとなる。後に「スーパー戦隊シリーズ」というシリーズ名が付され、現在も継続している。
1979年制作の『バトルフィーバーJ』以降現在まで休止期間がなく、日本においてこれほどの長期間にわたり休止期間を置かずに作品が作られ続けたテレビドラマのシリーズは他に例がない。
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『ライダー』 - 『ゴレンジャー』 - 『スパイダーマン』 - 『バトルフィーバー』『ゴレンジャー』以前、既に子供達から熱狂的な支持を受けていた「仮面ライダーシリーズ」の新番組の案に「最初から5人の仮面ライダーを一度に登場させる」というものがあったが[3]、これは当時実現しなかった。
当時の(旧)仮面ライダーシリーズは大阪・毎日放送が制作し全国ネットにかけて放送していたが、1975年4月のネットチェンジにより全国ネットでの放送が当時のNETテレビ(旧:日本教育テレビ、後の全国朝日放送:現在のテレビ朝日)系列からTBS系列に移ることとなったため、放送枠が空いてしまう当時のNETテレビは急遽、新しい番組を立ち上げることが必要となった。この際、没になっていた「5人の仮面ライダー」のアイディアをもとに、5人チームのヒーロー番組『秘密戦隊ゴレンジャー』が制作された。カラフルなスーツを身に付け力を合わせて戦う5人の戦士の活躍は、たちまち子供達の間で大人気となり、特撮番組における「集団ヒーロー物」という新しいジャンルを確立することとなる。
『ゴレンジャー』は放映期間が丸2年に及ぶ大ヒット作となった。しかし、その後番組『ジャッカー電撃隊』(1977年)が視聴率不振により放送開始9ヶ月で打ち切りになったことで、シリーズ化の試みはいったん挫折する。翌1978年、東映はマーベル・コミック・グループと提携し、『スパイダーマン』を制作する。等身大ヒーローが巨大ロボの操縦をも行うというアイディアは好評を呼び、巨大ロボ「レオパルドン」の玩具も商業的に大きな成功をもたらした。
その結果、後述の通り、「集団ヒーロー」+「巨大ロボ」という2つの要素の両方を継承した作品が企画され『バトルフィーバーJ』(1979年)が誕生した。
この作品もまた成功を収め、以降は今日まで一切の中断期間もないまま、1年1作のペースで毎年新作が制作されている。
基本コンセプトやシナリオフォーマットはおおむね『ゴレンジャー』を雛形にしたものであるが、長期シリーズゆえに各作品で入れられたアイデアや工夫は多岐にわたる。作品ごとに比較的対象年齢が低く設定されているものもあれば高いのもあり、ハードSFを指向したのもあればファンタジーもあり、熟練された戦士を描いた作品もあれば戦士の成長を描いた作品もあるなど、バラエティに富んでいる。
シリーズで貫かれているコンセプトは主に次の3点である。
複数のメンバーがチームとして力を合わせて敵と戦う。「メンバー1人だけでは敵怪人に勝てず、全員が力を合わせることで勝てる」という強さの設定がなされることが通例である。必殺技も「1人でも欠ければ繰り出すことが出来ない」場合がある。異なる性格やスキルを持つ者たちが協調し、力を合わせて困難を克服するドラマを描くための設定であり、戦隊シリーズの大きなアピールポイントとなっている。チームワークに乱れが生じた結果、任務に失敗するばかりか大ダメージを負ってしまうという話もしばしば見られる。各戦士は色で区別されている。各戦士のマスク・スーツは「デザインはよく似ているが色は原色系で明確に違う」というパターンが例外なく踏襲されている。「追加戦士」(後述)については、色だけが違う者もいれば、スーツの上にアーマーを装着している者、全く姿形が違う(戦隊スーツでない)者、さらに人間とは異なる存在が登場するなど多様である。各戦隊はそれぞれ独立しており、世界観も全く異なる。戦隊シリーズに属する作品の間には、明確な世界観の繋がりはない。『超力戦隊オーレンジャー』以降の作品は、毎年スーパー戦隊Vシネマで前年度の戦隊と競演するが、本編で明確な繋がりは示されていない。また『アバレンジャー』に登場する喫茶店「恐竜や」が後のシリーズに名前だけ登場した例などもあるが、物語の本質に関わるものではない。『海賊戦隊ゴーカイジャー』では、物語のプロローグとなるレジェンド大戦において『ゴレンジャー』から『ゴセイジャー』までの34戦隊すべてが登場し、また歴代戦隊の名前が一般人にも知られており、ゴーカイジャーが「35番目のスーパー戦隊」と呼ばれるなどの描写によって、歴代戦隊が同じ世界に存在したことが明かされているが、死亡したはずの戦士も再登場するなど、従来のシリーズと同じ世界かどうかは不明瞭な部分がある。『電子戦隊デンジマン』と『太陽戦隊サンバルカン』の関係が、共通の世界観を有する唯一の例外である。戦闘スタイル[]彼らは単独で武器を持ち個体戦も行う。追加戦士や一部例外(近年作品のレッド)を除くメンバー全員に配備される共通の武器(光線銃、剣、ロッドなど)に加え、剣・銃器(大半が中型の火器)・弓矢(大半が光線状の矢を放つ)・長柄武器(槍・ロッド他)などといった、それぞれの特性に合わせた個人武器を扱うことも多い(共通・個人のどちらか一方のみという作品もある)。共通武器が各戦士ごとに異なる特性・機能を持ち、実質的に専用化している例も見られる。また、個人武器と共通武器が合体する機能を持つこともある。
戦闘開始時には(場合によっては戦闘中に)、全員で名乗りを始め、戦隊名を告げる。この際に背後で爆発が起こる演出がしばしば用いられる。「個人の名乗り ⇒ 全員の名乗り」というのが基本的な流れであるが、物語が中盤以降になってくると個人の名乗りを省略するケースも多い。
『地球戦隊ファイブマン』のファイブテクターを始め、『魔法戦隊マジレンジャー』のレジェンドマジレンジャーなど、初期メンバーが多段変身、もしくは通常のスーツの上からさらに追加装甲を装着する戦隊も存在する。この場合、それまで個々で違っていた武器が多段変身後には画一化[4]されることがほとんどである。その他、多段変身の例外的なケースとしては、追加戦士であるドラゴンレンジャーの装備を受け継いだアームドティラノレンジャー(『恐竜戦隊ジュウレンジャー』)やレッドのみが多段変身を行うアバレマックス(『爆竜戦隊アバレンジャー』)が挙げられる。これらの発展形でメンバーのうちいずれか1人が強化形態に変身できるスーパーシンケンジャーまたはハイパーシンケンジャー(『侍戦隊シンケンジャー』)もある。
怪人に止めを刺すときは、多くの場合メンバー全員が揃って初めて使用できる「合同技」「合体技」が使われる[5]。その合同技も、長い歴史の中でいくつかのパターンが出来てきた。
これらの中から一つないし複数のパターンが選択されるわけだが、決め技を複数持っている戦隊は、「最初の技が破られた、効かなくなったので新たに開発」「敵の特性に合わせて使い分ける」などさまざまな事情がある。『マジレンジャー』に至っては、ほぼ毎回違う決め技を使用している。
メインターゲットは特に未就学の男児を中心とする小児全般であるが、『バトルフィーバーJ』以降は、実に30年以上もの間、一度の休止期間もなく続いている長寿シリーズであるため、子供として初期の作品を見ていた世代の多くが既に親世代となっていることから幅広い年齢層への浸透もみられ、「戦隊モノ」と言うと一般的にはゴレンジャーに始まるスーパー戦隊シリーズのことを指すことが多い。各地のご当地ヒーローの多くが「戦隊モノ」であることを考えれば、それだけ世間に浸透していると言える。
