四球の打者走者が一二塁間で止まる

ページ名:四球の打者走者が一二塁間で止まる

四球の打者走者が一塁触塁後、二塁方向にオーバーランして止まった。このとき投手はサークルの外。この後打者走者は二塁へ走り出したが、ふたたび二塁の手前で立ち止まった。このとき投手は球を保持しサークル内。その後あらためて打者走者は二塁へ走り出し到達。審判員は離塁アウトをとらなかった。






ルールブック:8-6項
14. 球を持った投手の両足がピッチャーズサークル内に入っているのに、走者が塁に触れていなかったとき。
〈効果〉
(1) ボールデッド。
(2) 走者アウト。
(注1) 投手が球を持って、ピッチャーズサークル内に入ったときは、塁を離れていた走者は、直ちに元の塁に戻るか、次の塁に進まなければならない。
(注2) 進塁中の走者はそのまま走塁を続けてよい。
(注3) 四球で一塁に向かうとき、打者走者は一塁に達する前、または一塁上に停止したのちに、突然走り出してはならない。
(注4) 次の場合、走者は離塁してもよい。
① 投手が球を手から離したり落としたりしたとき。
② 投手がピッチャーズサークル内から踏み出したり、外に出たとき。
③ 投手が走者に対して、野手としてのプレイ(偽投を含む)をしたとき。
④ 投手がアピールプレイをしようとして、球をピッチャーズサークルの外へ出したとき。


ケースブック:CASE 158
Q:プレイが一段落して、役手が返球を受け、ピッチャーズサークル内で球を手にしたとき、二塁走者は塁から離れていた。球を持った投手の両足がピッチャーズサークル内に入っていた。
(1) 二塁走者は、塁を離れたまま、かなり長い間、いずれの方向にも動こうとはしなかった。
(2)直ちに元の塁に戻った。
(3)直ちに次の塁に進んだ。
(4)直ちに次の塁に進み、一連の動作でそのまま進塁を続けた。
A:(1) 二塁走者はアウトである。
(2)~(4) 二塁走者はアウトではない。


審判委員会確認事項
●アウトを取らない理由

  • 動いていた打者走者、その後投手が球を保持しサークル内、二塁手前で止まっただけではアウトにしない
  • 止まってから直ちに二塁に動いたのでOK

●離塁アウトをとる場合の判断(ボールデッド)

  • 長く止まったとき
  • 止まってから、前に進塁するかと動いた(進塁する意思)が方向転換し戻ったとき
  • 止まってから、後ろに帰塁するかと動いた(帰塁する意思)が方向転換し進塁したとき
  • 上記を繰り返したとき(行ったり戻ったり)

整理すると時間順で、
①動いている
②サークル内に入る
③止まる
④次または元の塁へ進む
⑤止まる、または、方向転換する


※⑤の時点でアウトだが、「止まる」はある程度の長さは認める



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