一死満塁。打者がサードゴロを打った。三塁手は捕球し球を確保したグラブで三塁に触塁した。三塁塁審はアウトの判定。この間に三塁走者は本塁に達していた。その後本塁に走り込んで来た走者がおり、野手から捕手に送球され、捕手は本塁手前で走者にタッチ。球審はアウトの判定。ダブルプレイで3アウトと思った野手も走者もベンチに引き上げた。
しかし一塁塁審はバックネット前に球審を呼び「今の本塁でタッチアウトになった走者は三塁でアウトになった二塁走者ではないか?」と確認があった。事実であったため、アウトになった二塁走者による守備妨害を適用し、本塁に最も近い走者である一塁走者をアウトとし、三死で攻守交替とした。なお妨害前に本塁に達していた三塁走者の得点は認めた。
〇
アウトになった走者が、走り続けて送球を誘うのも妨害行為の一種である。
ルールブック:8-6項
12.アウトになった打者・打者走者・走者または得点をした直後の走者が、他に走者がいるときに守備側のプレイを妨害したとき。
<効果>
(1) ボールデッド。
(2) 本塁に最も近い走者がアウトになる。
(注) アウトになった走者が、走り続けて送球を誘うのも妨害行為の一種である。
ケースブック:8-6-32
Q:
一死一塁。打者がライトフェンス際まで飛ばすホームラン性の大飛球を放った。一塁走者はハーフウェイで打球の行方を見守り、一・二塁間の真ん中あたりにいたが、打者がそれを追い越してしまった。打者走者は、そのまま二塁を回って、送球が達する前に三塁に滑り込んだ。
その間に一塁走者は二塁に達していた。
A:
打者走者は、一塁走者を追い越した時点でアウトになる(この時点ではボールインプレイ)。すでにアウトになった打者走者が走り続けて送球を誘っているので、既にアウトになった打者走者による守備妨害である。ボールデッドで、本塁に最も近い走者である一塁走者もアウトになる。
三死で攻守交替。
<ルールブック>8-6項8、8-6項12<効果>12(注)

コメント
最新を表示する
NG表示方式
NGID一覧