『大戦隊ゴーグルファイブ』以来ヒロインに高年齢層の男性ファンが付くようになり、『未来戦隊タイムレンジャー』以降は甘いマスクの新人俳優を多く起用したことで「イケメンヒーロー」とメディアに称される現象が見られた。同時期の平成仮面ライダーシリーズの影響もあって、それまでの特撮ファン層とは異なる若い女性や子供の母親のような新たな視聴者層も開拓することになり、ファン層は確実に高年齢層に拡大している。
『ゴレンジャー』および『ジャッカー』の扱い[] ファイル:Super sentai history.pngスーパー戦隊シリーズの本格誕生への経緯図
『秘密戦隊ゴレンジャー』や『ジャッカー電撃隊』をスーパー戦隊シリーズに含むか否か、異説がある。これは『バトルフィーバーJ』(1979年)の誕生の経緯に起因している。
『バトルフィーバーJ』は、『スパイダーマン』から「等身大ヒーローが巨大ロボの操縦もする」という要素を、『ゴレンジャー』や『ジャッカー』から「集団ヒーロー」という要素をそれぞれ継承しドッキングさせた、少なくとも当時は新ジャンル作品との位置づけで制作されたものである。また、『スパイダーマン』に続くマーベル・コミック・グループとの提携作品として企画されたこともあって、デザインのコンセプトも石森章太郎原作である『ゴレンジャー』や『ジャッカー』との断絶が目立つ。が、翌年の『電子戦隊デンジマン』は、番組名に“戦隊”が入り各戦士が色で区別されるなど、『ゴレンジャー』の流れを汲むという面が色濃く打ち出され、以降の作品に継承されることとなる。
つまり、『バトルフィーバーJ』からシリーズが始まったのか、『ゴレンジャー』から始まったシリーズが途中で巨大ロボ戦という新要素を加えて継続したのか、どちらの解釈に分があるとも言えず、出版物やビデオといった商品においても扱いはまちまちであった。東映としてはどちらの解釈を採るかを正式に表明したことが何度もあったが(#略史参照)、表明する度に解釈を変えて2種類のグッズを出し続けるという状況であった。
現在では『ゴレンジャー』を第1作とする公式見解が定着しており、『百獣戦隊ガオレンジャー VS スーパー戦隊』のようにそれを前提とした作品も存在し、またバンダイのデータカードダスを用いたアーケードゲーム『スーパー戦隊バトル ダイスオー』でも、ゴレンジャーを第1作として扱っている[6]。
「戦隊」[]「スーパー戦隊シリーズ」は「戦隊シリーズ」「戦隊モノ」という通称で呼ばれることもあるが、用法に若干の揺れがある。テレビ紹介などでは特撮ヒーロー作品は全て「戦隊モノ」と扱われる傾向がある。ただし、「戦隊」という言葉自体は普通名詞なので、日本語としては間違っていない。
「戦隊」という語は、1988年にバンダイにより商標として登録(商標登録番号第2074473号)されている。
本来の意味での「戦隊」を現実世界の日本で唯一、組織しうる自衛隊(自衛官)がスーパー戦隊シリーズの作品で描写・設定されることは、各種社会情勢なども絡み、長く例がなかったが、第25作『百獣戦隊ガオレンジャー』にて初めて、元・航空自衛官が戦隊メンバーとして登場した。さらに、第30作『轟轟戦隊ボウケンジャー』でも元・陸上自衛官が登場した。
ちなみに、シリーズ中には冠名に「戦隊」と入らないものが4作品ある(『ジャッカー電撃隊』『バトルフィーバーJ』『超電子バイオマン』『超新星フラッシュマン』)。
また、「スーパー戦隊シリーズ」は、上記以外にも「レンジャーもの」「レンジャーシリーズ」と呼ばれることがある[7]。しかし、1991年の『鳥人戦隊ジェットマン』までの作品名の主流は『○○マン』であり、『○○レンジャー』と付くのは『秘密戦隊ゴレンジャー』と『高速戦隊ターボレンジャー』の2作品のみだった。1992年の『恐竜戦隊ジュウレンジャー』を転機とし、それ以降の作品は、『星獣戦隊ギンガマン』と『救急戦隊ゴーゴーファイブ』の2作品[8]を除いてタイトルが『○○レンジャー』(または派生形の『○○ジャー』[9])となっている。
第1作『秘密戦隊ゴレンジャー』から、戦隊メンバーの個性はそれぞれに割り当てられた色によって表現されていた。これは「にぎやかな画面作りをしないと視聴者が離れてしまう」というテレビ番組製作者としての発想からであり、また放映開始時の1975年には日本の家庭へのカラーテレビ普及率が90%を越えていた背景も寄与している[10]。
『ゴレンジャー』では、各メンバーはそれぞれ以下の役割を分担している[11]。
第3作『バトルフィーバーJ』はマスクの形状で個性を表現したのだが、チームとしてのデザインに統一感が欠けてしまったため、続く第4作『電子戦隊デンジマン』以降はマスクではなく色で個性を出すという方向性が定着した[12]。どの色がどの役目と結びつくかも『ゴレンジャー』のパターンを踏襲することが多いが、シリーズの長期化に伴い女性メンバーの複数化など表現のバリエーションが増え、単純に当てはめるのが難しい作品も増えてはいる。しかしそれでも戦隊を構成する各メンバーが、それぞれ自分に与えられた役割分担をこなすことによってチームワークが維持されるという構図自体は、変わらず続いている。ちなみに各メンバーの色は作品ごとに度々変更されるが、「赤」と「青」だけは一度も欠けたことがなく、追加戦士が定着してからも初期メンバーの中に必ず含まれている(2011年現在。以下の記述も同様)。
以下の7色はシリーズ初期から登場している基本となる色で5人、もしくは6人の戦隊も多くがこの7色から構成される。
以下の3色は、追加戦士やゲスト戦士の専用色で初期メンバーに含まれることはなく、初登場がシリーズ中盤以降であるため、他の色と比べ数が少ない。
この他に特殊な色として、『ハリケンジャー』のカブトライジャーの「臙脂」、クワガライジャーの「紺」がある。
戦隊別 色一覧表[]「スーパー戦隊シリーズ登場戦士一覧」を参照
戦隊ヒロイン[]スーパー戦隊シリーズを画期的な存在たらしめた大きな特徴の1つに女性メンバー、いわゆる「戦隊ヒロイン」の存在を挙げることができる。スーツの色は女性専用色となっている「桃」の他は(多い順に)「黄」「青」「白」「銀」「赤」が既出である。「銀」は『炎神戦隊ゴーオンジャー』が、「赤」は『侍戦隊シンケンジャー』が初でいずれも追加戦士(ただし「赤」は準レギュラーでの登場)。「金」も劇場版『デカレンジャー』のゲストとして一瞬だけ(変身はすぐに解除してしまった)デカゴールドとして登場している。『ゴーカイジャー』での二段変身を除けば、未だ「緑」「黒」「紫」が女性色となったケースはない。
戦隊以前の特撮ヒーロー番組が「小さな男の子が見るもの」という枠を破ることがなかったのに対し、『秘密戦隊ゴレンジャー』に登場したモモレンジャーは女児から、『大戦隊ゴーグルファイブ』のゴーグルピンクや『科学戦隊ダイナマン』のダイナピンクは中高生からそれぞれ支持を受けた。いずれも当時は視聴対象として全く想定されていなかった層である。
かつてのヒーロー番組においては、戦うのは男の仕事であり女の役目はそれをサポートすることという格差が存在していた。女戦士の存在は男性主人公の格下パートナーという形でしかありえず[19]、その際の番組名は、たいてい男性主人公の名前と一致する。そうした風習を革新したのが、戦隊シリーズにおいて初めて登場した「男と対等に戦う女戦士」の存在であったと言える。戦隊ヒロインたちは「メンバーの中では最も戦闘能力が低い」と設定されることがしばしばではあったが、5人全員が揃わなくては必殺技を繰り出すことができない以上、チーム内での立場はあくまで男と対等・同格である(作風も参照)。
元来「男の世界」だったヒーロー番組において、戦隊シリーズがこのような存在を許容しえた理由は戦隊内において「女性」というのは「役割」の名前でもあったからである(スーツの色と役割も参照)。リーダーがリーダーの役割を果たすのと同様に女性は女性の役割、つまり「優しさ・賢さ」によるチームへの貢献を果たす存在として規定されたのである。とはいえ、戦隊ヒロインの元祖たるモモレンジャーは爆弾処理や武器開発という他メンバーの及ばない分野で活躍し、格闘においても他メンバーに劣るような描写はあまり見られなかった。
