乳がん
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【切除可能】
Sugiura T et al. J Hepatobiliary Pancreat Sci. 2023. PMID 37746781
・切除可能な膵臓がんに対するネオアジュバント治療;化学放射線療法(CRT)vs 化学療法(CT)
・第2相ランダム化試験、JASPAC 04
<結論>切除可能膵がんに対するネオアジュバント治療として、S-1併用化学放射線療法およびゲムシタビン+S-1による化学療法はいずれも有望な治療法。
・化学放射線療法群(CRT):S-1併用、50.4 Gy/28回
・化学療法群(CT):ゲムシタビン+S-1による化学療法2サイクル
・主要評価項目:2年無増悪生存率(PFS)
・2014年4月~2017年4月の期間に103例が登録、不適格1例を除外し、ITTとしてCRT群 51例、CT群 51例を解析した。
・2年無増悪生存率:CRT群 45%(90% CI 33-56%)、CT群 55%(43-66%)(NS)
・2年全生存率:CRT群 67%、CT群 73%(NS)
・白血球減少や好中球減少が化学療法群に多く認められた(SS)が、その他の有害事象および術後合併症は両群で同等であった。
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