＜後ろ向き研究＞
Gamez ME et al. Anticancer Res. 2017. PMID 28179317
・進行期頭頸部がんに対するQUAD SHOTレジメンによる化学療法併用の緩和照射
・後ろ向き研究、米国
＜結論＞治癒不能または再発した頭頸部がん患者において、化学療法を同時併用するQUAD SHOTは有効で忍容性も良好であった。
・対象：QUAD SHOTレジメンを用いた化学療法併用緩和的照射が行われた頭頸部がん21例
・主な（18例）併用化学療法レジメンはカルボプラチン（AUC 2）
・全例、1サイクル以上の照射が行われ、16例（76％）で3サイクルの照射を完遂した。
・患者の86％に客観的奏効が得られ、5例（24％）が完全奏効、13例（62％）が部分奏効。
・3サイクルの照射を完遂した患者では全例で症状の緩和が得られた。
・全生存期間（中央値）7ヶ月、無増悪生存期間（中央値）4ヶ月
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