『太陽戦隊サンバルカン』は男性のみで構成されたが、次作『ゴーグルファイブ』では女戦士が復活。『超電子バイオマン』で初めて女性メンバーが2人になり、「紅一点」という「性別=役割」の図式から脱した幅の広いヒロイン像を打ち出した。ヒロイン2名体制は4年続いた後また1人に戻り、その後は1人になったり2人になったりを繰り返しながら、現在に至る。なお『特捜戦隊デカレンジャー』以降の5人戦隊では必ず女性が2人となっている(『ゴーオンジャー』は前述の通り元の3人に後から2人が「押しかけてきた」ので例外)。
2011年現在、ゲスト戦士を含む戦隊ヒロインが最多なのは『デカレンジャー』の5人である。その内訳はレギュラーの「デカイエロー」と「デカピンク」、ゲスト出演の「デカスワン」(変身前の「白鳥スワン」としてはレギュラー)と「デカブライト」、そして劇場版の「デカゴールド」である。これにより劇中で変身したキャラクターでは、追加戦士を含む男性戦士と同数(5人)になっている。
『忍者戦隊カクレンジャー』のニンジャホワイト/鶴姫は、ついに戦隊のリーダーの座を男性から奪い取り終盤は物語の中核となった。また『未来戦隊タイムレンジャー』ではモモレンジャー以来の有能な「桃」であるタイムピンク/ユウリが主役級の重いドラマを背負って登場した。
海外向けの『パワーレンジャー』では男女平等を意識し、日本版では女性が1人しかいない作品にも敢えて女性を2人入れる場合が多かった。その際にもう1人のヒロインの色として選ばれたのは「黄」である(そのため男性のイエロー戦士は数少ない)。なお、キャストの性別を変更してもスーツはそのままであったため、スカートなどの女性的ディティールのある「桃」とは同性でありながら外見的差異が生じることがしばしばだった。
ここまで述べた以外にも、歴代の戦隊ヒロインは下記の傾向が強い。
変身前の服装がミニスカートやホットパンツ(悪役の女性幹部の場合はビキニアーマーやボンデージなどに類似した衣装)であることも多く、これについては子供と一緒に番組を観る父親や古参ファンなど高年齢層の男性視聴者へのサービスと解釈できる。ただしヒロインだけではなく悪役も含め、過度に脚や肌を露出する非実用的な服装に対しては一部から批判の声が上がることもある。番組ホームページなどにおけるリハーサルの様子を撮影した写真でも、女性出演者の多くが夏でもバスタオルを腰に巻いたりして対策を施しているのが見受けられる。
また、夏場にはヒロインが水着姿となるエピソードが放映されていたこともある。初期には夏場の恒例エピソードであったが『ファイブマン』から後は少なくなっており、『タイムレンジャー』以降は特にヒロインに限って水着姿を披露する話はなかったが『ゴセイジャー』第23話において久しぶりにヒロイン2人の水着姿が披露された[21]。なお、海やプールのエピソード自体はその後の作品にもある。
戦隊ジャケット[]『救急戦隊ゴーゴーファイブ』のレスキュージャケット以来、戦隊ではメンバーが共通デザインのジャケットを着用している。
『ゴーゴーファイブ』と『未来戦隊タイムレンジャー』では季節に応じた私服の変化もありその上にジャケットを必要に応じて羽織る展開だったが、『百獣戦隊ガオレンジャー』からは常時ジャケット姿で統一するようになり、さらに『忍風戦隊ハリケンジャー』から『炎神戦隊ゴーオンジャー』までは長ズボン(女性はミニスカート)とのセットとして完全なユニフォームとなり、なりきりグッズとして商品化された。
これは少子化問題を考慮したバンダイの「主人公たちの衣装も商品化したいので、ジャケットで統一してほしい」という意向らしく、季節を問わずジャケット姿で通すことが義務付けられている。しかもそのジャケットはデザイン性と機能性を重視して長袖でしかも合成皮革など夏着ると暑い素材で作られたものが多く、主役メンバーは盛夏期の撮影でも汗だくになって演技しなければならなかった。『侍戦隊シンケンジャー』では久々に私服がメインになっていたが、『天装戦隊ゴセイジャー』では再びジャケットとなっている。
また、『ゴーゴーファイブ』以前には、『電撃戦隊チェンジマン』『超力戦隊オーレンジャー』がユニフォーム(軍服)を着用している。『超新星フラッシュマン』『恐竜戦隊ジュウレンジャー』『星獣戦隊ギンガマン』ではメンバーの出自が共通しているため、衣装のデザインも統一されていた(民族衣装に近い)。『忍者戦隊カクレンジャー』では忍装束を着用していた。『チェンジマン』は外で行動するときは私服で、『フラッシュマン』は途中(夏ごろ)から私服を着ており、『カクレンジャー』は普段は私服だった。
追加戦士[]『恐竜戦隊ジュウレンジャー』以降、『救急戦隊ゴーゴーファイブ』以外全ての作品でヒーローの増員が行われている。また、それら以前にも一部の作品に存在する。初代追加戦士は『ジャッカー電撃隊』における「ビッグワン」だが、これは彼という個人ヒーローの指揮下に既存のメンバーが収まったという形であり、ややニュアンスが異なる。また、『超電子バイオマン』(マグネ戦士)や『光戦隊マスクマン』(X1マスク)などの作品では1話限りでゲスト戦士が登場しているが、これが以降の6人目のはしりとなっている。
『超獣戦隊ライブマン』では当初3人編成だったところに番組のテコ入れとして黒・緑の2名が加わっている。
ポジションとしては、戦隊の一員になる場合もあれば、戦隊とは異なる立場を貫きながら互いに協力し合う場合もある。デザインは色だけが違う者もいれば、スーツの上にアーマーを装着している者、全く姿形が違う(戦隊スーツでない)者など多様である。さらに人間とは異なる存在が登場することもあり、そうした戦士を『轟轟戦隊ボウケンジャー』内のミニコーナー「戦隊スペシャルファイル」では「番外ヒーロー」と呼んでいた。
追加戦士、番外ヒーローには、巨大ロボットとしての性格を兼ね備えた戦士も存在する。例を挙げれば、サムライマン(『忍者戦隊カクレンジャー』)、ガンマジン(『超力戦隊オーレンジャー』)、ズバーン(『ボウケンジャー』)、ダイゴヨウ(『侍戦隊シンケンジャー』)、データス、ゴセイナイト[22](『天装戦隊ゴセイジャー』)などである。これらは等身大戦士としての性格も備えつつ、自ら巨大化、変形(あるいは他者と合体)し巨大化した怪人とも戦う。
「退場」・「戦死」・「消息不明」[]物語の展開上、怪人との戦闘などで特定のメンバーが「戦死」する、あるいは「退場」する、もしくは「消息不明」になるパターンがある。古くは、『秘密戦隊ゴレンジャー』でのキレンジャー交代劇(計2回)が、それぞれ「退場」・「戦死(とそれに伴う復帰)」に該当、『バトルフィーバーJ』でのバトルコサック交代劇は「戦死」、同じく『バトルフィーバーJ』でのミスアメリカ交代劇や『太陽戦隊サンバルカン』でのバルイーグル交代劇などは「退場」の代表例として挙げられる。また、放映当時から衝撃的な「戦死」として挙げられることが多い『超電子バイオマン』でのイエローフォー交代劇も含め、これらシリーズ初期の「退場」・「戦死」は、いずれも当初から予定されたものではなく、キャストの側の都合に合わせるためのものであったとされる。唯一の例外は『星獣戦隊ギンガマン』の黒騎士交代劇。詳しくは、各作品ページを参照のこと。
交代劇とは関係のない「戦死」としては、『恐竜戦隊ジュウレンジャー』のドラゴンレンジャー・ブライ以降恒例化した「追加戦士」たちばかりで、そのドラゴンレンジャー・ブライを筆頭に、『未来戦隊タイムレンジャー』のタイムファイヤー、『忍風戦隊ハリケンジャー』のシュリケンジャー(ただし、Vシネマ『爆竜戦隊アバレンジャーVSハリケンジャー』では一瞬ながらも再登場するため、真偽は不明)、『爆竜戦隊アバレンジャー』のアバレキラーが該当。例外として1話限りのゲスト出演だったマジス(『天装戦隊ゴセイジャー』)も戦死している。
その他、物語上の一時的な「退場」例としては、『星獣戦隊ギンガマン』のヒュウガ(黒騎士)、『アバレンジャー』のアスカ(アバレブラック)、『魔法戦隊マジレンジャー』の小津深雪(マジマザー)が該当するが、いずれも第1話から登場する「当初メンバー」・「本来の戦士」でありながら、途中で一時的に「消息不明」になり、そのまま一定期間登場せず、後に復帰するという「追加メンバー」・「追加戦士」としての面も有している。
巨大ロボ戦[]『バトルフィーバーJ』以降、戦闘用巨大ロボット(作品によってはロボットではなく、意志を持つ巨大な生命体として設定される場合もある)による戦闘シーンが登場し、本シリーズにとって必要不可欠の要素になる。また、各エピソード毎のラスト近くで展開される山場や見せ場でもある。
というのが敵巨大怪人の登場から巨大ロボ戦終了に至る基本フォーマットとなっているが、他にも多数のバリエーションが存在する。メカの色は基本的には操縦する戦士のスーツの色に対応しており、メカのモチーフはそのシリーズに合わせたものになる(動物型メカが導入された『超獣戦隊ライブマン』以降、より明確になった)。
また、これらの戦闘メカは非戦闘時には基地・研究所・飛行場などに隠されている格納庫に分離状態で収納され、巨大化した敵が出現した際には呼び出される。初期作品などでは秘密基地から飛行可能な専用巨大航空母艦などで戦場へ空輸される描写が多く見られ、この空母の武装で襲来する敵小型戦闘機を迎撃する場面もあった。また、ロボを構成するのが生命体である場合は、どこからか召喚されたり、あるいは自らが変化するという方法が取られる。他にも、基地自体が変形して超巨大ロボになる場合もある。
前年度作品との差別化の追及、玩具製造技術の革新、メインスポンサーであるバンダイの意向、デザイナー・スタッフによる新アイデアの投入などによって、シリーズを重ねるごとに、この巨大ロボには以下に挙げたような様々な要素が組み込まれるようになった。
作品中に最初に登場する巨大ロボは『ダイレンジャー』の龍星王、『獣拳戦隊ゲキレンジャー』のゲキトージャ以外全てが剣を装備しており、大抵はこれを必殺武器として用いる。銃や槍などの他の武器を使ったり、肉弾戦やビームを必殺技に持つロボもいる。なお、シリーズで最初に銃を初めて装備したロボットは『光戦隊マスクマン』のグレートファイブである。
また、スーパー合体後の巨大ロボは『未来戦隊タイムレンジャー』のタイムロボシャドウαや『救急戦隊ゴーゴーファイブ』のブラックマックスビクトリーロボなどを除き、合体前の1号ロボとは対照的に固定武装による砲撃や肉弾戦を必殺技とすることが多い。これについては、スーパー合体によりさらに動きにくくなった着ぐるみでは剣などの手持ち武器を使いにくいことが主な理由であると思われる。他にも一時期競合していた『勇者シリーズ』のグレート合体に剣を用いた必殺技が多かったので、差別化を図ったという見方もある。
数多くのロボを立ち位置で大別すると以下の種類がある。
2011年現在、スーパー戦隊シリーズで巨大ロボの合体パーツになる巨大メカが最多なのは2010年放送の『天装戦隊ゴセイジャー』で22機。また、1体への合体に使われるメカが最も多い巨大ロボも2010年放送の『ゴセイジャー』のハイパーゴセイグレート(16機)となっている。
巨大ロボットは毎年バンダイを主とする玩具展開上の中心的位置に存在していて、過去にはこれらの販売不振によって、本シリーズ終了の噂が玩具流通業界などで発生したこともある。また、この巨大ロボの玩具が超合金ブランドとして発売されていた時期もあった。対象年齢が低いことと合体・変形を重視する面があるため形状としては棒立ちが多いが、近年のミニプラシリーズなどでは立体可動も可能になっている。
本シリーズは30年以上の長い歴史が有る事から、歴代の戦隊メンバーとしての出演経験者だけでも、累計で既に190名を超えている(途中交替やいわゆる『6人目の戦士』も含む)。
本作に戦隊メンバーとして出演する俳優については、初期作品では若手アクション俳優やスタントマンとそれらの予備軍的な立場の者が中心であったが、現在では舞台やテレビドラマの経験者からモデルなどの演技未経験者まで多彩な顔ぶれが見られている。また、本作が芸能人としてのデビュー作であったり、出世作になったという者も少なからず見られ、主演する以前にそれまでのシリーズにゲストとして出演していた例も珍しくない。
シリーズ出演のメリットについて「世間一般への浸透」で述べたように番組出演が多くの人々の注目を集めること、放映期間中は番組の専属に事実上等しい最優先の出演契約の状態になる[24]が、その1年間は安定した収入を得ながら1つの役柄に専念して取り組むことが出来る[25]こと、撮影を通じてアクションや特殊撮影の場面での立ち回り方、さらにはアフレコ・吹き替えの技術を習得することが可能なことから、最近では本シリーズは若手の俳優らにとっては、出世への登竜門や演技力研鑽・知名度確保のための機会として認知されている。近年では、番組が終了した後も、遊園地などでのアトラクションショーやキャストトークショー、東京以外の全国各地を廻る「ファイナルツアー」などのイベントがあり、Vシネマ作品なども含めると、レギュラー出演者を中心に最終的に2年近く番組に携わる者もいる。また、俳優として東映との縁ができることもメリットであり、自身が出演した作品が終了した後にも、シリーズ後継作品や東映が関与する各種映像作品・舞台公演に出演する者が少なくない(後述)。オーディションについてシリーズ最初期の作品は別としても、本シリーズの新作を制作開始するにあたって、出演者を選ぶオーディションが放映の前年に開催されるのが通例となっている。オーディションに参加する人物は俳優や俳優志望者はもちろんのこと、元子役、モデル、グラビアアイドル、バラエティ系の若手タレント、スポーツ(プロ・学生)の元選手、ミュージシャンなど、出身ジャンルや経歴も非常に多岐に渡る。いずれにしても俳優はもとより、俳優への転向や芸域拡大を志す他ジャンルの若手芸能人にとっても本シリーズ作品は貴重な存在となっている。また上述したような事情も重なって近年では競争率も数百倍に達するなど子供向け番組とは思い難いほどの「狭き門」となっており、たとえば2011年放映の『海賊戦隊ゴーカイジャー』ではオーディションの応募者は約3000名にまで達している[26]。また出演者についても、『爆竜戦隊アバレンジャー』の仲代壬琴役を田中幸太朗と競った林剛史、『特捜戦隊デカレンジャー』の赤座伴番役を載寧龍二と競った出合正幸などのように、過去のシリーズや他の特撮作品におけるオーディションの最終選考まで残りながら落選となった経験を持つ者もいる。また、同じく東映の制作である『仮面ライダー』シリーズ新作のオーディションとは人材の情報を相互に共有することも見られる。近年のキャスティング傾向について上記のように、現在ではキャリアの浅い俳優の登竜門的存在となりつつある。初めて名前の付いた配役を得るなど、本作シリーズが実質的な芸能界デビューや初レギュラー番組という者も見られる一方、嶋大輔(歌手としてヒット曲を持つ)や酒井一圭(元子役・『逆転あばれはっちゃく』主演)、森恵、末永遥、森田涼花(アイドル)、さとう里香(おバカタレント)などオーディションの時点で既に何らかの知名度を持つ芸能人がキャスティングされる場合もある。また、過去の特撮作品の出演者経験者がレギュラーとして起用されることがあり、特に司令官的ポジションの役での起用が多い(後述)。近年では、シリーズの体質的な変化などにより戦隊メンバー役の俳優の年齢が初期作品と比較すれば全体的に下がっており、現在では10代後半から20歳前後までが大半を占め[27]、結果として「若手俳優のキャリアアップのための踏み台」という一面を少なからず持つようになっている。そのためか、宮内洋・大葉健二・春田純一のようにシリーズ黎明期には主流であった、アクション俳優・スタントマンとして一定の技能・キャリアを既に持ち自身で本格的なスタント・擬闘はもとよりスーツアクターまでこなせる若手俳優が起用されることは、現在ではほとんど見られなくなった。しかし近年でも、シリーズ出演後にアクションの俳優として才能を開花させた者もいる(後述)。戦隊メンバーのその後について番組終了後も、本作シリーズ出演で身に付けた演技や擬闘、アフレコの技術を礎にして、活動の幅を広げて活躍していく者もいる。西村和彦やケイン・コスギ、永井大、玉山鉄二、姜暢雄などのように本作の演技で評価を得て、一般のテレビドラマや映画で活躍していく者も少なからずおり、上述したように時代劇などの東映が関連する映像作品や舞台公演で重用される者も見られる。声優の道を選んだ者の中には、土田大や岸祐二、内田直哉、松風雅也、菊地美香などがおり、後年に至って怪人・敵幹部の声の担当などで再び起用された者もいる(#元出演者の声優への転身を参照)。合田雅吏や照英は、本シリーズ出演が一つのきっかけとなって擬闘や殺陣の技術を身に付け、『水戸黄門』などの作品で才能を開花させた。また、作品出演前より映画監督として活動していた堀江慶は、シリーズ出演がきっかけで注目されるようになっている。近年ではシリーズ出演後に「イケメンヒーロー」としてバラエティ番組などで取り上げられ、出演当時のエピソードを語る者も多い。また、その一方で、ケイダッシュ移籍後の永井大のように出演作品の放映終了後に子供向け特撮作品に俳優を出演させない方針の事務所へと移籍したり、さとう珠緒のように盛業となってゴールデンタイムのドラマ・バラエティ番組に頻繁に出演するようになると、所属事務所が本シリーズ出演の芸歴を伏せ、キャリアとして表に出さなくなる者も見られる[28]。しかし、上述したように戦隊メンバー役だけでも既に百数十名の経験者がいるだけに、全てを見渡せば、番組終了後に他の番組などで俳優・タレントとしての評価・人気を伸ばせず、早い段階で芸能界から姿を消した者もまた多い。また、過去には畠山麦のように、戦隊メンバー役での好演を評価されるも番組終了後もその役でついたイメージを脱却できず、新たなタレントイメージの開拓に苦しみ、若くして自殺してしまったという事例も存在する[29]。その他、自身が出演した作品が終了した後に、シリーズ後継作品で6番目の戦士・敵幹部・1話のみのゲストなどとして起用される者も少なからず見られる。ベテラン俳優の起用について戦隊メンバー以外のレギュラーや端役などの出演者は、番組の性格もあってコメディアンや子役が多いが、一方で親世代が懐かしむようなベテラン俳優や声優が出演することもある。戦隊をまとめる司令官・博士格の役に著名なベテラン俳優[30]が起用されるのもシリーズの楽しみの一つである。『バトルフィーバーJ』では東映のチャンバラ映画全盛期の名優である東千代之介が登板して存在感を放ち、物語終盤では戦闘シーンにまで参加するなど、東映ならではのキャスティングも随所に見られる。『救急戦隊ゴーゴーファイブ』のマイク真木以降しばらくは、『百獣戦隊ガオレンジャー』の女性モデル岳美起用を経てマスコット的な着ぐるみキャラクターが司令官代わりに設定されていた[31]が、『侍戦隊シンケンジャー』では久々にベテラン俳優である伊吹吾郎がシリーズ他作品での博士格にも近いいわば戦隊メンバーのお目付け役的な立場の役柄で起用された。ほかに、ラビット関根名義時代に『ゴレンジャー』にゲスト出演した関根勤など現在は有名になった芸能人が無名時代に意外な役でゲストとして出演していることもある。声優について初期の作品においては同一の声優がシリーズの複数話にわたって幾体もの怪人の声を担当するのが一般的であり、これら声優の氏名がクレジットで表示されることもほとんどなかったが、最近では個々の声優の存在がメジャーなものとなりつつあることから、1人の声優が担当する怪人は基本的に1体のみとなり、声優の氏名もクレジット表示されるようになっている。また戦隊メンバーを演じた俳優の中には、シリーズ出演でアフレコの技術を得たことをきっかけに声優業に足を踏み入れていく者も多く(前述)、シリーズの後の作品では声優として出演する者もいる。俳優の親族のゲスト出演についてまれに、1話限りでレギュラーメンバーの親族がゲスト出演することもある。カッコによる追記がないキャラクターは第1話からのフルレギュラーキャラ。
他に、『忍風戦隊ハリケンジャー』のシュリケンジャーが変装した姿も“二度目”と見なせば、
らも含まれ、大葉健二と松風雅也に至っては3度変身を経験しているということになる。
シリーズ内の複数の番組で変身ヒーローを演じた役者は1回目はレギュラーの初期メンバーだったが、2回目は追加戦士またはゲストキャラでの出演というケースが多い(藤原や望月のようにその逆のケースもある[32])。複数回フルレギュラーで変身ヒーローとしての出演経験があるのは大葉と春田のみである(大葉、春田ともに2番組連続出演し、スーツアクターも兼任)。また、複数回変身ヒーローを経験した役者はいずれも1回はフルレギュラーとして出演している。
また、変身メンバーではないものの、春田と菊地美香(『デカレンジャー』のデカピンク/胡堂小梅)は『炎神戦隊ゴーオンジャー BUNBUN!BANBAN!劇場BANG!!』において炎神大将軍を構成する炎神、獅子之進と月之輪の人間体として出演している。その他、俳優・声優の両面で活躍している岸は上記の『ハリケンジャー』や、『ギンガマン』では顔出しで、それ以外のスーパー戦隊シリーズ(TVシリーズ・Vシネマおよび海外シリーズ)では様々な作品に怪人の声や外国人俳優の吹き替えなどで出演している。また『ハリケンジャー』でフラビージョを演じた山本梓は『爆竜戦隊アバレンジャーVSハリケンジャー』と『轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊』に同じフラビージョ役で出演しており、『特捜戦隊デカレンジャー THE MOVIE フルブラスト・アクション』にも顔出しで出演している。
日本の芸能においては、その歴史的な経緯などから俳優業の中でも声優業は事実上専業化されている一面があり、「俳優」と「声優」の間にはある種の境界線が存在している。
しかし本シリーズにおいてはシリーズ黎明期より長らく全編アフレコ収録で登場人物の音声が演じられており、同時録音主体のシステムに変更された現在でも特撮シーンや様々な形で登場する着ぐるみ・操演を用いたキャラクターの声など随所で声優を多用し、俳優たちと共演する機会が多いというその経緯と特性から、他ジャンルの番組と比べればその境界線についてはかなり曖昧な一面があり、それゆえに他のドラマ作品では見られないような人材の流動など特徴的な現象も見られている。
声優の「顔出し」出演[]主に「声優」としての活動で知られる役者がその姿をテレビカメラの前に露出して「俳優」として作品に出演する、俗に「(声優の)顔出し」などと言われる出演がシリーズ黎明期から幾度も見られている。
代表的な例としては前出の曽我町子や、『超獣戦隊ライブマン』でナレーション出演した後に『恐竜戦隊ジュウレンジャー』にゲスト、『五星戦隊ダイレンジャー』に準レギュラーとして出演した桑原たけし、『救急戦隊ゴーゴーファイブ』に準レギュラーとして出演した宮村優子、『獣拳戦隊ゲキレンジャー』に準レギュラーとして出演した井端珠里が挙げられる。
また、『忍風戦隊ハリケンジャー』での島田敏、『爆竜戦隊アバレンジャー』での銀河万丈や篠原恵美など「声優」としてレギュラー出演をする一方で、その役とは全く別の役で「俳優」として顔出しでゲスト出演するケースも見られる[33]。さらにその特殊なパターンとして『ゴーゴーファイブ』では宮村優子が声優ではなく俳優として準レギュラーを演じ、さらに追加戦士(Vシネマ版のみではあるが)となったパターンも存在する[34]。
さらに、『魔法戦隊マジレンジャー』の磯部勉、『轟轟戦隊ボウケンジャー』の森田順平、『侍戦隊シンケンジャー』の朴璐美などシーズン当初はレギュラー・準レギュラーである敵幹部の声を演じる純粋な「声優」として出演しながら、物語の後半において声をあてた役の人間体を顔出しで演じる場合もある。なお、レギュラー・準レギュラーに限定しなければ声をあてた声優自身が怪人・幹部の人間体を演じたという例は過去にも多数存在する。
アフレコ収録の場においては「声優」はその道のスペシャリストでもあることから、戦隊メンバーを演じる経験の浅い役者たちに対する技術指導役となることも多い。
元出演者の声優への転身[]テンプレート:節stub本シリーズの特徴の一つとして、上述したように黎明期よりアフレコが随所に多用されていることが挙げられる。すなわち番組制作サイドの意図は別としても、出演する俳優たちにとっては、1年間のテレビドラマ番組製作に携わる中で通常の演技技術とともにアフレコ演技で必要な技術を併せて習得することができるシステムが、番組内に事実上構築されていることになる。このアフレコ演技は、本作シリーズ作品のみならず、テレビアニメ、ナレーション、洋画の吹き替えなど主に声優の領域とされる音声収録でも必要不可欠のスキルとして役者に要求される技術である。
このこともあってか、戦隊メンバー・悪役などで本シリーズ作品へレギュラー出演しアフレコの技術と経験を得た役者が、出演終了後に声優業を兼業し、アニメ分野などに進出することが少なからず見られている。声優業を行うようになった経緯はその俳優毎に様々であるが、中には最終的に専業声優としての道を進んでいる者もいる。
『超新星フラッシュマン』・『ライブマン』などで悪役を務め共演した中田譲治や広瀬裕、『ダイレンジャー』でレギュラー出演した西凛太朗のように、元は顔出しがメインだった「俳優」業の役者が本シリーズへ関わったことでアフレコの技術を習得したこともきっかけとなって、共演した「専業声優」の役者に誘われるなどの経緯でアニメや吹き替えに携わるようになり、後に「声優」を主業とする活動形態に転向していった例は多い。
オープニング映像およびエンディング映像は、追加メンバーや新ロボなどの新機軸導入により変更されることが多い。ただし、『超力戦隊オーレンジャー』までの主役メンバーの紹介映像部分は、メンバーの交代などのやむを得ない場合を除き最終話まで変更されない場合が多かった(ただし、『秘密戦隊ゴレンジャー』のように、ヘルメットやバイクの変更にあわせて主役メンバーの紹介映像が変更された作品や、『超新星フラッシュマン』のように、メンバー変更がなくても主役メンバーのうちの一人(ピンクフラッシュ)だけ紹介場面が変更された作品もある)。逆に『大戦隊ゴーグルファイブ』や『光戦隊マスクマン』のように最終回まで映像が変更されない作品も存在する。エンディング映像は追加メンバーや新ロボ登場後も変更されないケースも多い。
また、『激走戦隊カーレンジャー』・『電磁戦隊メガレンジャー』では、オープニング曲の変更(バージョン変更および2番の歌詞への変更)にあわせて主役メンバーの紹介映像が変更されている。
これ以降の作品では中盤以降、追加メンバーの紹介映像などが挿入される際に既存メンバーの紹介映像も変更されることが多くなった。
普通、紹介映像は1人1人順番に登場するが『オーレンジャー』ではレッド以外の4人は2人ずつ(グリーンとブルー、イエローとピンク)がまとめて紹介されている。
『侍戦隊シンケンジャー』では、「役者」と「役名のテロップ」が同時に表示される紹介映像にあたる映像がなく(ただし、レッド・イエロー・ゴールドの3人は、映像のタイミングにより「役者」と「役名のテロップ」が同時に表示されている)、終盤に登場した志葉薫(本来のシンケンレッド)の映像は追加されなかった。また、翌年の『天装戦隊ゴセイジャー』以降も「役者」と「テロップ」の同時紹介程度に止めている。
スーパー戦隊シリーズの歴史にも紹介していたが2005年から引き継ぎ式がスタートした[35]。最終回の提供会社を紹介している時にバックでは新旧戦隊のレッド同士が手をハイタッチする等、引き継ぎを行う。引き継ぎ式の形式は毎年、年を追う毎に変わるが、今やすっかりと最終回の最後の恒例行事になっている(引き継ぎ式の内容は下の表の通り)。
過去の全引継ぎ式[]# | 開催年 | リレー戦隊 (上が旧戦隊・下が新戦隊) | 引継ぎ内容 |
---|---|---|---|
1 | 2005年 | 特捜戦隊デカレンジャー・デカレッド 魔法戦隊マジレンジャー・マジレッド | 握手 |
2 | 2006年 | 魔法戦隊マジレンジャー・マジレッド 轟轟戦隊ボウケンジャー・ボウケンレッド | 携帯電話の通信 |
3 | 2007年 | 轟轟戦隊ボウケンジャー・ボウケンレッド 獣拳戦隊ゲキレンジャー・ゲキレッド | ハイタッチ |
4 | 2008年 | 獣拳戦隊ゲキレンジャー・ゲキレッド 炎神戦隊ゴーオンジャー・ゴーオンレッド | 拳合わせ |
5 | 2009年 | 炎神戦隊ゴーオンジャー・ゴーオンレッド 侍戦隊シンケンジャー・シンケンレッド | 武器同士による交じ合わせ |
6 | 2010年 | 侍戦隊シンケンジャー・シンケンレッド 天装戦隊ゴセイジャー・ゴセイレッド | 鏡写り |
7 | 2011年 | 天装戦隊ゴセイジャー・ゴセイレッド 海賊戦隊ゴーカイジャー・ゴーカイレッド | 歩み寄りハイタッチ |
# | 戦隊名 | 放送期間 | 話数 | 通算回数 |
---|---|---|---|---|
1 | 秘密戦隊ゴレンジャー | 1975年4月5日 - 1977年3月26日 | 全84話 | 第1 - 84回 |
2 | ジャッカー電撃隊 | 1977年4月2日 - 1977年12月24日 | 全35話 | 第85 - 119回 |
3 | バトルフィーバーJ | 1979年2月3日 - 1980年1月26日 | 全52話 | 第120 - 171回 |
4 | 電子戦隊デンジマン | 1980年2月2日 - 1981年1月31日 | 全51話 | 第172 - 222回 |
5 | 太陽戦隊サンバルカン | 1981年2月7日 - 1982年1月30日 | 全50話 | 第223 - 272回 |
6 | 大戦隊ゴーグルファイブ | 1982年2月6日 - 1983年1月29日 | 全50話 | 第273 - 322回 |
7 | 科学戦隊ダイナマン | 1983年2月5日 - 1984年1月28日 | 全51話 | 第323 - 373回 |
8 | 超電子バイオマン | 1984年2月4日 - 1985年1月26日 | 全51話 | 第374 - 424回 |
9 | 電撃戦隊チェンジマン | 1985年2月2日 - 1986年2月22日 | 全55話 | 第425 - 479回 |
10 | 超新星フラッシュマン | 1986年3月1日 - 1987年2月21日 | 全50話 | 第480 - 529回 |
11 | 光戦隊マスクマン | 1987年2月28日 - 1988年2月20日 | 全51話 | 第530 - 580回 |
12 | 超獣戦隊ライブマン | 1988年2月27日 - 1989年2月18日 | 全49話 | 第581 - 629回 |
13 | 高速戦隊ターボレンジャー | 1989年2月25日 - 1990年2月23日 | 全51話 | 第630 - 680回 |
14 | 地球戦隊ファイブマン | 1990年3月2日 - 1991年2月8日 | 全48話 | 第681 - 728回 |
15 | 鳥人戦隊ジェットマン | 1991年2月15日 - 1992年2月14日 | 全51話 | 第729 - 779回 |
16 | 恐竜戦隊ジュウレンジャー | 1992年2月21日 - 1993年2月12日 | 全50話 | 第780 - 829回 |
17 | 五星戦隊ダイレンジャー | 1993年2月19日 - 1994年2月11日 | 全50話 | 第830 - 879回 |
18 | 忍者戦隊カクレンジャー | 1994年2月18日 - 1995年2月24日 | 全53話 | 第880 - 932回 |
19 | 超力戦隊オーレンジャー | 1995年3月3日 - 1996年2月23日 | 全48話 | 第933 - 980回 |
20 | 激走戦隊カーレンジャー | 1996年3月1日 - 1997年2月7日 | 全48話 | 第981 - 1028回 |
21 | 電磁戦隊メガレンジャー | 1997年2月14日 - 1998年2月15日 | 全51話 | 第1029 - 1079回 |
22 | 星獣戦隊ギンガマン | 1998年2月22日 - 1999年2月14日 | 全50話 | 第1080 - 1129回 |
23 | 救急戦隊ゴーゴーファイブ | 1999年2月21日 - 2000年2月6日 | 全50話 | 第1130 - 1179回 |
24 | 未来戦隊タイムレンジャー | 2000年2月13日 - 2001年2月11日 | 全51話 | 第1180 - 1230回 |
25 | 百獣戦隊ガオレンジャー | 2001年2月18日 - 2002年2月10日 | 全51話 | 第1231 - 1281回 |
26 | 忍風戦隊ハリケンジャー | 2002年2月17日 - 2003年2月9日 | 全51話 | 第1282 - 1332回 |
27 | 爆竜戦隊アバレンジャー | 2003年2月16日 - 2004年2月8日 | 全50話 | 第1333 - 1382回 |
28 | 特捜戦隊デカレンジャー | 2004年2月15日 - 2005年2月6日 | 全50話 | 第1383 - 1432回 |
29 | 魔法戦隊マジレンジャー | 2005年2月13日 - 2006年2月12日 | 全49話 | 第1433 - 1481回 |
30 | 轟轟戦隊ボウケンジャー | 2006年2月19日 - 2007年2月11日 | 全49話 | 第1482 - 1530回 |
31 | 獣拳戦隊ゲキレンジャー | 2007年2月18日 - 2008年2月10日 | 全49話 | 第1531 - 1579回 |
32 | 炎神戦隊ゴーオンジャー | 2008年2月17日 - 2009年2月8日 | 全50話 | 第1580 - 1629回 |
33 | 侍戦隊シンケンジャー | 2009年2月15日 - 2010年2月7日 | 全49話 | 第1630 - 1678回 |
34 | 天装戦隊ゴセイジャー | 2010年2月14日 - 2011年2月6日 | 全50話 | 第1679 - 1728回 |
35 | 海賊戦隊ゴーカイジャー | 2011年2月13日 - | 第1729回 - |
参考までに、通算放送回数500回ごとの達成時期を以下に示す。
原則として番組は、2月第2週または第3週に始まり、翌年2月第1週または第2週に終わる(1番組50話前後)。
開始当初は、ネットチェンジでTBS系に移動した仮面ライダーシリーズの後枠として毎週土曜19:30に放送され、その後『バトルフィーバーJ』からは毎週土曜18:00に放送された。同時間帯では『ダイナマン』途中より放映時間が短縮されており、また近畿広域圏のABCテレビのみ『部長刑事』放送に伴った変則編成で金曜17:30に遅れ放送となっていた[37]。
平成に入ってからは、1989年の『ターボレンジャー』の途中より毎週金曜17:30への枠移動が再度行われたが、キー局の夕方ニュース枠の拡大や夏の高校野球中継との兼ね合いから、1997年の『電磁戦隊メガレンジャー』第8話以降より毎週日曜7:30へと三度枠移動[38]となり、これに伴って放映時間も再び拡大された。
日曜への移動直後からしばらくの間は、裏番組である『遠くへ行きたい』(日本テレビ系列)、『がっちりマンデー!!』(TBS系列)、『報道2001』(フジテレビ系列)などと互角であったが、2006年10月から『ポケモン☆サンデー』(テレビ東京)が1時間に拡大され裏番組となって以降、これらと競合関係にならない前述の諸番組にも視聴率で差をつけられる形となった。
2010年現在は『がっちりマンデー!!』が同時間帯の民放番組としては一人勝ちの状態を固めた一方、『遠くへ行きたい』の視聴率が全盛より下がったこともあり、民放2番手を争う状態となっている。
放送時間枠の変遷[]テンプレート:節stub
1997年『電磁戦隊メガレンジャー』の第8話より、それまでの金曜17:30開始という放送時間が現在の日曜7:30開始に変更されたが、それ以降、毎年6月第3週はアメリカのゴルフ男子4大メジャーの第2戦目の『全米オープンゴルフ中継』[40]を、毎年6月第4週は世界のゴルフ女子4大メジャーの第3戦目の『全米女子オープン中継』[41]を中継する関係で放送を休止する。年によって、年末年始は特番のため、休止することもある。
近畿広域圏では金曜夕方放送のころ、毎年8月は夏の高校野球中継により休止となることがたびたびあった。3 - 4試合日の番組表では中継は17:30終了になっていたが、ほとんどが18:00まで(日によってはそれ以降も)の延長オプションを行使されたため事実上の放送休止であった。放送できなかった分は大会終了後最初の放送日に『子供アニメ大会(旧:子供映画大会)』や夕方の再放送枠内で放送された[42](関西の子供たちはこれを「2本立て」と呼んでいた。)なお、現在は放送時間枠の変更により休止になることはない。
1986年11月21日には三原山大噴火に伴う報道特番を放送したため、その日に近畿広域圏で放送予定だった『超新星フラッシュマン』を休止し、放送出来なかった分は4日後に夕方の再放送枠で放送された。
1989年1月7日には昭和天皇崩御に伴う報道特番を放送したため、その日の放送予定だった『超獣戦隊ライブマン』を休止し、放送出来なかった分は翌週に放送された。
1995年10月6日にはオウム真理教幹部逮捕の報道特番を放送したため、『超力戦隊オーレンジャー』を休止した。
1996年12月13日には長野県小谷村の土石流災害に伴う報道特番を放送(扱いとしては『ステーションEYE』の枠拡大)したため、その日放送予定であった『激走戦隊カーレンジャー』を休止した。その回と12月20日放送回のエピソードがクリスマスを題材にしており、かつさらに次の週(12月27日)は年末特番のため放送枠が組まれていなかったことから放送の順延ができず、翌週(12月20日)は休止分の回と元々の放送予定回を2本立てで放送し(関東地区の場合)、年内の放送を終了した。
1997年の11月には『27時間チャレンジテレビ』を放送した関係で『メガレンジャー』を休止した。
2005年7月31日には『世界水泳選手権』を放送したため、『魔法戦隊マジレンジャー』を休止した。
2011年3月13日には東日本巨大地震の報道特番を放送したため、、『海賊戦隊ゴーカイジャー』を休止した。[43]
太字は現在放送している局。遅れネット局は(括弧内)に放送時刻を表記。また同時ネット局の朝日放送および遅れネット局では地上デジタルテレビ放送の連動データ放送は行われていない。
詳細はスーパー戦隊Vシネマを参照
「テレビマガジン」などの講談社幼年誌による応募者全員プレゼントビデオ。『マジレンジャー』(2005年)よりビデオ (VHS) からDVDとなる。
『ボウケンジャー』(2006年)では製作されていないが、「テレビマガジン」本誌に30戦隊紹介DVD「30スーパー戦隊せいぞろい!パーフェクトバトルDVD」が付録として同梱された。
キッズフォトバンダイスタジオで撮影されている幼児が参加できるオリジナルDVD作品。
仮面ライダーシリーズやメタルヒーローシリーズなど、東映制作のほかの特撮作品と混載収録されたもの。いずれも東映ビデオから発売された。現時点、DVD化はされていない。
劇場版『ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー』内で他の石ノ森作品(『仮面ライダーV3』・『仮面ライダーアマゾン』・『人造人間キカイダー』)とのリンクが写真のみで紹介されていたが、TVにおける仮面ライダーと戦隊シリーズの主人公同士の共演は『仮面ライダーディケイド』と『シンケンジャー』が初となる。さらに、同局の番組『水曜スペシャル』では、両劇場版のタイアップとして『バイオマン』と『宇宙刑事シャイダー』が競演した。
テンプレート:現在進行東京ドームシティアトラクションズ(旧後楽園ゆうえんち)の野外劇場、スカイシアター、シアターGロッソでの公演。
2011年2月5日からスピニングコースター舞姫死亡事故の影響で休演中[59]。野外劇場1976年1月 - 2000年4月9日野外劇場とスカイシアターの公演によるもの。戦隊のほか、仮面ライダー・メタルヒーロー・ウルトラマンも競演した。
2010年2月からなんばグランド花月での吉本新喜劇への客演が始まった。ただし、戦隊側は両公演ともスーツアクターのみの出演となっている。
詳細はパワーレンジャーを参照
全商品がバンダイから発売。
特に表記ないものはバンダイナムコゲームス(旧バンダイレーベルと旧バンプレストレーベル)の発売である。
全商品がバンダイから発売。
バンダイ(1983年3月まで旧バンダイ模型)が販売するプラモデル。
ただし、【Template:スーパー戦隊シリーズ】(↓最下部)に含まれるものについては、そちらを参照。
ダブルメイン含む。
いずれについても、現在は便宜上、協力していない。
パワーレンジャーを参照。ブラジル、ポルトガル、フランスは本項のポルトガル語版より。
全て「Rede Manchete」で放映される。とりわけ最初に放映された『電撃戦隊チェンジマン』は同時期に放映されたメタルヒーロー『巨獣特捜ジャスピオン』とともに絶大な人気を博した。[62]
ポルトガルのテレビ局「RTP1」で放映される。
フランスのテレビ局「Canal Plus」が『バイオマン』の最初の放映を、「TF1」が『バイオマン』の2回目および他2戦隊の放映を行う。
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忍者戦隊カクレンジャー > 先代カクレンジャー > 鶴姫 (戦国時代)Kakuranger warringstatestsuruhime.jpg鶴姫性別:女分類:先祖戦隊:忍者戦隊カクレンジャー出身地...
忍者戦隊カクレンジャー > カクレンジャー > 鶴姫 ファイル:Scan009.jpgニンジャホワイト鶴姫性別:女戦隊:忍者戦隊カクレンジャー色:ホワイト出身地:地球・日本初登場:第1話 忍者でござる...
]詳細は闇の帝国ヨドンヘイムを参照知事ヨドン皇帝将軍闇の仮面遣いクランチュラ(声:高戸靖広)裏切りの鬼将軍ガルザ(声:中村悠一)停滞海の魔女ヌマージョ(第18話【フラッシュバック】、第21-22話)(...
スーパー戦隊シリーズ > 魔法戦隊マジレンジャーLogo-magiranger.png魔法戦隊マジレンジャー通算29話数最初話{{{最初話}}}最後話{{{最後話}}}放映日2005年2月-2006年...
スーパー戦隊シリーズ > 高速戦隊ターボレンジャー高速戦隊ターボレンジャージャンル特撮テレビドラマ放送時間土曜 18:00 - 18:25( - 第31話)金曜 17:30 - 17:55(第32話 ...
高梨 臨2-9.jpg生年月日1988年12月17日出身地日本・千葉県船橋市役柄白石茉子出演作品:侍戦隊シンケンジャー高梨 臨(たかなし りん)は、日本の俳優。目次1 概要2 出演作品2.1 スーパー...
高木 心平Shinpei Takagi.jpg生年月日1985年10月22日出身地日本・愛知県名古屋市役柄都築タクマ出演作品:非公認戦隊アキバレンジャー高木 心平(たかぎ しんぺい)は、日本の俳優。ス...
スーパー戦隊シリーズ > 騎士竜戦隊リュウソウジャーRyusoulger Logo.png騎士竜戦隊リュウソウジャー通算43話数48最初話{{{最初話}}}最後話{{{最後話}}}放映日2019年3月...
『騎士竜戦隊×魔進戦隊 リュウソウジャー&キラメイジャー スーパー戦隊MOVIEシアター2020』(きしりゅうせんたい ましんせんたい リュウソウジャーアンドキラメイジャー スーパーせんたいムービーシ...
飯豊 まりえファイル:Marie Iitoyo.jpg生年月日1998年1月5日出身地日本・千葉県役柄弥生・ウルシェード出演作品:獣電戦隊キョウリュウジャーファイル:Chế.jpg飯豊 まりえ(いいと...
飛田 展男Nobuo Tobita.jpg生年月日1959年11月6日出身地日本・茨城県水戸市役柄救星主のブラジラ出演作品:天装戦隊ゴセイジャー飛田 展男(とびた のぶお)は、日本の声優、ナレーター、...
天装戦隊ゴセイジャー > 宇宙虐滅軍団ウォースター > 韋駄天のヒドウ韋駄天のヒドウ韋駄天のヒドウ登場話:epic6 ブレイクアウト・ゴセイジャーエピックON THEムービー戦隊:天装戦隊ゴセイジャー...
スーパー戦隊シリーズ > 非公認戦隊アキバレンジャー シーズン痛Logo-akiba2 alpha.png非公認戦隊アキバレンジャー シーズン痛通算EX話数13最初話{{{最初話}}}最後話{{{最後...
スーパー戦隊シリーズ > 非公認戦隊アキバレンジャーLogo-akibaranger.png非公認戦隊アキバレンジャー通算EX話数13最初話{{{最初話}}}最後話{{{最後話}}}放映日2012年4...
非公認戦隊アキバレンジャー > アキバレンジャー > 青柳美月 Aoyagi Mizuki.jpgアキバブルー青柳美月性別:女戦隊:非公認戦隊アキバレンジャー色:ブルー出身地:地球(現実世界)初登場:...
忍者戦隊カクレンジャー > 先代カクレンジャー > 霧隠才蔵Kakuranger kirigakure.jpg霧隠 才蔵性別:男分類:先祖戦隊:忍者戦隊カクレンジャー出身地:地球/日本初登場:第1話 ...
スーパー戦隊シリーズ > 電子戦隊デンジマンファイル:250px-Denziman Title Card.jpg電子戦隊デンジマン通算4話数51最初話{{{最初話}}}最後話{{{最後話}}}放映日1...
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